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仕事で何がしたいかわからない、やりがいがない…でも問題はないワケ

どんな仕事が自分にあっているのか。したいことしろって言うけど、何がしたいかわからない。

こうした人はたくさんいるんじゃないでしょうか。というより、人間である以上、みんなそうかもしれませんね。誰でも、ある意味「天職」を探して生きているといっても過言ではありません。

なかには、早い段階で自分の仕事を見つけてイキイキと活躍されている方もいらっしゃいます。野球のイチローさんやサッカーの本田さん。では、どうしたらそんな風に「自分にあった」仕事を見つけることができるのでしょうか。それは「誰でもできる」ことなんでしょうか。それとも、特別な人、才能のある人、運のある人だけが許されていることなんでしょうか。

キーワードは「いい気分で働ける」こと。それでは具体的な方法をより詳しく見ていきましょう!

何がしたいかわらない自分にぴったりあった仕事を探す方法ってあるの?

音楽で生活したい、漫才師になりたい、俳優や漫画家になりたいと、小さい頃はいろいろなりたいものがあるものです。

今はどうでしょうか。

「どんな仕事につきたい?」と聞かれても、「漫画家になりたい!」とは言えないのではないでしょうか。それはなぜでしょう?「そんなの無理だと決まっている」「できるわけがない」、そんな理由でしょうか。

本人がそう思っているなら、確かにそれは無理でしょう。ただし、その昔なりたかったものには、自分にあった仕事のヒントが隠されていると思いませんか?たとえば、「昔は漫画家になりたかったけど、大人になって、もっと身体を使う仕事がしたくなった」という理由なら、違うかもしれません。でも「できるわけがない」という理由には、「やりたいけど」がつくはずです。「やりたいけどできるわけがない」と。それならば、漫画家のなにかに、今も惹かれているのは間違いがないということですよね。それは自分にあった仕事を探すヒントになるはずです。

具体的に「これがしたい!」とはっきりしている必要はない

実際、「これがしたい!」とはっきりしているなら、探す必要なんてありません。具体的なものがないから探しているんですよね。では、どうやって探すか。まずは、小さいころ何がしたかったかを思い出してみることです。

子どものころは漫画家になりたかった。でも、いつからか「できるわけがない」とあきらめていた。そうした場合、それは、「今も変わらずやりたい」ことなのかどうかがポイントです。子どものころから、ずっとやりたいと思っていたこと。「できるわけない」と、あきらめてもあきらめても、心のどこかで残っているもの。それが自分にあった仕事のヒントです。

はじめは「できるわけがない」ことで大丈夫

「そんなこと言っても、それはできるわけがない」とまた、心の奥にしまわないでください。「できるできない」は、今は関係がありません。「したいかしたくないか」が問題です。

たとえば、子どものころでないにしても、「できるわけがないけど本当はこういう仕事がしたい」というものがあれば、それがヒントになります。そして、「そんなの無理だから」とずっと自分に嘘をついてあきらめてきたものなのに、言われてみるとすぐに出てきたというものは、自分にあった仕事のヒントになる可能性が大きいのです。

ここでもう一度整理しましょう。まず、「できるわけがなくてもいいから、したい仕事はないか」。見つかった人は、「それは、あきらめてもあきらめても、あきらめきれないものか」。見つからない人は「子どものころ、なりたかった仕事で、できるわけがないとあきらめていた仕事はないか」「それはあきらめてもあきらめても、あきらめきれないものか」。これをじっくりと探してほしいなと思います。必ず一つくらいは見つかるはずです。

天職は向こうからやってくる。それを受けとめるのは自分次第。

じっくり探すと、できるわけがないけどしたい仕事、あきらめきれない仕事というのが誰でも一つくらいは出てくるものです。野球選手だったり、小説家だったり、アイドルだったり、今さら無理な仕事だったりするので、「できるわけない」と再確認することでしょう。ただし、この仕事ができなくても、そこから自分にあった仕事を探すことはできるんじゃないでしょうか。

たとえば、「野球選手になりたかった」という人の場合、野球選手は無理でも、野球に関わる仕事は無限にあるはずですよね。草野球の監督でも、球場のスタッフでも、スポーツ用品を扱う店でも製造でも、スポーツトレーナーでも、いろいろあります。さらに、今ならYouTuberやアフィリエイトという選択肢もあります。大好きな野球の話をブログに書き、広告収入で生計を立てるということも、不可能ではないわけです。

