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仕事で「何がわからないのかわからない!」原因と対策とは?

特に入社して間もない頃、仕事としていると“わからないこと”に遭遇することがあるでしょう。そればかりは仕方のないことですが、中には「何がわからないのかがわからない…」という危機的な状況の経験はないでしょうか?

わからないことが何か理解していれば質問できるものの、わからないこと自体がわからないとなれば、上司や先輩に質問もできませんし迷惑をかけてしまいかねません。

そこでこの記事では、仕事で「何がわからないのかわからない…」となる原因や、その対策方法を紹介していきます。

仕事で「何がわからないのかわからない」の原因とは?

何がわからないのかわからない、という状態は周りにも迷惑をかけてしまうため、なるべく避けなければいけません。

何がわからないのかわからない、という状況になる大きな原因として、

  • 深く考えていない
  • 根本的な部分を理解していない
  • 知識や指導が定着していない

の3つが考えられます。これらに心当たりがある人は「何がわからないのかわからない…」という状況になるのは当然です。

そこでここからは「何がわからないのかわからない」となる原因についてくわしく紹介していきます。

自分は何がわからないのかを深く考えていない

「何がわからないのかわからない」と悩む人は、そもそも何がわからないのか、について深く考えていない傾向にあります。一つひとつの仕事に対して「なんだろう」と感じたときに、周囲の人に確認して理解を深めていかなければいけません。

仕事をしていて「わからない」と感じても、そのまま無視したり、わからない状況のまま進めたりしていませんか? そのような状況を続けていると知識が“穴あき”になるため、いずれイレギュラーが起きたときに対応できなくなります。

また「何がわからないのかわからない」と悩むだけでは、いつまで経ってもわからないまま。そこから「何が?」「なぜ?」「どうして?」と思考を深めていきましょう。たとえ些細なことでも、不明点があれば、思考を掘り下げて考えていく必要があります。

表面のことだけを理解して根本を知ろうとしない

あなたは、仕事を教えられたときに「〇〇を△△しておけばいいか」と指示されたままで認識しようとしていませんか? このように“表面”だけを見ていると、仕事の目的がいつまでも把握できずに「何がわからないのかわからない」という状態になってしまいます。

もちろん、指示された仕事をする上では、表面的な指示を理解して仕事をすれば困ることはないでしょう。しかし、どれだけ小さな仕事にも“目的”が存在し、目的を理解しながら仕事をしないと応用が利かなくなるのです。

たとえば、ある書類を別部署のA課長へ提出する仕事があるとしましょう。あなたは、上司が作った書類を見ずにA課長へ提出しました。後日、上司から追加で「A課長に出した書類でわからないことあった?」と聞かれたらどう答えるでしょうか?

おそらく「何がわからないのかわからない」でしょう。上司の目的としては、あなたに書類を提出させることで書類の作り方を確認させ、次からあなたに書類作成を任せようとしていたのです。

これは少し極端な例ですが、仕事を任されることには必ず目的があるため、その目的を理解し、意識しておかないと「何がわからないのかわからない」となってしまう可能性があります。

周りからの指導や指示が頭の中に定着していない

「何がわからないのかわからない」と悩む人のほとんどは、過去に周囲から受けた指導の一部が頭から抜け落ちてしまっています。つまりは、前提となる知識の一部が欠けてしまっているのです。

基本的に、あなたに指導をする立場の上司や先輩たちは、理解しやすいように順序を立てて指導しているはず。その中で、もし過去に教わったことを覚えていなければ、仕事が進むうちに「何がわからないのかわからない」となるでしょう。

仕事には必ず段階があり、レベル2の知識がないのにレベル3の仕事には挑戦できないのです。ですので、過去に教わったことは必ず理解し、覚えてから次に進まなければなりません。

周りからの指示や指導を忘れてしまう人の大きな原因として、頭で覚えようとしている、ということが挙げられます。そもそも人間の脳はとても忘れやすくできているため、何か指導を受けた際には必ずメモをとるように心がけましょう。

仕事でわからないことが“わかる”ための対策とは?

