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やりたいことを仕事にしたい女性必見!おすすめの転職例10選

「好きなことを仕事にしたい」と考えている方は多いのではないかと思いますが、同時にそれは難しいとも感じてしまっているのではないでしょうか。仕事というのは世の中のニーズに対して発生するものであり、自分が好きだからといって社会がそれを求めているとは限りません。

しかし、多くの人が後悔することの一つに「もっとやりたいことをやっておけば良かった」というものがあるそうです。人間というのは好きなことをやっている時に最もパワーを発揮し充実感を得られますので、その気持ちに蓋をしてしまうのは少々勿体無いと言えるのかもしれません。

もくじ

60代では半数近くがやりたいことを仕事にできたと実感!

上述した通り、やりたいことを仕事に繋げるのは難しいと考えている人も多いのではないかと思います。しかし、とある調査によると、全体の約3割の人が今現在好きなことを仕事にしていると答えており、中でも60代の方の好きなことを仕事にしている割合は約半数と非常に高い数字になっています。

その理由としては、60代の方が仕事を始めた1960〜70年代は自分で事業を営む人が今ほど珍しくなかったこと。そして、普通に就職した人でもその仕事を長年続けている内にいつの間にか好きになったこと等が挙げられています。

1970年代といえば日本の高度経済成長期真っ只中であり、その後はバブルが控えているため、比較的時代に恵まれていると言えるでしょう。しかし、現在もまた好景気と言われ有効求人倍率も改善の一途を辿っているため、再び好きなことを仕事にするための土台が整いつつあるのかもしれません。

やりたいことを仕事にする!女性におすすめの転職例10選

そのように、自分の好きなことを仕事にすることは必ずしも不可能というわけではなく、ある程度は自分次第ということになりそうです。人生と仕事は密接に関連していますので、良い人生を歩みたいのであれば自分に合った仕事を選ぶ必要があるでしょう。

上述した方のように、自分で事業を営まなくても今現在就いている仕事の中にやり甲斐を見出すこともできるかもしれません。しかし、昔と違って今はニーズの細分化により職業の種類が格段に増えていますので、自分がやりたいことを仕事にしやすくなっているという風潮もあるのではないでしょうか。

それでは、どのような人にどのような仕事が向いているのかを具体的に見ていきたいと思います。

パティシエ・ケーキ屋さんになってスイーツ作り

お菓子作りが好きな方はパティシエやケーキ屋さんになってスイーツ作りに携わるといった道はいかがでしょうか。スイーツには非常に繊細な味と見た目が要求されますので、女性特有の細やかさが活かせる職種であると言えるでしょう。

パティシエになるためには製菓専門学校や調理師専門学校で学ぶという道もありますが、未経験で現場に飛び込むことも可能です。パティシエになるには必ずしも資格が必要というわけではありませんので、最初からお店等で修行を積むのも良いかもしれません。

しかし、パティシエの世界は良くも悪くも実力主義と言われていますので、業務時間外であっても積極的に学んでいく姿勢が求められるでしょう。また、最近ではパティシエのネームバリューが大きな価値を持つようになっていますので、どのように自分の価値を上げるかという部分も合わせて考えたいところです。

フラワーアレンジメント講師・花が好きな女性に最適

花が好きな方はフラワーアレンジメント講師という道もお薦めです。フラワーアレンジメントは専用のスポンジにお花を活けるというものですので、花束と違い相手に送りやすいという特徴を持っています。

そのため、自分でフラワーアレンジメントを行いたいという人も多く、フラワーアレンジメント講師はそのニーズに応えた職業と言えるのではないでしょうか。フラワーアレンジメントは作業自体はそれ程難しいわけではありませんが、花に対する知識や色彩感覚、センス等が問われます。

それに加え、講師である以上生徒に分かりやすく説明する能力も要求されますので、求められるものは少々多いかもしれません。ですが、講師としてある程度の地位を確立することができれば様々な道が開く可能性もありますので、花が好きな方にとってはやり甲斐のある仕事と言えそうです。

トリマー・動物に囲まれて仕事がしたい人に

動物が好きな方はトリマーという仕事を視野に入れても良いかもしれません。トリマーは飼い主から依頼を受けてペットの毛並みを整えたり、簡単な健康面のチェックを行う仕事です。

