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デキる社会人は目標を持っている!仕事の目標の立て方5選

学生時代はよい成績をとること、部活でよい成績を残すこと、アルバイトで月に10万円稼ぐこと…など、目標が立てやすかった人も多いでしょう。ところが、社会人になると目標を自分で立てることが難しくなります。

それは、社会人として何を目標にするのかが、学生時代に比べてかなり幅広くなるからです。しかし、目標なくして働いている人は、やりがいも実感できず、時間がただ流れて行ってしまいます。

そこで今回は、社会人として仕事において目標を立てる際の5つの方法について紹介します。目標が持てずになんとなく働いているけど、このままでいいのか不安…という社会人の人は必見です。

目標を持たずに社会人生活を送っていると先が見えない

社会人になってまだ間もない人は、まずは会社に慣れることに精一杯で、目標が…などと考える余裕はない人が多いのではないでしょうか。

ところが、社会人生活も2年、3年と積み重ね、それなりの経験をしてきた人ほど、繰り返される毎日に「どうして自分はこんな仕事をしているのか…」と、仕事をしている目的を忘れそうになる人が多いものです。

3年目くらいにその時が訪れると、いわゆる第二新卒で転職していく人が多いものですが、転職をせずに今の職場でまだ頑張ってみたいと少しでも思うなら、目標を立てることは重要です。

目標を持たずに勤務し続けると、自分のキャリアの中での立ち位置がわからなくなり、やがて仕事へのモチベーションが低下してしまう可能性があります。

それが続くといやいや出勤することになってしまうため、仕事にやりがいを求める人ほど、目標をもって社会人生活を送ることに意義があるのです。

目標のある社会人は違う!持つべき目標の種類

「目標をもって働きたい!」とは思っても、具体的に仕事にどのような目標を持つべきか、その時点でわからなくなる人も多いのではないでしょうか。

社会人が持つべき目標は、実はいくつかの種類があります。

  1. 会社内でどのポジションを目指すか…何年以内にここのポストまでは!という目標
  2. 自分のスキルアップを図るための目標
  3. 日々の仕事の中で、1日にどこまで進めるかという短期的な目標

このように、いくつかの種類がありますが、長期的な目標(昇進・スキルアップ)、短期的な目標(毎日の仕事ぶり)にわけて考える必要があります。

では、このような目標を立てていくためには、具体的に何をどのように計画すればよいのか、次の章で紹介します。

すぐに実践できる目標の立て方5選

社会人として成功するためには、目標が必要だ!と感じたその日から、具体的に何をどのように変化させていくのか、目標の立て方を知ることが大切です。

時間ごとに区切って、1日の目標を立てる

今はスマートフォンでも管理できるようになりましたが、デキる人ほど、1日を時間単位で区切って、過ごし方を決めているものです。まずは朝出社したら、出社してから退社するまでの時間を逆算し、その時間内でできる目標を、時間帯ごとに設けます。

たとえば9時~10時は打合せのための資料作成、10時~11時はミーティング、11時~12時の間に2つの取引先に顔を出す…などです。

スマホで時間管理を行うことで、アラームを設定して時間を意識しながら、時間を有効に使うことができ、目標達成も目で見てわかりやすいので、達成感があります。

アナログ派は、時間単位でスケジューリングが可能なシステム手帳を利用し、達成できた目標はチェックを入れることで達成感を感じることができます。

短期的な目標と長期的な目標を立てる

前述したように、目標には短期的な目標と、その積み重ねによって可能な長期的な目標の2つタイプがあります。

目標を見失っている人は、短期的目標のみ、あるいは長期的目標のみが明確になっていて、そのうちに具体性に欠けて目標を見失うことが多いものです。

本当に目標をもって仕事をしたい!という場合は、まず長期的目標を作ります。たとえば今年中に大きな契約を10本取ることが長期的目標だとしたら、短期的目標は、長期的目標を達成するために、月ごと、日ごとに何をしたらよいのかを考えてみるのです。

今年中に10本の大口契約を取るには、短期的目標としては2か月で1本、そのためには1週間のうちにこれだけのアポをとって、これだけの書類を作成して、これだけの連絡をとって…というように、長期的目標を定め、それを叶えるためのプロセスを短期的目標に設定すると、目標は叶えやすくなり、実感できる達成感も大きくなります。

上司や先輩に指摘される内容を克服すること自体を目標にする

「目標をもって働けよ!」と上司や先輩社員に言われたことがある人は、上司や先輩社員に苦手意識を持っている人も少なくないでしょう。

しかし、実はその上司や先輩社員に指摘されたことや、いつも言われているような小言(のように聞こえること)は、目標にすると目に見えて自分の成長を実感できることでもあるのです。

