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仕事に行くのが恐怖…今後どうなる?逃げるというのはアリですか?

仕事をしている中で、常に順風満帆であるという人の方が少ないでしょう。時には、嫌だなと感じる程度のレベルではなく、恐怖として感じてしまうことも起こるものです。一時的な恐怖は多かれ少なかれ誰しも経験するものですが、それが解決しないまま続いてしまうことは、あなたにとって何1つ良いことがありません。

継続的に仕事に対して恐怖を感じてしまっているのなら、それを克服する手段を考えることは充実した生活を送る上でとても重要なことです。どのようにして仕事での恐怖に相対するべきなのか、考えていきましょう。

どのような状況で仕事に恐怖を感じてしまうことが多いのか?

一口に恐怖と言っても、それを感じる対象や状況などは人それぞれです。仕事上で恐怖を感じることが多いシュチュエーションとはどの様なものが多いのでしょうか?今は特に仕事に対して恐怖を感じていないあなたも、事前にこれについての情報を持っておけば、恐怖を生むかも知れないシュチュエーションに相対した時に先んじて対処をすることもできるでしょう。また、あなた自身が相手に対して恐怖の感情を植え付けてしまうという事態を避けるための一助にもなります。

そもそも恐怖という感情は何かについて知っておきましょう

恐怖というのは本来、一定以上の脳の大きさを持った生物全般が持っている機能です。この場合の恐怖は、自身の体ひいては命に対して危険が及んだ時に機能するもので、正常な反応であり制御することは非常に難しいです。大前提として、決して悪者ではないということです。

人間の恐怖はこれをベースにしながらも、感じる要素が多くなっています。感情がそうさせる大きな原因です。見栄や自尊心を傷つけられることは、本来直接的に生命の危機に直結するわけではありません。しかし、人間はこの自尊心というものが傷つくことを無意識下に命の危機と誤認する場合もあります。こういった人間ならではの進化した恐怖の感じ方が、仕事で恐怖を感じてしまう原因の1つになります。

もう1つの大きな要因は、想像力にあります。頭の回転が良い人ほどこの想像力が強く働いてしまうので、恐怖を感じる機会も増える場合があります。想像力が強く働いてしまうと、一度感じた恐怖から、本来なんの因果関係もないことに関しても恐怖を感じるようになってしまうことがあります。こうなってしまうと恐怖が恐怖を呼び、問題に向き合うことが困難になってしまいます。

仕事で恐怖を生み出す一番の理由は人間関係に大きく影響する

どのような場合に仕事上の恐怖を感じるかというと、この人間関係に起因する場合が一番多いです。パワハラやセクハラに代表されるハラスメントが際たるものです。しっかりとハラスメントであると認識ができて、かつ相手もハッキリとしている場合はまだマシだといえます。対策を取ることも可能だからです。

一番厄介なのは、問題と当事者がハッキリとしない場合です。この場合は、そもそも問題や当事者が存在しないということすら有り得ます。先に書いたように人間は他の生物と違い、独自の進化した恐怖を感じてしまいます。確かに恐怖を感じる原因の種が、少しは仕事上の人間関係にあったのでしょう。しかし、本来それは小さなもので、一過性です。

ただここで想像力を働かしてしまうと、その取るに足らない種をあなた自身が大きく育てることになってしまいます。こうなると簡単には解決しなくなります。仕事上での人間関係が全て、見えない恐怖に変わってしまうからです。人間関係が仕事上の恐怖の大きな原因なのは、このような作用によって人間関係の複雑さがそのまま、恐怖の複雑さに繋がってしまうことにあります。

職場環境なども仕事での恐怖を生み出す重要な要素になっている

仕事の種類によっては人間関係ではなく、その仕事自体や環境に恐怖を感じることも少なくありません。この場合の恐怖は、人間特有のものに起因するのではなく、生物としての恐怖、すなわち命の危険の場合が多いです。警察や消防、自衛隊などに代表される命の危険をはらんだ仕事がこれにあたります。この場合は、ひたすら慣れるより他に手はありません。慣れることでそれが日常になれば、目の前で起こったことに対しても少し距離を置くことができるようになります。

非日常が大きな恐怖になることは誰でも経験していることでしょう。慣れると人は恐怖を感じることが少なくなります。次が予想できるようになり、非日常を感じる場面が少なくなるからです。

この様な職種でない場合は、過剰労働などが要因の場合が多いです。仕事や時間に追われることで、恐怖を感じてしまうのです。本来、仕事があなたに生命の危機をもたらすことはありません。あなたの想像と思い込みが、本来なんでもない仕事や時間を知らぬ間に怪物にしてしまっているのです。

仕事に恐怖を感じてしまったら、どのような影響が出てくるのか?

