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20代ニートに待ち受ける3つの末路がヤバい!ニートの不安を消す方法はこの3つ!

小さい頃にはあったはずに夢や目標も年齢を重ねるに連れ達成することの難しさに気付かされたり、自分の心境の変化などでニートになってしまったりと、この世は多くの生きづらさで溢れています。

それでもこの世の中を生きていくには、自分で選択し自分で行動していかなくてはなりません。ニートになったのにはそれなりの理由があった方もいらっしゃるのかもしれませんが、ご自身の今度の不安を抱く方も多いはずです。

今回はそんなニートの不安を消す3つの方法をご紹介していきましょう。

もくじ

こんなに多いって知ってた?20代のニートは20万人以上もいる!

世間一般的にみて、「少数派」、「変わり者」として扱われがちなニート。これに該当する方への風当たりもかなり厳しいものであるとされるのが一般的で、偏見をもたれることが多いのではないでしょうか。

しかし、ニートに該当する方は実は大勢いて特に20代ではその傾向が顕著になっています。必ずしも珍しい存在ではなく、20~24歳では1.9%(12.0万人)、25~29歳では1.53%(10.7万人)がニートとされています。

そもそもニートとは進学・就業・職業訓練を受けていない34歳以下を指す言葉です。家事手伝いや専業主婦はこれに該当せず、当然進学をしている高校生・大学生なども該当しません。

ニートのなかでも15~34歳は「若年ニート」と呼ばれますが、その人口は全体の約1.8%。つまり、20~24歳のうち1.93%がニートという数値は平均を上回っており、数にすると20代全体では約20万人以上もの人達がニートだということがおわかりいただけるでしょうか。

この数値はかなり大きく、ニートが珍しい存在とは言い切れないことの表れでもあります。

ニートの末路を意識すべき! 知っておきたい3つの将来

ニートでいることに気楽さを感じている方もいらっしゃるのかもしれませんが、その生活は永久に続くわけではありません。状況というのは必ず変化します。

ここでは、ニートにに待ち受ける3つの末路についてご紹介します。悪いことばかりではありませんが、いいことだけではありません。特に、何もなければ大抵の場合は悪い末路が待ち受けることになります。

自分はどのような将来を歩みたいのか、また、どのような末路は避けたいのかを考える材料としてみてくださいね。

親や親族から縁を切られてより孤独になる

ほとんどの親は、ニートの子供をよくは思っていません。まずは働いてほしい、その気持ちが強いものです。もちろん、何度も働くよう催促してきているでしょう。

それでも仕事をしない場合は、どうするか。そこで多いのが強硬手段、つまり縁を切って家から追い出すのです。こうなると、その瞬間から家は無くなってしまいます。手切れ金としていくらかのお金をもらえる場合もありますが、それすらもなかった場合は、その日からホームレス生活が始まります。

そうなると、できるだけ早く働かないとどんどん体が汚くなり、就職するのも困難になっていきます。誰からも必要とされず、誰にも頼れない、そうした日々が待ち受けています。

親が死んだあとは不衛生な体になる

ニートの生活を支えているのは、多くの場合がその親です。そして、親は高い確率で子どもよりも先立ちます。つまり、親亡き後の生活は自分で支えるしかなく、その末路は厳しいものが予想されるでしょう。

よほど大きな遺産をあるのならば話は別かもしれませんが、面倒を見るのは自分です。食事・洗濯・掃除など日々の生活は自分でみなくてはなりません。ただし、それまでまともに掃除や洗濯をしたことがないとそれすらも面倒になり、いつしか家はゴミ屋敷へと変わっていきます。また、食事を作れないことも多いので栄養は偏り、不衛生な家の中と相まって不健康な生活を余儀なくされるでしょう。

一念発起してニートから就職し自立した生活を手に入れる

いつまでもニートから抜け出せない場合はありますが、当然そこから抜け出して社会復帰している人も多くいます。そうなると、待ち受けているのはそれまでよりも安定した毎日です。

もちろん、仕事は辛いことばかりです。ですが、親に安心感を与えられ、時折訪れる将来への不安からも解放されます。また、働けばその分だけ収入が入りますから、今まで変えなかったようなものも変えるようになります。そうして社会復帰した人も大勢います。

ニートの状態から何もしなければホームレスになる将来が、行動を起こせば安定した将来が待っているのです。

20代だけどニートの末路が不安!将来のために実践したい3つの方法は?

