メンタル

仕事のやる気が起きない…そんな時、どうやる気を出したらいい?

仕事を継続する上で難しいことにモチベーションを維持することが挙げられると思います。

人間ですので普段はやる気を出すようにしているけど、どうしてもやる気が起きないこともあります。精神的に疲れて重くどんよりとした心を鼓舞し、何とかやる気を出すように皆さん頑張っていますね。

しかし、多くの方々は日々を何とか乗り切るために仕事をしておりなかなか有効な対策が取れているとは言い難いです。

できればしっかりとやる気を出すための対策を立てて、普段からやる気が出るようにモチベーションを保ちたいですね。このためにはどうすればいいのでしょうか?

もくじ

仕事にやる気が起きない原因で考えられる大きな理由

どんなに楽しいことも毎日やっていればいずれ飽きてきますし、再びやりたいと思うようになるにはある程度の充電期間が必要です。

ましてや仕事ですので、趣味のように好きでやっているよりも生活のためにやっている方が圧倒的に多いと思いますので仕事が好きだとは言い難く、このため多くの方々はモチベーションを保ち続けることが難しいと感じているのではないかと思います。

仕事にやる気が起きないのは精神的、もしくは肉体的に疲れが溜まってしまった状態でもあります。肉体の疲れはぐっすりと寝るなりしっかりと休養を取れば次第に回復します。

一方で、精神的な疲れは厄介で、精神的な疲れは見えにくいものですのでどれだけ疲れているかを知ることは難しいです。

このため、精神的な疲れは蓄積されやすく、限界を越えてしまうこともしばしばありますので気を付けたいところです。

精神的な疲れは相談して解消しよう

精神的な疲れが蓄積すると様々なサインを出すようになります。

例えば、どんよりとしてネガティブなことをよく口にするようになったり、冷笑的になったり、常に眉間に皺を寄せていたりしており、表情が険しくなって来たりしてきます。

精神的に疲れている同僚を見て最近雰囲気が少し変わったかな、と感じたこともあるかもしれません。このように雰囲気の変化からわかることもあります。

また、考え過ぎたり強い不安を感じたりして夜眠れなくなり、朝起きるのが辛く起きても会社に行きたくないと強く感じてしまうこともあります。

このような状況では仕事をしていても辛いので、しっかりと原因を取り除いて気持ちよく仕事が出来るようになりたいですね。

これを知るためには、自分自身の心と向かい合って現在嫌だと思っていることを正直に想像してみてください、何が思い浮かびましたか?真っ先に思い浮かんだことがストレスの原因と言っても過言ではないと思います。

このような強いストレスの原因はご自身でも気づいていると思いますが、しっかりと解決する必要があります。解決できなければそのまま精神的に疲れた状態でやる気が起きないまま仕事をしていかなければなりませんので、基本的に仕事の悩みは人事部や信頼できる方に相談し一人で抱え込まないことが大切です。

うつ病にも注意!気になったら専門医も検討しよう

気分が沈んでしまい笑うことすらできず、楽しいや嬉しいと言ったポジティブな感情を感じにくくなってきた、このような状況になってしまっていたら黄色信号が点灯しています。それはうつ病になってしまっている可能性も考えられるからです。

うつ病になってしまいますと自力で回復させるのは難しいですし、治療して回復したとしてもうつ病が再発しやすくなるとも言います。一度壊れてしまった心は修復が難しく、うつ病を発症する前の元気な状態まで完全に回復することは非常に難しいと言われています。

また、うつ病になってからでは遅く、うつ病になると自分から病院へ行くことは少なくなりさらに悪化させてしまいます。

このため、出来るだけうつ病になる前にしっかりと対処する必要があります。自分はうつ病なんかにならない、そう思われる方も多いかもしれませんが自信に満ち溢れている方でもうつ病になってしまう場合があります。