上司や先輩社員から、いつも同じようなことを指摘されている場合、そこを直せばあなたの社会人としての価値はグッと上がるはずです。

そこで、いつも上司や先輩社員から指摘されていること自体を、あなたの目標にしてしまうのです。

請求書は後回しにしないこと、営業での交渉の際に相手のペースを見たほうがよいこと、先輩社員から言われる前に会議資料を準備しておくこと…など、些細なことでも「いつも言われていることを言われないようにする」という目標を立てて、実践することができれば、先輩社員からぐちぐち言われることによるストレスも軽減され、さらにあなたの評価もよくなるという嬉しいことが待っています。

目標を立て始めるなら、できそうなことから始める

目標を立てるなら、明らかに実現できないような内容にすることは避けましょう。目標は、実現して、自分自身の存在価値を確認したり、自信を持つことにもつながります。

もしも実現不可能な目標を立てて、本当に実現できなかった場合、自分で自分の首を絞めることになるのです。

すなわち、仕事にやる気を出すために作った目標なのに、それが達成できないことでさらにやる気を失ってしまう可能性があるということです。

そのため、目標を立てる場合は、明らかにできそうなことから目標にするようにしましょう。目標を立てるということに慣れてきたら、自分のキャリアアップのためにも、大きめの目標を持つのはよいことです。

でも、今現在目標を持てずに苦戦している人は、小さくてもよいので、達成可能なレベルの目標から考えるようにすることをおすすめします。

目標に難易度をつけて、達成したら自分に報酬を与える

目標の立て方として、目標自体を難易度別にわけ、達成することができたら、自分自身で報酬を与えるという方法もあります。

心理学では条件付けと呼ばれるものですが、何か行動を起こしてすぐに報酬もしくは罰があると、その行動は強化(もっとよく見られるようになる)されます。

たとえば難易度の低いものには、報酬としても価値があまり高くないものを設定します。書類の締め切りを守ること…などの難易度の低い目標なら、達成できたら昼のランチのレベルを上げてみることなどが挙げられます。

目標の難易度が高いものを達成したら、報酬もその価値が高いものを設定します。大口の契約がとれた場合、自分が以前から欲しかった時計を購入することなどがそれに当たります。

すると目標の難易度を上げることも、それを達成することも楽しめるようになり、仕事へのモチベーションも向上するでしょう。

目標を見つけられない人は、ロールモデルを探す手もある

紹介してきた方法では、あまり目標を立てられない、立てられそうにもない…という人は、あなたの仕事のロールモデルとなる人を探すという方法もあります。

こんな人になりたい!と思う先輩を探そう

今の職場に、「この先輩みたいになりたい」と思える人がいたら、その先輩が自分と同い年、もしくは同じような社歴の時に、どんな目標を持っていたのか、直接きいてみることも有効です。

こうなりたい!とあなたが思うからには、仕事ぶりがよいとか、職場で好かれているとか、社会人としての魅力があるのでしょう。実際にそのような魅力をもって働いている先輩が、過去にどのような目標を持っていたのかを参考にするのもよいでしょう。

あなたが20代で、先輩社員が30代なら、「〇〇さん(先輩社員)が自分くらいの年のころ、どんな目標をもっていましたか?」と質問してみれば、答えてくれない先輩社員はあまりいないものです。

その際は、「自分も○○さんのようになりたくて…」などの一言を入れることで、先輩社員も快くアドバイスしてくれるはずです。

先輩を上回る目標を立てて実行すれば先輩も越えられる

憧れられる先輩社員から、過去の目標を聞き出すことができたら、あなたもその先輩社員とまったく同じ目標を立てるのではなく、その一歩上の目標を立てることをおすすめします。

先輩社員と全く同じ目標を立ててしまうよりも、先輩社員よりも大きな目標を立てることで、先輩社員と同じ年齢になったとき、あなたは憧れの先輩社員を上回るキャリアを形成できる可能性があるからです。

目標を立てたからには実現したいと思う人が多い中、最初に立てる目標が憧れる先輩社員であれば、「頑張ればあんな風になれる!」という気持ちが仕事へのモチベーションを促進します。

目標を立てて、自らをより成長させることができることこそ、目標の本来の存在意義なのです。

まとめ

何の目標もなく、ただ目の前にある仕事をこなしていくだけでは、キャリアアップもスキルアップも期待できません。目標を持てずに、「何を目標にしたらよいのか…」「何のために働いているのか…」と、迷走している人も多いでしょう。

そのような場合、紹介してきたような方法で目標を立てて、実行・実現できたら周囲に評価してもらうか、もしくは自分自身で評価しましょう。

自分で目標を達成できた!というようなポジティブな評価の場合は、具体的に報酬を与えることで、「目標をクリアするとよいことがある」ことを実感し、次の目標にも取り組む意欲がわきます。

まずは目標を立てて、小さくても達成した喜びを感じることで、社会人としてのやりがいを感じられるようになるでしょう。

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