ニートとしての末路に不安が見えてきたならば、その不安を解消するためにできる限り早く行動しなくてはなりません。取り掛かりは早ければ早いほど良いです。

こちらでは最初からフルタイムで働くというわけではなく、ニートの方でも始めやすい将来に向けた3つの働き方などをご紹介していきます。

取り組む量は少しずつでも構いませんから、なるべく早いうちから自分の将来のための積み立てとして取り組んでみてはいかがでしょうか。

人とあまり関わらない仕事から始めてみる!

ニートの方との特徴として人と話すのが苦手という方も多いことと思われます。これがニートから脱却するための壁でもありますし、ニート脱却後の壁にもなってくるのではないでしょうか。

そういった場合には「人とあまり関わらない仕事から始めてみる」というのがおすすめです。働くことのスタート地点としてはアルバイトが一般的かと思いますが、この時、清掃スタッフ・交通量調査などを探してみてはいかがでしょうか。

どちらも人と接することではなく、黙々と自分のペースで作業をこなすことによってお金がもらえるバイトです。仕事の内容自体もさほど細かくはなく、慣れるのも簡単でしょう。

また、採用の段階においても特別なスキルを必要とされることはなく、ハードルは低めです。こうした人とあまり関わらない仕事によりニートを脱却し、いずれは他の仕事にも目を向けていくのはとても順当な働き方といえるのではないでしょうか。

在宅ワークに挑戦!頑張ればフリーランスになれる

インターネットが生活に溶け込むことが当たり前になった今では、インターネットとパソコン、スマートフォン等さえあれば在宅ワークも可能です。

イラストレーター、ライターなどの仕事はクラウドソーシング等のサービスを通じ多くのお仕事が出回るようになりました。こうした仕事は自分の興味や得意を活かせる仕事でもありますから、家に居ながらにして楽しく働くことも可能なのではないでしょうか。

これを地道に続けていればアルバイト以上に、もしくは会社員以上に稼げるようになるケースもままあります。そうなればフリーランスとして柔軟な働き方を実現することも可能ですから、挑戦してみる価値は大いにあるといえるでしょう。

投資をする!資産を運用して生活していけるレベルにする

身体を動かして働くこと、頭を動かして働くこと、どちらも働くことに関して必要不可欠な要素であり一般的な認識ですが、「投資・資産運用をする」というのも立派な仕事でしょう。現在はこうした取り組みを継続することにより、生活していける人も大勢誕生しています。

投資方法の手段も株・投資信託・FX・仮想通貨など本当に幅広くなってきました。参入障壁もあまり高くなく、少額からでも始められるものが増えてきます。

無論、何をするにしても勉強することは必要不可欠ですが、会社に通って働くことを避けたい場合には家で勉強しながら働けるという意味ではとても有効な手段といえるでしょう。

ニート生活から脱出するために1年後の目標を決めてみよう!

ニート生活から脱却するためには自分の末路について考えることが大切です。ただ、将来の不安ばかりを気にするのでは意味がありません。一瞬抱いたその不安はやがて今の安定的な生活の気楽さによってすぐに消えてしまうからです。

つまり、本当に重要なのはその不安を抱いた後に「1年後の目標を決めること」でしょう。どんなに小さな目標でも良いので、自分はどうなっていたいのかを考えてみましょう。

目標さえ決めてしまえば、その目標を達成するまでのプロセスも予想・計画することが可能になります。そのプロセスを経ていく上では多くの苦労も伴うかとは思いますが、無計画に過ごしていたこれまでに比べればとても有意義なことであり、努力する価値は大いにあるのではないでしょうか。

少しずつでもあなたが歩んでいくその一歩一歩が道となるのです。

まとめ

社会問題として扱われることの多いニートですが、その人口はかなり多く20万人を超える方が該当します。ニートである以上、心配になるのはその末路でしょう。

特に親が亡くなった後には自分で生活するための手立てを考えていかなくてはなりません。その時の方法として有効なのは「人とあまり関わらない仕事」、「柔軟に働きやすい在宅ワーク」、「投資・資産運用」といった方法です。どれもニートの方に始めやすくニート脱却の糸口となるはずです。

少しずつでも構いませんので、将来に向けた目標設定を行いつつチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

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