マイナス思考って、ちょっと厄介な思考回路なんですよね。
長ければ長いほど、クセになればなるほどマイナス思考は抜け出せません。
さらにはマイナス思考の人間は嫌われてしまう可能性もあったり、仕事場でも厄介者扱いされる可能性もありますよね?
それでも、そんなことは分かっていても抜け出せないのがマイナス思考なんです。
ここではそんなマイナス思考を克服するために、マイナス思考の原因、分析、改善方法を紹介していきます。
もくじ
マイナス思考の原因は育った環境?諦めるにはまだ早い!
マイナス思考になってしまう原因を考えたことはありますか?
知らず知らずのうちにマイナス思考というものは、自分の性格のように感じていませんか?
意外と知られていないのですが、マイナス思考は育った環境、つまり、子供の頃の家庭環境が大きく関わっていると言われているんです。
何かを我慢したり、悲しい体験が多ければ多いほどそのトラウマを内に秘めてしまい、抱え込み、最終的には諦めるようになってしまうようです。
イメージしやすいものとしては、イジメなどのトラウマがあります。
イジメなどの環境因子は、悲しみや孤独などの負の感情を心と頭の中に抱かせ、何か新しいことをやろうとした時、何か物事が上手く運ばない時にマイナス思考の方に頭を向けさせてしまうのです。
でも、安心してください!ちょっとした思考回路の転換でマイナス思考から抜け出すことは可能です!
まずは、マイナス思考になりやすいタイプを次から紹介していきます。
マイナス思考に陥りやすいタイプを、まずは分析!
マイナス思考になってしまうのには家庭環境や学校におけるイジメなどの環境因子が大きく関係していることを紹介しましたが、同様にマイナス思考には陥りやすいタイプとそうでないタイプがあります。
ここからはマイナス思考を克服するための改善策の第一歩として、マイナス思考がどんなタイプの人が陥りやすいのかをチェックします。
そのタイプを知ることによって、マイナス思考に陥らないような改善策を練っていきましょう。
思考に柔軟性がないから、マイナス思考に陥ってるかも!
マイナス思考の人は、「頭が固い」と言われている人に多い症状です。
性格が、「明るい人」、「暗い人」の区別は意外と関係ないのです。
人からの意見を聞かず、何でもかんでも「こうなるはず!」「これは無理!」と決めつけてしまっている人に多いのがマイナス思考の人間像です。
それでいて、上手く物事が運ばなくなってしまうと、その原因をすべて自分のせいだと考えてしまい、人一倍悩んでしまったり、落ち込んでしまったりするのも特徴の1つですね。
そして、失敗が増えれば増えるほど、さらに次回以降にマイナス思考が強まってしまうのです。
そのため、マイナス思考の人は多少なりとも人の話を聞いたり、今度は大丈夫だと思い直すなどの「柔軟性」が必要になってきます。
後悔しすぎもダメ!失敗は誰でもするもの!
マイナス思考の人は、とにかく後悔します!
これは間違いありません!もちろん後悔しない人なんていませんよね?
でも、必要以上に後悔することはその後の人生においてはマイナスでしかありませんよ。
だって、失敗しない人はいないんですから!
失敗は誰でもするものです。そして、その失敗から何かを学び、同じミスを繰り返さないように努力するだけでいいんですよ。
もちろん、同じミスを万が一したとしてもそれはそれでさらに次につなげればいいんです!
でも、マイナス思考の人はそれができません。何度も何度もそのミスを悔やんでしまい、次からはチャレンジすることすらを諦めてしまうのです。
ぜひとも、失敗は誰にでも起きることなので、気にせず、後悔しすぎないようにしましょう。
マイナス思考を改善するにはまずは心理面のメンテナンスで克服!
マイナス思考を克服していくために取り組む改善策は、まずは心理面をコントロールです。
大袈裟に言ってしまえば、メンテナンスですね。
マイナス思考の人は、とにかく失敗する前からも失敗した後も、とにかくマイナス全開なんですよね。
それを改善しないことにはマイナス思考は克服できないので、まずは心理面のメンテナンスとして、「開き直り」、「ポジティブ思考」のこの2つをマスターしましょう!
開き直りが肝心!すべてをコントロールする必要はない!
「開き直り」、これこそがマイナス思考の人にはとても肝心な心得です!
簡単なように思えますが、これこそができないのがマイナス思考の人の脳みそなんですよ。
人生においては、すべて思い通りにしていくことなんて不可能なんです!
それは誰だって分かりますよね?
これは分かるのですが、いざ失敗をすると必要以上に後悔してしまい立ち直れないんですよね。
ですから、まずは失敗したら、開き直ることを覚えましょう!