依頼主から家族同然のペットを預かるわけですので大きな責任を伴いますが、その分しっかりとお手入れをしてあげれば飼い主から大いに感謝されることでしょう。それに加え、基本的には動物に囲まれて仕事を行うことになりますので、動物好きな方にはピッタリの仕事と言えるのではないでしょうか。

トリマーになるために特別な資格は不要ですが、実務として覚えなければならないことが大変多いため、まずは専門学校等で学ぶのが一般的です。その後、動物病院やペットショップ等に就職し、実務を開始することになります。

英会話講師・留学経験をいかして英語を教える

もし英語を日常会話レベルで話すことができたり、海外への留学経験があるという方は英会話講師という仕事はいかがでしょうか。今は子供に英語を学ばせたいという家庭も多く、グローバル社会の拡大によってニーズが伸びている職種と言えるでしょう。

そのため現在でも需要が大きく、今後は更に拡大することが予想されますので、誰かに英語を教えるのが好きという方にとっては天職になるかもしれません。仕事というのは世の中のニーズがないと成り立たないということを先程述べましたが、語学に関しては比較的その心配は少ないのではないでしょうか。

英会話講師になるためには必ずしも資格は必要ありませんが、自身の英語力を証明するもの(留学経験等)が求められます。また、講師として採用された後も英語力や指導力をしっかりと磨き続ける必要があるでしょう。

エアロビクスインストラクター・趣味を仕事にする

体を動かすのが好きという方はエアロビインストラクターという選択肢もあるのではないでしょうか。エアロビインストラクターはスポーツジム等で開かれているエアロビプログラムを生徒が適切に行うことができるよう指導する仕事です。

エアロビインストラクターには、生徒がどのようなレベルであっても安全にエアロビクスを行えるようサポートする力が求められます。そのため、エアロビを含めた運動学全般に対する知識や臨機応変な対応力、コミュニケーション能力が要求されるでしょう。

エアロビインストラクターになるための必須資格はありませんが、インストラクター資格を取得するのが通例となっています。そのため、まずは資格取得のプログラムを受講し、無事資格取得した後に就職という形になるでしょう。

ライター・文章を書くことで収入が得られる

文章を書くことが好きな方にはライターもお薦めです。ライターとは、クライアントからの要望に基いて様々な文章を作成し、その対価として報酬を得る仕事です。

そのため、案件によっては深い知識が必要となるものもありますが、自分の得意なジャンルを選ぶことで業務の能率を上げることができます。ライターという仕事はジャンルやクライアント、媒体の幅が非常に広いため、一つ一つの選択が重要になってきます。

一例として、雑誌への文章の寄稿やWebメディアへの記事作成といったものが挙げられるでしょう。それぞれに求められるものが異なりますので、クライアントの要望に基いて適切かつ読者が読んでためになる文章を作成する能力が求められます。

ライターになるには特別な資格は必要なく、今はクラウドソーシングサイト等で誰でも気軽に仕事を受けられる土壌が整っています。そのため、まずは軽い気持ちでチャレンジし、どのようなやり方が自分に向いているのかを探っていくのが良いのではないでしょうか。

アパレルショップの店員・一日中服と鏡に囲まれた仕事

服が好きな方にとってはアパレルショップの店員という道も視野に入れても良いかもしれません。アパレルショップの店員と一口に言ってもその態様には様々なものがあり、どこに勤めるかによっても仕事内容は全く異なってくるでしょう。

そのため、まずは自分の好きなブランドのお店を検討するのが良いのではないかと思います。自分が好きなブランドであればプロモーションや販売にも熱が入りますし、何より好きなブランドの服を着て勤務できるのはアパレルショップならではの待遇と言えるのではないでしょうか。

アパレルショップの店員になるためには特別な資格は必要なく、求人を出している企業や店舗に応募するといった形になるでしょう。アルバイトからスタートすることも可能であり、比較的入りやすい業種と言えるかもしれません。

