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自分を好きになるためには?すぐにできる5つの方法とおすすめの本!

「自分のことを好きになりたい」と望みながらも、うまくいかずに悩んでいる方は少なくないと思います。自分を好きになれなければ、仕事において自分を否定し続けてしまいうまくいかないことも多いはずです。

あなたは、「自分には、好きになれる長所がない」と考えてはいませんか?しかし、それは大きな間違いです。自分のことを好きになれないのは、あなた自身の気持ちの問題と言えます。

そこでこの記事では、自分を好きになるための方法や考え方について紹介していきます。いきなり全部実践するのは難しいと思いますが、できることから始めていきましょう。

もくじ

自分を好きになれない原因は「自分を認められない気持ち」にある

まず「自分を好きになれない」と考えている人のほとんどは、「自分のことを認められない」という気持ちを持っています。自分のことを認められなければ、自分を好きになることはできません。

たとえ周囲から評価されたとしても自分の短所に目を向けてしまい、「なぜ自分はダメなんだ」と自己否定をしているのです。

自分のことを好きになりたければ、まずはこの考え方を改めるようにしましょう。自分の“足りない部分”に着目していれば、自分自身をいつまでも認められません。

自己評価が低いことは「自分はまだまだ」と努力ができるので、すべてが悪い部分ではありませんが何事もやりすぎはいけません。ですので、まずは自分自身を認めるところから始めましょう。

自分を好きになる方法は?すぐにでもできる考え方5選

あなたにも、「自分を認められない」と悩むことがきっとあるはずです。先ほどもお伝えした通り、自分を認めなければ自分のことを好きにはなれません。

では、自分を認めるためにはどうすればいいのでしょうか?自分のことを認めるためには、まずはあなた自身の“考え方”を変える必要があります。

そこでここからは、自分を好きになるために必要な“5つの考え方”を紹介していきます。すべてをすぐに実行するのは難しいでしょうが、できることから少しずつ挑戦していきましょう。

自分ができることを認める!嫌いな欠点ばかり見てはいけない

自分を認めるためには、自分の“欠点”ばかりではなく、“自分ができること”を知ることが大切です。自分の長所を知ることは、自分を好きになれるキッカケとなります。

なかには、「自分にできることや長所はない」と考えている方もいるかもしれません。しかし、それは大きな間違いで「あなた自身が気付いていないだけ」です。

「自分には長所がない」と考えていれば、まずは自分の長所を知るところから始めましょう。あなたにとっては当たり前のことでも、周囲からすれば「あの人はすごい」と思われている部分は珍しくありません。

また、自分の欠点を許すことも大切です。当たり前ですが、すべてのことを完璧にこなせる人間はいませんので、自分の欠点を把握したうえで許すことを心がけましょう。

他人と比べすぎない!周囲の人はうらやましく見えて当然

自分を好きになれない人は、他人と比べすぎて自己嫌悪に陥ってしまっている傾向があります。他人と比べ続けていれば、周囲がうらやましく見えてしまうでしょう。

たしかに、他人と比べることで自分の能力を把握しやすいのは間違いありません。しかし、常に周囲を比べていればキリがありませんし、何よりあなた自身が疲れきってしまいます。

他人と比べることが多い人は、周囲の人や置かれた環境に注目しすぎている傾向にあります。ですので、できる限り「自分の力を精一杯出し切ること」に集中しましょう。厳しい言い方になりますが、他人と比較したところで、あなたの能力や評価が上がるわけではありません。

自分の力を出し続ければ、いずれ周囲からも認められて自分自身のことを認められるようになるはずです。

八方美人をやめる!すべての人に好かれるのはほぼ不可能

八方美人の傾向がある方は、自分を認められなくなってしまう可能性があります。すべての人に好かれようとするあまりに、「自分は嫌われた」と思い込んでしまうのです。

正直なところ、すべての人から好かれることは極めて困難と言っていいでしょう。あなたがどれだけ行動を気にしたとしても、一部の人は「あの人はみんなに良い顔をしている」と感じてしまいます。

その状況で八方美人の人は、周囲から好かれようとするため「あの人から嫌われてしまった、自分が悪いんだ」と自己否定をしてしまうのです。

このことにより、「自分は〇〇が足りない」と“ない部分”を見ようとするため、自分を認めることから遠ざかってしまいます。

目標を立てる!成功体験を積んで自分を認めてあげる

何かしらの“成功体験”が少ない人は、自分のことを認められないことが多いと言えます。「自分はできるんだ」と感じられる機会が少なく、自分のできることや長所に気がつけていないケースがほとんどです。

