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転職して失敗…7つの後悔例から学べることは?サラリーマン必見!

今の仕事について何年か経過すると、担当業務はもちろん、会社全体の流れも読めるようになってくるものです。そんな時期にさしかかると、仕事の待遇に不満を持ったり、先輩たちの様子から将来に不安を覚えたりする機会も増えてきます。

特に働き盛りの30代手前となれば、終身雇用制度が崩れてきた今ですから、このままでいいのだろうかと自分のキャリアを見つめなおす時間を持つようになります。この時期、もっと自分が輝ける場所がある!もっと待遇が良い場所に行きたい!などと、転職を考え始める人も多いのです。

転職は勇気とエネルギーがいる一大イベントですから、成功して新たなキャリアへとつなげたいのが誰しもの願いです。しかし、転職者全体の4人に1人が転職に後悔しているというデータがあり、失敗例は多々あります。そういった転職で後悔してしまったという例から、どうしたら転職して失敗せずに活躍できるのかを考えてみましょう。

あなたの転職は大丈夫?転職に失敗し後悔する人は意外と多い

今の職場よりも、もっと自分を成長させてくれる場所へ、もっと給料が高い場所へ、と言うように、転職にあたっての希望は人それぞれ違います。しかし、最初のキッカケ達成に集中するあまり、他の部分や実情を見逃してしまうこともあります。

それが、転職者全体の4人に1人が、転職が失敗だと思っているというデータに表れています。

実際に働いてみると、想像と違い、良くなるはずだった転職が実を結ばないことはよくあるようです。このような展開は、誰も望みません。どうすれば4分の1に入らず成功と言えるのか、後悔例を踏まえながら見ていきましょう。

転職して失敗…!サラリーマンが後悔している7つの理由とは?

それでは、転職したサラリーマンから伺った、代表的な後悔の理由をお伝えしていきます。「こんなはずではなかった」とならないためにも、先人の後悔から学びましょう。

意気揚々と目的達成に目を向けていると、思わぬところにトラップが仕掛けられていることがあります。先人の後悔例を知っておけば、トラップも避けやすくなるでしょう。一つの部分にフォーカスしてまっしぐらな人には、注意深く見ていただきたい例となっております。

仕事内容が自分のやりたいことと違ってショック!

まず、求人表に記載されている仕事内容や、イメージとかけ離れた仕事を割り当てられ、自分のやりたいこととのギャップにショックを受けることが、後悔例として多くあります。

「こんな仕事、聞いていない!」というように、必要とされる素質が全然違う仕事が割り振られたときは、特に憤りを覚えるものです。内勤だと思っていたのに、外回りで営業を命じられた、というのは、最たる例でしょう。

どんな待遇であろうとも、日々の携わる仕事の内容に不満があると、毎日が辛くなってくるものです。自分の目標が果たせないとなると、転職した理由さえも見失ってしまいます。

人間関係がストレスな職場に転職してしまった…!

人が2人以上いる限り、そこには人間関係があって、何かしらのストレスが生じるのは仕方がありません。学校から始まって会社でも、集団生活にいる限りは何かしらの対人トラブルを経験します。そんな中で、自分なりの正解を見出して対処してきたと思います。

ただ、職場によっては、既に険悪な雰囲気が流れており、修復が限りなく不可能なこともあります。女性の多い職場で起こりがちなのが、悪口の常習化。ターゲットを決めて追い詰め、居場所をなくそうとする残酷な職場もあります。

自分がターゲットにならなくても、苦しんでいる人を横目で見るのは辛いですし、いつ自分に災難が降りかかってくるか分からない恐怖。そんなことが日常的に起こっている職場で、人間関係がストレスの職場だと、転職を後悔するのも当然です。

想像していたよりも残業が多く疲れてしまう

転職する際は、「採用してくれるなら何でもこなします!」と言わんばかりに、自分の持っている技術や経験が企業の利益になるとアピールすると思います。しかし採用が決まった矢先、想像よりも残業が多く、休息の時間を十分に取れずに心身共に疲れてしまうということが、よくあります。

このパターンは、仕事内容ややりたいことが企業とマッチし、意気揚々と入社した後に気づくことが多いものです。内容には満足しても、時間内では到底クリアできそうもない仕事量だったり、帰りづらい雰囲気が蔓延している職場だったりすると、なかなか帰宅して休むこともできません。

仕事の終わりが遅くずれ込むと、生活パターンもずれ込んで、色々な歯車が狂い始めます。私生活を犠牲にして疲れてしまう一例です。

ワンマン社長で会社の将来が不安…辞めたい!

