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これであなたも愛される人へ!すぐに見につく謙虚になる方法5選

謙虚になること、謙虚であることは人付き合いをするうえで重要な要素の1つといえるのではないでしょうか。元来日本は島国であり農耕民族であったことから、そこに生きてきた日本人は他の欧米諸国や大陸国家に比べて謙虚な人が多い特徴があります。ただ、最近では文化や教育に少しずつ変化が起こり、長らく当たり前であり美徳とされてきた、この謙虚であるという気質が薄れてきている面も見られます。謙虚になるということは、人の成長においてとても大事な要素の1つですから、今一度謙虚とは何かを考え、現在のあなたが謙虚であるかどうか、謙虚でないと思うならば謙虚になる方法は何かを確認しておきましょう。

仕事において謙虚になることの重要性を知っておく

謙虚とは控えめで物静かなことだけを指すわけではありません。本来は自分の地位や能力などを過信せず、素直な態度で物事に接するという意味も含まれています。最近では、なぜか前者の意味だけで使われることも多く、どちらかと言えば大事な方である後者の意味が疎かになっている傾向が見られます。この後者の意味するところは、天狗になるな、勝って兜の緒を締めよ、実るほど神戸を垂れる稲穂かな、などいくつもの故事やことわざを凝縮しています。

人間の成長、とかく仕事という場面においては後者の意味の謙虚さが非常に重要です。日本が第二次大戦後、驚異的な経済発展を成し得た要因の1つは、何事にも謙虚であることが美徳であるとする日本人の文化があったからです。自分はまだまだ、もっと努力が必要だと技術を磨き製品のクオリティを追求し、地位や名誉を手に入れて尚、自己の研鑽を怠らないという、まさに謙虚になることが当たり前のように行われていたのです。あなたは現在、仕事に対しては当然のことながらプライベートに関しても、この真の意味での謙虚になることができていますか?

あなたは謙虚になるための方法をいくつ知っていますか?

いくら日本人は謙虚さが他の国に比べて高いとは言っても、生まれた時から謙虚というわけでもありません。遺伝子レベルで日本人が謙虚なのではなく、文化や教育によって後天的に作られるものが謙虚さです。

つまりは謙虚になることが当たり前であるという環境に身を置いていないことには、なかなか謙虚になることは難しいということです。逆に考えれば、謙虚になることが当たり前の環境や、謙虚になるための方法を理解して実行すれば、今は全然謙虚でない人であっても謙虚になることは可能だということですね。謙虚になるための方法として代表的なものをいくつか挙げてみますので、参考にしてみてください。

謙虚になるための方法1、人の話を聞くクセをつける

人の話なんて聞いてもしょうがないと思っていませんか?能力でその立場を勝ち取ったわけでもないのに、立場を背景に偉そうに話をする人や、全然内容のない話を延々と繰り返す人など色々な聞く価値のない話をする人は多いですよね。確かにその話は聞いても意味がないかもしれません。しかし、99%価値のない話であっても、1%は何かの役に立つ、あなたが知らなかった情報が含まれている可能性は0ではありません。しかもそれが100%無駄であるかどうかは、その話を最後まで聞いていて始めて判断できることです。

人が話しているのに自分の意見を被せて人の話の腰を折ったりする人は、メディアに出ている立派な肩書きを持っている人にも多く見られます。むしろこの人たちは、自身の地位や能力を過信しているから人の話を聞かないのです。謙虚の言葉の意味は先に書いていますよね。こういった人たちが少なくともその場では謙虚ではないことは明らかです。あなたがこういった人を見てどう感じるかは自由ですが、謙虚になることを目指すならば人の話は最後まで聞くように心がけましょう。

謙虚になるための方法2、自分が優秀だと思わない

自分が優秀であると自信を持つことは悪いことではありません。自信を持つことで得られる良い影響というものは決して少なくはありません。しかし優秀だと思いすぎること、いわゆる過信は良くありません。過信は傲慢で横柄な態度を生みだす元凶になることが非常に多く、さらにはあなた自身の成長を著しく阻害してしまいます。

またどんな業界であっても上には上が居るものです。あなたがその業界において、名実ともに世界チャンピオンの称号を得ているのであれば少し話は変わりますが、得てしてそういうトップに立つ人は謙虚さを自然と身につけていることが多いものです。他者との比較で自分が優秀かどうかを判断するのではなく、あくまでも自分自身がどうかで判断すべきです。昨日の自分よりは今日の自分の方が優秀になった、でも他にはもっと優秀な人が沢山居ると常に心の中で思っておくことが謙虚になるためには大切です。

