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自信をつけるために欠かせない5選!あなたの自信はその先にある!

⑫自信をつけるために欠かせない5選!あなたの自信はその先にある!

「自信を持って」という励ましの言葉は良く耳にしますが、その言葉で実際に自信が持てる人と、そうでない人はいます。それは言い方が悪いわけでも、受け止め方が悪いわけでもありません。自信はまずついていることが前提です。ついていないものを持つことはできません。今回は「自信をつけたい!」と願っている人へのお話です。自信をつけるにはちょっとしたコツがあります。そのコツを知らなければ、自信がつくまでに大きく遠回りをしてしまうことになるのです。

もくじ

自信がつきやすい体質になるには5選!ヒントは「それ以外」のところにある?

たとえば、仕事で自信を持ちたいと考えたとします。そうするとこれまでの実績や上司からの褒め言葉を思い出して、それを自信に変えようとするでしょう。でも、それで簡単に持つことができないのが自信です。

自信は既に身についていないといざという時に持てないものです。まずはあなたに「自信がつく」必要があります。自信がつくかどうかはある意味体質のようなものです。自信を持ちたいことにだけ注力していても自信はつけることも、持つこともできません。まずは自信がつきやすい体質になることを考えましょう。

ゆっくり行動する せかせか行動は多くのものを見失う原因になる

自信がつく体質になるには、全ての行動に「ゆっくり」を心がけましょう。たとえば起きてから家を出るまでの間、できるだけゆとりを持ってゆっくりと過ごします。会社に着いてからも同じです。後は話し方や相づちもゆっくりを意識しましょう。これが何に役立つのかというと、単純に失敗を少なくするということもありますが、常に状況を正しく判断し把握するためです。

ゆっくり行動していると、自分がしていることを常に自覚することができます。そこにある理由や問題を把握して向き合いやすくするためです。よく、相手と話しが食い違う人がいますが、そういう人の話し方はせかせかしています。せかせかしているので、相手の言葉を聞き逃したり、自分の意思と反対のことを言われているのに肯定の相づちを打ったりしています。こういう小さなミスが自信をつけにくくするのです。

失敗の理由を知る 「次はこれをやらない」が成功に繋がることは明白

同じ失敗をしないためには今回の失敗を良く知ることです。何が足りなかったのか?どうすれば防げたのか?少なくともこれくらいの振り返りは怠らないようにしなければなりません。

自信をつけたい人にとって、自分がした失敗を振り返るというのはイヤなものですよね。「これから自信をつけたいと思っている時に失敗なんて忘れたい」と思うのは無理もないかもしれません。でも、失敗の理由をしっかり知っておかなければまた同じ失敗をします。失敗はどっちにしてもまたするものです。これはあなただからではなく、誰であっても同じです。大事なのは「これからするであろう失敗を最小限に抑える」ことですよね。そのためには「次はこれと同じ失敗をしない」ということは欠かせません。

毎日一つ何かを学ぶ 必ず使える機会が来る!学ぶことは自信の種

1日1つ、何でも良いので学ぶように意識しましょう。特に難しいことである必要はありません。ただし「これを知っている自分ってちょっとスゴいかも」と思えるようなことが良いでしょう。自信をつけやすい体質にするためには、浅くで良いので「知っている」と言えることを増やすことが有効です。

「知らない」ということは自信のなさに直結します。たとえば、会社でみんなが日経平均の下落について話していたときに、日経平均の知識が無く話しを理解することができなかったら「自分はダメだな」と思ってしまいますよね? 自信はこのような日常の何気ないところで問われがちです。ニュースで見た言葉をネットで調べてみるだけでも学んでいることに変わりはありませんよ。

「自分だったらこう思うだろう」は、あなたがあなただから思うこと

自信がつきにくい人は自分で自分のことを良くわかっている人です。たとえば、大事なプレゼンでしどろもどろになってしまったとします。なぜそうなってしまったのか、を知っているのはあなただけです。そのあなたは「どうしてこんなに緊張するんだ、自分が上司ならこんな頼りない部下のことは信用できないだろう」と自分に当てはめて考えていませんか?

