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夜不安になるのはどうして?不安になった時にやるべき3つの事とは?

あなたは、帰宅後の夜の時間をどのように過ごしていますか?仕事が終わって自宅に戻り、ゆっくりと過ごすはずの夜が「何となく不安で落ち着かない時間」になってしまうという人は多いものです。

日中はとても元気で深刻な不安なんて持っていないはずなのに、なぜか夜になると不安が溢れてくる…そんな経験はありませんか?今回は「夜になると不安になる」という人へのお話です。

「夜が不安で怖い」はどうして訪れるのか?不安になったらどうすれば良いのか?などについて一緒に考えてみましょう。

「夜になると不安になる」は脳のいたずら!仕組みが分かれば怖くない

「夜書いたメールは一晩寝かせた方が良い」と言いますよね。確かに、前夜書いたことを翌朝読んでみると「こんなこと書いたっけ?」と驚くやら、恥ずかしいやら。そんな思いをしたことがある人は多いのではないでしょうか?

これは「夜になると不安になる」という気持ちと関係しています。日中活動した脳は、夜になると一日分の情報を集約して物事を考えるようになるからです。いろんな情報がリンクしまくることで「思い込みが強い」「大げさ」という結果を出してしまいます。

また、寝る前になると脳の機能がアイドリングのような状態になります。動いているけど機能が下がるのです。そうすると、感情のコントロールが難しくなります。情報が多いプラスコントロールが難しいのですから、不安になるのは当然なのです。

夜にやって来る不安とはどう付き合う?不安になってしまった時にやることとは?

そうは言っても、人は考えることをやめることができません。何も考え無いようにしようとするほど、考えてしまうものですよね。そうすることで、さらに不安の闇の中に進んでいってしまいます。

不安を持ったままの睡眠は体にも良くありません。浅い睡眠が続くと脳機能はさらに下がり、不安は大きくなる一方です。では、そんな時にはどうすれば良いのか?ちょっとしたコツを知っているだけで、不安と別れて眠りに就くことはできるのですよ。

「思ったことを書き出す」脳のメモリ要領を解放すれば不安は収まる

夜の不安は脳の情報が多すぎることが原因の一つとお伝えしました。

まずはその多すぎる情報を片付けましょう。やり方は簡単です。紙でもスマホのメモ帳でも良いので、思っていることを書き出します。誰に見せるわけでもないので、思いつきで良いのです。

脳は本人が考えていることを、記憶に定着させるべきか否か、という判断をしようとしています。これが脳への負荷になるのです。書き出すことで脳から一度出してしまえば、無意識に「忘れても良いこと」として脳へ伝達されます。すると、そのことを考え無くなるのです。

ずっと頭の中に置くから「覚えないといけない情報かもしれない」と脳が勘違いしていつまでも考えてしまいます。不安に感じたことはすぐに書き出して脳を片付けましょう。

「ネガティブな感情を否定しない」抑えようとするほど出てくるのが不安

人の習性として「やってはダメ」と言われたことほど気になります。夜に不安が襲って来た時に「こんなこと考えてはダメ」と思うと余計に考えてしまうのです。強い圧は強い反発となります。考えたくないことを考え始めてしまったら「いいよ、いいよ、気が済むまで考えていいよ」と、気持ちを解放しましょう。「いいよ」と言われるとやめるのが脳です。こうやってコントロールすることでネガティブな感情を手放すことができます。脳は子供のようなものです。どんな理不尽なことを脳が考えていても「うんうん、そうかもね」と聞き流していれば、じきにその考え自体を無くしてしまいます。この習性をコントロールすることができるようになれば、不安をいつまでも持っておくことはなくなるでしょう。

「呼吸に意識を集中させる」正常な判断に正しい呼吸は欠かせない

次は体です。夜の不安は感情だけでなく体も疲れさせてしまいます。不安に押しつぶされそう、と感じたら自分の呼吸を確かめてみてください。とっても浅い呼吸を繰り返しているはずです。

呼吸が浅いと脳は酸欠状態になり、朦朧としてきます。朦朧とした頭では正しい判断をすることはできませんよね。しっかり深呼吸をして、体の隅々まで酸素を送り届けるように意識しましょう。鼻から吸って、口から吐くという呼吸を繰り返すことで正常な判断力が戻ってきます。

ベッドの中で眠れずに不安と戦っているのであれば、この方法でいつの間にか眠りに就くこともできます。お腹までしっかり息を吸い込んでしっかり吐き出す、これだけで体の機能は整えることができるのです。

夜の不安を感じない生活をするには?日頃から意識したい健やかな習慣とは?

