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仕事のやる気が出ないから辞めたい…そんな時の3つの対処法とは?

勉強や仕事など何かに取り組む時にもっとも必要とされるものは「やる気」です。

やる気を自由自在に出すことができればもっと色々なことに挑戦できるのに、と思っている方は多いと思います。

しかし実際には事前にスケジュールを立てる時にはやる気になっていても、いざやろうと思うと気が乗らないなど、やる気は簡単に出せないのが現実です。

しかし仕事は「やる気が出ないから」と言ってやらないわけにはいきません。やる気が出ないまま仕事をしていると、普段はしないようなミスをしてしまって、さらにやる気を失うなど悪循環に陥ることもあります。

そのように、仕事にやる気が出ない状態が続くと「この仕事は向いていないのかも」と悪い方向に考えが及び、「仕事を辞めたい」と感じるようになってしまいます。

今回はやる気が出ないことを理由に「仕事を辞めたい」と感じた時に対処する3つの方法をご紹介します。

もくじ

仕事のやる気が出ない時にいちばん辛いのは自分自身!この辛さは理解してもらえない

仕事にやる気をもって向かうことができないと「給料をもらっているのに自分はダメな人間だ」と感じてしまうことがあります。

しかし、やる気が出ないことについて悩んでいる人は本当にダメな人間なのでしょうか。

やる気の有無で悩むということは、本来は「やる気を出して仕事に取り組みたい」と考えている仕事に真面目な人であるはずです。決してダメな人間ではありません。

しかし仕事に真面目に向き合えば向き合うほど、自分が仕事にやる気を出せていないことで自己嫌悪に陥り、仕事を辞めてしまおうかと考えることになります。

仕事に真面目に取り組んでいる人が辞めてしまうのはその人自身にとってももったいないことですし、会社としても大きな損失です。辞めると決断する前に対処してみませんか。

仕事のやる気が出ないことで「仕事を辞めたい」と思った時にやってみることとは?

仕事のやる気が出ないことを理由に退職を決めてしまうと、転職をしてからも「また同じような理由で辞めるのではないか」という心配を、自分自身や家族、また転職先の職場の人たちも抱き続けながら働くことになります。

またやる気が出なくなった時に「仕事にやる気がなくなったから辞めよう」という選択をしやすくなり、よく考えずに職を転々とすることになりかねません。

やる気が出ないことで仕事を辞めるという今後の人生に関わる大きな判断をする前に、まずは次にご紹介する3つの方法を試してみましょう。

そして本当に仕事を辞めたいのかどうか、自分の気持ちに向き合ってみませんか。

「やる気が出ない」と人に話してみる!一人で考えるからやる気が出ない

自分の心は目に見えません。そのため無意識のうちになんとなく不快に感じていたり、なんとなく嫌な感じだったりすることがやる気が出ない原因になっていることがあります。

しかしそのやる気の出ない理由を自分で見つけるのは困難です。そんな時は「やる気が出ない」ことについて誰かに話してみましょう。

岡目八目という言葉があります。これは第三者には当事者よりも物事を冷静に判断できることを示す言葉です。この言葉が示すように、あなたの無意識に感じている不快感の原因について周りの人の方がよく知っているかもしれません。

また周囲の人も同じようにやる気が出ないことで悩んでいるかもしれません。お互いに話し合うことで、一緒に頑張ろうと思えるきっかけになることもあります。まずは親しい人に相談してみましょう。

「計画的に休む」を実践してみる!ダラダラ休んでもリフレッシュはできない

心と体はつながっているものです。

例えばお腹が痛い時に幸せな気分にはなりませんよね。ちょっとしたことでイライラしてしまうなどいつもよりもネガティブな気持ちになっていると思います。

「やる気が出ない」と心が感じている時、もしかすると体が休みを欲しがっているのかもしれません。

「どうもやる気が出ないな」と感じたら、計画的に休むようにしましょう。

仕事の合間に10分程度休憩をとることでも良いですし、有給休暇を使ってちょっとした旅行に行くのもいいかもしれません。大切なのはその休みの間は仕事を忘れてしっかり休むということです。

休みの間にも仕事のことを考えていては、結局心も体もリフレッシュできません。しっかりやる気を出して仕事をするために、しっかり休みをとりましょう。

「過程よりも結果を重視」と決めてみる!やる気が出なくても仕事はできることを知る

それでもどうしてもやる気が出ないあなた。仕事にやる気は必ずしも必要ではありません。もちろん、やる気があった方が自分自身も楽しく仕事ができるのでやる気があるに越したことはないですが、やる気はなくても仕事はできます。

そもそも仕事は会社に労働力を提供することで、会社から給与をもらうという契約によって成り立っています。会社に労働力をきちんと提供できていれば問題はないのです。

また、やる気が出ない仕事でもやり始めると、やる気が出てくることがあります。

やる気を出すことを目的にするのではなく、仕事で成果を出すためにとにかく仕事に取り組みましょう。その過程でやる気が出てくれば仕事の成果もやる気も得られて一石二鳥です。

「仕事のやる気が出ない」は誰にでもあるバイオリズム!波がわかれば乗りこなせる

四六時中やる気を保っている人はいません。個人差はありますが、人間だれしも気分にはバイオリズムの波があります。

気分の波は下がることもあれば上がることもありますが、ずっと下がり続けたり、逆に上がり続けたりすることはありません。今、「やる気が出ない」と感じている人でも、いつかやる気の出るタイミングは来るはずです。今の状態は永遠ではないのです。

ですから、尚早に「やる気が出ないから仕事を辞めよう」と判断してしまうのではなく、「今はやる気の波が下がっているから、上がるまで待ってみよう」と自分の心を冷静に見つめる作業が必要です。

そのように波があることがわかれば、やる気が下がっている時は今までご紹介してきたような方法を試しながらやり過ごすことができます。バイオリズムの波を上手に乗りこなしていきましょう。

まとめ

「仕事のやる気が出ないから辞めたい」と感じた時の対処法についてお話ししました。やる気が出ないことは勉強、部活、仕事、家事など生きていく中で何度もぶつかる問題です。

大切なのはやる気が出ない自分から逃げないことです。子どもが片付けをしない時にお母さんが「片付けなさい」と言って、子どもが「今やろうとしたのに、やる気なくした」と言う場面がありますよね。本当は子どもにやる気がなかったのにお母さんのせいにしているのは誰でも容易にわかることだと思います。

しかしこのようにやる気が出ないことで何もせず、やる気の出ない理由を周りに押し付けていては自分の成長は望めません。

「今はやる気が出ないから、この簡単な作業だけこなそう」など自分の調子を常にモニタリングし、自分の心と体に働き方を合わせることこそがやる気を出すことよりも大切なことです。

そのために今回ご紹介した対処法が参考になれば嬉しいです。

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