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今すぐ自分を変えたい人に送る「自分に自信を持つ言葉」5選

何をやっても自分はダメなんだと思うようになると、人生を心から楽しめなくなってしまいます。自信を持つことは人間が生きていく上でとても大切なことで、ただ自信を持つだけでうまくいくこともたくさんあるものです。

自信がない人が自信を持つためには、自分の考え方を少し変える必要があるかもしれません。それはとても難しいことのように思えますが、少しのきっかけがあるだけで意外と簡単に自信を取り戻せる場合もあります。

まずは、自信を持てない人の特徴を客観的に理解し、自信を持つために何ができるかを考えましょう。この文章の最後には、自信を持つために読んでおきたい著名人の名言を5つご紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。

もくじ

自分に自信を持てない人が無意識のうちにやっていることとは?

自分に自信が持てない多くの人は、無意識のうちに自信が持てなくなるような考え方をしています。それがどのような考え方なのかを客観的にまず理解することによって、自分の思考のゆがみに気づくことができるかもしれません。

自信が持てない人に共通するのは、多くのことに対してネガティブな反応を示すことです。客観的にはそこまでネガティブにとらえる状況でもないのに、本人はいたって真剣にネガティブにとらえているのです。

どんなことに対してもネガティブな考え方をしてしまう

「無理」「できない」「ダメ」など、自信がない人はネガティブな言葉を積極的に使いがちです。実際のところがどうなのかを考える前に、直感的に物事を否定しようとしてしまいます。これらはあくまでも無意識の反応であって、ネガティブな反応をしているという自覚がない場合もあります。

ネガティブな考え方が染み付いていると、何を見ても聞いてもまずマイナス面がクローズアップして見えてしまいます。何か新しいことを始めようとする際も、実行することによるデメリットやリスクのほうをまず考えてしまいます。

成功イメージができず失敗イメージばかりが頭に浮かぶので、チャレンジを過度に恐れてしまう傾向もあります。そうなると、「自分には絶対にできない」「きっと無理だ」という思考パターンにどんどんはまってしまいます。

何をしても「自分はダメだ」と思い込んでしまう

自信のなさは、「自分はダメだ」という強い思い込みからきていることが少なくありません。何をしてもうまくいかないと自己暗示をかけているような状態なので、他の人に褒められてもそれを素直に受け止めることができません。

客観的にはうまくいっているようなことでも、ダメだという思い込みが強いゆえに満足できず、さらに自信を失ってしまいます。自分よりすごいと思える人について見聞きすると、その人と自分を比較して劣っていることに落ち込んでしまいます。

自分はダメだという思い込みが定着すると、何をしてもどう頑張っても自信にはつながりません。自信がないと思い込んでいる人は、日々自分自身に対して「自分はダメだ」と言い聞かせているのです。この状態に完全に陥ってしまうと、自分の力で抜け出すことはますます難しくなります。

「できた」ことより「できなかったこと」を考える

「でも」という言葉も、自分に自信を持てない人が普段からよく使う言葉のひとつです。「〇〇ができた」と一瞬思っても、「でも〇〇はできなかった」と考え、やっぱり自分はダメなのだと思ってしまうのです。

自信がないという人は、自分自身に完全さを求めてしまう気持ちが心のどこかにあります。10あるうちの9できたとしても、1できなかったら全て台無しになったかのように感じるのです。そこまで極端ではないとしても、全てが完璧にできない限り「できた」と思うことは難しくなります。

「あれもできなかった」「これもできなかった」と、できないことばかり考えていれば、自信をなくすのはある意味当然のことです。そのようにして自己評価をどんどん低くし、持てるはずの自信を自分で奪ってしまうのです。

自分に自信を持つためにはどんなことを意識していけばいいの?