人の体は酸素と血液が足りなくなると途端に働きが悪くなります。反対に言えば、酸素と血液さえ満たしていれば正常に働くのです。

夜に不安を感じやすい人は、このバランスが崩れている可能性が高いでしょう。そうならない為には、日中にできるだけたくさんの酸素を吸い込んで、できるだけ勢いの良い血流を促しましょう。特に大きなことをする必要はありません。体は小さな変化でも影響します。それは悪い変化だけでなく、良い変化についても同じです。ちょっとの心がけでしっかりと認識してくれますよ。

夜の不安を感じない体にする!生活リズムを整えよう

人の体と脳は習慣が好きです。いつもこれくらいの時間に起きる、そろそろご飯を食べる、そろそろ寝る、と脳と体はあなたの習慣で次ぎの動きに備えています。この備えと実際のあなたの動きが異なると思うように行動ができなくなるのです。

まずは脳や体とパターンを共有しましょう。そのためには生活リズムを整えることが先決です。起きる時間、寝る時間、食事の時間など、一日の生活の中でポイントとなる動作を決まったタイミングで行うようにします。これができるようになると、夜は不安を感じる前に眠たくなります。

体と脳とあなた自身が「そろそろ寝る時間だ」と同時に感じるようになるからです。「毎日この時間になったら、眠たくなくてもベッドに入る」など、時間を決めて行動してみましょう。

脳のストレスはこまめに捨てる!軽い運動を習慣付けよう

夜不安になりやすい人は、日頃のストレスを溜め込んでいることが多いです。日中のストレスが、脳機能が低下する夜に出てきやすくなります。

ストレスはこまめに発散するようにしましょう。これには軽い運動がおすすめです。ストレスは溜まると面倒ですが、一つ一つはそんなに厄介なものではありません。仕事帰りに一駅歩く、社内では階段を使う、などいつでもできる運動である程度解消することができます。

入浴前に軽いストレッチをすれば、お風呂での発汗もしやすくなり、スッキリしますよ。ストレスを感じない生活というのはとても難しいですが、受けたストレスを都度発散するというのは意外と簡単なことです。

不安を感じるのは、正しく生きようとしている証拠!その不安は現実のものにはならない

夜不安に駆られる人は「自分はダメだ」「このままではいけない」と自分を否定することが多い人です。確かに、自分のことを顧みることは大切ですが、反省と悔いることを混同してはいけません。普段の自分を顧みて不安になるということは「正しい自分でいたい」という気持ちの表れです。そんな風に生きている人が、不安に思うようなことは現実には起りません。

正しい自分でいようとしている人は、周囲もそれを理解してくれています。もしも、あなたに何かが起っても、普段のあなたを知っている人が必ず力になってくれるはずです。あなたが思うより、周囲の人はあなたのことをきちんと見てくれています。大丈夫です、いつものあなたのままでいいのです。

まとめ

夜というのは不思議な時間です。日中には思いつくこともない考え事が止まらなくなることがあります。それが楽しい考え事なら良いのですが、大抵はそうではありませんよね。外が暗いからなのか、眠れないからなのか、その理由を考えても答えが出なくて「これはきっと考え無くてはいけないことなんだ」と思い込んでしまう人もいるでしょう。

でも、夜はそういうものです。あなただけが不安に感じているのではありません。体の機能、性質上仕方の無いことなのです。あなたにできることは、得体の知れない不安を追い払うことではなく、夜を穏やかに迎えるための日中を過ごすことです。自分の体と心の仕組みを正しく理解して、翌日のためにぐっすりと眠ることを大切にしましょう。

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