メンタル

日曜になるとたまらなく憂鬱になる理由と上手く乗り切る3つの方法

平日の勤務体制で、日曜日が休みという人も多いのではないでしょうか。休みの日にはゆったりと時間をとって体を休め、趣味に没頭するなど働いている時間にはできないことをすることもあると思います。

そして誰もが感じたことがある「日曜日になるとたまらなく憂鬱になる現象」。これは仕事をしている社会人に限らずに、長い休みがある学生時代にも感じたことではないでしょうか。もちろんその憂鬱の大きさや理由は、学生と社会人とでは大きな違いがあります。ここでは日曜日に襲ってくる憂鬱の理由とどう乗り切っていくのか、について解説していきます。

日曜の夕方から憂鬱になる「サザエさん症候群」の実態

誰しもが一度は「サザエさん症候群」や「ブルーマンデー症候群」という、次の出勤日のことを考えると、不安になり憂鬱な気分になったことがあるのではないでしょうか。楽しかったお休みももう終わりに近づいていることから、できればもっとこの幸せな休日を過ごせたらいいのに…、という気持ちからくる心理的な現象です。

社会人になってしばらく経つベテランの社員でさえも、日曜日の夕方から憂鬱になることは珍しくありません。ましてやまだ仕事のペースに慣れない新入社員や若手社員が、日曜日に憂鬱な気分になることも稀ではないのです。これらのことからも、ほぼ全ての社会人が「サザエさん症候群」もしくは予備軍と言ってもよいかもしれません。

なぜサザエさん症候群が起こるのか「その3つの理由」

それでは次に、その「サザエさん症候群」がなぜ起こるのか、という要因に迫っていきたいと思います。具体的な理由は人それぞれ違いますが、根本的なところではどこか共通していることがあるかもしれません。ここでは、なぜ人は休みが終わる間際に憂鬱な気持ちになるのかについての主な原因を探っていきたいと思います。

まずは、その主な要因を見ていくことで自分に照らし合わせて考えてみると、今後の対策もとれるかもしれません。以下の3つの理由について見ていきましょう。

また長い一週間が始まることへの一時的な憂鬱感情

まず一つ目の主な理由は、毎日朝早くから夜までの労働が始まる、つまり一日の大半の時間を費やしての労働が始まる、ということへのただ単に腰が重くなっているという状況です。日々働くということは、当然のことながら自分の体力・精神力・知力・一日の大半の時間を使って行い、報酬を得るという仕組みですので、当然楽なものではないのです。その対価として賃金や地位を得ることができます。

毎日、継続して仕事をしているときにはこのようなことを感じないものですが、一旦休みが入ると体は休めることができることで、朝から夜までの時間の過ごし方のリズムが仕事のある日とは違ってきます。このことから、体と心が心地よい休みのリズムを覚えてしまい、仕事の日がおっくうになってしまうのです。

職場の人間関係がギクシャクしていて居心地が悪い

次に多い理由ですが、会社の人間関係に普段から悩んでいるか、または自分の周囲の人間関係がギクシャクしていることで職場の雰囲気が悪い、というような人間関係に関することからくる憂鬱感です。会社や団体に所属して仕事をしていると、仕事場の人全員が自分にとって居心地のよいタイプの人ということはありません。

どのような職場を見てみても、必ず多少の人間関係のいざこざや、悩み、トラブルなどがあります。また、このようにあからさまな事がない場合でも、ただ単に自分の性格と正反対でウマが合わない、

生理的に受け付けない、などのような悩みがあるものです。このような人間関係からくる憂鬱感は、精神的な悩みで、自分でも知らないうちに疲れが蓄積していくものなのです。

そもそも現在の仕事自体が自分に合わず苦痛である

そして3つ目に挙げることは、自分の現在の仕事そのものに対する悩みです。晴れて入社することができて毎日仕事をしてはいるけれども、徐々に仕事内容が自分には合わないかもしれない、と考えてしまうというケースです。

または、自分の生活のために妥協して今の仕事を始めてみたけれども、毎日が苦痛でやりがいが全く感じることができない、というケースもあります。このような場合は、一日のほぼ大半を嫌な思いをしながら過ごすことになるため、精神衛生上あまり良くない状態と言えます。しかし、仕事を始めたばかりで、業務に慣れていないことが原因の場合は、時間が経つとこの悩みや苦痛から解放されるでしょう。

