職場の悩み

仕事で周囲を巻き込めない!巻き込み力をつける方法とポイントとは?

仕事にはさまざまな種類のものがありますが、スケールの大きな仕事において、個人の力のみでは限界があるのも事実です。周りに協力を仰ぎながら、一つひとつの仕事と向き合っていかなければなりません。

そこで必要になるのが、“周囲を巻き込む力”。自然に多くの人から協力を得て、大きなことを成し遂げるためには絶対的に必要な力であり、ビジネス上でもかなり重宝される力といえるでしょう。

そこでこの記事では、仕事における周囲を巻き込む力の意味や、周りを巻き込んで仕事をする方法を紹介していきます。

仕事における“周囲を巻き込む力”どんな力なのか?

仕事における“周囲を巻き込む力”とは、周りからの協力や支援をうまく受けながらビジネス上の目標を達成していく力、といえるでしょう。

どれだけ優秀な人材であっても、ひとりで取り組める仕事には限界があります。その中で、周囲を巻き込む力を持っていると、自分が苦手な領域を人に任せたり、追いつかない仕事を周囲に手伝ってもらったりできるため、より大きな仕事をこなせるはずです。

“巻き込み力”は、就職や転職の面接にて「過去に周囲を巻き込んだ経験はあるか?」と頻繁に質問されるほど、現代のビジネスマンに求められているスキルでもありますが、

  • 何かしら複数の人を率いる仕事
  • 新規プロジェクトの発足
  • 新規事業の開拓

などに関わる方は、特に身につけておくべき力といえます。

周囲を巻き込む力は、手がける仕事が大きいほど必要になるスキルです。何かしらで「大きな仕事で目標を達成したい!」と考えている方は、ぜひ習得を目指しましょう。

仕事で周囲を巻き込む!実践するべき4つの方法とは?

巻き込み力は、ビジネス上の大きな目標を達成するためには必要不可欠になる力。リーダーなどの立場ではない人でも、身につけておくことで現状よりスケールの大きな仕事に取り組めるはずです。

とはいえ、中には「周囲を巻き込む力なんて才能なんじゃないか?」と考えている方もいるでしょう。しかし、巻き込み力は才能や天性によるものだけではなく、仕事に対する“取り組み方”によって身につくものでもあるのです。

そこでここからは、周囲を巻き込みながら仕事を進めるために実践するべき考え方や方法について紹介していきます。

自分自身が仕事の目標にまっすぐ向き合っている

まず、周りの人を巻き込むには、あなた自身が仕事に対して本気で向き合い、目標達成ために率先して動かなければなりません。もしあなた自身が仕事に対していい加減な姿勢を見せていたら、周囲も「協力しよう」とは思わないはずです。

たとえば、何かしらの大きな仕事や目標達成を上司から任されたとしましょう。そのときに「上から指示されたから…」と取り組むのと、「仕事の目的は何か?」「達成するには〇〇が必要だ」とまっすぐ仕事に向き合うのでは、かなりの差が生まれます。

周囲を巻き込むためには、自分がやるべき仕事に対して、

  • 仕事の目的は何か?
  • なぜ目標を達成するべきなのか?
  • 何をするべきなのか?

などを考え、日々の行動へと落とし込んでいく必要があります。もし、あなた自身がこれらのことを理解せず仕事をしていると、仕事の意義や必要性が周りに伝わることはありません。

ですので、まずは仕事の目的や必要性をあなた自身が理解した上で、その“進む先”を周りと共有しながら率先して行動していく必要があります。

言動を一致させ自分の言葉や行動に責任を持つ

何事においても同じですが、言動が一致していない人は周りから信用されません。周囲を巻き込みながら仕事をするには、自身の“言動”を一致させる必要があります。

たとえば、上司から「机上回りは常にキレイにしておくように!」と言われたとして、上司の机が書類だらけで常に整理されていない状態あれば、あなたも「上司もキレイにしてないし…」「それを言える立場じゃないだろう…」と、上司に対して不信感を覚えませんか?

しかし、逆に上司の机が常にキレイに整理されていれば「自分もやらなきゃ」と思えるはずです。これは仕事上でも同じで、言葉と行動が一致しない人に周りは付いてきません。ですので、何かしらの仕事や目標達成が必要な場合は、自分から率先して動いていく必要があるでしょう。

自分の短所や弱いところを隠さずに認める

仕事でもプライベートでも同様ですが、誰にだって得意不得意はあります。あなたに何かしらの弱みがあったとして、それを周りに気づかれないようにと隠してはいませんか? もし弱みを隠しているようであれば、周囲を巻き込みながら仕事をするのはむずかしいかもしれません。

というのも、人間は他人の強みではなく、弱みを感じることで“愛着”を覚えるようになります。その分信頼感も強まるため、周囲からも手助けをしてあげたくなるのです。あなたも、何でもできると思っていた人の弱みを見ると、人間味を感じて信頼できるようになりませんか?

