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新しい仕事が決められない!素早い意思決定を行うための3つのポイント

仕事を決めることは、ある種人生の半分の時間をどのように使うかを決めることと同じといっても過言ではないでしょう。それほどに大事なことですから、なかなか仕事を決められないというのもある程度は仕方のないことと言えるのではないでしょうか。しかし、だからと言っていつまでもダラダラと考えているだけで仕事を決めることができないのは問題です。

どういった人が仕事を決められない傾向が強いのか、またそういった人はどのように考え、行動すれば仕事を決めることができるようになるのかをご紹介します。

仕事が決められない時は自分の長所・短所を見直そう

仕事が決められない人に多く見られる傾向の1つに、自分自身の長所と短所がよく分かっていないというものがあります。長所とは自信を持てること、ストレスを感じないことであり、短所はこの逆だということができます。ここでいう長所や短所は、あくまでも自己評価であって、相手から見るとそうでない可能性もありますが、この場合は自己評価を重視しましょう。仕事は生活の大半を占める非常に重要な要素ですから、それを行う上で自分の短所ばかりが目立つようでは上手くいくはずがありません。

まずは1度、自己評価によるあなたの長所と短所を冷静に考えてみましょう。どのようなことでも構いません。あなたが好きなこと、嫌いなことを抜き出し、なぜそれに対してそのような感情を抱くのかを考えてみることで、自ずと長所、短所の輪郭が見えてくるでしょう。その後、可能であれば周囲の人にも聞いてみると良いでしょう。主観と客観を織り交ぜることでより細かい分析が可能になります。

仕事が決められない人の特徴とは?決められない人の3つの共通点

さて、まずは仕事が決められない時にするべきことが自分の長所と短所を見直すことだと分かりました。この分析がある程度終わったところで、次のステップとして仕事の種類と企業の選択に移行します。自己分析はそれなりにできているのに、なかなか仕事が決められない人には仕事先の企業の選択の仕方があまり上手くない場合も少なくありません。仕事を決める際、どのようなことに気をつけて企業を選択するべきなのか、そのポイントを3つご紹介しますので、参考にしてみてください。

理想が高過ぎて地に足のついた企業に応募していない

今まで1度もパソコンを触ったことがないけど、とりあえず凄い企業だからグーグルやアップル、マイクロソフトに応募してみたとします。これは限りなく100%に近い無駄な労力であり、徒労に終わることでしょう。理想や志が高いことは大変に結構なことですが、それは実現するためのスキルが伴っていることが大前提です。

スキルも実績もなにも無いのに、世界的な1流企業などに応募したとしても採用される可能性は極めて低いといえます。1つのゴールとして高い理想を掲げることは大事ですが、三段跳びでいきなりジャンプをしても記録はでません。

なにごともホップ、ステップの助走があって始めてジャンプにつながります。今の自分はどれほどのスキルがあり、どの程度のことができるのかを冷静に分析することができなければ、いつまで経っても絵に描いた餅を追いかけ続けることにもなりかねませんし、その間に貴重なチャンスをみすみす逃がすことも起こりえます。今の自分に合った企業を重点的にリサーチし、それを助走にして高い理想を目指していくという考え方が大事です。

志望動機が曖昧でその企業で何をしたいかが伝わらない

面接でほぼ間違いなく聞かれる質問の1つが、この志望動機です。志望動機はなんですか?と聞かれて「なんとなく」と答えてしまうと、結果は火を見るよりも明らかです。自己分析を冷静に行い、丁度良いハードルの理想を掲げることができていれば、企業を選ぶ時に自ずと志望動機も明確になってきます。志望動機が明確でなく、質問されても答えられないということは、この大事な2つの要素が十分に満たされていないということです。企業側も志望動機を聞かれて答えが曖昧な人よりも、明確に答えられる人の方がしっかりと自己分析ができていると考えます。

また実際に採用した後でも志望動機、つまりその企業で何がしたいのかが明確な方が仕事に対するモチベーションが高い場合が多いです。これは逆説的に捉えれば、志望動機が曖昧であればその後の仕事に対する取り組み方も曖昧になる可能性が高いことを示唆しています。企業側にこう思われてしまっては、あなたの本心がどうであれ仕事を決めたくても採用されない、決めてもらえない状況を作ってしまいます。主体性を持って物事に取り組む姿勢がとても大切です。

仕事のアピールが応募先企業の求めるものと違っている

今まで営業の仕事をしていました、そのため営業に関わるスキルには自信があります。だからNASAに応募します。どう考えても採用されませんよね、だって企業が求めているものとあなたのスキルは全然マッチしていないのですから。あなた自身の人間性やスキルの高さに関わらず、企業の求めることと乖離していては採用されることはほぼないと言えるでしょう。自分に自信があり過ぎる人に少なからず見られる傾向の1つで、私のスキルはこれだけ高いのだから採用されて当たり前と心のどこかで思っている状態です。

この場合、知らず知らずの内に傲慢な態度が表に滲み出てしまっていることもあり、仕事が決まらないことに対して自分は一切の落ち度がないと思い込んでしまうこともあります。こうなってしまうと、ただ単純に適材適所がなされていないだけなのに、いつまでも仕事を決められない状況になってしまいます。募集要項はしっかりと確認しましょう。思い込みと早とちりは宝の持ち腐れの原因になります。

仕事が決められない時に役立つ!意思決定の3つのポイントとは?

