とても辛いことがあり深く落ち込みしばらく立ち直れない経験をしたことがある方も多くいらっしゃると思います。落ち込んだ状態から早く立ち直れるかどうかは、人それぞれの「メンタル」が大きく影響します。
また、メンタルが強ければ多少の辛いことでは落ち込んだりすることはありません。今回は、メンタルを鍛える方法を紹介していきます。「鍛える」といっても、決して厳しい訓練をするわけではありません。考え方や普段の行動を変えるだけで、メンタルは鍛えられます。
もくじ
メンタルを鍛えるため「考え方を変える」2つの方法とは?
まずはメンタルを鍛える2つの考え方を紹介していきましょう。自分自身の考え方を少し変えて、その考え方を継続するだけでもメンタルは充分に鍛えられます。
ポイントは、物事をポジティブに捉えることを心掛けること、そして失敗を恐れないことです。プラス思考にポジティブに物事を捉えることは、はじめは戸惑ってしまうかもしれませんが、毎日繰り返していると、その考えが自分自身の通常になっていきます。そういった気持ちの変化が現れるということは。もう既にメンタルが鍛えられているのです。
物事をプラス思考にポジティブに捉えることを心掛ける!
メンタルを鍛えるためには、全ての物事をプラス思考にしてポジティブに捉えることが大切です。メンタルが強い人は、嫌なことがあっても常にポジティブに考えることができます。
例えば、夏の暑い日は暑さでぐったりして辛い気持ちになりますが、ポジティブに考えると「暑い分だけ生ビールが美味しい」というポジティブな気持ちでいられるので苦痛になることはありせん。
プラス思考にポジティブに考えることができる人は、どんな状態でも「つまらない」や「辛い」と感じる事でも「楽しい」ことに変えていける力を持っているため、精神的や肉体的な疲れも軽減させることができるのです。
失敗を恐れない!失敗から学ぶことを心掛ける!
過去に失敗してひどく落ち込んで経験がある人はメンタルが弱く、失敗を恐れてしまう傾向にあります。誰でも失敗は避けたいことですが、失敗を恐れて失敗することを避けるために新しいこと等に挑戦しなければ、いつまでたってもメンタルを鍛えることはできません。
そこでポジティブ思考を活用し、「失敗してもそこから何か得る事があるはずだ!」という物事を前向きに考えることからはじめてみましょう。失敗したときは、どうして失敗したのか、どうすれば次は成功できるのかをしっかりと考えることができれば次の成功につながっていきます。
メンタルを鍛えるため「普段の行動を一工夫する」2つの方法とは?
普段の行動に一工夫を加えるだけでメンタルトレーニングができる2つの方法を紹介します。普段の何気ない行動でもメンタルを鍛えることを意識した行動に変えていくことで、メンタルを強化することができるようになります。
メンタルを鍛えるポイントは「集中力」と「結果にこだわること」です。惰性でダラダラと行動していては、メンタルは強くなりません。何事にも集中力と結果にこだわることを意識し、とにかく懸命に取り組むことが大切です。
「集中力を高めること」で自分の不安を取り除く!
メンタルが弱い人は、何をやるときにも集中力が途切れてしまい、「心ここにあらず」の状態になることが多いです。メンタルが強い人は必ず集中力を持ち合わせています。目の前のことに集中して物事を取り組むことで、落ち込んだり不安になったりするといった余計なことを取り払うことができるのです。
掃除やジョギングや読書等集中する物事は問いません。また、最初のうちは短い時間からでも構いませんので、まずは自分が周りのことに一切惑わされずに集中して物事に取り組むことを心掛けてみましょう。物事に集中力できる自分に自信がつきそれがメンタルの強化につながっていきます。
「結果にこだわること」で強い気持ちが生まれる!