仕事をしていく上で恐怖を感じることは、誰しも経験する可能性のあることで、特別珍しいことではありません。新入社員の頃はこの恐怖心が適度な緊張感を生み出し、仕事にメリハリを付ける効果もあります。しかし、なにごとも過度になっては良くありません。過度な恐怖は、それが長く続いてしまうことで大きなストレスを生み出してしまいます。仕事で恐怖を感じてしまい、それを上手く克服できない状況が続いてしまうと様々な悪影響が出てきます。

恐怖がストレスに変わると体に色々なサインが出てくる

初期段階では、よく分からない不安感があります。それが続いていくと、今度は肉体的に症状が現れ始めます。不眠や食欲不振などが最初に現れやすい症状です。これらはストレスが原因となって起こるものですが、そのストレス自体を生み出しているのは仕事上の恐怖である場合が、社会人には多く見られます。この辺りで対策を講じることができれば、特に問題なく比較的速やかに解消されます。

仕事上の恐怖がもたらすもので大きなものはうつ病です。これは、急に顔を出すものではありませんが、不眠や食欲不振が続くことでホルモンバランスなどが崩れてしまい発症してしまいます。治らない病気ではありませんし、程度によっても変わりますが、薬を飲んだらすぐ完治するというような病気でもありませんから、根気強く向き合う必要があります。うつ病の場合、人間ならではの恐怖のメカニズムが一層強く働いてしまう可能性が高いので、ありもしない恐怖が爆発的に増大してしまうことも少なくありません。こうなると、最悪の事態を招くことも考えられますので、周囲が徹底してサポートすることが大事です。

仕事で感じた恐怖を克服する手段にはどのようなものがあるのか?

仕事で恐怖を感じること、それが慢性化することによって生じる悪影響は軽視できるものではありません。辛いこと、難しいことも多いですが、なんとか恐怖を克服するように努めることが必要です。とは言っても、どのような手段で仕事の恐怖を克服するかは、どのような状況で恐怖を感じるかと同じく、人それぞれ違います。まずは試しやすいものから行ってみて、それでも解決しないようなら手段を変えてみましょう。

押してもダメなら引いてみる。恐怖から逃げることも立派な克服方法

気質が真面目であればあるほど、問題から逃げることはダメなことだと思ってしまいがちです。子供の頃にも、大人になってからも逃げちゃダメだ。と周囲から言われたことは1度や2度ではないでしょう。それはそれで、1つの考え方でしょう。しかし、それでは潰れてしまう場合もあります。

逃げることは悪いことではありませんし、恥ずかしいことでもありません。ただし、逃げるならば正しい方向に最後まで逃げ切りましょう。仕事で恐怖を感じているなら、仕事上の何に対して恐怖を感じているのかを一旦考えてみましょう。これをしない逃げは、よく言われる恥ずかしい逃げです。押してもダメなら、というように1度は押してみること、恐怖に向き合ってみることが大事です。

その結果どうしても無理となれば、さっさと逃げましょう。仕事上の人間関係が原因なら、転職したり部署を変えてもらったりして対策を打ちましょう。職場環境も同様です。仕事は世界に1つではありませんから広い視野を持って、いっそ恐怖を感じたことをチャンスだと思って色々と見直してみましょう。

押してもダメならもっと押してみる。恐怖に向き合って克服する

逃げることは恥ではないと分かっているけど、やっぱり逃げたくないという人もいるでしょう。そうなれば、恐怖に向き合って克服するしかありません。PTSDというストレス障害があります。これは強い恐怖を感じた後に起こるストレス性の病気で、戦争からの帰還兵、大災害や大事故の被害者の方などに起こることが多いものです。普段は何も影響はありませんが、睡眠時などのふとした時に突発的にその場面が頭の中で再現され、その時の強い恐怖をリアルに感じてしまいます。

このPTSDの対処法の1つとして、その現場に赴き恐怖の原因と真正面から向き合うというものがあります。当然、専門医の指導のもとに行うのですが、これでPTSDを克服できたという事例も少なくありません。変に仕事の恐怖から目を背けるのではなく恐怖と向き合い、あなたが恐怖から1歩も引かないことで、恐怖の方があなたから逃げていくことを目指しています。これは想像以上の苦痛を伴いますが、達成できれば同じ恐怖に苛まれることはなくなりますし、自信と度胸も同時に手に入れることができます。リスクが高い分、リターンも大きいという手段です。

まとめ

仕事の充実は生活の充実と密接に関係しています。その仕事の中で必要以上に恐怖を感じてしまうと、その悪影響はそのまま日々の生活にも反映されてしまいます。できる限り早急に対策を考え、手を打つべきです。しかし、ここで大事なことは、無理して対策を行わないことです。手を打たなければ、早く対策をしなければと1人で気負いすぎてしまうと、それ自体が新たな恐怖、強迫観念となってしまいます。

まずは気楽に対策を考えてみましょう。それでも上手くいかないなら、思い切って周りに相談してみましょう。どうしても周りに相談できないなら、専門機関や窓口に相談してみることも大事です。充実した健康的な生活を送るために、仕事で恐怖を感じてしまったら可能な限り早急に対策を講じましょう。

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