あなたの会社には、周囲から一目置かれている“頼られる人”はいませんか?部下や後輩だけではなく、上司や先輩からも好かれて信頼されている人がいると思います。
あなたは「自分も一生懸命仕事をしているのに、なぜか周りから信頼されない」と悩むことはないでしょうか?仮に周囲から信頼されたら、あなた自身の仕事に良い影響を及ぼすでしょう。
そこで今回は、仕事上で頼られる人の特徴や周囲との信頼関係を築くための方法をまとめていきます。
もくじ
職場で頼られる人になりたい!信頼される人の特徴は?
職場で頼られる人というのは、仕事上で周囲から信頼される人と言っていいでしょう。ですので、周囲から頼られるためには「信頼されるための立ち居振る舞い」に日頃から気をつける必要があります。
まずは、頼られる人が自然としている立ち居振る舞いについて知るところから始めましょう。その立ち居振る舞いを自分のものにできれば、あなたも“頼られる人”に近づけるはずです。
では、ここからは周囲から信頼され頼られる人の特徴を紹介していきます。
人の気持ちを理解する!相手の立場に立つこと
人から頼られる人とは、相手の気持ちを理解して尊重している人とも言えます。できる限り相手の気持ちを理解する努力をして、周囲の人と協力して仕事を進めるようにしましょう。
あなたは仕事をしていて、ついつい自分の事情や考えを優先して行動していませんか?もちろん、自分の考えを持つことは大切ですが、常にそれを相手に押し付けていれば相手から信頼されることはありません。
仕事とは、どんな場合でも相手がいるものですので、相手の気持ちを考える習慣をつけてください。
また、周囲から頼られている人は、自分だけではなく人のために動けるのも特徴です。周囲の人が困っているときは率先して手を貸して、自分が困ったら正直に助けを求め、相手と良い信頼関係を築けるようにしてください。
しっかりとした軸がある!冷静に物事を判断できる
仕事において、頼られる人は常に冷静であり、何事に対しても“冷静”に判断します。あなた自身も仕事に対する“軸”を持ち、冷静かつ大胆に仕事へ取り組めるようにしましょう。
“仕事の軸”と聞くと「何をすればいいのかわからない」と感じると思いますが、ひと言で言うならば「多くの経験・知識を得て、自分に自信を持つ」と言えます。
とはいえ、無理に堂々とした態度を取ってしまうと「あの人は見栄っ張りだ」と、周囲に嫌な印象を与えてしまう可能性があります。そうならないためにも、まずは自分自身を高める努力をすることがおすすめです。
そのためにも、失敗を恐れずに多くの経験をして、幅広い知識を得るようにしましょう。この意識を続けていれば、経験と知識に基づいた自信が自然に持てるようになるはずです。
自分に自信を持っている!ありのままの自分をさらけ出す
先ほどお伝えした通り、自分に自信を持つことは周囲から頼られる人になるために必要な条件です。自分に自信を持つことで、自然体で周囲と接するようにしましょう。
あなたは、職場で自分自身をさらけ出しているでしょうか?友人関係でも同じことですが、自分の殻に閉じこもっている人が信頼されることはありません。
自分をさらけ出すことは、職場で頼られる人になるためにはもちろん、あなた自身の生きやすさにも関わることです。自分自身のためにも、改めて自信を持つ努力をすることが必要です。
自分に対する自信は、あなたの態度や印象を左右します。もし自分に自信がなければ、仕事中もオドオドした印象を周囲に与えるので、“頼られる人”から遠ざかってしまうでしょう。
ポジティブ思考が強い!ネガティブ思考は周囲にうつる
あなたは、仕事においてポジティブな人とネガティブな人のどちらと関わりたいと感じますか?おそらく答えは“ポジティブな人”だと思います。そして、仕事上で頼られる人は例外なく“ポジティブな人”です。
人というのは、ポジティブな人に惹かれるもの。それは、仕事であろうがプライベートであろうが変わりません。できる限り弱音を吐かずに明るく振る舞い、人の悩みを聞けるくらいの余裕を持つことが必要です。
また、仕事に対するポジティブ思考は自身の向上心にもつながるでしょう。この向上心は自身の成長につながるうえに、周囲へも良い影響を与えます。
ただ、すべてのことに対してポジティブに向き合うのは難しいのも事実。まずはネガティブを周囲に振りまくことだけは避け、意識を徐々に変えていきましょう。
頼られる人の方法とは?信頼関係をうまく築くコツ
職場で頼られる人には、共通して持っている特徴があります。まずはその特徴を知り、自分自身の習慣へと落とし込んでいきましょう。
