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プレゼンは練習命!人を引き込むプレゼン力を身に着けよう!

社会人になると学生時代にはなかった「人前でしゃべる」という壁に当たります。どんな職業でも人と会話して交渉する機会がありますからプレゼン能力が高いに越したことはないのですが、人前でしゃべるのはそう簡単ではありません。

やってみると分かりますが、プレゼンは決して楽な仕事ではないのです。入社数年目で「プレゼン」と言う仕事に悩む人も多いでしょう。

しかもプレゼン方法を丁寧に教えてくれる優しい先輩がいるとは限りません。人前できちんと伝わるプレゼンテーションをするためには、自ら技を身に着け、練習していく必要があるのです。

最初は練習のやり方すら分からないと思いますが、やっていけば徐々に身についてきます。最初のプレゼンを乗り切るために、まずは効果的な練習方法を知っておきましょう。

もくじ

プレゼン上達のカギは苦手意識を捨てること!

日本人は一般的に人とディスカッションする機会がそれほど多くなく、外国の人に比べれば自分の意見をそのまま口に出すことに抵抗がある人のほうが多いはずです。

人前で話す機会や発表する機会にも恵まれているとは言えません。学生時代に「プレゼンテーション」を体験している人のほうが少ないのです。

そのため、社会に出てから「プレゼンができない」「プレゼンのやり方が分からない」と悩んでしまうのも当然といえます。会社では丁寧にプレゼン方法を教えてくれるわけではなく、人のやり方を見て自分でやる、という職人的な姿勢まで求められることが多いはずです。

こういった環境こそがプレゼンが苦手な人を生んでしまうといっても過言ではありません。苦手意識がある人は、プレゼンが苦手なのは自分だけではないことを認識し、最初に苦手意識を捨ててしまいましょう。

最初から得意な人はまれですので、できないことを気にしすぎないようにしてください。

理想のプレゼンの形は「会場が引き込まれる」プレゼン

いきなり「プレゼンがあるから練習しよう」と意気込んでも、納得いく形にするには時間がかかります。なんとなく練習するのではなく、まずは理想のプレゼンの形を知っておきましょう。

理想のプレゼンの形は、「その場にいる人が引き込まれ、話に集中させられる」プレゼンです。プレゼン上手な人が話し始めると自然とその世界に入っていき、他のことはまったく気にならなくなります。真面目で硬い内容でも退屈することなく、引き込まれてしまう。そんなプレゼンが理想の形ではないでしょうか。

プレゼン上手な人は、人を引き付ける術を身につけています。直接関係ない話を盛り込んでいたり、実体験から面白い話を引き出してみたり、何かしらの「つかみ」を話の中に入れているのです。それでいて大事な内容がしっかりと伝わる、そんなプレゼンの形を目指しましょう。

あくまでもTPOに合わせる必要はあるものの、人を引き付けるプレゼンには随所に工夫が盛り込まれています。一朝一夕には上達しないかもしれませんが、目指す形が分かっていれば、その形に近づけるよう練習しやすくなるはずです。

プレゼンを練習する時は「台本」を用意しておく!

プレゼンの時は必ずと言っていいほど資料を用意すると思います。自分が見る資料と相手に配る資料(どちらも紙・パワーポイントなど)を用意するのが一般的な資料です。その資料だけで上手くプレゼンするのは難しいので、自分用の資料は「台本」として仕上げていきます。

ここでいう台本とは、間で挟むちょっとした事例や自分の体験などをすべて盛り込んだ資料のことです。

「ここで〇〇の事例を話す」「ここで△△の例を出す」など細かいところまでしっかりと入れ込んだ台本を作ってみてください。これがあるとないとではプレゼンの質が全く変わってくるといっても過言ではありませんので、ぜひ本番をイメージして細かく作りこんでみましょう。

この台本は自分で見るだけのものですので、何が書いてあっても構いません。慣れない人は「え~この例でいえばですね、…」「ここでちょっと私の話をしますが…」など、口語調で書いていると本番でスッと話を持っていきやすくなります。プレゼンに慣れるまではこの台本を作りこんでおくのがおすすめです。

これでOK!押さえておきたいプレゼン練習方法4選

台本ができたら、いよいよ練習に入ります。練習はやみくもにしゃべってみるだけでは不十分ですので、以下のようなポイントを押さえてみてください。最初はその効果が分からないかもしれませんが、繰り返すうちにわかってくると思います。

大切なのは上手くいかなくても躓かないこと!「あれができない」「これができない」と嘆かずに、まずは一度、4つのポイントを考えながらやっていきましょう。何度も繰り返しやってみることで精度が上がっていきます。

また、前述したようにプレゼンには資料が必須です。台本まで仕上げたものを用意しておいてから練習に取り掛かるとより効果的ですよ。

本番さながらに!人前でしっかりプレゼンしよう

まずは練習の環境を整えていきます。練習する時のベストの形は本番に近い形ですから、可能であれば使用する会議室やホールを借りて、自分の立ち位置まで確認してから練習してください。本番の環境を利用できないなら、会社の会議室でも構いません。この時、練習につきあってくれる先輩や同僚を集めておくことも大切な要素です。

プレゼンは基本的に人前で行うものです。人前に出ると緊張しますし、誰でも思った通りに行かなくなることはあります。プレゼン初心者は人前を克服するのも大切ですから、練習では必ず誰かを呼んでチェックしてもらってください。自分では気づかなかったことまで指摘してくれて、さらに精度を上げられます。

客観的に見たら修正点が分かりやすい!

