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あなたの強すぎる承認欲求が満たされるために必要な2つこととは?

自分以外の人が褒められると腹が立つ、自分以外の人が上手くやると文句を言いたくなる、それはあなたの中では「感情」ではなく「論理」として根付いているのではありませんか?その証拠に、誰に聞かれてもあなたはその腹が立つ理由をきちんと説明できるはずです。しかし、それを他人は「嫉妬」「意地悪」と受け取ります。あなたはただ、自分の方が優れていることを認めてもらいたい、というだけなのに、その欲求が上手く解消されないことが苦しいのでしょう。今回は「承認欲求が強すぎる」と自覚をしている人へのお話です。承認欲求が強すぎると、自分の感情をコントロールすることができなくなります。これは他人から見るよりも本人にとって大変つらいことです。

もくじ

承認欲求は誰にでもある!その「欲しい」はあなただけではない

あなたもきっとわかっていることでしょうが、承認欲求は誰にでもあります。自分の良いところを認めて欲しい、自分のことを気にかけて欲しいという欲求は全員にあると言っても良いでしょう。承認欲求が強いあなたから見れば、他の人は「認められなくても平気な人」なのかもしれませんが、そうではありません。

たとえば、書類作成ひとつを取ってもそうです。誰でも「よくできてる、って褒められたらいいな」と期待はしています。でも実際にそうは言われなかったとしても、心の中で「甘かったか」「次はもっと上手くできるようにしなくちゃ」と考えて、承認欲求を鎮めます。あなたが苦手なのはこれではありませんか?「せっかく作ったのに」「他の人が作ったものより良いはずなのに」と、期待が裏切られたことを不満に変えてしまっているのではないでしょうか?

「わかってくれない!」は本当?あなたの承認欲求が強すぎるのはなぜ?

では、あなたの承認欲求はどうしてそんなに強くなってしまったのでしょうか?これまでの人生で、周囲に認めてもらうためにあなたはさまざまな努力をしたはずです。勉強や習い事、社会人としての振る舞いなど、いつどこを認めてもらっても良いくらい準備万端なはずなのに、どうして承認欲求が「強すぎる」まで成長してしまったのでしょうか?考えられる原因はさまざまですが、何が原因であったとしても共通する一つの理由がそこにはあるのです。

あなたが他人の言葉を足りないと感じる理由は「欲しがり過ぎる」から

一言で言うなら、あなたは「欲しがりすぎている」のではないでしょうか?承認されることを願っている人は、いつも人の目を気にしています。今何をすれば認めてもらえるのか?という状況判断をしなくてはならないからです。その状況判断は的確であることが多く、褒めてもらうこともまた、多いはずなのです。

ところが、一般的な承認欲求を持つ人が1の褒め言葉で満足するとしたら、あなたは最低でも5はないと満足できません。そして、その5はあなたの心に響く承認の言葉でなくてはならないのです。そう考えると、あなたの承認欲求がいつも満たされていないことにも頷けるのではないでしょうか?

あなたの承認欲求を満たすために必要な2つのこととは?

では、あなたが承認欲求を満たすには何が必要なのでしょうか?承認欲求が強すぎる人が心の中に持っている「他人からの承認を納めておく箱」はいつも空っぽ同然です。この箱を承認でいっぱいにしたいのに、なかなかいっぱいにならないから、ついイライラしてしまうのではありませんか?人や物に当たったり、これ見よがしに不機嫌を見せたりしていても、その箱が埋まることはありません。本当はその箱に入れるものをあなたはたくさんもらっているのです。ただ、それがあなたの目に承認と映っていないだけ、なのですよ。

答えを決めない!人には人の表現の仕方があることを認める

人にはいろんな表現の仕方があります。たとえば「すごいね」「えらいね」「さすがだね」という3つの褒め言葉があるとしたら、あなたが欲しい褒め言葉はどれですか?一般的な承認欲求を持つ人は「どれでもうれしい」と答えることがほとんどです。しかし、承認欲求が強すぎる人にとっては、正解は一つ、またはこの中に正解はない、という結論に達します。

つまり、あなたが「これをやったんだから○○と言って欲しい」と思ったら、褒め言葉としてあなたに認めてもらえるのは「○○」だけ、もしくはそれ以上の言葉だけなんです。通常は3人に褒められれば、承認の箱に3つ入れることができますが、承認欲求が強すぎるあなたの場合は最大で2つ、または1か0です。褒められる側が褒める人の言葉を決めることはできません。「この人にとっては、これが褒め言葉なんだ」と受け止めて、承認の箱にきちんと入れておきましょう。

「受け身が優位」という考え方を捨てる!本当に優れている人は能動的

これは承認欲求が強すぎる人が抱えやすいストレスですが、自分が「選ばれたい」という気持ちを能動的に示すことができません。わかりやすく言えば「自分は乗り気じゃなかったけど、どうしてもって言われたから」が理想ということです。承認欲求の一つに「求められる」というものがあります。もちろん、誰でも求められたいと思っていますが、承認欲求が強すぎる人にとって、求められるというのは最高の栄誉です。それなのに、選ばれるのは別の人という現実に耐えることができません。

当然のことですが、あなたが「選ばれたい」と思っていることを、選ぶ人が知らなければ選ぶことはありません。「やりたいという人にやって欲しい」と考える人は多いものです。本当に自信があり、本当に優れている人はチャンスを手に入れるために自分から動き出します。あなたは選ばれればきっと上手くやれるはずです。その活躍の場を手に入れるために、次は自分から動いてみましょう。

まとめ

承認欲求が強すぎると、なかなか自分の欲求を満足させることができません。それは承認という行為が、他者からしか得られない行為だからです。強すぎる承認欲求の裏には、ネガティブな思考や自信の無さが隠れています。きっとあなたはそれらを見たくないだけなんです。それを見てしまうと、自分には何も無くなってしまうような気がしているのではないでしょうか?

あなたは、いつだっていろんな人に認められているはずです。ただ、それが自分のものさしに合わないというだけのことです。どんな承認も「あなたを認めたい」という気持ちから口にされている、ということを忘れずにいられたら、あなたの耳には今まで聞こえなかった声が届くようになりますよ。

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