謙虚になるための方法3、失敗することを恐れない

失敗することは恥ずかしいことではなく、むしろ歓迎すべき成長のチャンスです。何度も何度も同じ凡ミスを繰り返すことは歓迎できませんから、それとは違うという認識は必要です。謙虚でない人は失敗することを恐れる傾向が強いです。失敗をすれば、事の大小はありますが叱責されることは、ほぼ確実です。

しかし、だからと言って失敗しないで済むことだけを延々繰り返していたのでは、人としての成長は望めません。

謙虚さの1つには素直であるという要素もあります。様々なことにチャレンジして失敗をする、そしてその失敗と素直に向き合い次のための改善策を考えることは、謙虚になるということを体現している1つの事例といえるでしょう。この人は態度が傲慢で横柄だなと感じる人は、失敗することや誰かに叱責されることを異常に恐れていませんか?謙虚になることで、あなたはこの人たちとは一線を画すことができるようになるでしょう。

謙虚になるための方法4、建設的でないただの悪口は言わない

物事に対して苦言を呈することは特別悪いことではありませんが、そこになんの建設的な要素もなく、ただの悪口でしかない場合は言わないようにしましょう。これは他の人から嫌な目で見られるようになる事もそうですが、脳科学的によろしくない現象を招いてしまうからです。人間の脳は、基本的に発した言葉の1人称を理解しにくい傾向があります。どういうことかと言うと、〇〇さんは嫌な奴とあなたが言葉にした場合、〇〇さんの部分は重要と捉えられず、嫌な奴の部分だけが強めに脳に届いてしまうのです。

あなたは他者の悪口を言っているつもりでも、脳内ではそれをあなた自身のこととして感じてしまうことがあるということです。他人の悪口ばかり言っている人の中に、その言っている悪口を自分自身で体現している人を見かけませんか?こういった人は自己暗示、自己催眠によってそうなっていると考えられます。

当然、全員に当てはまるわけではなく程度や個人差がありますが、誰しもそうなってしまう危険はあります。謙虚になるためには、他人の悪口は言わない方が無難です。

謙虚になるための方法5、感謝の気持ちを忘れない

もしかすると謙虚になるために一番大事なことは、この感謝の気持ちを持ち続けることかも知れません。この感謝の対象は他人に限ったことではありません。あなた自身も含めたこの世界に存在する森羅万象、あらゆる事象に対して感謝の気持ちで接することが大事です。日本にはあらゆるモノに神が宿る、魂があるという考え方があり、八百万の神などが代表例です。この考え方は儒教と仏教を織り交ぜながら進化してきた唯一神をおかない日本独特の宗教観に由来するところが大きいです。

宗教の是非を問うわけではなく、宗教を信仰することを推奨する意図もありませんが、この独特の感性が日本人の謙虚さの礎になっていることは否定できません。他者に対する感謝は言うに及ばず、道具や食料に対しても感謝の気持ちを持つことでそれらを大切にしよう、大事に使おうという意識が生まれます。それらを踏まえて、最終的にはあなたがあなた自身の存在に対して感謝することができれば、全てに対して謙虚になることができるでしょう。ともすれば、現代の日本人はこの感謝の気持ちが希薄になっているのかもしれません。

謙虚になることは重要ですが、謙虚になり過ぎるのも考えもの

ここまで書いてきたように、謙虚になることは人としての成長や仕事、あらゆる場面において非常に重要なことであることが分かっていただけたかと思います。が、何事にも適度というものがあります。謙虚になることも同様に、謙虚になり過ぎると良くないことも起こります。ましてや、本来大事である方の謙虚の意味が蔑ろになっている現状では、これは重大な問題です。

メインで使われている謙虚さは、控えめで物静かの方です。グローバル化が激しい現代においては、こちらの意味の謙虚さは相手に付け入る隙を与えてしまいます。なにも喧嘩をしなさいと言っているわけではありませんが、主張すべきことはしっかりと主張しないと、どんどんこちらに不利な状況が生まれてしまいます。謙虚になることは目指すべき在り方の1つですが、大事ではない方の意味で謙虚になり過ぎると嫌われることもありますから、注意が必要です。

まとめ

仕事やプライベートにおいて謙虚になることの重要性やその方法をいくつか考えてみました。謙虚になることの本質的な美しさは、日本人らしさの象徴です。控えめで物静かなことは、美徳とされるものの中で、唯一と言っても過言ではない「人からの妬み嫉みの対象にならない」ことです。

しかし、先にも書いたようにグローバル化が凄まじい勢いで進んでいる昨今において、この日本人の美徳、謙虚になることはどこまで許容され、通用するのでしょうか?

もしかすると、この控えめで物静かという意味は、謙虚になることの意味からは外れることになるかも知れません。仕事の場では特に、そうしないと生き残れなくなってしまう可能性があります。できることなら、どちらの意味も含んだままの日本人の美徳である謙虚さがそのまま世界に通用することを期待したいものですね。

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