職場の悩み

無能な人事部から評価をされ将来が決まる現実にどう対処するか?

日々懸命に働き、実績もあげているのに給料は思うように上がらず、昇進もできない。でも同期入社の同僚は、自分と同じくらいの仕事ぶりなのに自分よりも昇進している等、自分の会社の人事評価に不満を持っている方は多くいらっしゃると思います。そんな状況だと、「人事課が無能でしっかりと仕事してないんじゃないか?」と疑ってしまいますよね。あなたの会社の人事課は適正に仕事をしているのか、それともやはり無能なのか、一般的な人事課の仕事と役割を把握した上で確認していきましょう。また、あなたの会社の人事課がやっぱり「無能」だった場合の対応もしっかりと考えていきましょう。

人事部(人事担当者)の仕事と役割って一体何?

人事部の仕事と聞くと、「人事のこと全般」等と漠然とした仕事内容は浮かびますが、実際にどんな仕事をしているのか把握している方は少ないと思います。人事部の仕事は様々です。また、各会社によって、目的や役割そして人事部に与えられている権限も異なります。まずは、一般的な会社の人事部の仕事や役割を把握し、自分の会社に当てはめてみて、人事部がしっかりと機能しているかどうか自分なりに確認してみましょう。自分の会社の人事部が適正に機能しているか確認することで、人事部の仕事の一つである人事評価が適正に行われているかを判断する基準になるかもしれません。

人事部って本当に必要なの?企業が人事部を配置する目的

まずは、一般的に考えられる人事部の必要性や目的を理解し、あなたが考えているイメージと一般的なイメージとの溝を埋めていきましょう。人事部を置く目的として挙げられるのは、①社員の採用と人事評価②人事異動の決定③人事評価の結果に基づく給与や労働条件のとりまとめの3つです。一般的な目的から必要性の有無を考えると、人事部はまさに社員が円滑に働けるようにするための部署であり、必要不可欠な部署だと言えますよね。まずは、一般的な人事部の目的と自分の会社の人事部を比較し、不要な人材を雇っていたり、不当な人事異動や社員に不利益な労働条件が定められていたりしないか等、あなたの会社の人事部の仕事ぶりをチェックしてみましょう。

企業が求めている人事部の具体的な役割を確認する

人事部の役割を簡単に説明すると、「労働力」つまり「社員」という経営資源を最大限に有効活用するための機能を担う役割を果たすことです。では具体的な役割を見ていきましょう。社員の募集や採用を担う「採用機能」、社員の人事異動や昇進・昇給といった社員個人の処遇を決める「処遇機能」、法改正などに対応する人事制度を構築するための「企画立案機能」、企業全体の賃金管理を行う「労務管理機能」、社員のスキルアップを目的とした研修制度の提案等の「能力開発機能」と、主な役割だけでも5つ挙げることができます。根本的な人事部の役割はどこの会社でも変わりませんが、様々な仕事内容における人事部の権限は各会社によって異なります。例えば人事評価については、現場責任者や社長の意見が反映される場合があり、人事部事態に権限はなく、最終的なとりまとめだけを人事部の役割としている会社もあります。

あなたの会社の人事部は適正に機能し適正な人事評価がなされているか?

自分の会社の人事部が適正に機能しているかをチェックするには、職場環境や社員の処遇を確認すれば、自分の会社の人事部は適正に機能しているかどうかは大まかに判断できますよね。それによって更に疑問を感じたり、あるいは適正に機能していると安心した方等様々だと思います。さて、今度はその結果を踏まえて適正な人事評価がなされているかをチェックしていきましょう。人事評価制度を社員に明示している会社もありますが、人事評価について不透明な会社はまだまだたくさんあります。あなたの会社ではどうでしょうか?

