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仕事ができない?辛い思いや死にたい気持ち…楽になる5つの方法!

仕事は楽しいばかりのものではありません。時には成績が上がらず自分のふがいなさに落ち込むこともあるでしょうし、上司に叱責されて悲しい思いをすることもあるはずです。

誰しもが悩みながら仕事をしていると思います。ですが、「辛くて仕方ない」「いっそ死んでしまいたい」なんて思ってしまうのは危険信号。そんな気分になってしまったら、誰かに相談するか仕事について見なおしてみるようにしてください。

ここでは死にたくなるほどつらいときの対処法や、仕事に対する考え方を見直すヒントをまとめました。辛くなったときにぜひ読んでみてください。

もくじ

仕事が辛くて仕方ない…死にたいあなたへ!ちょっと待って

どんな状況に置かれていても、死んでしまいたくなったら勇気を出して仕事から離れてみましょう。仕事だけが人生ではありません。人生は変えていけます。仕事を辞める、転職する、環境を変える、それだけで嘘のように楽しい毎日が待っているかもしれません。辛くなった時は、このことを思い出してください。

とはいっても仕事が辛くて死にたいとまで思っているときには正常な判断できていない可能性があります。仕事に一生懸命な人や真面目な人ほど辛さを感じやすいのですが、「私がここで仕事を辞めたら同僚たちに迷惑がかかる」「ここで会社を辞めたら逃げだ」などと自分を追いつめてしまいがちです。

ですが本当に大切なのは仕事よりもあなた自身の人生のはずです。そのためにはときに逃げることも必要ですし、自分自身を追いつめなくても良いのです。

仕事ができない?もしかすると発達障害かもしれない

辛くて死にたくなるほど仕事ができないと悩んでいる方は、もしかしたら発達障害なのかもしれません。

こう聞くと自分は病気だったのかとよけいに落ち込んでしまうかもしれませんが、安心してください。発達障害は病気ではありません。特性ととらえてもよいかもしれません。

この特性を理解し、自身に合ったやり方で生活すれば、仕事もうまくいく可能性があります。理解が重要なのです。発達障害の代表的なものにはアスペルガー症候群、ADHDが挙げられます。

こだわりが強く空気を読むことが苦手なアスペルガー症候群

アスペルガー症候群とは、自閉症スペクトラムとも呼ばれる発達障害のひとつです。アスペルガー症候群の人は、他人と適切なコミュニケーションをとることが難しく、自分の安心できる環境を強く求める傾向にあります。簡単にいうと、空気を読む力が低く、自分のこだわりを追求するという特徴です。

一方、周りの意見に左右されず事実のみを抽出する力や、緻密なルールを守る力があります。ですからその場の空気を読んだり人の気持ちを察しなければいけない営業やサービス業には向きません。こういう仕事をしていた場合には、自分の知らないうちに人から反感を持たれたりして、辛い思いをすることもあるでしょう。

ですが反対に経理や財務、プログラマーなどの仕事には向いています。アスペルガー症候群で仕事が辛いのであれば、職種を変えることでその辛さが改善することがあります。

計画通り物事を進めるのが難しく落ち着きがない大人のADHD

 

ADHDも発達障害のひとつで、注意欠如多動性障害といわれることもあります。読んで字のごとく、注意力散漫で身体が常に動いてしまうのが特徴です。アスペルガー症候群と同様、空気を読むのが苦手なため、人の話をさえぎってしまったりまったく話を聞いていなかったりと、自己中心的にみられてしまうことがあります。

その一方で、自分が興味を持ったことには高い集中力を発揮し、また発想力が豊かだという特徴もあります。そのため自分の興味を発信する編集者や記者、料理人や整備工といったもの作りに携わる仕事、研究者などの専門分野に特化した仕事などが向いています。

向いていないのは経理や営業などの職種です。ADHDの場合は、自分の興味が向く仕事でなければ上手くいかないので、辛くなった場合はその仕事が自分にあっていないのかもしれません。

あなたは誰かに必要とされている!辛い気持ちを楽にする5つの方法は?

