職場の悩み

デリカシーのない上司は害!その3つの特徴と3つの対処法とは?

上司に恵まれていないが故に、自分の仕事が上手くいかない、出世が出来ないと思っていませんか?上司として部下を持てる能力があると会社から認められている人の中には「何故こんな人が?」と思われてしまうような人も少なくありません。

その原因は、仕事の能力は高いのに人間性に難ありな人が多いから。彼らは仕事が出来ることで強い自信を持っています。自分の感性が絶対だと思っていたり、自分以外の人を卑下して面白がる傾向があり、言動にデリカシーがなくなってきます。

今回は現代日本に増えつつあるデリカシーのない上司の生態を分析。彼らから受けるストレスを軽減するための対処法や、彼らの言動の上手な受け止め方を知りましょう。

「なんでそういうこと言うかな…」デリカシーのない上司の特徴とは?

転勤などで新たな新天地で頑張ろうと気合を入れていた矢先に、上司となった人にデリカシーが無いとテンションが落ちますね。

「彼女はいるの?」「お父さんはどんな仕事をしているの?」「休日はどう過ごしているの?」「貯金はいくらあるの?」等々。転勤早々にあれこれデリカシーのない質問をマシンガントークしてくる上司は多いようです。

人に興味を持ってくれること、明るく楽しく会話しようとしてくれることは良いことです。最初は気遣いからそのように接してくれているのだろうと思ってしまいます。しかし時が経つにつれて、それは気遣いなどではなく、単にデリカシーが無い本性だということが分かってきます。そんな彼らの具体的な特徴を見てみましょう。

「人を見る目がない」デリカシーの無さを笑いにしてくれる人を選べていない

上司としての役割を仰せつかったため、自分の感性や言動に自信を持っていることがそもそもの元凶です。

誰に何を言っても皆がきちんと聞いて答えてくれるのは当然だと思っています。このため、普通の感覚を持った人からすると非常に図々しく失礼な質問でも、誰それ構わずに平気で投げかけます。

酷い時には自分の上司に対してさえも、日頃の癖でデリカシーのない言動をすることも。相手が嫌な思いをしているということには気付けないので、このタイプの人には目上の人からお灸を据えることが大切です。

「思考が幼稚」自分が面白いと感じたことは全員が笑うと考えている

自分は部下に慕われている明るくて良い上司だと思っているタイプの人は、客観性がゼロであるため思考が自己中心的で幼稚になります。ちょっとふざけた言動をしたら皆が面白がって心から笑ってくれると思っています。部下たちの反応を作り笑いや社交辞令だと解釈できません。

ズケズケと言ったほうが率直で面白い、はっきりと物事を言う自分は堂々としていて上司に向いている、と自己満足してしまっている人も多く、周囲を常にうんざりさせます。

「コミュニケーション能力が低い」質問すればいいと思っている

自分のことや主義主張を話すのが嫌いだったり、仕事のノウハウ伝授が苦手な人は、その場をもたせるために人に質問攻めをします。自分のコミュニケーション能力の低さを、人に語らせる時間を多くすることでごまかそうとするのです。

こういうタイプの人は人に質問はするものの、実際は相手に対して特に興味があるわけではないことが多いです。よって答えを覚えていないということがよくあります。

「イヤだなぁ」でも付き合わなくてはならないのが上司!その対処法に正解はある?

自己中でデリカシーの無い上司に巡り合ってしまい、仕事に対するモチベーションがガタ落ちしてしまう気持ちも分かります。しかしいつまでも悶々と悩み、怒っていても何も始まりません。大きな企業であれば人事部や総務部などにかけあう人もいるでしょう。

デリカシーの無さが度を越していてパワハラやセクハラの域に達している場合は労基に駆け込みたいと思っている部下も少なくありません。しかし、まずは深呼吸してみてください。これからの長い社会人人生を、そんなデリカシーのないひとりの上司のために台無しにするなんて、あまりにもったいない。