あなたの上司や指導係の人が段階を踏んで教えていない場合は別ですが、基本的に「何がわからないのかわからない」という状態は、何かしらの前提条件が理解できていないことが原因になります。

つまりは、過去にわからないまま放置していたことが原因なのです。まずはこの「わからないけど仕事は進むし問題ないか」という考えをなくし、段階を踏んで仕事を覚えていく意識を身につけなければいけません。

そこでここからは、仕事で「何がわからないのかわからない」という状況を避けるため、段階的に仕事を覚えていくための方法を紹介していきます。

常に仕事を任された理由や目的まで考える

先ほどお伝えした通り、仕事には必ず目的があります。周りから仕事を任されたり、教えてもらったりした際には、まず仕事の“目的”について考えるようにしましょう。

たとえば、報告書ひとつ作るのにも「ここに〇〇を書く」と理解はしていても、「では、なぜここに〇〇を書く必要があるのか?」ということもまで理解している人は多くありません。この“目的”を正しく理解していないと、いつまでも本質的な部分がつかめず、表面上だけ知っている状態が続くでしょう。

仕事の目的が理解できていないと「何がわからないのかわからない」となるのはもちろん、仕事の質を高めるのがむずかしくなったり、求められている仕事ができなかったりする原因にもなります。

ですので、何か新しい仕事を頼まれた際には「なぜこの仕事が必要なのか?」という目的にまで、目を向ける“クセ”をつけるようにしましょう。

わからないことがあればその都度聞くクセをつける

繰り返しになりますが「何がわからないのかわからない」となるのは、過去に指導を受けた“前提となる知識”が抜け落ちてしまっていることが原因として挙げられます。ですので、仕事をしていて「ここがわからないな…」と感じたときは放置せず、正直に聞くように心がけてください。

たとえ些細なことでも、わからないことを放置することにはデメリットしかありません。仕事はその場しのぎのようになり、いずれ大きなミスの原因ともなるでしょう。

一度でもわからないことを放置すると、それが知識の“穴”となり、蓄積されていくことで「何がわからないのかわからない」という状態になります。ですので、過去の知識に穴を開けないためにも、わからないことがあれば正直に聞くようにしましょう。

何がわからないのかについて深く考える

「何がわからないのかわからない」となったとき、ぼんやりと「何がわからないんだろう…」と悩んでいても仕方がありません。わからない原因をいち早く突き止めるためにも、少しずつ思考を深めていきましょう。

例として、

  • この仕事の目的は何か?
  • 過去に同じような仕事をしたことがあるか?
  • この仕事に必要なステップは何か?

などを考えてみましょう。

ここでのポイントは、いきなり“核心”に迫らないこと。「何がわからないのか?」ではなく、仕事の大枠から考えてみて、少しずつ“わからない部分”を見つけていく必要があります。

大枠をとらえ、ひとつずつ分解していくことで「〇〇の部分がわかっていなかったのか」という答えを導き出していきましょう。

「何がわからないのかわからない」は自分で解決できる

「何がわからないのかわからない」となると、パニック状態になってしまうこともあるはずです。しかし、これまで対策をお伝えした通り「何がわからないのかわからない」を解決するためには、日頃の仕事に対する取り組み方や、理解しようとする気持ちが大切になります。

つまりは「何がわからないのかわからない」という状態は、自分自身で解決できるともいえるのです。ですので、諦めずに仕事へまっすぐ向き合い、自分なりに解決してみてください。

もちろん、取り組み方や気持ちの持ち方を変えたとしても、わからないことは出てくるでしょう。しかし、それは何がわからないかを“わかっている”状態であるはずです。その場合は正直に「〇〇がわからない」と伝え、少しずつ知識や経験を増やしていく姿勢が重要になります。

まとめ

「何がわからないのかわからない」と悩む人は、意外にも少なくありません。その状態になると仕事の手が止まり、全体の効率も著しく悪くなってしまいますので、できるだけ避けるようにする必要があります。

そのためにできることは、

  • 仕事の目的を意識する
  • わからないことがあれば正直に聞く
  • わからないことに対して深く考える
  • 指示や指導に対してはメモをとる
  • 日頃からわからないことを解決する

などが挙げられます。これらのことを意識し続けていれば「何がわからないのかわからない」という状態はほぼ避けられるでしょう。

繰り返しになりますが「何がわからないのかわからない」という状態は、あなた自身の心構えで解決できます。ですので、まずは日頃の仕事に対する取り組み方を工夫し、解決を目指していきましょう。

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