ビジネススキル

苦手な上司との付き合い方!嫌な思いをしないコミュニケーション術

「コミュニケーションは相手を理解することから始まる」そんな話を聞いたことはありませんか?

これは決して精神論ではなくて、人と会話する時に必要な要素です。この原則はコミュニケーションを取るのが誰であっても変わりません。親でも子供でも、上司でも部下でも、スムーズなコミュニケーションのためにはまず相手を理解することから始まります。

ただ、勘違いしてはいけないのは、みんなと仲良くするのがコミュニケーションであると思わないことです。会社の上司を全員尊敬する必要もありません。心から好きになれる人やいつでも本音を話せる人はそれほど多くないはずです。

全員と仲良くする必要はなく、苦手な人や苦手な気持ちを軽減してストレスがない状態にしておけば問題ありません。難しく考えず、まずは苦手な人を減らす努力から取り組んでみましょう。

上司のこと理解できてる?まずは相手を理解しよう

会社に苦手な上司がいるなら、その人のことをどれぐらい理解しているか、自分でチェックしてみましょう。苦手な上司はいつもどんな仕事をして、部下にどんな言葉をかけているのでしょうか。苦手な人のことは意外と知らないものです。いくら苦手といっても、その人のことを理解できていないとコミュニケーションを取るのも難しくなります。

まずは、上司がどんな仕事をしてどんな思いを持っているのか、思い描いてみましょう。

部下にきつい言葉を言うのはなぜなのか、本人の性質なのか、それとも仕事が忙しすぎてイライラしているのか。細かいことでも構わないので、相手をよく観察してみてください。

徐々にその人の性格や仕事の仕方、機嫌の良し悪しの見分け方などが分かるようになり、コミュニケーションの取り方も考えられるようになります。

好きになる必要なし!コミュニケーションが取れればOK!

前述したように、苦手な相手を理解することはとても大切ですが、すべてを受け入れる必要はありません。「この人はこういった人なんだな」とそのままを理解していればよいのです。

「理解」とは相手の立場や気持ちをわかることであり、嫌な部分を好きになることではありませんので、そこは勘違いしないようにしてください。

相手を理解出来たら、嫌いな感情を持ったままでもとりあえず仕事がうまく回るようにしていきましょう。仕事の付き合いは仕事だけと割り切ってしまっても問題ありません。

マイナスな感情を持ったままでもコミュニケーションがとれるよう、自分の姿勢をコントロールしていってください。

苦手な上司もこれで克服!仕事が円滑になるコミュニケーション術

苦手な上司はできるだけ会話せずに済むよう避けてしまいがちですが、それでは仕事がスムーズに回りませんので、積極的にコミュニケーションを取れるようにしていきましょう。それほど難しいことはなく、自分の姿勢を少し調整するだけで上手くいくようになります。

当たり前のことを当たり前にするだけで、相手の反応も違ってきます。人は自分のことを理解してくれている人には自然と対応が丁寧になったり、言葉が柔らかくなったりするものです。次は上司が自分のことを理解してくれるように、仕事で使えるコミュニケーション術を身に着けていってください。

仕事はスピード命!とにかく報連相を素早く!

どんな職場でも「報連相」が大事と教わると思います。しかし、意外とできていない人が多いのも事実です。新人のみならず、仕事に慣れてきた中堅社員ですらできていないこともあります。

今までの自分の行動を思い返してみてください。「報連相は仕事の基本中の基本」と言われているのに、本当にきっちりやりきれる人はどれほどいるのでしょうか。

もし報連相ができていないと感じたら、今からの行動を変えてみてください。そしてスピード感をもって仕事をしてみましょう。余計なことを考えず、上司に素早く報連相をしておく。それだけで「あいつは変わったな」と感じてもらえるかもしれません。

一目置かれることで相手の対応を変えることだってできるのです。めんどくさがらずに、ぜひ報連相の見直しからはじめてみてください。自分の仕事を振り返る良いきっかけにもなるでしょう。

可能な限りオープンに。自分を知ってもらおう

スムーズなコミュニケーションには相手のことを理解するのが大切と前述しました。今度は自分のことを知ってもらう番です。苦手な上司はあまりコミュニケーションを取っていないことが多いので、自然に話すあなたの姿を知らないはずです。

普段の自分を知ってもらい、少しでも距離を縮めるために、ちょっとした世間話をする時は自分の考えや仕事に対する姿勢を話してみましょう。

すべてさらけ出す必要はありませんし、プライベートなことは話さなくても大丈夫です。無理をする必要はなく、自然と出てくる言葉を聞いてもらえばそれでOKです。

話す内容を仕事のことに絞り、「自分はこう思う」「ここが難しいと感じる」など、素直な自分を見せてください。

「聞いてるふり」でも構わないからとりあえず聞いておく!