思い通りに人生をコントロールできないのは当たり前のことなんです。
ちょっとしたミスをおかしたとしても、それはそれで開き直り、次同じことを行うときにもそのことを気にせずにチャレンジするようにしましょう。
二度、三度ミスを繰り返すことは誰にだってあることです。
失敗した時に、笑ってしまうくらいの開き直りをもちましょう!
ポジティブ思考で恐怖に打ち勝つことが大事!
開き直りとは、まったく逆に聞こえてしまうかもしれませんが、「ポジティブ思考」も大事な要素ですよ。
マイナス思考の人の良くないところに、何をやっても上手くいかないという思考回路があります。
結果として、その思考回路では力があったとしてもその力を発揮できません。
そして、自然とチャレンジすることに恐怖心を抱いているのです。
その恐怖心もその対象物や相手ではなく、失敗することに対しての恐怖心なのです。
こんな時にこそ大事なのが、ポジティブ思考です!
「必ず成功する!」とまでは考える必要はありませんが、「なんとなく大丈夫だろう」、「ダメでもまたチャレンジすればいいや」くらいのポジティブ思考が必要です。
そうすることで、不思議とのプレッシャーや恐怖心はなくなり、リラックスした状態でいろいろなチャレンジや生活、そして、仕事にも挑めるでしょう。
マイナス思考を克服するための3つのオススメ改善方法!
マイナス思考を克服するためには、いろいろなステップがありますが、そのマイナス思考の度合いによってやらなければならないことが多少変わってきます。
ここでは、そのどのタイプにもマッチするように、オーソドックスな改善方法と、スペシャリストを頼る方法、そして、最後には裏技を紹介していきます。
汗をかくほど体を動かして、気分転換で決断力をアップ!
マイナス思考を克服するための改善方法として、真っ先に紹介したいのが、ズバリ!運動です!
マイナス思考の人はついつい考えすぎちゃうクセがあるんですよ。だから、考える時間を減らす、もしくは考えなくていい状態にすることが大事になってくるのです。
そうなってくるとやれることは、1つしかありませんね、運動です!
できれば、結構ハードな運動の方がいいかもしれません。ランニングやジョギングはとくに最適です。
体を激しく動かすことで、ある程度悩みが吹き飛ぶことも多々あります。
激しい運動で効果を発揮するものとしては以下のようなものがあるので参考にしてくださいね。特に点数などを気にするようなものよりは自由なものが良いと思います。
- ランニング
- ジョギング
- 水泳
- 登山
カウンセラーやセラピストなどの専門家による心理療法なら安心!
マイナス思考の究極の解決策は、専門家への相談です。
専門家といっても、あまり堅苦しく考えるのではなく、カウンセラーやセラピストなどのライトな感じで相談に乗ってくれる人たちなら安心ですよ。
あまり、精神的な相談を病院などに行くのは嫌だと言う人もいると思います。
しかし、ある程度は知識のある人に相談する方が、安心するという人もいると思います。
実際に、マイナス思考の悩みを口にしたこともない人などは、いったん相談して自分の気持ちを他人に話し、共感もしくは理解してもらうだけでだいぶ肩の荷が降りることもあるようです。
特にマイナス思考の人はどうしても視野が狭くなりがちなので、カウンセラーやセラピストなどの専門家の助けを得ることも大事です。
レベルの高い人と接しないという裏技もある!
マイナス思考の人にとって、大事なことはマイナスなことを考えないことですよね。
それはとても難しいことです。ですから裏技も時には大事なことです。
その裏技とは、自分よりもレベルが高い人とは、「付き合わない」、「接しない」という方法です。
あまり大袈裟にとらえないでくださいね。
単純に自分よりも能力の高い人と一緒にいると、どんな人だって劣等感に陥りますよね?
自分との差が大きければ大きいほどマイナス思考は高まってしまいます。
ですから、そうならないために自分よりもレベルの高い人とはなるべく付き合わないようにするだけです。
別に嫌いになる必要もありませんし、避ける必要もありません。なるべく自分と接する時間を減らし、グループにいる人数を減らすだけでもいいんですよ。
人間関係は特にマイナス思考を引き起こしやすいので、この裏技はかなり効果があると思いますよ!
まとめ
いかがでしたでしょうか?
ここで紹介した、マイナス思考を克服する改善方法は代表的な方法なので、どの手段も効果的な方法だと思います。
それとともに、少しずつマイナス思考に陥りやすいタイプにならないように努力することも大事ですし、失敗した時も必要以上に落ち込まないようにしたり、開き直るクセをつけましょう。
また、人からのアドバイスなどにもちゃんと耳を傾けて、柔軟な思考回路をもつことも大事なことですし、ある程度の失敗も経験していきましょう!
マイナス思考はちょっとした、生活環境や小さい頃のトラウマなどを引きずってるだけの場合もあるので、必ず克服できると思って、ここで紹介した、改善策や注意点を参考に改善していきましょう。