毎日仕事をしていると、ふと「楽しく生きたい」と感じることはありませんか?事実、毎日同じ仕事をしていてつらいと悩む方は多いようです。
仕事が忙しい、趣味がない、時間がない、といろんな理由で「楽しく生きられない」と感じるでしょう。しかし、厳しい言い方になりますが、楽しく生きられない原因はあなた自身にある場合も少なくはありません。
逆に言うと、あなたの考え方次第では「楽しく生きること」を実現できるのです。そこで今回は、つらい人生を変える「楽しく生きるための3つの方法」を紹介していきます。
もくじ
人生を充実させる“3つ”の方法を知って楽しく生きよう!
あなたに「楽しく生きたい」という思いがあれば、人生に対する考え方を変えていく必要があります。あなたの考え方次第で、人生を大きく変えられるはずです。
人生を充実させて楽しく生きる方法として、
- 自分のことを好きになる
- 人生のなかで楽しい時間を増やす
- 好きな仕事をするこれからは、この3つの方法について詳しく紹介していきます。できることからでいいので、少しずつ取り組むようにしてください。
- という、“3つの方法”が挙げられます。このことを意識すると、少しずつ楽しく毎日を過ごせるようになるはずです。くり返しになりますが、人生を充実度は“あなた自身の考え方”に大きく左右されます。
①自分を好きになる方法とは?楽しく生きるために自分を好きになろう
人生を楽しく生きるためには、あなた自身を“好き”になることが大切です。自分自身のことを好きになれるかどうかは、人生の充実度を大きく左右します。
あなたの人生において、あなたは“主人公”そのものです。何事でもそうですが、主人公のことを好きになれない物語は楽しさが半減してしまいます。それは、人生においても同じことです。
ここでは、「自分を好きになる方法」について紹介していきます。難しいことですが、自分を好きになれるように意識しましょう。
できることを認める!人と比べずに自分の長所を理解する
自分のことを好きになれない人は、“自分ができないこと”に着目しがちです。できないことばかりを考え、「自分は何もできない人間だ」と自己否定してしまうのです。
当たり前ですが、それでは自分のことを好きにはなれません。ですので、“自分ができること”に目を向けて、その部分を認めるようにしてください。
「自分にできることはない」と考えている方がいるかもしれません。しかし、それは大きな勘違いで、長所をあなた自身が自覚できていないだけ。あなたにとって当たり前のことでも、周囲からしたら“長所”として認められていることは少なくありません。
また、他人と比べすぎるのは避けましょう。時に周囲と比べる必要がありますが、常に他人を意識していれば疲れてしまうだけです。あくまで、「自分自身の力を精一杯出し切ること」を意識してください。
なりたい自分を見つける!好きな自分になる努力をする
あなたには、「こんな自分になりたい!」と思える姿はありますか?もし自分のなりたい自分がなければ、何事に対しても無気力を感じてしまうでしょう。
なりたい姿がなければ、「自分はこれからどんな自分になりたいのか?」と考え直してみてください。なりたい自分の姿は、人生においてモチベーションを高め、充実感を得られるはずです。
このなりたい自分は、「人としてどうなりたいのか?」という視点で考えてみてください。
- 周囲からどう思われたいのか?
- どんな人間関係を作りたいのか?
- 将来、何を持っていたいのか?
- など、自身の今後に視点を合わせて考えるようにしましょう。なりたい自分とは、いわば“好きになれる自分”です。その自分を目指していけば、きっと楽しく生きられるようになります。
目標を立てる!達成感を得て自分を好きになる
なりたい自分が見つかれば、その自分に近づくための“目標”を立てるようにしましょう。目標と聞くと面倒に感じるかもしれませんが、人生を楽しく生きるうえで目標を立てることは大切です。
あなたも、過去に何かしらの目標を立てて達成した経験があると思います。達成したとき、大きな達成感を得たのではないでしょうか?目標を立てて達成することは、人生において大きな達成感を得られる行動になります。
ここでの目標は、最終的な目標とともにその経過となる“小さな目標”も立てるようにしてください。ほとんどの人は最終目標だけを立てて、達成感を得られずに途中で挫折してしまいます。その事態を避けるためにも、途中経過となる小さな目標も設定するようにしましょう。
②楽しい時間を増やす方法とは?人生を楽しい時間で埋めよう
あなたには、人生において「楽しい」と感じる時間はどのくらいありますか?楽しい時間が充分に確保できていなければ、人生に対して「つらい」と感じてしまうのも当然です。
ですので、楽しいと感じる時間をできる限り増やす必要があります。楽しい時間を増やすことで、人生を楽しく充実感を得られるようにしましょう。
ここでは、人生のなかで楽しい時間を増やすための方法や考え方を紹介していきます。少しずつ、考え方を変えられるようにしてください。
好きなことを見つける!書き出していつ実行するのかを決める
自分にとって「楽しい」と感じる時間を増やすためには、あなたが「楽しい」と感じることを見つける必要があります。あなたには、いま実現したいことはありますか?
