ロジカルシンキングを身つけるために始めたい3つのトレーニング

ロジカルシンキングを直訳すると「論理的思考」と訳されます。何らかの問題や情報を、筋道立てて整理する思考法のことです。このロジカルシンキングを身につけることで、複雑な情報や物事をすっきりと整理して理解しやすくすることができます。

例えば自分の考えを相手に伝えるときや、プレゼンテーションなどのビジネスシーンに、言いたいことや魅力をうまく伝えられないといったことはありませんか?そんな時に役立つのがロジカルシンキングです。

伝えたいことを伝えるための説明がよりわかりやすくなり、説得力を持たせることが可能になるでしょう。

日常に取り入れられるトレーニングの方法は?

ロジカルシンキングを身につけるためには、「論理的に考える」という思考パターンを日常の中で繰り返し反復練習を続けて、自分の中にクセづけていくことが必要になります。

その方法を簡単に言えば、ちょっとした些細なことから疑問点を見つけ、その疑問を解決するための自問自答を繰り返す、というトレーニングです。積み重ねることで、最終的に論理的思考パターンを身につけることができます。ロジカルシンキングとは思考法ですので、とにかく筋道を立てた考え方を繰り返すことが大切です。

手元にある情報をできるだけアウトプットする

まずはどんな情報があるのかをリストアップすることから始めます。最初はメモ用紙などの紙の上に書いてみるのが良いでしょう。「書く」という作業で、頭の中にある情報を紙の上にアウトプットしていきます。頭の中で思い浮かべているだけだと、どうして抜けてしまう情報が1つや2つあるものです。そういった情報アイテムの「漏れ」をなくして、すべての情報を拾い上げることがとても重要です。

とにかく箇条書きで思いつくものをどんどん書いていきましょう。自分が思ったこと・感じたことや、他人から聞いた感想なども情報の一つですので、一緒に書いてみてください。とにかく自分が持つ情報アイテムをすべて集めてリストアップ出来たら、次の作業へと進みます。

カテゴリー・重要度で分類して、可能なら掘り下げる

あなたが持つ情報は、思いつくまま規則性もなく紙の上に並んでいると仮定します。その情報の数々を今度はカテゴリーや重要度によってまとめていきます。「物」に対しての情報なら、価格や素材や色、重さや大きさなどがあげられます。

もちろん、感想や感触などでもまとめることが出来るでしょう。この時点でバラバラだった情報アイテムは分類ごとのまとまりとして整理されていきます。どんなカテゴリーがあるかと考えることで、最初に頭の中で考えていたときより、もっと多くのことに関係性を見つけることが出来るかもしれません。

分類が出来たらさらにそこから一歩進めて、具体性を持たせます。どんな時に使うのか、相応しい季節は?などのように「いつ(When)、どこで(Where)、だれが(Who)、なにを(What)、なぜ(Why)、どのように(How)」からなる5W1Hというフレームワークに沿って考えてみると良いでしょう。

わかりやすくまとめた上で結論とつなげる

情報の書き出しから分類を済ませ、さらには掘り下げまで出来たなら、それらを「理由」としてまとめます。最終的に人に伝えることを考えるなら、なるべくわかりやすい言葉を使用すると良いでしょう。

次に、わかりやすい言葉にまとめた「理由」を、結論につなげた形にしてみます。まず結論、その後に理由という流れを作ることで、話を論理的に展開できます。つなげる際には「なぜならば」を使ってみましょう。

例としては「〇〇は△△、なぜならば□□だから。」のようにつなげます。最終的にこのような「結論から始まり、まとめた理由をつなぐ」という形にすることの繰り返しが、ロジカルシンキングという思考法を身につけるための一連のトレーニングとなります。

ロジカルシンキングで言いたいことをきちんと伝えよう

自分の考えを人に伝える時にとても役立つのがロジカルシンキングです。なぜなら習慣や文化、言語や思想が異なろうと、論理的思考は相手を選ばないからです。結論を先に伝え、どうしてそうなるのかという理由をその後につなげる。話の筋がしっかりと通ったこの構成が、人に何かを説明する時にはとてもわかりやすく、伝わりやすくなるのです。

また、伝えたいことがはっきりとしているため、その主張や内容に説得力をもたせることができます。感情的になりがちな家族や親しい友人との意見の食い違いなどがあった場合にも、考えを整理した上ではっきりと伝えることができるでしょう。ロジカルシンキングを身につければ、食い違いによる人間関係の悪化を防ぐこともできるはずです。

ロジカルシンキングを実践する時のポイントは?