もちろん、発達障害に該当しなくても仕事が辛くて死にたくなる場合もあるでしょう。そんなときは下記の対処法をとりましょう。

NGなのは辛い状況のまま我慢してしまうこと。我慢はストレスになり、気づかぬうちに体と精神を蝕みます。そうなると鬱と呼ばれる状態になり、最悪の場合死を選んでしまうケースも。怖いのは自分がおかしな状態にある、と気づけないところです。そうなる前に早めの対処が必要です。

自分に合った職場に転職する!環境を変えて一からスタート

辛くて仕方がないのであれば、転職してしまいましょう。会社も仕事もひとつではありません。世の中にはたくさんの仕事があるのですから、辛さを感じない仕事もきっとあるはずです。

また、同じ職種でも環境が変われば楽しくなるかもしれません。職場の人間関係に悩まされている場合などは、思い切って環境を変えてしまいましょう。辛いことを無理して続ける必要はありません。

それよりも新しい環境で、より自分を輝かせることを考えましょう。

死にたいのは心のヘルプサイン・心療内科で専門医に相談する

辛い、しんどい、くらいの気持ちになることは誰にだってあります。ですが「死にたい」とまで思うようになったのであれば、それは心がヘルプサインを出しているのです。

精神が正常であれば、まず「死にたい」という言葉は出てこないはずです。もしそんな風に思ってしまったのであれば、心療内科を受診しましょう。心療内科というと少し受診しづらいイメージがあるかもしれませんが、薬物療法だけでなく、カウンセリングをしてくれるところもあります。

専門医に話を聞いてもらうだけでも辛さを解消することができるかもしれません。

人生のリセットをする・仕事を辞めて世界を旅してみる

思い切って仕事を辞め、今までしてみたかったことにチャレンジしてみるのもおすすめです。会社という狭い社会の中にいると、どうしても視野は狭くなりがちです。

辛いと思ってしまったらそこから抜け出せなくなってしまうこともあります。ですが一歩外に出てみれば世界はとても広く、自分の悩みがちっぽけなものに見えてくるでしょう。

もちろん、悩みは人それぞれ違いますし、対処できる悩みの量も人それぞれです。ある人にとっては小さな悩みでも、違う人にとっては人生をゆるがす大きな悩みになることがあります。ですがその悩みのフィールドを広くすれば、いずれの場合も悩みが小さく見えてくるはずです。

会社の中だけで悩んでいた人は趣味のサークル活動などに顔を出してみるなど、小さなことから始めてみましょう。思い切って海外旅行でもしてみれば、きっと気持ちが変わるはずです。仕事が辛くて死にたいのなら、死ぬ前に思い切って世界を見てまわれば人生のリセットができるかもしれません。

 在宅ワークで仕事をすることもできる時代!フリーランスになる

また、仕事自体ではなく仕事をする環境や職場の人間関係にストレスを覚えている人は、フリーランスという働き方を選ぶと辛さが解消されるかもしれません。

インターネットが発達した現在、パソコンひとつあれば家でできる仕事もたくさんあります。自分の家で仕事をすれば辛さもあまり感じずにいられるでしょうし、人から何か言われて辛くなることもありません。

当然個人事業主になるというリスクもありますが、死にたくなるほど辛い仕事をするのであればゆっくり自宅で仕事をする方が良いでしょう。仕事を辞め、次の仕事を見つける間だけ在宅ワークをするという手もあります。

信頼のできる友達に不安をすべて話してみる・公的機関の利用もおすすめ

また、辛い悩みは人に話すと楽になります。仕事の辛さを人に打ち明けるのは、「そんなことで」と思われそうで勇気がいるかもしれません。ですが真剣に「話したいことがある」と切り出せば、きっと親身になって話を聞いてくれるはずです。

話すという行為には考えを整理するという意味もあるので、話しているうちに自分がどうしたいのかが見えてくることもあります。死にたいほど辛いなら、勇気を出して人に話してみましょう。

身近な人に話すのに勇気がいるという方は、公的機関を利用してみるのがおすすめです。自分のことを知らない第三者に話すのであれば、少しハードルも下がるはずです。公的機関には「こころの健康相談統一ダイヤル」や「いのち支える相談窓口」などがあります。

まとめ

仕事が辛くて死にたいと思ってしまったときは、人からの評価ややり残した業務のことよりもまず自分のことを第一に考えましょう。辛くてたまらないときは、自分本位でいいのです。無理を重ねて取り返しがつかなくなることこそが危険なので、「死にたい」と思ってしまったときは仕事を辞めたり旅に出たり、リフレッシュするようにしてください。

死にたいほどつらい仕事であれば、辞めてしまったほうが健全です。目の前のことに囚われすぎず、自分の人生を謳歌することを考えましょう。

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