まずは、以下のような対処をして、上司自体と自分自身の気持ちを上手にコントロールする術を身に付ける方が賢明です。

愛想笑いもウケたと勘違い!天然を演じる「え?どういう意味ですか?」

自己中で自身の存在感をアピールしたい人というのは、自分の言動に対する相手の反応を楽しんでいます。

リアクションが薄い相手に対してはちょっかいを出しても面白みがないということが分かってくるので、段々相手にされなくなってきます。

部下は上司に嫌われると査定に響くのでどうしても愛想笑いをしたりお世辞を言いがちですが、それをウケたと勘違いするのがダメ上司。更に調子に乗って来ますから、敢えて「え?それってどういう意味ですか?」と天然を演じて、意味が通じないふりをしてみましょう。

「こいつは俺の冗談を理解できないんだな。じゃあ今後言ってもしょうがないか。まあ、仕事だけはきちんとやっているから許してやるか」こういう位置付けの部下になってしまえば、しめたものです!

100%の賛同はしない「そう・・なんです・・かねぇ」で肩すかし

常に100%賛同する態度を取ると、上司も自尊心が満たされて心地良くなるため、あなたにどんどん話しかけて来るようになります。

何か言われたら「そう…なんです…かねぇ」と曖昧なリアクションを取るようにしましょう。その際は決して感じ悪くならないように、笑顔で接するのがポイント。

また、そこで自分の主張を述べ始めるのはNGです。反対はしないけれど賛成もしない、そんなスタンスで接し続ければ、上司も徐々に仕事以外では寄り付かなくなってきます。

長くなるとノッてくる「あ!話しは変わるんですけど」で早めの対処を

調子に乗るとマシンガントークになってくるのがデリカシーのない上司の典型です。

無駄話に付き合って仕事が進まなくなるのは辛いですね。そんな時は遠慮せずに「あ!話は変わるんですけど」と仕事の話や仕事上の悩みについてふってみましょう。その際は「相談できるのは〇〇課長だけなんです!」「悩むとすぐ○○部長のお顔が浮かんでしまって…。」等と加えて、上手にヨイショしてください。気持ち良く話していたところを遮られてカチンと来たとしても、直後に嬉しい一言で気分は一変します。

「ああ、俺は頼られているんだなあ」「上司として俺はきちんと仕事ができているんだな」と、再び自信をつけます。何度かそういうことを繰り返すうちに、デリカシーの無い発言は減っていきます。そして「どうだ?最近困ったことはないかい?」という問いかけのほうが多くなってきます。

デリカシーのない上司は「かわいそうな人」!慣れないままの自分を大事にする

人は大人になっていく過程で、たくさんの人間関係の中で人の心や空気を読むということを学びます。

しかしそういう機会が少ない環境で育った人もたくさんいます。どんな言動をしても周囲に本気で注意してくれる人がいなかったり、世界の中心は自分という感覚で育ってしまった人もいます。そんな人達が、オブラートに包むということができずに思ったことをストレートに発言する裸の王様になってしまいます。

ある意味不運で、かわいそうな人と言えますね。しかし部下はそういう上司に慣れる必要もありませんし、引きずられて取り込まれてもいけません。上手に持ち上げたり聞き流したりしながら、かわいそうな人だなと憐れむぐらいで丁度良いのです。

まとめ

いかがでしたか。社会に出ると本当に様々なタイプの人がいることに驚かされますね。まるで漫画に出てくるような強烈キャラの人もいます。それが自分の上司だと慣れないうちは相当エネルギーを吸い取られてしまいます。

しかしこれだけは忘れないでください。あなたは上司のために仕事をしているのではありません。会社と自分の成長のために仕事をしているのです。ひとりの人間に振り回されてイライラしたり、怒りを爆発させてしまうようでは、あなたも一社会人として失格です。

上手にあしらい上手に諦めて、デリカシーのない上司に使っていた無駄なエネルギー、仕事のほうに注ぐようにしましょう。

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