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論理的な話し方とは?自分の伝えたいことを正しく伝える方法3選

社会人として論理的な話し方を身に付けたいという方も多いのではないかと思います。論理的な話し方ができる人はスマートでいかにも仕事がデキるように見え、周囲との余計な軋轢も生まず、むしろ周囲の人達から高い評価を受けることができるでしょう。

この記事では、論理的な話し方とは何か?そして、そのメリットや習得方法等をご紹介します。

論理的な話し方を身に付けることによるメリットは計り知れないものがありますので、日常的な訓練を心掛けてみてはいかがでしょうか。

もくじ

論理的な話し方とは?話の流れに一本筋が通っていること

それでは、論理的な話し方について考えていきたいと思います。論理的な話し方と一口に言ってもその捉え方には様々なものがありますが、まずは話の流れに一本の筋が通っていることがその特徴と言えるでしょう。

話のテーマがあちらこちらに飛んでしまい発信者が何を言いたいのかが分からなくなってしまったり、不確かな根拠を用いて論説を展開するのは論理的とは言えません。あくまでも一つのテーマに関して深く掘り下げ、全体的に論理が破綻することなく、しっかりとした根拠に基づいた話し方こそが論理的な話し方と言えるでしょう。

また、論理的な話し方をしたい場合は先に結論を述べ、後からその理由を説明するといった方法も効果的です。先に結論を述べることで聞いている方も結論ありきでその話を捉えることができ、「一体何故そのような結論になるのか?」という興味を喚起することも可能です。

身に付ける価値はある?論理的な話し方をすることによるメリットとは?

それでは、続いて論理的な話し方をすることによるメリットを考えてみたいと思います。論理的な話し方を身につけることで自分の言いたいことを相手に正確に伝えることができ、互いの認識の齟齬を減少させることができるのではないでしょうか。

仕事の多くは人間同士のコミュニケーションによって行われます。そのため、プロジェクトに関わるメンバーがしっかりと情報を共有できているかによって成否が分かれる場合もあるでしょう。

そのような際の情報伝達にも役立つ論理的な話し方ですが、身に付けることで下記のようなメリットを享受することができるようです。

論理的な話し方をすれば自分の言いたいことを正確に伝えることができる!

論理的な話し方をするメリットとしては、まず自分の言いたいことを相手に正確に伝えることができるという点が挙げられます。言葉で物事を伝えるというのは簡単そうでいて実は結構難しいものであり、伝えたいことを100%正確に伝えられるという人はかなり少ないのではないでしょうか。

100%完全に伝えるのは難しいとしても、論理的な話し方をすることによってそのパーセンテージを上げることができます。そして、自分が伝えたいことを相手に正確に伝えられれば伝えられるほど相手との関係も深まり、お互いの信頼が増すこともあるでしょう。

自分の言いたいことを正確に伝える技術というのは、仕事のみならずプライベートでも誰かと関係を深める際に役立つスキルです。仕事も社会も人間同士の関係で成り立っている以上、言葉は相手との関係をより良くするために使いたいものです。

論理的な話し方をすることによって説得力が増す!

また、論理的な話し方をすることによって、自分の論説に説得力を持たせることもできるでしょう。例え同じ説を展開している場合でも、話し方が論理的かそうでないかによって相手を説得できるかどうかが決まるといったケースもありえます。

仕事をする上では誰かに自分の考えを披露し賛同を得ないといけない場面も想定されます。そのような際に論理的な話し方を心掛けることによって相手の説得が容易になり、更には自分の味方を増やすこともできるでしょう。

説得力のある話し方ができる人の周りには賛同者が集まりやすく、公私ともども良い人間関係を築けるようです。少なくとも、周囲が敵ばかりという状況よりは自分の考えに賛同してくれている味方が大勢いた方が心強いことは間違いないでしょう。

論理的な話し方をすれば周囲からの評価を得やすい

そして、論理的な話し方をすることで周囲からの評価を得やすいという点もメリットの一つとして挙げられます。話し方のみならず、能力や実力で周囲から評価されるということは、イコール周囲から期待され信頼されているということの証明になります。

その場合は期待に応え続けなければならないという重荷もあるかもしれません。しかし、それでも評価されていないよりは評価されていた方が仕事もスムーズにこなせますし、自尊心を高めることにもなるでしょう。

周囲から高い評価を受けているということは、良い仕事を獲得できる機会に恵まれるということにも繋がります。誰しも能力や実力が不確かな人よりは、自分が「この人なら!」という人に仕事を任せたいものであり、その方が互いに気持ちよく仕事をすることができるのではないでしょうか。

論理的な話し方を身に付けるには?特別な訓練が必要?