人には人の考え方があります。もしかしたら上司は「自分がプレッシャーを掛けすぎてしまったのかもしれない」と自分を責めているかもしれません。もちろんあなたと同じ考えを持っている可能性もあります。でもそれらの確率は五分五分です。つまりわからないのです。あなたが「自分だったら」と悲観的に考えても、それは何の役にも立ちません。自分で自分を追い込むことはやめましょう。

毎日を諦めない 「何とかやった」という事実があれば自信はついてくる

自信がつきにくい人は「今日もダメだった」「明日もダメだろう」と考えがちです。それはこれまでの自分を見ているからでしょう。でも、まだ始まっていないことを諦めてはいけません。ツイてないと感じる日は誰にでもあるし、上手くいかない日もあります。でも「やるしかない」のではありませんか?どうせやるしかないのであれば「何とかやった」と言える1日にすることを諦めてはいけません。

仮に「すごく大変だったけど、何とかやった」という日を10日続けられたら、あなたには「それができた」という実績が10日分つきます。実績には出来の善し悪しは関係ありません。それが続けられたら「何とかかんとかここまでやってきたんだから」という自信と実力がつきます。「今日も諦めない」という気持ちを毎日持つことは何よりも大切です。

自信に繋がる特効薬は「開き直り」!頑張っている人にしか出せないパワーとは?

毎日諦めずに精一杯やっている人には、ある時急に目の前が広く開けてくる瞬間が来ます。今までとても難しく、果てしなく感じていたことに、急に答えが出ます。その正体は「開き直り」です。「いいじゃん、これでダメだったら、またやればいいだから」と突如表れた奔放な自分に戸惑ってしまう人もいるかもしれませんね。でも、この開き直りこそが自信に繋がります。反対に言えば、開き直りができない内はまだ頑張り方が足りないということです。

開き直りに欠かせないのは「やっている」という事実

この開き直りはひらめきのようなものです。これまでため込んだ点が一気に線となって表れます。つまり「点をため込んでいないとひらめかない」とも言えます。点をため込むためには「毎日を諦めずにやっている」という事実が欠かせません。気持ちにゆとりを持たせ、失敗の理由を知り、毎日何かを学び、思い込みを捨てて、毎日やっていることが生きるのです。

この開き直りがやって来れば、そこからあなたは急速に自信をつけられるようになります。もちろんまた失敗はするでしょう。でも以前のあなたとは違う人間がする失敗です。「こういうこともあるんだな」と受け止めて次に活かすことができるようになっています。この状態こそが、あなたが望んだ「自信をつけた自分」ではありませんか?

「自信」は意識的につけることができないもの だからこそ価値がある!

自信は意識的につけられるものではありません。仮に無理矢理自信をつけたとしても、その自信には根拠がありません。根拠のないものはすぐに剥がれ落ちてしまいます。あなたがつけたい自信はそんなものではありませんよね?息をすることと同じで、無意識に身についた機能は忘れないし、間違えません。自信も同じです。無意識に身につけるから活かすことができるのです。

人にとって価値があるものとは「使えるもの」です。使い方はそれぞれでも、それが自分にとって使えるから必要、と感じることがそのものの価値ですよね。自信も同じです。無意識についた自信は揺るぎません。どんなことにもチャレンジする力をくれます。だからこそ価値があるのです。

まとめ

あなたは自信をつけたら何をしたいですか?仕事を頑張る、恋人を作る、やりたかったことを始めてみる、どれもステキですよね。人は個人差こそあっても、少なからず上昇志向を持っています。今よりもより良い自分になりたいという気持ちです。そのイメージは、あなたになら叶えられることだから持っています。できないことは最初からイメージしません。あなたが、そのイメージに近づくことに抵抗を感じているのだとしたら、そこには「自信」が足りていないのかもしれません。

自信をつけるということは、自分を奮い立たせるだけでなく、成功への根拠になります。「自分ならきっと大丈夫」と思えるだけで、人は前へと踏み出すことができるものですよ。

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