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完璧主義をやめることってできる?そもそも自分のよさってどこにある?

完璧主義と言えば仕事も私生活もきっちりしているイメージを持ちそうですが実際はどうでしょうか?完璧主義の方は仕事で満足のいくアウトプットが出せているのかどうか気になりますね。完璧主義はスピードが要求される仕事においては細部にこだわるためにどうしても能率が下がる傾向にありますので、度が過ぎると仕事でも人生でも完璧主義が重荷になってしまいます。

そのような場合には完璧主義をやめることが望ましいですね。今回は完璧主義をやめるためにはどうすればいいか書いてみます。

完璧主義とは自分に厳しく目標が高いということ

これは完璧主義者のいいところなのですが、責任感が非常に強いため高い目標を設定してもそれをクリアしようと全力で取り組みます。物事を細部にわたりミスなく完璧にこなそうとするため、時間がかかっても完成度の高い仕事をするケースが多々あります。

一方で、自分に厳しい自己評価を課してしまうため、物事を完璧にこなそうとするあまりに自分を追い込み、悪いケースとなると自分のペースに周りをも巻き込んでしまいます。また、自意識が高く他人からの評価をついつい気にしてしまうことも相まって妥協が出来ない状態に陥ってしまいがちです。

つまり、完璧主義には良い面と悪い面の両方が存在しておりますが、どちらかと言えば完璧主義者が同じグループにいると周囲の仕事のペースが乱れる一因となってしまう場合が多いと感じます。

さらに、完璧主義者が設定した目標を達成できた場合には非常に強い喜びとなりますが、達成できなかった時には落ち込みも強くなります。酷い場合にはふさぎ込んでしまうことも稀にありますので、このような点には注意が必要です。

完璧主義になりますと目標を達成しようと長時間の残業も厭わなくなり、疲労が次第に蓄積していってしまい、最終的には身体を壊してしまいます。

完璧主義であることの良い点と悪い点はここ

完璧主義の良い点は責任感が強く細部に渡って入念に行うような細かい作業が得意ですので、例えば会計士や税理士などミスをしないように完璧にこなさなければならない仕事に向いているという点が挙げられます。

このミスをしないように職務を完ぺきにこなそうとする性質は人命にかかわるような仕事においても重宝され尊敬されますので、ご自身の性格に合うような仕事が見つかればそれは天職に感じることでしょう。仕事が上手く行けば私生活も自分の思うように作り上げていける場合もありますので、公私ともにご自身の欲求を満たせる可能性もあります。

良い面がある一方で悪い面もあり、物事を完璧にこなそうとするあまりそれがプレッシャーとなってしまい、行き過ぎると自分を追い詰めだします。もちろん、仕事の内容や家庭の状況がご自身と合わないようですと周囲との軋轢など様々な問題も起こり得ます。

このような状況ではストレスが溜まる一方で、やがてうつ病や最悪の事態では自殺にまでつながりかねません。追い詰められた状況になった時に外部に助けを求めればまだいいのですが、完璧主義の方は自分自身を追い込んでしまうため外部に助けを求めることはあまりせずに、人知れず悩み苦しんでいる場合が多いです。

仕事でありがちな完璧主義とはこのような場合

完璧主義の方は自己愛が強い場合がありますので理想を追求し、これが高じると他人への非難へとつながる場合があります。例えば、自分は細かい仕事をしていますが、他の人は大雑把に仕事をしていると自分の仕事は素晴らしいのに他の人の仕事はなぜこんなにも雑なんだ?となりがちです。

そして仕事の細部に目が行ってしまいどうしても妥協できずにいちいち細かく突っ込んでしまいます。それが同僚の関係ならまだしも、上司と部下との関係ですと力関係により過剰な指摘ともなりかねません。

他にも、仕事には期限があり仕事をしているとこの期限に間に合わせようと必死に仕事を終わらそうとしています。

しかし、完璧主義の場合には完璧に仕事をこなそうとしますが、この期限がネックとなりどうしても期限内に仕事を終わらせられない場合が出てきます。すると、期限内に終わらないので他の部署にまで影響を及ぼすこともあり、上司は完璧主義の方に安心して仕事を任せることが出来ない、となってしまいます。