自信を持てない人が無意識に行っていることを列挙しましたが、これらを読んでさらに落ち込まないようにしてください。大切なのは、自信が持てない人の状態がどのようなものかを客観的に理解することです。

理解ができたなら、今度は自信を持つためにこれからどうしていけばいいかを考えましょう。まずは、「考えてもきっと無理」と決めつけず、「きっとできる」と自分自身に言い聞かせましょう。

自分の心の根底にある意識を変化させることができるのは、他の誰でもなく自分自身です。

小さな目標を立てて、達成できたことを素直に喜ぶ

どんなことでもいいので、目標を立てて実行し、できたら素直にできたことを認めてみましょう。例えば、「部屋の掃除をする」と決めて実行し、「掃除ができた」ことに満足するのです。ここで、「掃除は一応できたけど、まだ十分にできていない」と思わないのがポイントです。

仕事においても、大きな目標ではなくごく小さな目標を自分の中だけで立てて、できたことを喜びます。

他の誰かにわざわざ宣言することではないので、どんなに小さな目標でもかまいません。「〇〇時までに書類を作る」「1日5回は他の人を褒める」など、達成可能そうな目標はいくらでもあるはずです。

この目的は、小さな目標を達成することではなく、達成したことを認める練習をすることです。「できない」と自分に思い込ませることが自信のなさにつながるなら、今度は「できる」と思い込ませていくという考え方です。

どんなにわずかでも「できた」ことがひとつあれば良しとする

できたこととできなかったことの比率を考えすぎず、できたことは何かをまず考えましょう。

多くのことのうち、わずかでもできたことがあれば「できた」と満足するのです。最初はなかなか難しいかもしれませんが、とにかくできたことに気持ちを集中させましょう。

「英語ができますか」と聞くと、英語ができる人でも「できません」と言うことがよくあります。ネイティブ並みの完璧な英語が使えるまでは「できる」と思えないのかもしれませんが、本当は「できます」と言えるレベルです。

海外の人に「日本語できますか」と聞くと、単語ひとつ知っていれば「できる」と答えることがよくあります。いきなりこの発想に持っていくのは難しくても、姿勢として学ぶことができるのではないでしょうか。

自信がわいてきそうな言葉を読んで黙想してみる

言葉には人の心を動かす力があるので、自信がわいてきそうな言葉を読んでみるのもおすすめです。

ただ単純に言葉を読み流すのではなく、読んでその意味をよく黙想してみるといいでしょう。書籍を選ぶなら、気持ちが前向きになりそうなタイトルのものを中心に探してみましょう。

自分で自分にネガティブな言葉をかけて自信を失っているならば、その逆のことを意識すれば自信を取り戻せます。ずっと自信がなかった人は、ネガティブな考えのほうがすんなり受け入れやすいかもしれませんが、根気よく続けてみましょう。

今までダメだと思っていた自分のイメージを、できる自分のイメージに塗り替えましょう。これまでにできていたことを思い出し、「ダメだ」と認知している事実の歪みを矯正しましょう。それを繰り返し行うことによって、少しずつ本来持つべき自信を取り戻すことができるでしょう。

自分に自信を持つために読んでおきたい名言

自分に自信を持つことができる言葉として、国内外で活躍した5人の著名人が残している名言をご紹介します。一般人と著名人では住んでいる世界が違いすぎると考えるのではなく、それぞれの言葉を自分に当てはめて考えてみましょう。

人にはそれぞれ個性があるので、同じ感性で物事をとらえることはできないかもしれません。しかし、自分とは違うからこそ学べるものがあることを認めて、素直な気持ちで言葉を受け止めるよう努力してみましょう。

  • ジョン・レノン

「どんな人だって成功できる」

自分にそう何度も言い聞かせ続けていれば、

絶対に成功できるのです。

  • ゴッホ

確信を持つこと、いや確信を持っているかのように行動せよ。そうすれば次第に本物の確信が生まれてくる。

  • 松下幸之助

私は、失敗するかもしれないけれども、やってみようというような事は決してしません。絶対に成功するのだということを、確信してやるのです。何が何でもやるのだ、という意気込みでやるのです。

  • 松岡修造

できるかどうかは別として「1球目からナイスショットにしよう」という気持ちで打つ方が、早く上達します。

  • ナポレオン

我輩の辞書に不可能という文字はない

まとめ

自分に自信を持てるようになると、日々のちょっとした出来事も楽しめるようになります。

小さな成功体験を積み重ねていけば、もっと大きなことにも自信を持てるようにもなります。一気に変化することは難しいかもしれませんが、必ず変化すると信じて行動し続けましょう。

世の中にはさまざまな情報が飛びかっていますが、ネガティブな言葉に振り回されないようにしましょう。せっかく情報を探すなら、自分に自信を持てるようないい言葉を積極的に探しましょう。

自分自身が本気で変わりたいと思って行動できるなら、必ず変わることができるのです。

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