ですので、自分は大丈夫とは思わずに、心が沈んだ状態が続くようですと、専門医に相談しておくことをお勧めします。

また、仕事のことで人事部などに相談するときや、万が一会社を辞めるなどの時にも精神的な面で専門医の診察を受けていた、となると状況が理解されやすいこともあります。

仕事にやる気を出すための2つのポイント

やる気を出すためにはまずは受けたストレス分以上にストレスを解消する、しっかり休んで疲れた分以上に回復することが大切です。

もっと大切なことは、受けるストレスを減らし、出来るだけ疲れないように無駄をなくすことです。身体は一つしかないので、ご自身が耐えうるストレス量を知り、集中力を維持できる仕事量を知ることが自分自身を管理し守っていくために非常に重要です。

これくらいまでならストレスを受けても耐えられると言った耐性をしっかりと頭の片隅に置いておきましょう。そうすることで、これ以上は限界だと思うとご自身を守るためにも仕事をセーブするなり休養を取るなりする必要性を感じるようになることでしょう。

また、やる気を出すためには考え方も大切で、目標を持ったり実現したいことを想像したりすると仕事でもやる気が出てくるものですので、どのような考え方をすることが大切なのかについても書いてみます。

感情ではなく考え方を変えて前向きにする

先ほども書きましたように、仕事においてやる気を出すためには仕事に対する考え方が大切です。

何も目標が無くただ仕事をこなすのと、家族を養うために仕事をするのでは家族のための方が仕事に対してより真摯に向かい合えると思います。しっかりと目標を持つことで心構えが変わってくるのです。

また、その仕事を終えた先には何があるのかなどを想像することも大切です。将来どうなりたいのか、地位が欲しいのか収入を上げたいのかそれとも仕事のスキルをより高めたいのかなどを明確にして目的意識を持つことも大切です。出世したいがために仕事にやる気を出す、大いに結構な動機だと思います。

前向きな考え方を持ち、より自分を高めていけるように努力をしてやがて周囲から認められるようになりますと、自然と仕事が楽しくなっていくと思います。

また、ある程度の緊張感を持つことも大切で、大口の取引先の納期が迫っていたらやる気が起きないなどは考えられずに、強い緊張感で頭と身体を動かして納期に間に合わせようとしか考えられなくなります。

このような強い緊張感は毎日ではなく年に一度くらいで十分ですが、責任が何もない仕事よりも、多少の責任を背負った方が仕事に張り合いが出てきますし、責任を全うしようとやる気を出すこともあります。

転職で気持ちをリセットしてやる気を上げる

やる気が起きない最大の原因が今の仕事にある場合はどうすればいいでしょうか?

もちろん、最初は今の状況を改善するために努力をすることですが、人間関係がこじれてしまい修復不能になっていたりしている場合には人事部などに相談して状況を改善するように心がけましょう。

一方で、想像以上のブラック企業で将来の見通しが全くできず、ただ日々辛い気持ちに耐えるのみになってしまっていますとやる気を出す以前の問題に思います。このような状況では精神を壊してしまう可能性がありますので転職することも視野に入ります。

転職を考えてしまう状況では何に失敗してしまったのかなど状況の分析がある程度出来ていると思いますので、新天地で同じ失敗をしないように転職先は慎重に検討したいですね。

転職にあたっては事前にどんな会社か入念に調べ、前の会社で不満であったことを再び繰り返さないように面接のときなどにしっかりと確認しておきたいところです。一度転職を決めたらもう過去は振り返らずに全力で仕事に取組み、ご自身を鼓舞しつつやる気を出すことが大切です。

このように仕事を変えて新しい環境にすることで人間関係などもリセットして新たな一歩を歩みだすことも可能です。一方で転職には様々なリスクを伴いますので、転職するかしないかはしっかりと検討した上で決めたいですね。

まとめ

仕事にやる気が起きない、やる気を出すためにはどうやったらいいのだろう、そう考えたときにはまずはやる気の起きない原因について知ることが大切です。精神的な問題なのか肉体的な問題なのか、それともその両方なのかを考えて疲労の蓄積をできる限り軽減し、しっかりと取り除きたいですね。

疲労の蓄積が限界を超えてしまうとうつ病を発症することもありますので、ご自身を守るためにも疲労が蓄積してしまわないように自分自身をしっかりとコントロールしたいところです。

また、やる気を出すためには考え方を変える事も大切で、前向きな思考はやる気を出す原動力になります。何事にも真摯に向かい合い、誠実に対応することでやがて仕事に責任感が芽生えてやる気に繋がります。

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