やりたいことは何だってかまいません。「時間的にも無理かもな…」と感じることであろうが、「どうせできない…」と思うことでもいいでしょう。やりたいことを正直に、たくさん挙げるようにしてください。
ここでは、やりたいことを紙にどんどん書いていく方法をおすすめします。その紙を自分が常に見えるところに貼り付け、達成したことから順番に消していくと、より達成感を得られるはずです。
ここでの“やりたいこと”は、大きなことだけではなく「前からちょっと気になっていた」程度のことでもかまいません。自分のやりたいことを、どんどん実行していきましょう。
いま感じている“つらいこと”を書き出して減らしていく
楽しい時間を増やすためには、それ相応の時間を確保することが大切です。楽しい時間を増やすのと同時に、人生においてつらい時間を減らす必要があります。そのために、まずはあなたにとって“つらい時間”を把握しましょう。
このとき、先ほどと同様に「つらい」と感じる時間を正直に紙に書き出すのが効果的です。紙に書き出すことで文字として見えるため、自分の気持ちを切り換えやすくなります。
「その時間はなぜつらいのか?」「つらい時間をどう減らせばいいのか?」と、一度考え直してみてください。そして、その空いた時間を楽しい時間に変換してみましょう。
つらい時間は、自然とネガティブな気持ちを作ってしまいます。逆に言うと、楽しい時間はポジティブな気持ちを作り出すでしょう。できる限りポジティブな時間を作り、楽しく過ごせるようにしてください。
脱“八方美人”!嫌なことや人はできる限り避ける
先ほどと共通する部分がありますが、あなたにとって“嫌いな人”はできる限り避けるようにしましょう。そういった相手と無理に付き合っていると、あなたが疲れてしまうだけです。
あなたは、“八方美人”という言葉に心当たりはありませんか?もしあなたが、八方美人な人との付き合い方をしていれば、考え方を変えることをおすすめします。
八方美人の人は、すべての人に好かれようとするあまりに「他人のために時間を使ってしまう」傾向にあります。当たり前ですが、それでは自分の人生を楽しく生きることはできません。
人生において人間関係はとても大切なことですが、あなたの時間はそれ以上に大切です。他人に気を使いすぎるあまりに、自分のことを顧みることをしないのはやめましょう。
③好きな仕事の選び方とは?やりたい仕事に転職しよう
人生において仕事というのは、多くの時間を費やすものです。その“仕事”を充実させることは、人生を楽しく生きるための近道とも言えます。
あなたは、いま好きな仕事に就けているでしょうか?もし好きではない仕事をしていれば、“転職”を考える必要があるかもしれません。
転職というとハードルが高く感じるでしょうが、現代では転職市場がとても活発で、転職するための環境や制度も整いつつあります。「いまの仕事に不満が多い」とあなたが感じていれば、選択肢のひとつとして転職を考えるべきでしょう。
ビジネスマンとしてなりたい自分を書き出してみる
あなたは、社会人としての“目標”はありますか?先ほどもお伝えした通り、自分のなりたい姿がなければ達成感を得ることはできませんし、仕事のやりがいも感じないでしょう。
転職を考えるうえで、“就きたい職業”を基準に考える人が多いですが、“なりたい自分”を基準に職業を考えるのも選び方のひとつです。「自分にはやりたいことがない」と落ち込むことはせず、「どんな自分になりたいのか?」と考えるようにしてください。
ここでは、自分を好きになるための方法と同様に“紙になりたい自分”を書き出すことがおすすめです。頭の中では情報を整理できている気がしても、実際はうまく整理できておらずに考えがまとまっていないことは多いと言えます。
紙に書き出すことで、あなたのなりたい姿を確認しましょう。その後に、なりたい姿になるための職業を選ぶことをおすすめします。
仕事において“やりたくないこと”をリストアップしてみる
もしあなたに「仕事でやりたいことがない」と悩んでいれば、逆に“やりたくないこと”に目を向けてはいかがでしょうか?仕事においてやりたいことが見つからない人も、やりたくないことは少なからずあるはずです。
その“やりたくないこと”を、自分なりにリストアップしてみましょう。そのリストを基準にして職業を選ぶのも、ひとつの仕事の選び方と言えます。たとえば、事務作業がやりたくなければ事務職はできませんし、身体を動かしたくなければ力仕事はできません。
多くの人がやりたいことに注目し、「やりたいことがないのは悪いこと」という風潮がありますが、そのような人は逆に“やりたくないこと”に注目してみてください。このやりたくないことが、意外にも仕事を選ぶキッカケや基準になるはずです。
“遠い将来”ではなく“目の前の現実”を考えて仕事を選ぶ
仕事を選ぶうえで多いのが、20〜30年後の将来を考えて選ぶ人でしょう。しかし、その遠い将来のことを考えすぎるあまりに、つらい時間を選んでしまっている人は少なくありません。
もちろん、将来を考えるのは本当に大切なことです。ただ、将来のことを考えるにあまりに“目の前の今”を捨てるような選択をするのは正しいことなのでしょうか?