ベーカー・パン屋さんで焼き立てのパンを焼く

ベーカーとしてパン屋さんで焼き立てのパンを焼くというのもまた憧れの職業の一つになるのではないでしょうか。ベーカーは街角のパン屋さんやホテル、飲食店等でとにかく延々とパンを焼き、お客さんに提供するといった仕事になります。

また、パンという食品の性質上その労働時間も長くなりやすいため、パンを焼くことに喜びを見出だせない人には厳しい職業になるかもしれません。しかし、自分が焼いたパンを食べたお客さんが「美味しい」と感じてくれることはパン職人にとって何よりの喜びになるのではないでしょうか。

ベーカーになるためには、専門学校等で学ぶという方法もありますが、いきなり現場に飛び込むことも可能です。しかし、その場合は手とり足とり教えてもらえるわけではありませんので、自ら積極的に学ぼうとする姿勢が大切になるでしょう。

添乗員・世界中を飛び周って旅行できる仕事

旅行が好きな方、色々な場所に行くのが好きな方にとっては旅行会社の添乗員もお薦めの仕事です。添乗員は様々なトラベルツアーに同行し、ツアー客が旅先で快適過ごすことができるよう全般的なサポートを行う仕事です。

そのため、旅行先の各スポットに対する深い知識や急なトラブルに対する咄嗟の対応力が求められるでしょう。特に海外は日本ほど安全ではない場所も多いため、いざという時にはツアー客の安全を考え適切な判断を下すことが求められます。

添乗員になるには旅行会社に就職、若しくは派遣会社に登録するといった方法があり、その後「旅程管理主任者」という資格を取得するのが一般的です。その他にも、例えば海外旅行の添乗員を希望するのであれば語学の習得等が必要となるでしょう。

料理研究家・大好きな料理が仕事につながる

料理が好きな人にとっては料理研究家という仕事も視野に入れることができるかもしれません。料理研究家とは、文字通り料理を研究する仕事になるのですが、その仕事の幅は広く、企業と商品を共同開発したり料理教室の講師になる等が一例として挙げられます。

料理研究家には料理に対するあくなき情熱と知見が求められますので、日々研究と研鑽を繰り返すことになるでしょう。そして様々なテーマに沿ったオリジナルレシピを開発し、それを発信していくことで自分で自分の価値を高めることができる非常にやり甲斐のある仕事です。

料理研究家になるためには特別な資格は必要なく、また職業として確立されているわけでもないため、自称すれば今日からでもなることが可能です。それを仕事としてお金に繋げるためには様々な工夫が必要になりますが、とにかく料理に対する知見と発信力を鍛える必要があるでしょう。

仕事が生活のためではなくやりたいことになる人生

様々な分野の仕事を紹介させて頂きましたが、上述したもの以外にも自分が好きなことを仕事に繋げられる道は多々存在します。好きなことを仕事にすることで人生にハリを出すことができ、仕事を生き甲斐に繋げられる可能性もあるでしょう。

昔と違い今は社会に様々なニーズが存在していますので、好きなことを仕事に繋げることもそれほど難しくはないかもしれません。しかし、実際に仕事に就いた後で嫌なことや辛いことを経験し、理想とのギャップに苦しむこともあるかと思います。

ですが、それはどのような仕事でも起こり得ることですので、どうせなら自分が好きで選んだ道で苦労した方が後悔も少なくなるのではないでしょうか。生活のための仕事ではなく、やりたい仕事を選択することで人生により深い価値を見出すこともできそうです。

まとめ

世の多くの女性は、やりたいことを仕事にするためにタイミングを見て転職したいと考えているそうです。「好きなことを仕事にしたい」という思いは男女問わず共通の思いであり、それ故好きなことを仕事にしている人はそれだけで憧れの対象になるのでしょう。

上述した通り、いくら好きな仕事とはいえ嫌なことや辛いことを避けることはできません。しかし、自分が好きなことだからこそ耐えられるという部分もあり、それを乗り越え自己成長したいという思いはやはり好きだからこそ生まれるのではないでしょうか。

与えられている時間を巻き戻すことはできず、全ての人の人生は一生に一度限りのものになります。ですので、やりたいことに臆せず挑戦し、仕事を生き甲斐にしようと努めるのも後悔のない人生を送るために検討すべきことなのかもしれません。

 

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