苦手な上司の中には、話が長かったり、嫌味をねちねちと言われたり、高圧的な態度で接してくる人もいるでしょう。そんな時はまともに耳を貸す必要はありません。仕事で重要なポイントだけを聞き取り、あとは「聞いてるふり」で乗り切ってしまいましょう。

相手に「ふり」がばれなければ問題ありませんし、差し支えない程度に情報を得ていれば、仕事は円滑に進められます。ちょっとずるいかもしれませんが、こういう工夫もストレスコントロールには必要です。

反発やうんざりした気持ちはいったん横においておき、その場をやり過ごすことに集中してください。相手の目を見て適度な相槌を入れながら聞いておくと、「ふり」がばれることもありません。

長すぎる説教や嫌味は適度に聞き流し、早く帰れるようにどんどん仕事を進めていきましょう。

細かくお礼を言って感謝の思いを伝えておこう

「ありがとうございます」「昨夜はごちそうさまでした」そんな当たり前の挨拶や感謝の言葉をきちんと伝えられているでしょうか?

苦手な上司とはいえ、人付き合いには最低限の挨拶が欠かせません。どんな人にも平等に、細やかな挨拶と心配りを忘れないようにしてください。

お礼の挨拶があるのとないのとでは、印象がずいぶん違ってきます。ひょっとすると上司の心の中では「あいつはお礼を言ってこないやつ」というレッテルを貼られているかもしれません。

マイナスな印象を与えないことも、上手な人付き合いのポイントです。苦手な相手だからこそ、嫌な思いをしないよう細心の注意を払っておくのが大事なのです。

特定の人とだけしゃべらず、どの上司とも平等に!

上司は部下の行動を見ていますし、誰とコミュニケーションを取っているのかをちゃんと知っています。自分の行動は意外と把握されているものなので、できるだけまんべんなくコミュニケーションを取ってください。

他の課の上司と仲良くしたりすると嫉妬して嫌味を言われたりすることもあるので、直属の上司以外のコミュニケーションの取り方も気を付けておきましょう。

例えば、他の課の上司と昼食を一緒にする機会があったら、直属の上司にはそれとなく一緒に食事をしたことを伝え、機会があれば直属の上司とも食事をしてください。

上司は自分のことを悪く言われたんじゃないか、不満があって相談したんじゃないかと疑っているかもしれません。上司には「いつも信頼していますよ」という姿勢を(信頼していなくても)見せておけば、もめ事を回避できるのです。

それってパワハラ?転職を視野に入れても構わない!

言葉がきつい上司や冷たい態度の上司はどの職場にも一人ぐらい入るものですが、あまりにも態度が冷たい場合はパワハラに当たる場合もあります。「さっさと仕事しろ!」「だからお前はダメなんだ!」など、人格を否定するようなやり取りが続く場合は、我慢しすぎず誰かに相談してください。

相談してもどうにもならない場合は、転職を視野に入れて活動しても良いでしょう。人間関係から逃げるのはダメだと思われるかもしれませんが、パワハラは別物です。

まともに相手をする必要はないですし、転職は決して悪いことではありません。自分に合った職場を探すのも一つの手段と考え、転職活動を進めてください。

まとめ

苦手な上司はどうしても避けたくなりますが、避けたままでは円滑なコミュニケーションが取れません。苦手な人ともできる限り会話を交わし、相手のことを知る努力をしてみてください。相手の良いところも見えてくるかもしれません。

相手を理解し、自分のことも知ってもらう。それがスムーズなコミュニケーションの基本です。

また、苦手な人とつきあうためにストレスコントロールも覚えておくのがおすすめです。いつも素の自分でいるのではなく、仕事中は「聞くふり」をしたり「信頼している姿勢」を見せたりしてみましょう。

ちょっとした処世術を身に着ければ苦手な上司との付き合いが徐々に楽になっていき、コミュニケーション上手になることができます。

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