厳しい言い方になりますが、遠い将来のことはどうだって変えられるものの、就いた職業は変えられません。だったら、「とりあえずやりたい仕事を始めて、遠い将来のことは自分でなんとかする」という考え方も、決して間違いではないはずです。
このとき「将来は大丈夫なのか?」と聞く人もいるでしょうが、そのような人たちを見返す気持ちをエネルギーとして、自分のやりたい仕事に手を出してみるのもいいかもしれません。
楽しく生きたい!悩む人におすすめした2冊の本とは?
くり返しになりますが、人生を楽しく生きるためには“あなた自身の考え方”を変える必要があります。あなた自身の考え方を変えることで、充実感を得られる人生を送るようにしましょう。
とは言っても、考え方を変えるのは簡単なことではありません。考え方を変えるためには、より多くの考え方や知識に触れる必要があります。
そこでここからは、「楽しく生きたい」と悩む人におすすめする“2冊の本”について紹介していきます。楽しく生きるためのヒントが詰まった本ですので、悩んでいる方はぜひ一度手に取ってみてください。
『どうせなら、楽しく生きよう』:優しく背中を押してくれる本
『どうせなら、楽しく生きよう』は、過去に多くのつらい経験をした著者が「楽しく生きるための考え方」を書いた本です。
著者は執筆現在、よく周囲から「気楽でいいね」と言われるような人物。しかし、それは昔からの性格ではなく、過去には多くのつらい経験をしていたのだとか。その出来事を乗り越えて、周囲から「楽しそうに生きているね」と言われるまでになったのです。
本書は、基本的に著者の経験談に基づいたものなので、何かしらの“手段の提案”というよりかは「楽しい生き方の後押しをしてくれる本」というのが正しいでしょう。
人生に対して前向きになれるような優しい言葉が詰まった本になので、「最近つらいことが多いな…」と悩む人におすすめできる本になっています。
『100%、「好き!」を仕事にする人生』:人生の転換期に
『100%、「好き!」を仕事にする人生』という本は、タイトルで言われている通り「好きなことを仕事にする」ということに焦点を当てて書かれた本になります。
著者は、大手デザイナーズ家具販売サイトを運営する会社の社長であり、まさに“好きなことを仕事にした人”。好きなことを仕事にするためのヒントが多く書かれている本ですので、好きな仕事への“転職”を考えている人におすすめできる本です。
本書では、多くの人がしがちな“言い訳”を乗り越えて自分の気持ちと正直に向き合うための方法が語られています。「好きでやりたい仕事はあるけど、転職するとなると“1歩目”をなかなか踏み出せない」と悩む人にとっては、1歩目を踏み出すための勇気をもらえる本になっています。
まとめ
仕事をしていると、「楽しく生きることは難しい」と感じることが多いと思います。時間にも余裕がなく、好きなことをして行きていくなんて無理だと考えていませんか?
もし心当たりがあれば、まずはあなた自身の考え方から変えるようにしましょう。考え方を変えるのは難しいことですが、「人生を楽しく生きたい」という気持ちを実現するためには本当に必要なことになります。
そして、もしあなたが「つらい」と感じる原因が仕事にある場合は、選択肢のひとつとして“転職”を考えるべきです。改めて自分自身の考え方を向き合い、後悔しない選択をするように心がけましょう。
あなたの人生が楽しくなるかは、すべてあなたの考え方次第です。小さなことからでもいいので、少しずつ考え方を変える努力をしてみてください。