仕事が決められない人に見られる特徴を大きく3つほどご紹介しました。どうでしょうか、あなたは当てはまっていませんでしたか?根源的に共通していることとしては、意思決定の仕方があまり上手ではないということが分かっていただけたでしょうか。意思決定の仕方が問題であるならば、それを解決できれば仕事が決められない人からは脱却できるということです。この一助となるのが仮説思考です。仮説思考とは詳細を調べる前に全体像を掴み、仮説を立ててから取り組むという思考方法の1つです。これを使うと意思決定にどのように影響するかを3つご紹介します。

仮説思考で素早く意思決定!自分の問題を絞り込む

ただ漠然と自分の問題点、長所や短所はなんだろうと考えてもなかなか答えは見つからないことが多いものです。そう簡単に見つかるのであれば、そもそもこのことで頭を悩ますこともないでしょう。また場合によっては自分の問題点が次から次に頭の中に湧き出てしまって収拾がつかなくなってしまうこともあるでしょう。こうした状況になってしまった時に仮説思考を使うことで、問題点を明確にスッキリできることも少なくありません。

とりあえず実際のところは置いておいて、あなたが自分の問題点かもしれないと思うことを何でも構わないので仮定してください。そうして仮定した問題点かも知れないことに対して、なぜそれを問題点と感じるのか仮説を立ててみてください。この問題点かも知れないという考え方は、見方によっては適当に映るかもしれませんし、実際にどれほど的を射ているかは時と場合と個人差がありますが、なんとなくそう思う、感じるというのは実は潜在意識の現れであることも少なくありません。潜在意識によって無意識的に感じた問題点は、実は既に絞り込まれた状態にあるともいえます。こうすることで問題の絞込みを素早くすることも可能です。

仮説思考で問題の仮説を検証!問題点を迅速に決定しよう

1つ目のステップで絞り込んだ自分の問題点かも知れない仮定を、今度は実際に仮説を検証することで立証していきます。例えば問題点としてネガティブ思考が仮定された場合、ネガティブな人とはどのような人かを仮定します。これはあくまでも仮説ですから、実際の心理学的な定義がどうであるかなどはそれほど気にしなくても問題ありません。あなたが思う、あなたの中でのネガティブな人をイメージしてもらえれば大丈夫です。そのイメージとあなた自身の考えや行動を照らし合わせてみて、当てはまる部分が多く見受けられるようであれば、その仮説はあなたの中で立証されたものとして良いでしょう。

このような手法を繰り返すことで、無数にある漠然とした問題点のイメージをある程度具体化することができるようになります。宝探しなどもそうですが、そこにあるかも知れないと仮定して、それを目的地にする方が決定のスピードは格段に上がります。

仮説思考で問題の解決方法を素早く決めよう

ここまで2つのステップを経て、仮説上でのあなた自身の問題点の形がある程度ハッキリと見えてきたのではないでしょうか。問題点が見えてきたのであれば、今度はそれに対しての解決方法も同様に仮説を立ててみましょう。ネガティブ思考が問題であるならば、どのような考え方や行動を取ったらそれが解消していけるのか、またその優先度と効果はどれぐらいが想定できるかを考えます。その中で効果が高いであろうと仮定されるものから優先的に実行していきます。当然、全てが仮説の上での話ですから思ったほど効果が現れない可能性も大いに考えられます。

そうであった場合はあなた自身の問題の絞込み、ステップ1に戻って再び仮説思考を行ってみてください。これを繰り返していく内に仕事が決められない理由の模索や、意思決定のスピードアップを期待することができます。

まとめ

仕事が決められないのは意思決定の方法、スピードに少々難がある場合が多いです。これを解消するために仮説思考の有用さをご紹介させていただきました。ただ、仮説思考はあくまでも仮説を基にして展開するものなので、芯を食っている可能性はそれほど高くはありません。しかし、代わりに仮定から検証、立証までのスピードが早いという大きなメリットがあります。言い方は悪いかも知れませんが、「下手な鉄砲も数撃ちゃ当たる」という考え方です。とにかく意思決定のための初動のスピードを上げることできるので、考え方の1つとして使えるようになっておきましょう。

紹介した方法などを試してみたけど1人ではなかなか難しいと思うならば、専門のコンサルタントに相談してみるのも1つの手段です。仕事が決められないというのは優柔不断や選択肢が多すぎるなど、様々な原因が考えられる問題ですが、最終的にはあなた自身が決断を下すしかない問題です。とは言え、1度失敗しても何度もチャレンジできることですから、とにかく最初の1歩を踏み出すことを心がけてください。

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