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効果的な仕事の目標設定とは?やりがちな目標例と重要なポイント

何事においても、ただただ漫然と日々を過ごし、行動をしていくことは非常にもったいないことです。

限られた時間の中で、自分のやりたい事を可能な限りこなしていくには、あらゆることに対して明確に目標を設定することがとても大事です。

こと仕事に関しては他のことに比べて、より一層この目標の設定の仕方が自己実現の鍵を握っています。

効果的な目標の設定の仕方は、細かく分ければ人それぞれ違うことも多くあるものですが、その大枠は共通しています。この大枠から外れてしまうと、いつまで経っても事は上手く進みません。

目標設定において大事なことを、例を交えながら紹介していきます。あなたも上手に目標設定をして、効率的で効果的な自己実現をしていきましょう。

仕事における目標設定の大事さと、設定例をいくつかご紹介

目標設定で一番大事なことは、いかに具体的にその目標を思い描くことができるかどうかです。

まずは最終目的地点を明確にすることです。仕事における目標設定がテーマですから、月並みに最終目的地点を社長として考えてみましょう。

社長になると考えた場合、まずはどんな社長になるのかと言うことを明確に考える必要があります。項目をいくつか例として挙げてみましょう。

まずは今の所属している組織内で社長を目指すのか、独立するのかを考えます。所属している組織内で目指す場合はこんな風に細分化していきます。

・どの部署で成果を上げると一番評価が高いのか。

・現状、自分が出世していく中でライバルはどのぐらいいるのか。

・上司は誰についていくのが手っ取り早いか、またその上司は蹴落としやすいか否か。

独立を目指すのであれば

・どのジャンルで起業をするのか。

・会社の規模はどれくらいを想定するのか、1年毎で考える。

・広い人間関係は必要だが、その中でも有用な人間関係を作るにはどうすべきか。

まだまだ、状況に応じて考えるべき項目は増えていきますが、この様に1つ1つ項目にしておくと、より具体的に道筋が見えてきます。

仕事における目標設定とは、この細分化した項目1つ1つに対して、明確かつ具体的な手法を考えて設定していくことです。

仕事における目標設定は出来ることだけに絞る

目標設定をするのが下手な人は、とにかく最終目的だけを漠然と思い描き、そこだけで延々と思考を回し続けます。

営業成績を上げたいと目標設定を掲げ、毎日自分なりには一生懸命営業しているのに成果が出ないとします。

正当な目標設定をしているつもりなのに、成果が全く上がらないとなれば、モチベーションはどんどん低下してしまいます。

その結果、なにかと理由をつけて言い訳をし、自分には非がないと自己弁護をしながら目標を見失います。

この目標設定は何が問題でしょうか?そう、目標の細分化が全く行われていないことです。仕事における目標設定で一番大事なことは、可能な限り項目を細分化して、自分に無理のない範囲ギリギリのことを続けることです。

楽に達成出来ることだけを続けても意味がありません。これは筋トレとよく似ています。少し頑張れば出来ることだけをピックアップして、それを達成することだけに注力しましょう。

この時点では、会社が掲げているノルマは気にしなくもよいです。成長しようとしているあなたを、そんな下手な目標設定で潰そうとする会社など無視して構いません。

今出来ることを目標に設定して、それが出来たら次に少し負荷を強めた目標設定を行いましょう。これを繰り返していくことが一番重要です。

人は目標を達成すると達成感を得られますが、この達成感というものは事の大小にそれほど影響されません。

課長になるのも総理大臣になるのも、実はそこまで得られる達成感は変わりません。これは達成感というものが、あくまでも今のあなたの心理状況に起因するものだからです。

相対指標であって、絶対指標ではありません。

先に例として挙げた以下の項目を細分化して、出来ることから実現していくという手法に則って考えてみましょう。

・どの部署で成果を上げると一番評価が高いのか

現状、あなたは営業部に所属しています。会社内で出世コースに乗りやすいのは企画開発部です。であれば、企画開発部に移動することを考えます。そのためにはどんなスキルが必要でしょうか。

企画開発であれば、プレゼンのスキルは必要ですし、損益分岐を考えるためには経営や経済学の知識も必要です。

  • プレゼンや経営、経済学を教えてくれる場所は近くにあるか
  • オンラインスクールなどはあるか
  • 費用はいくら掛かるか

費用が思った以上に掛かりそうであれば、お金を1日いくら貯めればこれを実現することができるかを考えます。

この程度まで考えて導き出せる結論は、1日いくらかの節約をして貯金に充て、とりあえずは関連書籍を購入してみるというような形になります。

当初の目標からは一見するとかけ離れているように感じるかもしれませんが、途中の思考ロジックを見てもらえれば外れていないことが分かるでしょう。

本を買うという行為自体は、多くの人がしていることですが、その購入目的がしっかりと明確になっているかどうかで、最終的にそれがもたらす有用性は何も考えない場合と比較すると大きく違ってきます。

だからこそ、小さなことからコツコツと行いましょう。

ギリギリ出来ることだけを達成、成功し続けることで、どんどん根拠のある自信がついてきます。そのことだけに邁進していれば、気づいた時には最終目的地点として描いていた場所に立っているでしょう。

適切な仕事の目標設定は、時間という貴重な資源を確保する

この世の中で最も貴重な資源、それは時間です。仕事を効率的に、効果的に進めることができれば、この貴重な資源を上手く確保することができます。

適切な目標設定が出来ていれば、やるべき仕事が順序建って明確になるので、今やるべきことを的確に認識でき、無駄な時間や労力を使わずに済み、必然的に時間にも余裕が出来ます。

そうして出来た時間を使って、新たな目標設定を行って仕事を進めるのも良いでしょう。資格取得やスキルアップのための勉強の時間として使うのも有意義です。遊びや友達付き合いに使うのも悪くありません。

この空いた時間に対しても、仕事と同様に適切な目標設定を行うことで、より効率的で有意義なものに出来ます。

1つ適切な目標設定が出来るようになれば、そこから連鎖的に全ての事に対してこの考え方が出来るようになっていきます。こうなれば知らず知らずの内に、時間という貴重な資源があなたに貯まっていきます。人生の充足感が大きく変わってくるでしょう。

また、仕事の目標設定を行う上で、この時間という考え方はとても重要です。目標の設定には必ず期限を設けましょう。これをしておかないと、いつまでもダラダラと過ごしてしまう言い訳の口実になってしまうからです。

まとめ 仕事の上手な目標設定は上手な人生設計と同じ

仕事の目標設定のステップとしては次のようになります。

  1. 目標を明確にする
  2. その目標を出来るだけ細分化する
  3. 細分化した目標に対して、今日から出来る具体的な手法を考える
  4. 出来ないことは目標、手法として設定しない。出来ることだけをする

この順序で仕事の目標設定を論理的に行ってみましょう。仕事に限った事ではなく、この論理的な目標設定、達成手法は人生のあらゆる場面で応用することができます。

裏を返せばこれが出来なければ、あらゆる事に対して目標の達成が上手くいかず、モチベーションがどんどん低下してしまいます。

負のスパイラルに陥らないように、今日からすぐに目標達成のために出来ることを始めてください。

仕事の上手な目標設定は、上手な人生設計と同じです。人生を豊かにするためにも、正しい目標設定が出来るようになりましょう。

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