日常の中で実践していく際に意識してほしいポイントは常に「なぜ」という言葉をつけて思考するということです。選ぶ対象に決まりはなく、何でも構いません。日常の中でふと気になった疑問でも、仕事上で思いついた疑問でも、その時に思いついたもので試してみてください。

1つの対象に対する自問自答を4~5回ほど繰り返すことで、その内容についての自分の思考を掘り下げることができます。これによって論理的な思考力が少しずつ高まっていくでしょう。

対象についての分析と分類が重要

ロジカルシンキングは対象について筋道をつけて思考をします。この対象となるものの構成を明確にし、情報アイテムを拾い上げていく行為は分析しているとも言えます。どれだけ様々な角度から分析できるか、その後に分析した内容を漏らすことなく重複することなく分類し、しっかりと整理することができるかで、説得力が変わります。

きちんと分析と分類ができれば、あなたの言葉は単なる意見や感想としてではなく、明確な根拠を持つ事実として相手に伝えることが可能となります。特にプレゼンテーションのような場合には有用で、自分が伝えたいと思うことを相手に理解し、納得してもらうために重要ですので、しっかりと意識しましょう。

考える時には論理的な筋道を立てる

論理的な筋道とは誰から見てもきちんと筋が通った説明が順序立ててなされていることを指します。この論理展開法として、主に「演繹法(えんえきほう)」と「帰納法(きのうほう)」という方法があります。

「演繹法」では「A=B、B=C、だからA=C」という展開法で結論にいたるものです。この方法はとてもわかりやすく、説得力を持ちますが、正しい情報を用いないと論理破綻してしまう事があります。

「帰納法」ではいくつかの事実・事例から共通する傾向をまとめて結論にいたるものです。こちらでは事実・事例から拾い出した要素に抜けや漏れがないことをしっかりと確認しておかないと成り立たない場合があります。それぞれ注意点はありますが、論理的な筋道を立てる上では有効ですので、一度は試してみることをおすすめします。

事実をまとめて結論を簡潔に導き出す

情報の整理をする方法として、多くの手法があります。代表的なものはツリー構図やプロセス構図、マトリックス構図などです。

自分流でまとめることもできないわけではありませんが、トレーニングをする中で確立されている手法を取り入れて試してみると良いでしょう。より迅速にまた自分にあった手法に出会えるかもしれません。そうしてより深い理解と整理のもとにまとめていくことで、簡潔な結論にたどり着けるでしょう。

ここまでくれば後は人に伝わるよう「結論、理由、解説」の形に整えていくだけです。この「結論、理由、解説」をしっかりと押さえて、ロジカルシンキングを身につけられるよう意識しましょう。さまざまな対象で、ちょっとした時間を利用してトレーニングを積み重ねていきましょう。

まとめ

ロジカルシンキングをビジネスに役立てれば、コミュニケーションを円滑にしてくれるだけでなく、自ずと仕事の効率は上がっていくはずです。もちろん身につけてしまえば、日常生活での問題解決などに役立てることも可能です。

「結論を先に、理由を2~3つほどつなげて述べて、その説明や経緯をさらにつなげる」という基本的な流れを意識して、まずはトレーニングを始めてみてください。トレーニング自体は実践が難しいというものではなく、日常生活での何気ないものを対象にして、思考方法を癖つけていくだけです。

ポイントを押さえたその思考の繰り返しを、とにかく5分でも、10分でも構いません。できる限り毎日続けることが理想的です。継続することで着実にあなたの身についていくスキルですので、地道にトレーニングに励んでみてください。

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