メンタルを鍛えるためには、結果にこだわる癖をつけることも大切です。この考え方によって、結果を出すことを目的としているため、結果を出すための困難や苦労も辛いと思わなくなり、結果的に困難や苦労に立ち向かえるメンタルを身につけることができます。
結果を出すことつまり目標を達成することにこだわることにより、目標を達成できない自分は格好悪いと感じるようになり、困難や辛さよりも何が何でも目標を達成しようという気持ちが勝り行動が変化することによりメンタルも鍛えられていきます。
目標はどんなことでも構いません。「今日中に仕事のデスク周りに整理整頓する」や「毎日会社に勤務時間の15分前に出勤する」等身近な様々な目標を設定し、それをクリアすることによりどんどん自信をつけメンタルを鍛えていきましょう
メンタルを鍛えるため「普段の行動を変える」3つの方法とは?
普段の行動を変えることでメンタルを鍛える3つの方法を紹介していきます。ポイントは「自分に自信を持つこと」です。メンタルを強化するためには、自分に自信を持つことが必要不可欠です。
行動に自信を持つこと、能力に自信を持つこと、言動に自信を持つことの3つの自信を得るために、普段の行動を変えて、常に自信に持つための行動を行うことを意識してみましょう。自分に自信がつけばつくほど、あなたのメンタルは間違いなく強化されていきます。
行動する前にイメージトレーニングを習慣づける!
一流のトップアスリートは、困難を乗り越えた自分や成功した自分を思い描く「イメージトレーニング」を取り入れてメンタルを強化することがよくあります。
前向きに物事を考えることは精神的な安定につながるとても重要なことであり、それによってメンタルが鍛えられていきます。失敗を後悔してばかりいたり、マイナスなことばかり考えていては、いつまでたってもメンタルを強くすることはできません。
何かにチャレンジする時は、失敗することは考えずに、成功した自分を思い描くポジティブなイメージトレーニングを入念に行うようにしましょう。
習い事や資格取得で自分を磨き自分に自信を持つ!
自分に自信をつけるために大切なことは、自分自身の能力に自信を持つことです。そこで、習い事や資格取得で自分自身の能力に磨きをかけることもメンタルを強化する効果的な方法の一つです。
習い事や資格取得は自分自身を向上させることに直結しますし、知識や技術そして資格が増えていけば、確実に自信をつける事ができます。
身体を動かすことが得意なのであれば特異なスポーツを習い極めてみたり、仕事に役立つスキルを磨きたい場合は、語学を学ぶことや仕事に係る資格を取得することをおすすめします。
習い事や資格取得は、自分自身の能力アップにつながる、気分転換やストレス解消になる、そしてメンタル強化につながるという自分にとってメリットしかないことなのです。
自分を強く主張するため価値観が同じ仲間を見つける!
メンタルが弱い人は、自分の意見を強く主張することができず周りに同調してしまう傾向があり、すぐにメンタルが強い人のように周りに流されることなくしっかりと自己主張できるようになることは困難です。
そこで自分と価値観の同じ仲間をたくさん見つけることにより、自分の考えに自信を持ち自分の考えを価値観の同じ仲間に主張してみることからはじめてみましょう。
最初から一人で自己主張をすることは困難です。まずは価値観の同じ仲間を味方につけて自分自身の意見に自信をつけ、徐々に一人でも自己主張ができる人間になれるように努力していきましょう。
まとめ
メンタルを鍛えるために大切なことは、とにかく「意識する」ということです。メンタルを鍛える事を意識することにより考え方や普段の行動がポジティブな方向に変化していきます。
メンタルが強くなることにより、仕事においてあなたが逆境に立たされたときにも耐えられる精神力を持つことができますし、普段の仕事においても些細な失敗や悩み等で落ち込んだり暗い気持ちになったりすることが無くなり、明るく自信を持って仕事をすることができるようになります。
「意識する」という簡単な方法で効果が得られ、今までの仕事や生活が更に充実したものに変えられるのであれば、今回ご紹介したメンタルを鍛える方法をやらない手はありません!