では、頼られる人の特徴を自分の習慣へ落とし込むには何をすればいいのでしょうか?そこでここからは、「職場で頼られる人になりたい」と悩む人が知るべき“コツ”について紹介していきます。
もちろん、ここでのコツを実行すればすぐに周囲から信頼されるわけではありません。しかし、このコツを普段の仕事から意識することで、少しずつ周囲との良い信頼関係が築けすはずです。
人の気持ちを尊重する!他人をないがしろにするのは厳禁
周囲の人から頼られて信頼される人になるためには、まず相手の気持ちに寄り添う必要があります。そのうえで相手を尊重する気持ちを持ちながら、人と接することが大切です。
くり返しますが、仕事では何事においても常に相手が存在します。その相手を尊重しなければ良い仕事はできませんし、相手から頼られることもないでしょう。周囲から頼られるためには、周囲との良い人間関係の構築は必要不可欠です。
相手の気持ちを理解する方法としては、
- 相手の立場で物事を考えてみる
- 相手がしている仕事の状況を把握する
- 普段からコミュニケーションを取る
- などが挙げられます。当たり前ですが、相手の気持ちをすぐに読み取るのは不可能なことです。日頃から相手のことを見て、時間をかけて理解する意識が必要になります。
自信を持つ努力をする!仕事とプライベートの充実を
自分に自信を持っているか否かは、自分自身の態度や印象を左右します。人から頼られるためには、自分に自信を持つことは必要不可欠です。あなた自身も、自信がなくオドオドした態度の人に「困ったから相談しよう」と思うことはないでしょう。
自分に自信を持つためには、まず「自分自身を理解すること」が大切です。自分の良い点と悪い点を知り、良い点を認識できて悪い点を改善しようと努力ができます。
これを続けていれば、いずれ自分に自信が持てるようになり、自然と周囲から頼られるようになるでしょう。
また、仕事だけではなくプライベートも充実させることもおすすめです。自分の趣味や人間関係を充実させて、自分に自信を持てる環境作りをしていきましょう。
ネガティブを振りまかない!悪口はもちろんダメ
くり返しになりますが、ネガティブ思考は周囲にも悪い影響を及ぼします。頼られる人になるには、ネガティブ思考を振りまかず、できる限りポジティブに仕事と向き合うことが必要です。
ポジティブ思考になるコツとして、
- “失敗は成功のもと”と考える
- 自分に自身を持つ
- 「でも」「だって」と言うのをやめる
- 成功した後の自分を想像する
- 物事と冷静かつシンプルに向きあうもちろん、急に仕事に対してポジティブ思考に切り替えるというのは難しいことになります。ですので、まずはネガティブ思考を減らしてゆき、徐々にポジティブ思考に切り替えていきましょう。
- などが挙げられます。この意識を継続することで、ポジティブ思考の“基礎”があなたのなかで形成されていくはずです。
頼られる人になるには「日頃の積み重ね」が大切
ここまで、職場で頼られる人の特徴や周囲と良い人間関係を築くコツを紹介しました。普段の仕事から意識をすることで、徐々に周囲からの反応も変わっていくはずです。
しかし、大前提として知るべきなのは、人から信頼されるというのは「一朝一夕にできることではない」ということ。人からの信頼を得るために必要なのは、あくまで“日々の積み重ね”です。
ですので、意識し始めた頃は「頑張っているのに結果が出ない」と悩むタイミングがあると思います。しかし、そこで踏ん張れるか否かが、今後の職場における自身の立場を決めるでしょう。
できる限り焦らず気負わずに、「周囲から頼られる人になるには時間がかかる」という前提を理解しつつ、自分のペースで努力してみてください。
まとめ
職場において、周囲の人から頼られる人になるためには“日々の行動”が重要になります。日々の行動を見直して、少しずつ時間をかけて頼られる人になっていきましょう。
「自分は頑張っているのに、なかなか結果が出ない」と悩むことがあるかもしれません。しかし大前提として、人から信頼されるというのは本当に時間が必要なことだと理解しておきましょう。
できる限り焦らずに自分のペースで継続していけば、徐々に周囲から頼られる人になれるはずです。
周囲から頼られる人になることは、自身の成長にもつながり、自分の仕事においても良い影響を与えることでもあります。もちろん相応の忍耐力が必要になりますが、あなた自身のためにも日頃から意識して取り組むようにしましょう。