他人に弱みを見せられるというは、別の側面でいう強さともいえます。自分の弱い部分を隠そうとするあまりに、周囲を貶めたり、強がったりする人は決して信頼されないでしょう。

他人の仕事や状況をよく観察して手助けをする

人と協力して仕事をする上で、自分が任された分だけやればいい、というわけではありません。特に、周囲を巻き込みながら仕事をしたい人は、常に他人の仕事や状況を観察して手助けや助言をすることも必要です。

たとえば、あなたが「仕事を助けてほしい」と頼まれた立場であるとします。相手が一度も協力してくれていない人と、困ったら常に自分を助けてくれる人であれば、どちらを「助けたい!」と感じるでしょうか? おそらく、ほとんどの人が後者のはずです。

人間は、仕事のピンチを助けてくれたり、自分の仕事に目を配ってくれたりする相手に対して好意を感じ、同じように困っていたら助けたくなるもの。逆に、自分からは助けないけど仕事には協力してほしい、というのは虫のいい話です。

ですので、メンバーの仕事ぶりを常に観察し、困っていたら手を差し伸べ、良い仕事をしたら積極的に評価する、ということを普段から心がけていきましょう。

間違っている?仕事で周囲を巻き込む力の“勘違い”

ここまで、周囲を巻き込みながら仕事をするための方法や考え方を紹介しました。あなたも巻き込み力を身につけ、より大きな仕事へチャレンジしてみましょう。

しかし、周囲を巻き込む力は、“勘違い”されているケースも少なくありません。「こうすれば周りは協力してくれるだろう」という、間違った方法で周囲を巻き込もうとしている人が多いのです。もし勘違いした方法を実践すれば、周りの人を巻き込むどころか職場で孤立してしまう可能性も考えられるでしょう。

そこでここからは、周囲を巻き込む力における“勘違い”の一例を紹介していきます。

周囲を巻き込む力は周りを制圧する力ではない

大きな仕事を任され、周囲を巻き込もうとするあまりに、周りを“制圧”しようとする人は少なくありません。当然ながら巻き込み力とは、周りの人や部下を制圧して自分の考えに無理やり賛同させる力ではないのです。

  • 自分のやり方や考え方を押し付ける
  • 相手の都合を無視して仕事を任せる
  • 自分が困ったときだけ周囲を頼る

などをしていれば、周囲を巻き込んで結果を出すことはむずかしいでしょう。これでは、管理職やリーダーなどの“人を率いる立場”としては失格です。

あくまで“巻き込み力”とは、自然に協力し合える関係を作る力であり、無理やり人を引きずり込む力ではありません。お互いが持つ考えや事情を尊重し合い、無理なく協力しながら同じ目標に向かっていけるような関係が理想になります。

周りを引っ張るだけが巻き込み力ではない

管理職やリーダーなどの“周りを巻き込む立場”になると、どうしても「自分が引っ張っていかなきゃ」と考えてしまう人が多いですが、周りを引っ張ることだけが巻き込み力ではない、ということは覚えておきましょう。

周囲を巻き込む力において大切なのは、引っ張ることではなく周りと助け合うことです。ただただ自分が目標に対して突き進んでいれば周りも付いてくる、というわけではありません。時に立ち止まり、周りの状況や立場などを考慮しつつ、それに寄り添うことも大切なのです。

引っ張ろうと意識しすぎると、空回りしてワンマンプレーになってしまうことも少なくありません。仕事の目標へまっすぐ向かいながらも、周りのちょっとした変化に気づいて立ち止まることも、巻き込み力を身につける上では必要になります。

まとめ

冒頭でお伝えした通り、仕事には個人の力では成し遂げられないもことがあります。それは、仮にどれだけ優れた能力を持つ人でも同じで、仕事のスケールが大きくなるほど周りからの“協力”が必要となるでしょう。

その中で、周りから自然に協力を受け、大きな仕事も成し遂げる“巻き込み力”は、ビジネスマンとして身につけておきたいスキルのひとつ。巻き込み力は才能や天性だけではなく、仕事への取り組み方や考え方で身につくものでもありますので、日頃から意識してみましょう。

自然に周囲を巻き込めるようになれば、いままで実現不可能だと思っていたプロジェクトにも着手でき、いままで手のかかっていた仕事が効率的にこなせます。これを機に、周囲を巻き込みながら仕事ができるようになってみませんか?