メンタル

仕事なんてしたくない…そんな時に気分転換できる3つの方法

「仕事したくない」。このシンプルで正直な思いは、人類が生まれて仕事をするようになってから一体どれだけの人数の方が、一体どれだけの回数抱いた思いなのでしょうか。貨幣経済が当たり前になった現代社会においては、物々交換で生きていくことはできず働いてお金を手に入れなくてはなりません。でも、仕事はしたくない…。多くの方が思ったことのはずなのに、未だ仕事をしなくて良いという解決方法は登場していません。であれば、「仕事ができるようになるための気分転換」の方法を考えた方が良いでしょう。仕事をしたくないとお考えの方はぜひご覧ください。

もくじ

思い切って仕事をしない、可能になる2パターンの気分転換

「仕事をしたくない時は思い切って仕事をしない」というのも1つの手段です。働いている形態にもよりますが、フリーランスの方ならその日の仕事をすべて行わない、会社員の方なら明日に持ち越せる仕事は明日に持ち越すというのが良いでしょう。『明日やろうは馬鹿野郎』という有名な言葉がありますが、『今日無理してやるのも馬鹿野郎』という言葉も考えるべきだと思います。

というのも、「無理してやった仕事には質が伴わない」という可能性が高くなるからです。さらに言えば、大きなミスをする危険性だってあるでしょう。「いやいや、いくらモチベーションが上がらなくても100%の仕事をするのが社会人だから」という意見も聞こえてきます。確かにそのご意見はごもっともです…。しかし、実際には多くの社会人が仕事に熱意を注ぐあまり、仕事の責任の重さやノルマに苦しめられ体調を崩しているではありませんか…。

それならば、思い切って持ち越せる仕事は持ち越すようにし、自身の身体をいたわること。100%の力が発揮できるようにするための準備をするのも良いはずです。そうすれば「よしこれで明日は元気いっぱいに仕事に取り組めるぞ」という心境に導くこともできるはずです。

また、その逆で「仕事を持ち越すことで自身を追い詰める」という風に捉えることもできます。これは人によりけりですが、余裕のある状態よりも背水の陣で挑んだ方がやる気も出て良い力を発揮できるという方がいるはずです。先程仕事に追い込まれることは良くないとは言いましたが、「自分は追い込まれてこそ強くなれるタイプ」という自覚がある方は仕事を持ち越すことで自分を追い込んでみてください。もちろん、どちらの捉え方をするにしても仕事を持ち越す量にはご注意ください。決まった仕事が終わらないとなるとまた別の問題が出てきますからね。

趣味の使い分けで広がる可能性と人生のアクセント

連日の仕事で疲れてしまうと、「休日は寝てばかりの過ごし方をしてしまう」という方もいらっしゃるはずです。もちろん、身体を休めることでまた次の仕事を頑張ることができるということはよくわかります。ただ、その寝てばかりの休日を過ごしていると、ご自身の身体も意識もマンネリ化していきます。「俺、このままで良いのかな…」と。人は同じことの繰り返しをしていると、いずれ大きなストレスを感じるものなのです。たまにはアクセントを加えることが重要なのです。

だからこそ、人は「趣味を持つこと」が大事なのです。忙しい日常の合間に楽しめる趣味、休日には1日熱中できる趣味を見つけることで、仕事に取り組むだけの元気をもらえるだけでなく、人生のアクセントになるはずです。趣味がない方は書店などにいくと『大人のための趣味カタログ』のような分厚い本がありますので、そのなかから興味のあるものを探してみるのが良いでしょう。

また趣味を作る時は、先程もお伝えしましたように忙しい日常の合間に楽しめる趣味、1日熱中できる趣味の2パターンを見つけておくと良いでしょう。

日常の合間に楽しめる趣味には、

  • 散歩
  • 読書
  • プラモデル・手芸

といったものがあるでしょう。どれも比較的、短い時間で楽しめてお金もかかりにくい趣味になります。

その一方で1日中熱中できる趣味には、

  • 登山
  • サイクリング
  • ものづくり体験(陶芸・そば打ちなど)
  • 映画・スポーツ鑑賞

などが挙げられます。どれも少し遠出して行えるものであり、出掛けるというだけでも気分転換になるはずです。また、こうした趣味は人と人との新しい出会いや、新しい自分の可能性を見つけるきっかけにもなる趣味です。ぜひお試しください。

非日常、普段会わない人に会うという気分転換

仕事が疲れると感じる理由の1つには、「同じ人と同じ時間を過ごすから」というものがあります。お勤めされている場所によっては、「社員以外会う人がほぼいない」という方もいらっしゃるはずです。その社員全員がご自身にとって居心地の良い方であればいいのですが、多くの場合はそんなに美味い話はありません。誰かしら自分にとって苦手な人がいて、その人と続く長い時間に飽き飽きしてはいませんか?

そんな時こそ「普段会わない人に会う」という気分転換をしてみましょう。高校・大学時代の友人や遠方に住む家族・親戚がその最たる例かもしれませんね。懐かしい話や相談をすることによって、気持ちが軽くなったり、モチベーションを高くしたりすることにつながるはずです。また、前述した趣味を楽しむ際に出会った方と会うのも良いかもしれませんね。ご自身の仕事の如何にかかわらない新たな友人関係を築くことができるはずですよ。

ただ手を合わせてボーっとするだけのパワースポット巡りをする

これは趣味を作ることにも似通う話なのですが、「パワースポット巡りをする」というのも良い気分転換になります。ただこの時、「特別何かをするということは考えない」のが大切です。パワースポットにも色々ありますから、お寺などであれば「ただ手を合わせるだけ」、綺麗な景色の場所であれば「ただボーっとするだけ」で良いのです。

私達は日々どんなことに対しても、「Aの次はBをして…」、「Cをやっている間に自分はDをやりつつ、Eの準備を〇〇さんにお願いして…」といったように、多くの事象を複合的かつ同時進行で考えています。この思考方法が私達を身体的にも精神的にも疲れさせているのです。だからこそ、パワースポット巡りをする時くらいはただ手を合わせるだけか、ボーっとするだけの単純なあなたでいていただきたいのです。

「それだけで気分転換になるのか?」という風にお考えの方もいらっしゃるかもしれませんが、騙されたと思って一度試してみてください。パワースポットそのものに無関心だった方もぜひ。私達が住む日本の国土には、神社仏閣、景勝地など様々なパワースポットが存在しています。長い伝統と文化がそういったパワースポットを数多く作り出し、どんな地域にも何かしらのパワースポットが存在しているのです。もしご存知でいない場合は「〇〇(お住いの地域) パワースポットで」インターネット検索をしてみましょう。

まとめ

今回ご紹介させていただいた、仕事を持ち越す、趣味を作る、普段会わない人に会う、パワースポットを巡るだけという気分転換の方法は、どれもお手軽に始められるもので日常のそこかしこにきっかけが転がっている方法になります。仕事は持ち越すことで頑張れる人もいますし、趣味にも小さな趣味から大きな趣味までありますし、普段会わない人とはいっても比較的日の浅い大学時代の友達に会うのも良いでしょう。パワースポットにしても、どんな地域にも1つや2つは必ずあるはずですし、神社仏閣でなくても綺麗な風景が見える小山の上でも良いですよ。

私達はこのような気分転換の方法を複数持っておくことで、日々の仕事の支えとなり生きていく上でのモチベーションにすることができます。皆さんもご自身の生活スタイルや周辺環境を見回してみて始められそうな気分転換を試してみましょう。

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