また、仕事に優先度をつけられない場合もあるために、例えばエクセルの表一つを取ってみても、フォントや文字の大きさ、罫線の種類、色など優先順位の低い仕事まで全て完璧にこなそうとするために膨大な仕事となります。

すると、会社では終わらないために家に持って帰ってまで仕事をしようとしますが、実際の仕事は優先順位の低いことまで行っていますので、時間をかけた割にアウトプットは低く、余計な残業をしていると見做されます。

完璧主義をやめることは良いのか悪いのか果たしてどっち

完璧主義になる原因は幼い頃の環境に起因していると言われています。例えば両親から上手く行ったことだけ褒められ続けると、子供は次も上手くやろうと次第に完璧主義の気質となってしまいます。このケースではいわばねじれた愛情表現の結果引き起こされています。

また、完璧主義では自分一人で生活する分にはいいですが、仕事や家庭を持っていると周りとペースの違いを感じてしまい生きにくいものです。仕事でも周囲との違いを感じ、さらには家庭でもすれ違いを感じるような場合ですと、完璧主義をやめたほうが肩の力が抜けてより楽に生きられるのではないでしょうか。

一方で、先ほど書きましたように完璧主義には長所と短所があり、もしもお仕事において完璧主義の気質が生かされておりご自身の仕事が評価されているようであれば、それは完璧主義を上手く行かすことが出来ていると言えます。この場合は無理に辞める必要はないかもしれません。

もちろん、ご家族との関係を考えたときに完璧主義によりご家族との関係が上手く行かない場合にはご家族の事もしっかりと考えたいですね。この場合にはご家族と一緒にいる時だけは頭のスイッチを切り替えるようにして完璧主義をやめるように努力したいところです。

完璧主義が嫌でやめるためにはどうすればいいか

完璧主義となるには様々な要因があるかと思いますが、完璧主義をやめるにはまずは自分がなぜそうなったかについて知ることが大切であると思います。

もしも幼少期の体験からくるのであれば、まずはその自分を受け入れてあげましょう。そして気持ちを楽にして水滴が岩を穿つように少しずつ妥協していくことを覚えていくことが大切です。また、これまでの自分とは逆をイメージしながら少しずつ変えていくことで、それまで完璧主義のためにできなかった行為を敢えてしてみることも試してみましょう。過度の完璧主義はご自身だけでは対処は難しいと思いますので、お一人で悩まずに専門家に相談してみることも必要だと思います。

もちろん完璧主義の方にとってはそれまでの人生を完璧主義で通してきたのでいきなり変える事は容易ではないかと思います。しかし、この文章を読んでいるということは少なからず完璧主義をやめることを考えているのではないでしょうか?

何事にしてみてもやめるにはきっかけなり決意が必要です。仕事をより上手くこなすため、または家族との関係を良くしてより楽しい時間を過ごすため、もしくは完璧主義の自分自身に嫌気がさしたためなど、理由は様々なあるかと思いますが、なぜやめることを考えたのか、を常に頭に置きこれを機に完璧主義をやめることを考えてみてはいかがですか。

まとめ

完璧主義とは物事を完璧にこなさなければ自分自身に納得がいかないような方々を指します。完璧主義は妥協が出来ない場合が多いので融通が利かず、自分のペースに周りを巻き込んでしまうことも多々見られます。このため、チームで行う仕事などでは浮いてしまいがちで仕事量に比べてアウトプットも低くなります。

もちろん、職人さんなど仕事を完璧にこなさなければならい職業では高い技能を獲得する場合もありますが、完璧を追求するあまり普段使い慣れた道具が無くなったりすると途端に仕事に手がつかなくなったりします。

完璧主義は良い点と悪い点の両方ありますが、どちらかと言うと周囲を巻き込んでしまい知らず知らずに迷惑をかけている場合もありますので、完璧主義が嫌で悩んでいる方には完璧主義をやめることをお勧めします。

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