練習する時は可能な限り自分のプレゼンを録画し、後で見返してみましょう。客観的な目で見ると足りないものがわかりやすく、自分のしゃべり方や声のトーンまで改善できます。自分のしゃべり方をチェックする機会はほとんどありませんから、プレゼン前のチェックは良い機会です。

頭から通して録画しておくのがベストですが、そこまでできない場合は短い時間でも構わないので、携帯で録画してもらってください。客観的な目で見てみるのが大切です。

すべて録画できた場合は、その録画を見ながら台本もチェックします。「ここの話は要らないかも」「1番と2番の話を逆にしてみよう」などなど、プレゼンされる側の視点でチェックしていけばさらに良くなります。

プレゼンは双方向で。質問するタイミングを計ろう

プレゼンは一方的に言いたいことをしゃべることではありません。自分が伝えたいことを確実に伝え、共感してもらうことが大切です。

そのためにはできるだけ一方通行のプレゼンではなく、プレゼンを聞いている人も巻き込んだ「双方向のプレゼン」にしていきます。

プレゼンを双方向にするには、ところどころにこちらからの質問や問いかけを挟むと効果的です。「どう思いますか、みなさん」「これとこれ、どっちがベストだと思いますか?」など、相手が答えたくなる場面を入れ込むとよいでしょう。前述した通し練習で質問を考えると良いかもしれません。

また、双方向にする時はプレゼンされる人が目を向けたくなるような絵や図の解説を入れるとさらに効果的です。パワーポイントでプレゼンしている時は会場の人を画面に向かせることができ、興味を引き立てられます。

人のプレゼンを聞いて技を盗む!

自分のプレゼン力をアップさせたいなら、人のプレゼンを聞いてみることも忘れずに。他の人のプレゼンを聞いてみるのも大切な練習の一つです。同じ会社の人はもちろん、外部の講演会に出かけてみるのもよいでしょう。他の人の技を盗むつもりで聞いてみると、良いプレゼンの一例を自分のものにできます。

「この人のプレゼンがわかりやすい!」と思ったら、その人を真似してみるのも一つのやり方です。学ぶことは真似ること、という人もいるぐらいで、真似ることが上達の第一歩になることもあるのです。

理想は同じ業界の人のプレゼンを見てみることですが、それが無理なら違う業界の人でも構いません。話上手と評判の人の所へ行ってみるとより良いプレゼンを見ることができます。

話し方から変える!聞きやすい話し方をマスターしよう

プレゼンは基本的に「人前でしゃべること」ですから、しゃべり方も重要な要素です。プレゼンが上手な人、引き込まれる話ができる人は「おしゃべり上手」でもあります。もし自分のしゃべり方が気になるなら、おしゃべり上手な人の話し方をマスターしてみましょう。

お手本にするのは会社の人でなくとも構いません。話すことを生業としている人、例えば落語家さんや司会業の人、テレビやラジオの話を聞いてみるのも参考になります。こういった人の話し方はとても活舌が良く聞き取りやすいはずです。

話をどこで区切り、どう話しているかを参考にしてみてください。

プレゼンはオリジナルでいい。自分の体験を盛り込もう

心に残るプレゼンには、必ずと言っていいほどストーリーを感じられます。経験談や具体的な事例が入っていると結論にたどり着くまでの道筋がより見えやすくなり、会場にいる人の心に残りやすくなるのです。できればプレゼンには自分の体験談や過去の事例を盛り込み、オリジナルストーリーを作っていきましょう。

プレゼンは通り一遍の説明をするだけの発表会ではありません。伝えたいことを会場の人の心に残してこそ、プレゼンができたといえるのです。個人で経験したオリジナルデータは心に残りやすいので、台本を作る時にぜひ意識して入れてみてください。あなただけのオリジナルなプレゼンができてこそ「良いプレゼン」が出来上がります。

まとめ

初めて人前に出る時は、まずは人前に出る緊張感をコントロールするのが大切です。人前でしゃべるのは誰だって苦手なもの。苦手意識はなくして、勇気をもって人前に立ってみてください。同僚や先輩を集めて練習しておけば、本番での緊張を和らげることができます。

また、プレゼンは練習することが何よりも大切です。細かい要素は後回しにしてもかまわないので、台本をざっと作ったら通しの練習を繰り返してください。練習すればするほど内容の精度を上げられますし、しゃべり方も板についてきます。

初めての人も練習によって精度をぐっと上げられますから、あまり心配しすぎずに、まずは練習から踏み出していきましょう。

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