職場の悩み

昇進の挨拶でど緊張!難しく考えず「これだけ」やれば良い3つとは?

「昇進」うれしいですよね。「これまでの自分の働きが認められた」ということが形になるのですから、この喜びは何とも言い難いものではないでしょうか?でも、その喜びも上司からの「昇進の挨拶、よろしくね」の一言で一気に憂鬱になる人は多いものです。

傍からは「そんな一瞬のことで」と言われますが、当人にとっては結構な大問題です。今回は「昇進の挨拶」についてのお話です。嫌われたくない、なめられたくない、面白いと思ってほしい、頼もしいと思ってほしい、など考え始めるとキリがなく「もうどうしたらいいのかわからない」と言いたくなるでしょう。

大丈夫です、昇進の挨拶はほんの少しのコツを押さえるだけで、誰にでも「ちゃんとした挨拶」ができますよ。

昇進の挨拶で今後の仕事がやりやすくも、やりにくくもなる!最初が肝心

コツの前に、昇進の挨拶の大切さについて確認しておきましょう。挨拶自体は一瞬で終わります。時間にしてせいぜい2,3分のことでしょう。しかし、この挨拶によってはその後の仕事がやりやすくも、やりにくくもなるのです。

それは、当たり前ですが「聞いている人がいるから」です。あなたの挨拶を聞いている人は、今後もずっと仕事で関わっていく人たちですよね?その人たちにはさまざまな感情があります。それぞれが違う人間ですから、一度の挨拶でひとり一人の感情に寄り添うことは無理です。

でも「ほとんどの人たちに受け入れてもらう」ということはできます。全員にわかってもらう挨拶を考えるから行き詰まるのです。「ほとんどの人に受け入れてもらえれば合格」を頭の中に入れておきましょう。

昇進の挨拶のポイントは「声量」「感謝」「視線」の3つだけ!難しい言葉は不要?

昇進の挨拶と言うと「これまでの自分とは違うということを示さなくてはならない」という気持ちが強くなり、つい難しいことを言おうとしてしまいます。言い慣れない言葉を使ったり、哲学的なことを言おうとしたり、気負ってしまいやすいのではないでしょうか?

でも、あなたが聞く側だとしたとき、そんな挨拶を最初から最後まで聞いていたいですか?「何だかめんどくさそうな人」と思われるのがオチですよね。昇進の挨拶は簡潔で良いのです。誰にでもわかる言葉で、いつものあなたで挨拶をしましょう。注意するべきは「声量」「感謝」「視線」の3つだけです。

声量はやる気・熱意・誠実さを握る!部屋の隅でも聞き取れる声で

まずは声の大きさです。人前に出慣れていない人はたとえ少人数が相手であってもアガってしまうものですよね。緊張することは大切なことです。緊張は相手への礼儀をわきまえているからするのです。緊張する自分を否定する必要はありません。

ただ、緊張をすると、声が小さく細くなりがちです。聴き取りにくい声では、あなたの持っている熱意ややる気を表すことが難しくなります。背筋を伸ばして立ったら、しっかりと声を出して挨拶をしましょう。「こんにちは」「お疲れ様です」何でも良いのです。

そして「このくらいの声で聞こえますか?」と呼びかけてみるのも良いでしょう。部屋の隅にいる人に聞こえていればOKです。しっかりと声が出ていれば、言葉を噛むことも少なくなりますし、冗談がスベることも少なくなります。

感謝の気持ちを伝える!周囲の支えなしでは昇進はあり得ない

昇進の挨拶で一番注意したいのは「やっかみを受けない」ということです。多くの社員の中には、あなたの昇進を快く思っていない人もいるかもしれませんし、挨拶によって嫌われてしまうこともあります。そうなるとその後の仕事は非常にやりにくいものです。そうならないためには、挨拶の中で「感謝の気持ち」を言葉にすることが重要です。

「みなさんの支えがなければ私がこの場に立つことはありませんでした」など、簡潔ながら明確な感謝の言葉を発するように意識しましょう。感謝の言葉はあまりに長くなると「媚びを売っている」と受け取られることもあります。短い感謝の言葉と「改めてお礼申し上げます」の言葉で頭をきちんと下げる程度がちょうど良いでしょう。

視線は全ての人と目を合わせるつもりで!穏やかな視線こそ自信を伝える

挨拶をきちんと聞いてもらえる人の特徴として「全員と視線を合わせる」というものがあります。一人だけを見て話したり、下を向いて話したりしないようにしましょう。目安として首を180度回すことを意識すると良いです。

聞いている方は、挨拶をしている人と目が合うと緊張するものです。その緊張が挨拶へ意識を集中させてくれます。会社員は芸能人ではありませんので、持ち前のトークでみんなを釘付けにするようなことは基本的にはできません。視線を巡らせることで聞いている人の意識を惹きつけましょう。

ただし、視線は穏やかに、微笑む程度の表情で合わせるようにしてくださいね。緊張のあまり、硬い表情のまま視線を合わせると相手に威圧感を持たせてしまいます。緊張が強い時は、挨拶の中で「緊張してしまっていて」と口に出してみると良いですよ。それだけで聞く人は好意的に聞こうとしてくれます。

昇進の挨拶は最後がいちばん印象に残る!締めの言葉は丁寧に、心を込めて

挨拶は実は最後が一番難しいものです。挨拶をしている方としては「やっと終わることができる」と気が緩んでしまいやすいのですが、聞いている人の印象に一番強く残るのは挨拶の最後です。逆に言えば、挨拶が失敗したとしても、最後さえきちんとやれていれば、そんなに悪い印象は残しません。

締めの言葉は意識的に「ゆっくり」と視線を巡らせながら、心を込めて発するようにしましょう。緊張も、挨拶の最初に比べればやわらいでいるはずです。「一言一言をハッキリと」のもう一つ上である「一文字一文字をハッキリと」を意識しましょう。その気持ちで発する言葉は必ず相手の心に響きます。「これからよろしくお願いします」の気持ちをひとり一人に届けるつもりで言葉を出すと良いでしょう。

まとめ

昇進の挨拶が得意という人はあまりいません。うれしい気持ちだけが表に出ないように、みんなにこれからも助けてもらえるように、というのは難しいですよね。そこには「こんな自分でいいのだろうか」という不安もあるでしょう。

でも、昇進が決まったのですからあなたで良いのですし、あなたでなくてはならないのです。決まったからには、聞いている人を不安にさせない挨拶をしなくてはなりません。それがあなたの昇進最初の仕事です。

挨拶は自分のことだけを考えるから上手くいきません。聞いている相手のことを考えましょう。その気持ちがあれば、原稿も要りません。「こういうことを伝えたい」ということさえ頭に置いておけば、自然と言葉は出てくるはずです。それが出てくる人だから昇進しています。大丈夫です、きっとあなたの気持ちは伝わりますよ。

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