現代日本なら、工夫次第で何でも仕事になります。ただし、これは自分次第。「そんなこと私には無理」とか「野球選手にまつわる仕事って、そんな一杯ないでしょう?」ってあきらめるならそれまで。あきらめきれないでずっと「やりたい」って思っていたのに、ここでまたあきらめて、したくない仕事を一生続けるのも人生。「そうか! 野球に関する仕事は選手以外にもある!」と思って徹底的に探すのも人生ってことです。結局自分次第なんですね。

精神論はいいから、現実的、具体的な方法ないの?!

「いや、そんなこと言ってる場合じゃないんです! 早く次の仕事見つけないと生活できないし、今度こそ自分にあった仕事がしたんです!」そういう人もいるでしょう。ただ、「何がしたいかなんて関係ない。したい仕事をできる人なんてほとんどいないんだ。仕事があるだけましだと思って、一生懸命働け!」という意見には賛成できません。

なぜなら、ほかの人がしたくない仕事をしているからと言って、自分もそうである必要は全くないからです。したくない仕事で世の中の役に立てることはほとんどありません。したくない仕事で世の中の役に立てる人なら、したい仕事であればもっともっと役に立てるはずだからです。

そういう二つの理由から、「したくない仕事」を無理にする必要は全くないと思います。では、どうすればいいか。人生というのは、「自分の意志ですべてが決まるわけではない」ことも確かなんです。

自分が「この仕事がしたい」と思って始めた仕事でも、やっているうちに違和感を感じてきて、ついに退職し、なんとなく始めた次のバイトが自分にピッタリ合っていて大成功するというようなことも、世の中にはたくさんあるんですね。

目の前の仕事に一生懸命打ち込むことが道を拓くこともある

そういった理由から、まずは今やっている仕事を精一杯頑張るということが大切です。これから仕事を選ぶ人でも、自分に合った仕事を探すのは大切ですが、結局は就職したところで精一杯働くことです。一生懸命働いている人間は、必ず誰かが見ています。上司であったり、お客様であったり、親であったり、いろいろなところで、いろいろな人がそれを見ています。そして、いい時期に「君、うちで働かないか」などと声がかかることもあるのです。

一生懸命働いているうちに仕事が楽しくなってくることもあります。そこから資格を取って昇進していったり、起業して独立したりということもあるのです。目の前の仕事を一生懸命こなしていると、そうしたチャンスが必ず来ます。あとはそのチャンスをしっかりものにすることです。

精神論のない具体案はその場しのぎに過ぎない

具体的な行動というのは、とても確実です。目標を持って計画を立て、具体的にこなしていくというのは、物事を進めていくうえでは本当に確実であるといえます。ただ、そこに「なんのため」という精神論がないと、ブレてくるのは間違いのない事なんです。また、「なんのため」にやっているのかがわかれば、計画を変更してもっと効率よくすることもできますが、「なんのため」にやっているのかがわからなければ、そうしたことはできません。

物事をすすめていくうえで、「なんのため」というのはとても大切です。「何がしたいかわからない」「自分にあった仕事がわからない」といった場合でいえば、「自分がもっとも輝ける仕事はなにか」「自分がもっとも役に立てる仕事はなにか」ということが「なんのため」にあたるでしょう。自分がもっと世の中の役に立つには、どんな仕事をすればいいのか。自分がもっとも輝くため、自分がもっとも役に立つために仕事を探しているのです。だから、あきらめきれない仕事がいいのです。そこには情熱があるからです。これをしっかりと考えて仕事を探すことですし、今の仕事にも打ち込むべきでしょう。

まとめ

ここまで、自分にあった仕事を探すための方法をいろんな角度から見てきました。ただ、実はもっと簡単に見つけることができるんです。それはその仕事をしていて「気分がいいかどうか」です。どんな仕事なら気分がいいかを考えて探してみてください。いい気分はいい気分を引き寄せます。

いい気分で仕事していると、周りもいい気分の人が集まってきます。仕事もうまくいくようになり、お客様もいい気分。みんながいい気分でいられるのです。「いい気分で仕事ができる」それがあなたにあった仕事です。

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