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自暴自棄になった時の対処法3つ!落ち着くときはこうして訪れる!

悪いことは重なるもので、仕事や恋愛で起きる絶望が次々と舞い込んでくることがあります。仕事の離職を迫られたり、結婚を考えていた恋人から別れを切り出されたりと、人生には「まさか」が突然訪れます。

ショッキングな事件が自分に起こると、思考がネガティブになって自暴自棄になることもあるでしょう。

健康を害すような食事、本当は求めていない交友など、どうにでもなれ!とばかりに暴走してしまうことも。そんな人生の困難に直面した時、どうしたら軌道修正して立ち直ることができるのでしょうか。

今回は、自暴自棄になった時にやってほしい3つの対処法と、この出来事をどうやって今後の人生につなげていけばいいのか、解説していきます。

もくじ

自暴自棄になっている時には「抜けだそう」と頑張らないことが大事!

自暴自棄になっている状況下では、「今のままではいけない!抜け出さなくてはいけない!」という義務感が心の中にあると思います。しかしこの考え方だと、思うようにいかない焦りと相まって、またうまく行かないと落ち込んでしまいます。悪いことに、ますます自暴自棄が加速するのです。

こうして自分を制限しようとすれば、その制限に嫌気がさし、破ってまた失敗するというループになります。そういった時には、あえて抜けだそうと頑張らないのも1つのテクニックだと覚えておいてください。

頑張ろうとしなければ、できなかったことに悔やんでストレスも生まれません。今は、大きすぎる荷物を、1人で背負わされている状態なのです。自暴自棄から抜けだす・抜けださないは置いておいて、まずはこの状況を受け入れ、自分を許すところがスタートだと思ってください。

自暴自棄になっている時に取り組みたい3つの対処法とは?

自暴自棄の真っただ中にいると、目の前の現実をどうにかして修正しないと!という義務感から、自分をないがしろにしてしまいがち。でも、一番に考えてほしいのが、自分の状態です。自暴自棄になっている時ほど、自分への注目度は低下しているでしょう。

自暴自棄の時は、自分を労わることができる、「泣く・考える・やる」の3つを実践してみましょう。抜けだすヒントは、どんな時も自分自身の中にあります。そのためにも、まずはこの3つを真摯に取り組んでください。

泣いてストレス成分を外に出し切る

自暴自棄になっている時の脳は、ストレスで飽和状態となっています。このストレスを流しだす手段として、泣くことは大いに役立つことをご存知でしたでしょうか。

涙は、自律神経のうちの交感神経に大きく結びついています。交感神経は、ストレスで上昇する神経です。ストレスで交感神経が刺激されると、まぶたの奥にある涙腺に刺激が届くので、涙が流れてきます。

驚きなのが、感情の高ぶりによって泣くと、プロラクチン・コルチゾールなどのストレス成分が涙に溶け込んで、体外に流してくれるということです。あえて泣く習慣を作る「涙活」を実施している人もいますが、全てはストレスを洗い流すためにあります。

「こんなことで泣くなんて」「泣くなんてみっともない」と思う必要はありません。泣ける場所を確保して、思いっきり泣き叫んでも良いですし、ツーッと涙を流しても良いです。自暴自棄を自覚したのであれば、まずは泣いてみるとサッパリします。

今の不幸が何のために起こったのかを考えてみる

泣いてサッパリした後は、どうして今の状況に自分が遭遇したのか、考えてみる時間を持ちましょう。自暴自棄になってしまう傾向がある人の特徴としては、物事をネガティブにとらえ、「全部自分がダメだからこうなってしまった」と考えてしまいがちです。

確かに自分の至らなさで、そういった結果を招いてしまった場合もあるでしょう。しかし、コントロール不可能な出来事だって、世の中にはゴロゴロ転がっています。今の不幸が起こったのは自己責任とは捉えず、何か意味のある出来事だったと考え方を転換させてみましょう。

例えば、今の仕事で退職を余儀なくされた時には、「もっと待遇が良い場所に移るキッカケになりそう」「本当にやりたいことにチャレンジして向き合うタイミングなのかな」などと、これから先の幸せのために必要な試練だったと捉える方法もあります。

自分の考え方次第で見える景色も変わってきますから、自暴自棄になっている今こそ、実施してもらいたい考えです。

温かい食事や入浴・睡眠などの日常を意識的に取り組む

そして常に、自分の身体を大切にするアクションを起こしてください。例えば温かい食事です。温かいスープを飲むと、ホッとしますよね。私たちにリラックスを与えてくれます。