論理的な話し方を身に付けることによってそのような様々なメリットを享受できるのですが、では一体どのように身に付けたら良いのでしょうか?論理的な話し方を身に付けるために特別なスクール等に通う必要はありませんが、日常的に意識した方が良い事柄はいくつか存在します。

そもそも、論理的な話し方を身に付けるためには、まず主観を交えず客観的に物事を捉える訓練をしないといけません。それでは、論理的な話し方を身に付けるために意識したいことをいくつかご紹介します。

まずは物事を抽象化せず、具体的に捉える癖をつけよう

上述した通り、論理的な話し方をするためには普段から物事を客観的に捉え、論理的に考える癖をつける必要があるでしょう。物事を自分の感情を交えて主観的に捉え、抽象的な話し方をしていてはいつまで経っても論理的な話し方を身に付けることはできません。

物事を客観的に捉えるというのは、自分の感情や偏見といった主観を交えず、物事をありのまま捉えるという意味になります。例えば、誰かに頼んでいた仕事が期限までに終わらないという報告を受けた際、主観的には「期限は伝えたじゃないか!」「ふざけるな!」というような感情的判断になってしまう恐れがあります。

しかし、客観的にそれを捉えると「あとどのくらいかかりそうか?」「何故遅れるのか?」ということをまず確認したくなるのではないでしょうか。少々極端かもしれませんが、どちらかというと後者の方が問題を解決に導きやすく、周囲との人間関係もこじれずにすむでしょう。

結論を先に述べ、理由はその後に説明しよう

また、論理的な話し方を身に付けるためには、結論を先に述べてその後に理由を説明することを意識した方が良さそうです。例えば、誰かから質問をされた際、先に理由を述べてから最後に結論を言うと、相手は欲しい答えを聞くまでやきもきしながら話を聞かなければなりません。

しかし、先に結論を述べることで相手は結論ありきでこちらの話に耳を傾けることができますので、安心して会話を続けることができるでしょう。あるいは、もし急いでいる時には理由を聞かずに切り上げることも可能です。

結論を先に述べるということは相手の立場や時間を尊重することに等しく、それは気遣いの範疇とも言えるのかもしれません。論理的な話し方をするということは、そのように相手の立場や状況を気遣った対応をするという意味合いも含まれるのではないでしょうか。

言葉にする前に頭の中で話の流れを組み立てよう

論理的な話し方を身に付けるためには、何かを話す前にまず頭の中で一度話の流れを組み立てることを心掛けましょう。論理的でない話し方をする人の話はテーマがあちこちに飛んでしまい、結局何を言いたいのかが分からなくなってしまうというケースがあります。

それを避けるためにも、言葉にする前にまずは自分が相手に伝えたいことをしっかりと整理してから話し始めるのをお薦めします。話のテーマが飛躍しすぎてしまうと聞いている方も疲弊してしまいますし、喋っている自分も焦ってしまい、有意義なコミュニケーションをすることができません。

特に仕事上において言いたいことが伝わらないというのは致命的であり、下手をすると社内で腫れ物扱いされてしまうというリスクもあります。それを防ぐためにも、誰かに何かを話す際にはまず自分が伝えたいことは何かという点をしっかりと整理してから言葉を紡ぐよう心掛けましょう。

まとめ

論理的な話し方ができるようになると会話がスムーズに進行し、少ない時間や少量の言葉で正しい情報を伝えられるようになります。そのため、自分と相手の生産性の向上も見込めますし、何より仕事上のストレスを緩和することもできるでしょう。

もし職場内で情報を正しく共有できない場合は、時に思わぬ弊害を招いてしまう可能性があります。自分ではこう言ったつもりなのに間違って伝わっていた、ということが起こってしまうと自分の信用を失ってしまうことにも繋がるでしょう。

そのような事態を避けるためにも、常日頃から論理的な話し方をするよう心掛け、自分の伝えたいことをなるべく正しく伝えられるよう努めましょう。そのコツとしては、物事を客観的に捉え、相手の立場になって相手が一番欲しい情報を先に述べるという姿勢が大切です。

前述した通り、自分の言いたいことを100%正しく伝えるというのは大変難しいことです。しかし、それを難しいことだと認識した上で、例え100%は伝わらなくてもそのパーセンテージを上げるべく努めることこそがコミュニケーションの肝と言えるのではないでしょうか。

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