経営者がワンマンで、トップダウン型で業務が進行している場合も、後悔要因の1つになります。ベンチャー企業にありがちな、ワンマン社長との遭遇。迅速な意思決定で仕事を回していくため、スピーディーに会社を成長させることができるやり方でもあります。

ただ従業員としては、そのスピードについていくのは大変です。更に意見を一切受け付けないこともあります。今は社長の勢いで成り立っているものの、将来的に人の意見を聞かない人の下で働くのは不安が沸き上がるでしょう。

経営者と身近に触れ合えることが嬉しい反面、将来への不安も大きくなるワンマン社長との関わりが、後悔に結び付きやすくなります。

労働条件が求人票の内容と違うブラック企業だった!

求人票に記載されている内容と、実際の労働条件が違う会社は沢山あります。いわゆる、長時間労働が常態化している「ブラック企業」です。

そういった企業は、ブラックであるがために離職率も高いので、いつも求人を掲載しているのが特徴ですが、転職活動を始めたばかりでは分かりませんよね。更に応募数を増やすために、あえて求人票ではホワイトを装います。

実際に出社してみると、慢性的な超過勤務であったり、残業代や手当てが未払いだったりと、ひどい状態になっていることもあり得ます。満足に休めず、頑張って働いても収入も増えないという最悪な状況。入ってから判明する中で、一番落ち込むパターンかもしれません。

社風になじめない…以前の会社のほうがよかった

社風とは、その企業が持つ価値観や文化のことを言います。簡単に言うと、会社の持つ雰囲気のことです。その雰囲気となじめたら良いのですが、時には中途社員にとっては受け入れられない、信じがたい場面に遭遇することもあります。

例えば、冗談を言ってはいけないような空気。上司が声を高らかにして叱る指導。人格否定されることもある面談など、普通は受け付けない人がほとんどです。でも、このような状況がまかり通っている職場も、現実にはあるわけです。

そして、その環境で育ってきた人たちは、そういうものだと思って仕事をしているので、悪しき慣習も順調に受け継がれてしまうわけです。社風になじめなくて、前の会社の良かったところが分かる、という人も沢山います。

まったく評価されずに能力が発揮できない環境になった

新しい職場において、まったく評価されず、能力を発揮することができない毎日を過ごしている方も、もどかしい気持ちでいっぱいになり、後悔で溢れます。中途社員という立場上、周りから注目されて、気にかけられる存在です。

そんな時、一度の失敗で評価が落ち、能力を発揮できない仕事を担当することになってしまった事例があります。

一度の失敗で落ちこぼれ認定されてしまったり、個人の能力を発揮しようとしてくれる上司に当たらなかったりと不運が続くと、自信も失って、意欲がなくなってしまうでしょう。何のためにここに来たのか、という喪失感に襲われてしまうのは、容易に想像がつきます。

後悔しないために!転職のチェックポイントは?

4人に1人が陥る、転職後の後悔。失敗しないためには、面接時に踏み込んで色々と聞いておくことが重要です。いざ面接となれば、自分のアピールに終始してしまうことが多いですが、あくまで労働者と経営者との契約の打ち合わせの場です。

会社側が私たちを見定めるように、私たちにも会社をチェックする権利があります。冷静に聞いておくべきことを整理してから、面接に挑みましょう。

どうしても聞きにくく、お願いしづらいことになるのですが、頼むだけタダです。それに、詳しく聞かれて嫌な顔をするような会社は、何か隠していることがあると思って良いでしょう。

人生の大事な時間を奉仕する相手を選ぶための面接ですから、勇気を出して、どんどん聞いてみるべきです。転職の面接時に重要なチェックポイントをまとめました。

面接で仕事内容を具体的に質問・確認することが大事

面接では、仕事内容について、具体的に質問・確認することが重要です。SEなら開発、営業なら新規開拓というように、大雑把な仕事内容では、絶対に後から認識のズレが生まれます。