私たちは、私たちが食べたものでできていますので、不摂生な食生活ではしっぺ返しもくらいます。もし自暴自棄で食事量のタガが外れる、または食べ物がのどを通らない状況にあるのでしたら、まずは温かいスープを飲み、リラックスするところから始めてみてください。

人が健康に生きていくために必要な、食事、入浴、睡眠を意識的にすると、身体が整ってきます。シャワーで済ませずに湯船に浸かればリフレッシュとなります。気持ちの不安定さから眠れる気がしなくても、ベッドで横になれば身体は休まります。泣くと疲れるので、眠りの導入剤としてもおすすめです。

ちゃんと自分を大事にすれば、不思議と心も落ち着きを取り戻しますので、回復の手助けとなるでしょう。

自暴自棄から抜け出せるタイミングとは?

自暴自棄に陥っている時は、周りが真っ暗で、抜けだせない迷路のように感じてしまうものです。自分を責め、周りを憎む。抱えられない荷物が突然に降ってきたわけですから、そんな状態になってしまうのは仕方のないことです。

そんな自暴自棄状態から抜け出す瞬間というのは、自分の内なる問題ですから、目で見て分かるものではありません。だからこそ苦しく、もがき続けるわけです。人によって抜けだせた瞬間は違いますが、例として2つご紹介いたします。

ある時突然、我に返る時がくる

もうダメ、もう無理、自分なんて。こんな自己否定の日々が続く自暴自棄期間。しかし、ある日突然、立ち上がる気力が沸き上がる人もいます。これが、我に返って脱した人の例です。

これは、十分にエネルギーがたまっている人だけに訪れる瞬間です。エネルギーが自分自身を奮い立たせてくれて、行動するように背中を押してくれるのです。

このエネルギーを作ってくれるのが、上記3つの対処法と言っても良いでしょう。この瞬間が自分に訪れてくれたら、あとはこっちのものです。自分の行動力にまかせて、乗り切ることができます。

ある時突然「バカらしい」と考えられるようになる

試合や発表会で緊張してガチガチでも、1つミスをしてしまえば「笑えてきた」と言って、後のプレイが絶好調になることがあります。この開き直りの瞬間が、自暴自棄中に来てくれたら最強です。

色々とトラブルもあったが、どうして自分がここまで落ちこまなきゃいけないのか、時間の無駄でバカらしい!といったう開き直りがあれば、自暴自棄状態の抜けだしにつながります。

どんな逆境でも自暴自棄に陥らない人・回復が上手な人は、この開き直りが得意なんですよね。バカバカしい、じゃあ次は何をする?というように、考えをとんとん拍子で転換するスピードが速いのです。

自暴自棄になるのは「あるはず」のものが無くなった時

自暴自棄に陥ってしまう原因は、そこ「あって当然」だったものが、突然なくなってしまった時です。人は、失った時の痛みを強く感じる傾向があります。元々あったものがなくなってしまった時、そのモノの価値を実際よりも多く見積もって悔やむので、より辛さが増すのです。

しかし、無くなってしまったものを「自分には要らないもの」だという考えを持てば、苦しさから解放されます。そして、なくしたものと引き換えに、得るものは沢山あるのです。

もちろん、もっと良い仕事、もっと良い恋人が単純に「得るもの」に該当しますが、もっと価値のあるものが手に入っていることに気づいてください。それは、逆境から立ち上がった自分です。次に何があっても、受け止めて見せる!そして成長してみせる!というように、強い心が手に入れられるのです。

強い心、自信を持っている人は、周りに優しくできる人あります。痛みを知っている分、相手の気持ちを考えらえるようになり、器が広くなるはずです。そんな人はきっと、人から求められる人になっているはずです。

まとめ

自暴自棄から抜け出すための3つの対処法をお伝えしてきました。泣いて、考えて、そして身体のためになることをしていれば、必ず光は見えてきます。辛さや苦しさがあってこそ、幸せの大きさも感じることができます。

自暴自棄から脱却し、次の一歩を踏み出すまでにかかる時間は人それぞれです。私は時間がかかりすぎている?などと、周囲の視線と常識を気にする必要はありません。自分自身と向き合う良いタイミングでもありますから、今後の人生を考えるキッカケにしていきましょう。

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