解決方法1:趣味を充実させ仕事のON・OFFをする

ここからは、日曜日に襲ってくる憂鬱を解決するための具体的な方法について見ていきたいと思います。仕事がない休日は、自分のための自由な時間をできるだけ作り、好きなことをしてみましょう。外に出かけてみてもよいでしょう。また体を動かすスポーツもいいですね。

特にこれをしなくてはならない、ということは全くありません。自分の趣味や以前からやってみたかったことにチャレンジするなど、休みの日にしかできないことをしてみましょう。大切なことは、仕事のことは頭からすっかり除いて、休日を楽しむということです。体が疲れているという人は無理に外出する必要はありません。家で音楽を聴いたり映画をみたり、ペットと戯れるなど気軽にできることでも構わないのです。仕事と休みのON・OFFをはっきりとさせることが一番大切と言えます。

解決方法2:感情を受けとめ自分の考え方を変えてみる

憂鬱の感情を解決するための2つ目の方法は、「自分の憂鬱の感情を素直に受け止めてみる」ことと、その上で「憂鬱に対する考え方を別の考えに置き換えてみる」ということです。サザエさん症候群のような憂鬱感情は誰にもあることで、当たり前でこの感情があるからこそ、仕事が頑張れる、という風に思うように転換してみましょう。

実際、この憂鬱感という感情は、人が何かをするためのスイッチ・原動力とも呼ぶことができるのです。また、この憂鬱感で頭がいっぱいになるということは、それ以外に大きなトラブルや悩みがないとも言えます。自分の今現在の最大の悩みが、この「憂鬱感」であるということは、逆に考えるととても幸せなことでもあるのです。このように現実を受けとめた上で、自分の意識を変えていきましょう。

解決方法3:仕事の後は毎日少しでも自分の時間を作る

日曜の憂鬱を解消するためには、普段の仕事が終わった後の過ごし方も大切です。日々の仕事の疲れやストレスはこまめに解消すると蓄積しません。例えば、会社帰りに本屋さんに立ち寄り、好きなジャンルの本を読む、帰り道の途中のカフェに立ち寄ってみる、ウィンドウショッピングをしてみる、スポーツクラブに行く習慣をつけてみる、そして何か習い事をしてみるなどさまざまな事をチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

大切なことは、できるだけ仕事とは関連のないことをしてみる、ということです。または仕事以外の人と会うなど、自分の世界を広げるということで、視野が広がり新たに自分を発見することにもなるのです。

体のSOSを見逃さないように、体調の変化には注意する

一般的に頑張り屋さんで我慢強い人ほど、心の悩みや不満を抱え込んでしまうものです。気軽に友人や信頼できる人に相談できないなど、自分だけで物事を解決しようとすると徐々にストレスが溜まっていくことになります。一人で考え込むタイプの人は特に注意が必要です。

もし、サザエさん症候群が思ったよりも長引き、いつまでの体調がすぐれないときには、一度病院で診察を受けてみることをおすすめします。心の病の場合は、気が付かないうちに進行してしまうことが多いからです。近年はストレスで不眠症や心の病に陥る人も多いので、恥ずかしいと思わずに専門医にまずは気軽に相談する感覚で、診てもらいましょう。

まとめ

ここまで、日曜日に憂鬱な気持ちになる原因と、そのさまざまな解消方法などについて見てきました。憂鬱感は誰にも芽生えるものですが、その捉え方と上手な付き合い方が大切となります。自分だけがいつも憂鬱になるのは、怠け者だからで忍耐が足りないのでは?と自分を責めてしまい、さらに無理をして頑張りすぎてしまうかもしれません。

憂鬱という感情を理解して、考え方を転換することで気持ちがとても楽になるはずです。また、毎日の生活を充実させて、憂鬱を感じないくらいに忙しく夢中になれることを見つけるということもおすすめします。憂鬱は自分のパワーの原動力、と考えて上手く付き合っていければ、次の週末も憂鬱にならずに済むかもしれません。

あわせて読みたい!