一般的な人事評価の基準や内容を確認し自分に当てはめてみよう

一般的な人事評価項目は、業績や目標への達成度について評価する「業績評価」・自身が身につけたスキル等その人が保有している能力を評価する「能力評価」・勤務態度や意欲等を評価する「態度評価」の3つに分けられます。評価項目詳細や評価方法、評価者等は、各会社によって様々ですが、人事評価を上げるためには、各項目のどれか一つだけを磨くのではなく、各項目の評価を総合的に上げていく必要があります。やる気や意欲は人一倍あるのに仕事のミスが多く仕事の目標が達成できていなかったり、仕事でつかえる資格やスキルは持ち合わせているのに仕事に対する意欲があまり感じられない等の場合は、人事評価の総合的な評価は低いことになります。人事評価が低いと感じている方は、全ての項目において高評価が得られているかを確認し、足りない部分を伸ばしていくように心がけましょう。

あなたの会社の人事評価の基準や内容を確認してみよう

勤続年数や年齢に比例して賃金や職位がアップするという年功序列の仕組みを取り入れている会社は未だにありますが、近年の雇用情勢の変化に伴い、社員のモチベーションアップのため人事評価の対象を「業績・能力・態度」とし適切で明確な評価制度を整え、会社への貢献度を優先する人事評価制度を導入している会社も多くなってきています。会社への貢献度は申し分ないと自負している方は、自分の会社は、人事評価制度を導入しているかどうかを確認してみましょう。自分の会社が人事評価制度を導入していても自分の評価が低いと感じている方は、会社が設定している評価項目を確認し、会社の評価基準に基づき会社が求める人材を目指していくことで、評価アップにつながります。

自分が望む人事評価がなされていなかった場合どうする?

人事評価制度は、人事部や上司等の「人」が評価することになります。評価する人によっても評価の違いが表れるため、自分が望むように評価を受けていることはほとんどありません。逆に「無能な人事部」から不当な評価を受けている可能性は十分にあります。自分の努力だけでは解決できないこともある点を充分に理解しておくべきです。さて、その点を理解した上で、人事評価に期待ができず、昇進や昇給が望めない現実に直面した時の対応を考えていきましょう。

無能な人事部に期待しない!会社をうまく利用してみよう!

まずは、仕事に対する自身の考え方を確認しましょう。今の会社での昇進や昇給はあなたにとって重要なことでしょうか?昇給だけを考えれば給料が沢山もらえて嬉しいですが、昇進すれば、会社でのステータスが上がりそれなりの権限を得られるかもしれませんが、その反面業務量も増加し今まで以上に残業が増える可能性もありますし、間違いなく仕事に対する責任が重くなるので、ストレスも増えるでしょう。昇進は一見喜ばしいことですが、それに伴う負担も大きいのです。収入だけを増やしたいのであれば、空いている時間で様々な副業を行うことも可能です。昇進や昇給だけにこだわらず、会社をうまく利用し最低限の収入を確保することだけを仕事に求め、それ以外の時間は趣味や副業、あるいは新たな転職に向けた資格取得等の自己啓発に注力するという考え方にシフトしてみましょう。

無能な人事部にもう我慢できない!転職を考えてみる!

社員のモチベーションを向上させるため、適切で明確な人事評価制度を整えている会社は多々あります。現在の会社の評価制度にどうしても我慢できない場合は、人事評価制度を導入している会社への転職を考えることをお勧めします。他の社員と比較することなくある一定の基準に基づき被評価者をランク付けする「絶対評価」や、結果だけを重視せず結果に至ったプロセスを重視する評価方法、ランク付けだけではなく評価を具体的に明記する評価方法等、会社によって様々な評価方法があります。会社の人事評価制度を詳しく調べ、自分に適した評価方法を適用している会社を選択するようにしましょう。繰り返しになりますが、いくら素晴らしい評価制度を導入していても、評価をするのは「人」です。評価に関しては自分の努力だけでは解決できないこともあることを心に留めておきましょう。

まとめ

人事評価は人事部等の意見が反映させるものであり、昇進や昇給はなかなか自分の思い通りにはならないものです。また、人事評価を気にして、自分の意に反する行動をとったり、我慢することはストレスの原因になります。そして人事評価を上げるために努力や我慢をしてきたのに自分が望むような評価を受けられなかった時のショックは、更にストレスを増大させることになります。頑張っているのに報われないという思いを「無能な人事部」や会社のせいにしたりして将来を悲観するのではなく、趣味や副業、自己啓発などに注力し、仕事に対する考え方を変えてみましょう。

ただ、あまりにも不当な人事評価を受けている場合は、仕事をする上でのモチベーションにも関わってきますので適度な人事評価が期待できる会社への転職を検討しましょう。

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