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仕事が続かないのはなんで?仕事が嫌になる理由と対策を解説します

「さあ、この会社で頑張って働くぞ!」と決意をしたものの、仕事を初めて数カ月もするとだんだんとその気持ちが薄れていく…という経験をしたことがある人も多いのではないでしょうか。

モチベーションが下がってしまうだけならばいつかしかるべきタイミングでまたやる気が戻ってくることもありますが、人によってはそのまま仕事を辞める道を選んでしまうこともあります。

一方、同じ職場で働いていても、長年仕事を続けている人もいます。仕事を数カ月以内に辞めてしまう人、長年働き続けられる人、この両者にはどのような違いがあるのでしょうか。

仕事を長く続けられる人、続けられない人の違いを考察する

倒産やリストラとは関係なく自分の意志で仕事をすぐ辞めてしまう人は、何度も仕事を辞めたり始めたりを繰り返してしまう傾向があります。ひとつの仕事を長く続ける人とは、そもそも性質が違うと考えても良いでしょう。

もちろん、この記事を読んでいる方の中には「辞めたくて辞めているのではない」「どうせなら同じ仕事を長く続けたい」という考えをお持ちの方が多数いらっしゃると思います。自分で選択したこととはいえ、仕事を辞めてしまうことに対して自己嫌悪を感じてしまったり、将来への不安を感じてしまうこともあるはずです。

ですが、仕事を長く続けられる人と続けられない人、ざっくりと2つに分かれてしまうのは事実でもあります。本当は「仕事が続けられない自分が嫌だ」と感じているのであれば、大前提としてそれぞれが持っている性質の違いを知ることから始めてみましょう。

仕事を長く続けられる人は2パターンに分けられる

働くのが好きで好きでたまらない、という人が仕事を長く続けられるのは当たり前のことですが、そこまで働くのが好きではないのに長続きする人もいます。その理由は、

・働いて賃金を得なければ生活していけない

・給与水準が高い

・余暇が充分にある

・職場の人間関係が良好

などさまざまです。あえて理由を対極の2つに絞るとすると、必要に迫られている・満足感があるのどちらかでしょう。

必要に迫られて仕事をしている場合は「働きたくなくても働かなければいけない」ので、仕事が長続きしない人でも気持ちがわかるのではないでしょうか。こういう気持ちの人は、働かなくても充分な収入を得られれば仕事を辞めるはずです。でもそれができないから働くしかないのです。ただ、長続きしない人は必要に迫られていても仕事を辞めてしまうこともあります。この両者の違いは忍耐力の違いだと言えます。「嫌だな」と思っても耐え切ることで、自分が必要とするお金を稼ごうと、仕事を続けていけるのです。

満足感があるため仕事を長く続けていられる人は、給与や待遇、職場の人間関係に恵まれているのでしょう。誰だって楽しいことであれば長く続けられますよね。たとえ仕事が嫌でも、しっかり休みがとれて趣味を楽しめる職場であれば辞める必然性はありません。

仕事が続かない人は不満ばかりを感じている

仕事が続かない人は、前項の逆です。親の介護や家庭の事情で、「働けなくなった」などは除外して、仕事を辞めてしまった理由で多いのは

・給与、待遇に不満

・職場の人間関係が不満

・仕事に向いていないと思う

・余暇がない

・働く意欲がわかない

などです。つまり、仕事に対する満足度が低いのです。自分のやっている仕事に対しての給料が低いと思ってしまったり、自分のスキルはこんな評価なのかと思ってしまったり、つまりは不満によるものがほとんどだったりするのです。

ですがこれらの仕事を辞めてしまった理由を会社側から見てみると、忍耐力がない、責任感がない、と言い切ることもできます。必ずしも自分が仕事を辞めた理由=誰もが納得する理由があった、とはならないのです。もしかしたら、自分にこそ理由があるのかもしれません。

そもそもひとつの仕事を長く続けるべきなのか?

