メンタル

20代で身につけたい!失敗を恐れないメンタルを作る3つのステップ

20代の若手と呼ばれる方々の中には、「失敗を恐れないメンタルは先天的なもの」と考えている方も多いのではないでしょうか?しかし、失敗を恐れないメンタルは自分の努力を作れるものです。

今回は、失敗を恐れないメンタルを手に入れてどんどん行動していきたいという方のために、その作り方を詳しく解説していきます。20代の若い年齢のうちに、失敗の捉え方を変え、行動する力を自分で作り出せるスキルを備えておきましょう。

もくじ

失敗を恐れないメンタルをもつ人の3つの特徴とは?

「失敗を恐れないメンタルをその人の個性」と考えている方も珍しくありませんが、実はそうではありません。失敗を恐れずに行動する力に満ち溢れている方は、失敗を恐れているメンタルのデメリットを知り、失敗を恐れている自分自身を俯瞰しています。

まずは、失敗を恐れないメンタルをもつ人の3つの特徴から把握していきましょう。決して先天的な能力でなく、努力を積み重ねている人が失敗を恐れないメンタルを手に入れています。

失敗を恐れている状況のデメリットを知っている

失敗を恐れないメンタルをもっている方は、失敗を恐れている状態そのものがデメリットであることを知っています。

「もし、この商談がうまくいかなかったら」「自分の提案が相手のメリットにならなかったら」と考え、行動した場合と行動しなかった場合のメリットとデメリットを比較しています。

結果、多くの失敗をすることにメリットがあるという経験をして、自分自身でメンタル自体を選択しています。短い期間では「うまくいっていない」と見えてしまうことでも、失敗を恐れないメンタルをもっている方はその繰り返しの中から多くのことを学んでいるわけです。

長期的な視野をもち、どちらのメンタルでいたほうがメリットが多いかを分析しています。

失敗を恐れていることを自覚している

失敗を恐れないメンタルをもっている方は、失敗を恐れている自分を受け入れています。多くの方は、失敗することを悲観し、自己否定してしまいがちですが、失敗を恐れないメンタルをもっている方は「そんな自分もいる」と受け入れてしまうのです。

そして、「すぐに行動に移すべきことは分かっている。でも、行動できない」というジレンマの間で、悩むという点も同じです。そのため、なぜすぐに行動できないのだろうと悩んでいる方も、決して悲観する必要はありません。

その悩みがあるからこそ、自分自身の扱い方を知り、次の行動を開始するためになにが必要なのかを考えることができます。どうすれば自分の行動が変わるのかに目を向けてみましょう。

失敗を恐れないメンタルの作り方を知っている

前述の通り、「どうすれば自分に行動を開始するモチベーションが生まれるのか」に悩むことは非常に大切です。そして、いつも失敗を恐れないメンタルでいられる方は、失敗を恐れないメンタルでいるための方法を知っています。

モチベーションの見つけ方は、自分自身でしか見つけることのできないルーティーンです。失敗を恐れないメンタルをもつ人は、「どんな刺激があれば、今のメンタルを変えられるのか?」という視点で、自分自身を客観視しています。

失敗を恐れてしまう自分自身を否定せずに、向き合う習慣を身に着けること。そして、自分が常に失敗を恐れずに行動するために必要な刺激を知ることが、メンタルを変えていくための条件と言えるでしょう。

 

失敗を恐れないメンタルには作り方があることを知る

多くの方が「失敗を恐れないメンタルはもともと備わっているもの」と認識していますが、実はそうではありません。客観的には「失敗を恐れず行動する人」と認識されている人も、失敗を恐れないメンタルの作り方を実践しています。

そのため、「いつも行動が早く、実績をあげている」という先輩も、失敗を恐れないメンタルの作り方に悩んだ時期があるのです。そして、そんな自分と向き合うことから、メンタルを変えていくことに成功しています。

まずは、失敗を恐れてしまう自分自身を認め、しっかりと向き合うことです。「失敗を恐れないメンタルでいるために必要な条件」はその後に見えてきます。いつでも行動できる方は、メンタルの作り方を習得しているのです。

 

失敗を恐れないメンタルを作る3つのステップ

これから紹介する3つの方法は失敗を恐れないメンタルを作るための方法は誰にでも実践でき、長期的な目線で非常に有効な方法です。自然に「チャレンジしなければならない」という考え方から、「失敗を恐れているメンタルそのものを楽しむ」というマインドにシフトすることができます。

失敗を恐れてしまうという癖をもっている方は、お試し感覚で実践していくことをおすすめします。肩の力を少し抜いてみることで、失敗そのものの考え方を変えられるはずです。

失敗すること自体を目標にしてしまう

失敗すること自体を目標にしてしまうという考え方は、成果をあげることを求められる社会人にとって非常識な考え方かもしれません。ただし、行動量を増やすという意味では、成果に直結する考え方とも言えるのではないでしょうか。

前述の通り、いつでも行動するモチベーションのある方は、失敗を恐れないメンタルをもつことにメリットを見出しています。

もちろん、「どうすれば成果をあげられるか?」を試行錯誤することも大切ですが、失敗すること自体を目標にすると行動量を自然に増やすことができます。

そして、失敗を恐れてしまい、行動に移すことができずにいる自分自身を自然に変えていくことができるでしょう。成果はそんな考え方の先についてくるものと考えることをおすすめします。

失敗を恐れている自分と将来の自分とを比較する

失敗を恐れないメンタルを備えている方の共通点として、「失敗することのメリットを知っている」ことは前述の通りです。しかし、そのメリットは将来の自分を描けている人でなければ、見出せないメリットとされています。

「どんな仕事をしたいか?」「どんなキャリアを形成していたか?」を思い描くことで、失敗することの意味が変わってくるはずです。少し無責任な表現になるかもしれませんが、会社に所属している立場であれば、失敗をしても常識が責任をとってくれる素晴らしいポジションです。

ぜひ、今の立場を有効に活用し、失敗から習得できる物事をすべて身に付けてみてはいかがでしょうか。

仕事ができると思われようとしている自分を否定する

失敗を恐れてしまっている方の中には、今の職種での評価や今の部署での評価だけに囚われてしまっている方も少なくありません。そして、「仕事ができる自分でいなければならない」という無意識の力が働いてしまい、思い通りに動けなくなっている方も珍しくありません。

そんなサイクルに入り込んでしまっている方には、仕事ができると思われようとしている自分自身を否定するという方法がおすすめです。

周りからの視線よりも、「どうすれば取引先が喜んでくれるか?」「信頼してくれるか?」を意識することで、失敗を恐れないメンタルを自然に習得することができるはずです。

さらに、周りからどう思われるかよりも、自分らしくいることを意識できるため仕事自体が楽しくなるはずです。

まとめ

「失敗を恐れないメンタル」は自分で作ることができます。職場でハツラツと仕事をこなす先輩方を見ると、「自分とは違う個性がある」と認識してしまいがちですが、そうではありません。

まずは、誰もが失敗することを恐れ、行動しないことを選んでしまうという事実を把握しましょう。そして、どうすれば失敗を恐れないメンタルを作ることができるのかを研究してみましょう。

今回は、誰もが実践できる3つのステップを紹介しましたが、メンタルの作り方は人それぞれです。自分が無理なく行動を開始できるメンタル作りを習得してみてはいかがでしょうか。

失敗から多くのことを学び、次の機会に活かせる人材が活躍する時代が訪れています。

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