自分が携わるのはどんなプロジェクトなのか、そのプロジェクトはいつまで続くのが、そして次のプロジェクトは何をするのか、将来的な会社の方針は何なのか、その中で自分はどうしていくのが良いのかなど、将来的な話にまで言及すべきです。

よくあるのは、転職直後の担当業務のみの話で終わってしまうことです。それなりのキャリアプランがなければ、目標も持ちづらくなってしまいます。自分のモチベーションが高ければ高いほどに会社への貢献度も高まりますから、会社にとっても嬉しいことです。

そこまで聞いてしつこいと思われないかな?という心配は不要です。そこまで見通せる人材は、なかなかいないもの。思い切って質問をしてみてください。

聞きにくても労働条件や残業の有無もしっかり確認する

また、聞きにくくても労働条件や残業のことも、しっかり面接で確認するべきです。日本人は、お金について話すのはタブーという意識が強いように思います。でも、働く理由の一つであるお金を、面接時に持ち出して何が悪いのでしょうか。

よくあるのは、求人票に記載されている金額よりも実際の給与が低かったのに、金額が少ないのを言い出せず、何年も過ぎてしまった、という事例です。日本人らしいですが、やはり最初の条件と異なるのは、許されないことです。

面接では、しっかりと給与・賞与・昇給などのお金の話をしてください。そして、残業があるのか、手当てはあるのか、休日はどのくらいあるのかなど、しっかりと面接の時点で把握できるようにしましょう。

お金にがめついと思われたくない、休みばっかり気にしていると思われたくない、という心の壁があるのは、誰だって同じです。でも、最初に確認せずに飛び込んで、ギャップに感じるよりはマシです。こういった求人票だけでは読み取れない部分も、しっかりと面接で確認しておきましょう。

職場を実際に見学させてもらい雰囲気をチェックする

選考中に、職場を見学させてもらって、雰囲気をチェックされるのがおすすめです。採用が決まっていない段階の見学は、時期早々に感じてしまうかもしれません。

しかし、雰囲気を見てみて、到底ここで働きたくない!と思ったら、そこでお断りもできます。断ってしまえば、自分の時間が他の会社への準備に取り掛かれますし、企業としても採用の見込みがない相手のおもてなしをする時間がなくなって助かります。

職場を見学させてもらうと、色々なことが分かります。働いている人の顔も重要なチェックポイント。イキイキと仕事をしているのか、それとも鬱々と仕事をこなしているのか。職場のコミュニケーションの様子も見られます。

意外と、どんな場所で働くのかも、見ておくのが良いです。窓1つないような環境では、さすがに気も滅入ります。明るい日差しが入ってくる部屋なのか、開放的なレイアウトなのかなど、見ておくべき点が多々あります。

転職に失敗して後悔したら…?早い決断が将来を左右する

しかしながら、どんなに気を付けても、新しい職場とのギャップが埋められないこともあります。そして失敗してしまったと気づいたとき、また再就職先を探すかどうか迷うと思います。

やっとたどり着いた新しい職場。また一から転職のやり直しで、色々な手続きを踏むのはとても面倒で気が遠くなります。我慢しておいた方が良いのか、などと、踏みとどまる人もいるでしょう。

ただ、一度転職活動を経験していますから、スムーズにまた始められると、考えを切り替えてみてはいかがでしょうか。

早い決断で再就職活動をはじめ、自分の希望にマッチした会社を探し当てるほうが、人生をトータルで考えた時には絶対に自分のためになっています。

今、面倒な転職活動を避けるために長らく我慢するのか、決意して最良の道を探し始めるかは自分次第ですが、早い決断ほどうまく行くものです。

まとめ

転職は、人生の大きなターニングポイントですよね。失敗や後悔なんて、したくありません。そのためには慎重に準備し、面接時には抜かりなく確認しておくことが大事です。

また、転職をするときは、何が自分にとって一番大切なのか明確にし、大事な時間を捧げる会社を選ぶべきです。決断は、遅くなればなるほどに危険です。自分の脳が、やらない理由を作り始めます。

決めたなら実行まで、できるだけ早く、そして後悔をした転職者の教えをしっかり生かしながら、確認事項を網羅していきましょう。しっかりとした考えを持った企業であれば、自分の会社で気持ちよく働いてほしいはずです。そういった環境でこそ、最高のパフォーマンスができることを知っているからです。

転職して後悔のないよう、ぜひ用意を念入りにしてくださいね。

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