ただし、仕事は長く続ければ続けるほどいいというわけではありません。苦手な仕事を無理矢理続けていてもいいパフォーマンスを生むことはできませんし、自分のストレスも溜まっていくだけでいいことはありません。むしろ、辞めたいほど向いていない仕事であればとっとと辞めてしまうほうが得策だったりします。

でも、仕事を辞めてしまう前に本当は少し我慢すれば大きな満足度があったかもしれない…。もっと責任感を持って仕事をすれば充足感を感じられたかもしれない…。こういう風に思う可能性だってあります。「あのときこうしておけばよかった」なんて、後悔だけはしたくないですよね。そのために、仕事を辞めたくなった時は一度、辞めるべきなのか続けるべきなのかを冷静に判断する必要があります。ちなみに、仕事が続かない人はここでぱっと辞めるほうを選んでしまう傾向があります。

仕事を辞めるべきか、続けるべきかと迷ったら

これは考え方も、環境も十人十色なので一概に「こうだ」と言えるものではありません。ですが少なくとも、下記のような場合は仕事を辞める決断をしても間違いではないはずです。

・会社の経営が不安定

会社の業績が悪く、当初の予定よりも給料がどんどん下がっている…といった状況であれば会社に見切りをつけてもいいでしょう。給料の遅配が起こったり、必要経費が落ちなくなったりしてきたらその会社にはあまりいい未来はありません。こんな時代ですからある日突然倒産してしまうといった可能性もあります。そうなってからでは大変なことになりますから、会社の経営はひとつの大きな決断ポイントだと言えます。

・会社の方針に不満がある

会社とはひとつの目標に向かって社員で取り組む場所。ですからそもそもその目標と、自分の意志に乖離があるのであればすぐに仕事を辞めたとしても後悔はないでしょう。例えば自分では使いたくないものを売らなければいけない、詐欺まがいの営業スタイルに嫌気がさした、会社の目指すべき姿が立派だとは思えない、といったような場合です。

疲弊してしまう

長時間労働や残業があまりにも多い場合などは、自身の健康を損なう可能性があります。もし無理をして働き、体を壊してしまったらその後の人生が大きく変わってしまいます。仕事が楽しくて長時間働いても苦にならない、というのであれば別ですが、嫌々苦しい思いをしてストレスを溜める必要はないでしょう。一番に大事なのは自分の体です。

仕事を辞める前に考えたいこと

逆に、すぐに仕事を辞めなくても状況を改善することもできます。例えば職場の人間関係が悪い・働きに見合った給料がもらえていない・長時間労働でモチベーションが保てない、などの場合であれば、そのことを上層部に訴えてみるのです。「どうせ辞めるのだから」という考えがあれば、そういった思い切った行動もとれるかもしれません。そうした動きが働く環境を改善するきっかけになるかもしれません。せっかく入った会社なのですから、「辞める」という決断をする前に何か行動を起こしてみるというのも、ひとつの方法です。だめなら当初の予定通り辞めてしまえばいいのですから、試す価値はあります。

一番良くないのは特に理由もなく「働きたくない」といって辞めてしまうことです。これはただ忍耐力がなく、責任感もないと見なされて当然の結果です。正直、社会人として働いている人の大部分は働きたくなくても働いているものです。毎日仕事が楽しくて仕方ない、という人のほうが稀でしょう。そんな状況で「働きたくない」から仕事を辞めてしまえば、その後のキャリアにも悪影響です。正当な理由なく仕事を辞めたのであれば、次の仕事も決まりづらくなるでしょう。仕事を辞めるのであれば、きちんとした目的と退職後の人生プランを立ててからにしましょう。

もともと会社で働くのが向いていない人もいる

ここで一度振り返ってみたいのは、そもそも会社に所属して働くことが苦手な人もいるということです。学校を卒業すると大部分の人が会社に所属して働くため、特に何も考えずにそれが当たり前の道だと思って仕事を始める人がいます。ですが人には個性というものがあり、会社というスタイルやビジネスマンというスタイルに向いていない人もいるのです。そういった人はフリーランスで働いたり、芸術の分野で実力を発揮したり、思わぬ場所で華が開くことがあります。類まれな才能がなくても、フリーターとして自由を謳歌しながら好きなときに働くほうが豊かな人生を送れることもあります。主婦として毎日完璧に家事をこなすほうが楽しいかもしれません。

どうしても仕事が長続きしないという方は、一度本来の自分の姿を振り返ってみましょう。もしかしたら仕事をしなくても、あなたの人生を輝かせる方法は別にあるかもしれません。

まとめ

仕事が長続きする人、長続きしない人にはそれぞれに理由があります。ただし同じ仕事を長く続けた方が良いというものでもありませんし、仕事が長続きしないからといって思い悩む必要はありません。苦手なことを続けて人生を楽しめないよりは、思い切って仕事を辞めて自由に生きてみるのも価値あることです。大切なのは、辞める・辞めないを決める前に一度きちんと状況を振り返ってみること。もしかしたら仕事を辞めたくなるほどの原因はすぐに解決できることなのかもしれませんし、辞めた方が幸せなのかもしれません。すぐに何かを決断してしまうのではなく、しっかりと考えてから行動を起こしましょう。

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