仕事において、毎日同じ仕事をくり返していると認められる機会が少なくなり、自分を認められる機会も減るでしょう。ですので、何かしらの機会を作るために自分なりの“目標”を立てるようにしてください。

目標というとハードルが高いですが、「今日は〇〇をいつもより早く終わらそう」というような、“いつもよりちょっと背伸びした目標”でかまいません。

目標の立て方としては、達成したい最終目標とともに途中に達成するべき“小目標”を立てることがおすすめです。小さな目標をこまめに立てることで、定期的に達成感を得られる仕組みを作りましょう。

失敗をいつまでも後悔しない!次に活かすことだけを考える

先ほどもお伝えした通り、自分を認められない人は“自分の足りない部分”に着目してしまいます。ですので、失敗に対して長い期間引きずってしまう傾向にあるようです。

あなたは、失敗に対して「怖い」と感じることはありませんか?もちろん、失敗は後悔してしまうことも多く、乗り越えるのには多くのエネルギーが必要になります。

ただ、まったく失敗をしない人というのはこの世に存在しません。事実、大きな成功を収めている人のほとんどは、過去に大きな失敗を経験して乗り越えていると言います。

難しいことですが、多くの挑戦と失敗を経験しましょう。最初は失敗することが多いでしょうが、数多くのチャレンジを続けていれば大きな成功を得られるはずです。失敗を生かして、次の成功をつかめるように意識してください。

自分を好きになりたい!悩める人におすすめする2冊の本とは?

ここまで、自分を好きになるための方法を紹介してきました。可能なことから実践して、少しずつ改善できるようにしましょう。自分を認められれば、仕事が一段とやりやすくなるはずです。

しかし、自分のことを好きになるのは簡単なことではありません。先ほどもお伝えした通り、あなたの考え方の多くを変えていく必要があるでしょう。

そこで、“自分を好きになる考え方”を身につけるために参考となる本を“2冊”紹介していきます。「自分のことをうまく好きになれない…」と行き詰まってしまった方は、ぜひ一度手に取ってみてください。

『自分を100%好きになるシンプルな習慣』:ヒントをつかむ本

『自分を100%好きになるシンプルな習慣』は、コンサルティングなどを生業としている著者が、仕事や人間関係がラクになる方法をまとめた本です。

この本は「自信よりも“自分”を持とう」というスタンスで書かれており、「自分に自信がない」と悩んで無理をしている人にとっては、肩の荷が下りたような気持ちになることでしょう。

また、すぐに実践できる具体的な内容も紹介されているため、読んで「良い本だった」で終わることはないでしょう。

  • 自分を変えたい
  • 八方美人の傾向がある
  • いろいろとネガティブに考えてしまう
  • 自分を認められない
  • 完璧主義で困っている
  • などのことに心当たりがある方は、ぜひ一度手に取ってみてください。気持ちが楽になりますし、背中を押してくれるような本になっているはずです。

『自分を好きになる本』:中学・高校の教科書にも載る名著

アメリカの臨床心理学者が、自分を好きになるための考え方をまとめたのが『自分を好きになる本』。中学・高校の教科書にも掲載されるような、かなり読みやすい本になっているため、読書に苦手意識がある方にもおすすめできる1冊になっています。

この本では、“アサーション”という考え方が多く用いられているのも特徴です。アサーションとは、ひと言で言うと「自分と相手の両方を傷つけずに、自己表現するための考え方」と言えます。

あなたは、自分の気持ちを普段から声に出せているでしょうか?きっと、ほとんどの方ができていないはずです。

本書は、自分と周囲とのコミュニケーションを強化することで、自分も他人も認められる環境を作ることに着目しています。対人コミュニケーションに悩みを抱えている方には、おすすめしたい本になっています。

まとめ

自分のことを好きになるのは決して簡単なことではありません。ましてや、いままで自分のことを認められなかった人なら尚更です。

自分を好きになるためには、自分の長所を認めることが大切になります。少しだけ考え方を変えて、自分のことを自然に認められるような環境を作るようにしましょう。

大前提として、「自分には長所がない」ということは絶対にありません。それは、あなた自身が気づいていないだけです。自分のない部分ではなく、自分の“ある”部分に着目することを心がけてください。

それを続けていれば、いずれ自身のことを認められるようになるはずです。難しいことですが、慌てず焦らず少しずつ、あなたのペースで自分のことを好きになるようにしましょう。

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