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あなたが今の仕事で壁にぶち当たる時にするべき9つの対処法

社会人になり会社で働くようになると仕事を与えられます。会社の上司や先輩は簡単に出来ているのに自分は仕事をうまくこなすことができない。自分は成長することができていない。そのように感じることも少なくないと思います。

人生には困難がつきものです。壁にぶつかるということは成長することができるチャンスでもあるのです。仕事で悔しい思いをしたときにはこれから紹介する解決方法を試してみてください。

もくじ

悩みを自分で抱えてネガティブにならない

人に悩みを相談することで思ったよりも簡単に解決することもあります。自分は、大きな問題だと思っていても他人とっては小さい問題であるため、それがかえって良いアドバイスに繋がるのです。それに、原因分析を1人でするのは効率的ではありません。

問題を早く解決して成長に繋げるには、失敗を人に話すのが一番です。悩みを1人で考えていると、考えることに必死になり、脳の思考回路の中で不必要な考えを巡らせてしまいがちです。人に話すことで、考えを整理しフィードバックをもらって原因解明をするのです。さらに他人の目線で失敗を検証してもらうことで、今までとは違った客観的な目線でミスの原因を考えてもらえます。

仕事で壁にぶつかった時は自分自身を知り解決策を探る

人は壁にぶつかって前に進めなくなってしまうと、近くにいる人や状況のせいにしてしまいがちです。この状況をつくってしまったのは誰かではなく、自分が行動を起こしたことによる結果であることを良くも悪くも理解する必要があります。

外に結果の原因を求めてしまうと簡単に突破できる壁てあっても克服することに時間をかけすぎてしまうこともあるからです。一度しっかりと立ち止まり、自分自身の行動を思い出すことで解決策を見つけることができることもあります。自分を改めて見直すことでこれからの成長にも繋がります。

会社の上司や先輩の仕事を真似て学ぶ

何度やっても出来ない仕事に関しては、とにかく上司や先輩の仕事を真似してみて下さい。ポイントは細かいところまでマネをすることです。

仕事の多くは作業の繰り返しです。自分と上司や先輩の仕事の過程で違いを見つけることができればそこが克服するポイントととして見えてきます。上司や先輩が行なっている確認の仕方などをもれなくチェックし、自分も模倣するように行動しましょう。

疑問に少しでも思ったことは上司に確認をしたり質問をすると効果的です。いちいち上司に聞かないとわからないのかと思われてしまうんじゃないか、という心配はいりません。ミスや考え方のズレを事前に確認をすることにより修正することができます。

自分の強みを意識して仕事に向かう

人のまねをすることで自分の良さを知ることができるようになります。足りないところを知ると言うことは、足りている、それ以上のものが自分にあるということも知ることができるからです。彼を知り己を知れば百戦殆うからずと孫子の名言にもありますが、壁は自分に成長の機会を与えてくれます。

また、自分の強みを知るための方法として、ストレングスファインダーやVIA-ISといった自分の強みを診断できる心理学のテストもありますので、それを使って自分自身の強みを見つけてみることもおすすめです。自分の潜在的に持っている強みを知り、その強みを生かすことで更なる成長へとつなげていきましょう。

悩んで考えてるより行動することからはじめる

悩んでいると、解決策を見つけなければならないと心が焦ってしまい、自分の頭の中で考えがまとまりません。前向きな悩みであれば問題ないのですが、ネガティブな思考でぐるぐると負のループを行ってしまうと本当の解決策は見えてきません。

そのような場合は考えてばかりいるといつまで経っても行動に移すことが出来ず、前へ進むことが出来なくなってしまいます。考えることよりも、とにかくやってみるという意識を持ちトライアンドエラーを繰り返してみましょう。

失敗を繰り返すことで、徐々に出来なかったことが出来るようになってきます。仕事での壁を乗り越えるのは大変ですが、その壁を乗り越えることであなたの成長に繋がっていくのです。

やりたいことをやればやるべき事も見えてくる

自分が今やっている仕事はやりたい仕事なのかを改めて問い直してみることも重要です。人はやるべきことだと思い仕事に取り組むと脳がストレスを感じてしまい、本来出せる全力の力を出せないと言う研究結果もあります。

やりたいこと、得意なことをやることで脳のストレスが減り、視野が広くなり、やるべきことも見えてきます。しなければならないという考えは自分自身の考える範囲を狭めてしまいます。やるべきことだけをやっていても心が疲れていくだけです。

やりたいことを続けることでやるべきことも見えてきます。ストレスを減らすことで思いがけないアイデアを作り出すことにもつながるのです。

今の会社を辞めても良いと開き直る

会社員は自由です。無理に今の会社にいる必要はないと開き直ることで心が楽になります。心が楽になることで脳がネガティブなことに容量を使わないで済むため、視野を広くすることにも繋がります。全ての選択権はあなたの中にあります。

会社は星の数ほどあり、あなたが勤めている会社はその中の一つにしか過ぎません。その場に留まることに意味を見出せないのであれば、部署異動なり転職するなりアクションを起こしたほうが良いこともあります。

いざとなった際の退路や抜け道は、いくらでもあるのです。今がどのような状況であれ、逃げ道や抜け道は無数に存在します。どうにかなるという意識を常に持つことでリラックスして淡々と進むことです。

無理に壁に向かわずに逃げても良い

壁にぶつかってしまうと乗り越えなければならないという先入観から抜け出せずにずっと悩んでいる方もいます。壁は自分の成長の機会を与えてくれるものではありますが、だからといって超えなければならないものでもありません。

むしろ、超えなければならないという考え方が行動を狭めてしまうことにもつながります。我慢して壁に向かうことが必ずしも良い結果を作り出すとは限りません。そんな時は反対に逃げてしまっても問題ありません。

壁は壊すことだけが正解ではなく、横を通って行くことも、引き返すこともできると心に余裕を持つことも大事です。今は壊すことは出来ないかもしれませんが、力をつけて壁にもう一度立ち向かうこともできます。

壁は自分に成長の機会を与えてくれると捉える

前述で、逃げても良いとは言いましたが、壁は成長の機会を与えてくれるものであることを理解した上で判断をしましょう。単に逃げるだけではまた同じ壁が来たら堂々巡りを繰り返すだけになります。壁は今の自分に与えられた課題です。壁を超えることが成長ではありません。壁を超えるために努力することが成長なのです。

超えれば良い、超えなければダメではなく、超えるために悩んだり、迷ったりすることで得てきた経験こそが成果です。結果に一喜一憂する人は同じように現れる壁に右往左往するだけです。しっかりと地力をつけることでどのような障害もどこ吹く風のように悠々と超えていけるようになります。

まとめ

社会人として仕事の壁に当たった時に乗り越える方法をご紹介してみましたが、参考になりましたでしょうか。大切なのは、冷静に分析していろいろな方法を考える、その仕事でなくても良いといった柔軟な思考を持つことです。押してみてダメなら時には引いて壁を乗り越えるのです。壁にあたったらピンチではなく、チャンスと考えてさらなる成長を目指しましょう。 道は一つではありません。

みんな何度も壁に当ってきています。会社の中で成長していった人もいれば、転職や起業をして芽を出していく人もいます。壁を乗り越えてきたからこそ今の地位にいる訳です。モチベーションを維持しながら、目の前の壁を乗り越えていってください。

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