職場の悩み

理想の生活リズムを手に入れる!コツやポイント、方法とは?

朝早くから起きて気持ちよく陽の光を浴び、ゆっくり朝食を食べながらニュースを見る。そんな生活に、誰しも一度は憧れたことがあるはずです。

そんな“理想の生活リズム”ですが、いざ「生活リズムを整えよう!」「健康的な生活をしよう!」と決意しても、なかなかうまく続くないことが多いのではないでしょうか? 実は、それは私たちが普段あまり意識してしない部分が“原因”となっているのです。

そこでこの記事では、生活リズムが乱れてしまう原因と、理想の生活リズムを手に入れるポイントとメリットを紹介していきます。

もくじ

生活リズムを整えるコツは“体内時計”にあり!

「理想的な生活リズムを手に入れたい!」と考えている人は少なくありません。しかし、それを実現できている人はごくわずかです。なぜ、多くの人は生活リズムの乱れに悩まされているのでしょうか?

生活リズムが乱れる大きな原因として、実際の時間と体内時計との“ズレ”が挙げられます。実は、私たちの体内には、実際の時間とは異なる“時計”がもうひとつ存在するのです。

体内時計は1日24~25時間とされており、時間の認識も実際の時間とは異なります。つまりは、実際の時間は朝の6時でも、体内時計は深夜の3時、というようなズレが起きているのです。

この例でいうと、気持ちは6時に起きようとしていても、身体にとっては深夜の3時起きというギャップが生まれてしまっている状態。これでは、無理に起きようとしても起きられないのは当然でしょう。

この体内時計は、日光を浴びることでリセットされます。ですので、生活リズムを整えるために必要なのは「毎日同じ時間に陽の光を浴びる」ということ。そして、この日の光を浴びた時間が身体にとっての起床時間となり、そこを基準に空腹になったり、眠くなったりするのです。

理想の生活リズムを手に入れる3つのポイントとは?

乱れた生活リズムを整えるためには、毎日決まった時間に陽の光を浴び、体内時計を整えなければなりません。それを続けていくことで、体内時計と実際の時間との間にあるズレがなくなり、朝でも難なく起きられるようになるのです。

とはいえ、これを聞いて「そもそも朝に起きられないのに、陽の光は浴びられないだろう」と感じた人がいるでしょう。実はその通りで、体内時計を整えるためには、まず“早起き”をしなければならないのです。

そこでここからは、朝に早起きして理想の生活リズムを手に入れるための方法を紹介していきます。

最大のポイント!毎日早寝することを心がける

いくら「早起きする!」と決意したとして、何もせずに早起きするのは至難の技です。まず、朝早く起きるために必要なのは、早く寝ること。間違っても「睡眠時間を削って起きる」とは考えず、素直に早く寝る習慣をつけることで、朝早く起きるための準備をしましょう。

私たちの身体は、睡眠時間が足りていないと、その状況を改善しようとします。ですので、いま7時間睡眠なところを、早起きしたいからといって6時間に短縮しようとしても身体に大きな負担をかけるだけ。

ですので、早起きをしたいなら、その分早く寝る必要があります。当たり前だと感じる人も多いでしょうが、ほとんどの人は就寝時間を変えようとせず、ただ早く起きようとして身体に負担をかけてしまいがちです。

中には「早く寝るのはもったいない…」と感じる人もいるでしょうが、あくまで夜の時間を朝にズラすだけ、と考えるようにしましょう。

睡眠の質を高める!食事や睡眠環境に気を遣う

理想の生活リズムと手に入れる最大のポイントは、早く寝ることである、とお伝えしました。しかし睡眠というのはむずかしいもので、ただ一定の時間を確保しておけばいいわけではありません。

というのも、睡眠において大切なのは時間だけではなく、“質”も大切になるのです。睡眠の質というと、近年では注目される機会も多いため、一度は聞いたことがあるのではないでしょうか?

睡眠の質を高める方法としては、

  • 寝る前にスマホやパソコンを見ない
  • 就寝前3時間以内は何も食べない
  • 軽くストレッチをしてから就寝する
  • 自分に合った寝具を使用する
  • 部屋の明るさを調節する

などが挙げられます。睡眠の質というのは、近年話題にはなっているものの、まだまだ軽視されがちなことです。しかし私たちの睡眠は、時間と質で決まるのも事実ですので、できることから始めてみてください。

基本が大切!朝起きたら日光を浴びて朝食を摂る

さて、早寝早起きで十分な睡眠時間を確保し、睡眠の質も上げた後は、いよいよ朝が始まります。先ほどもお伝えした通り、朝起きてまずやるべきは“日光を浴びること”。これをおろそかにすれば、体内時計がうまくリセットされずに朝の目覚めが悪くなってしまいます。

陽の光を浴びるといっても、わざわざ炎天下へ向かう必要はなく、カーテンを開けたり、ベランダに少し出てみたりくらいで問題ありません。こうして陽の光を浴びることで体内時計がリセットされ、朝はもちろん、その日の夜もうまく寝付けるでしょう。

また、朝起きたらできるだけ朝食を摂るようにしてください。朝起きた後というのは、身体の中にエネルギーがない状態。朝食を摂ることでエネルギーが補給され、朝や午前中の活動効率が上がります。

理想の生活リズムを手に入れるメリットとは?

生活リズムを整えるためには、夜に早く寝ること、睡眠の質を上げること、朝起きたら陽の光を浴びること、の3つが大切だとお伝えしました。これらの意識を続けていれば、あなたの毎日も理想の生活リズムに近づいていくでしょう。

「理想の生活リズムを手に入れたい!」と望むあなたならおわかりかもしれませんが、実は生活リズムを整えることには多くの“メリット”が存在するのです。

ここでは、理想の生活リズムを手に入れたときの具体的なメリットを“3つ”紹介していきます。

健康に近づける!体調や気持ちが整いやすくなる

まず、生活リズムを整えることで、身体的にも精神的にも体調が整う、というメリットがあります。私たちは睡眠中、身体から心の部分まで休息をしており、その休息時間が一定になることでより効果的な回復ができるようになるのです。

私たちは寝ているとき、日中に使用した身体の筋肉や脳、精神面をコントロールしている自律神経などを整える作業を無意識のうちに行っています。ですので、不規則な生活を続けていると、身体や精神のリズムも乱れてゆき、不調を感じるようになるのです。

たとえば、寝付く時間の場合、時間が日によって違うと、もちろん陽の光を浴びる時間も変わってくるため、体内時計がどんどん乱れてしまいます。そうなれば朝は起きれず、日中の活動も非効率になり、夜も寝付けません。

また、規則正しい生活リズムを送ることで、美容的に良い効果があるのも事実です。肌荒れや抜け毛なども、原因は“生活リズムの乱れ”とまで言われるので、しっかりとしたリズムで毎日を過ごすようにしましょう。

朝の生産力は夜の3倍!時間を有効に活用できる

理想の生活リズムを手に入れるメリットは、健康面だけではありません。実は「朝の生産力は夜の3倍にもなる」と言われるほど、朝は頭が活発に働き、仕事や勉強、読書に向いている時間帯なのです。

おろらく、ほとんどの人は仕事から帰った後に、勉強や趣味の時間をとっているでしょう。しかし、それを朝にこなすことで、夜に比べて3倍効率的に取り組めるのです。

これを聞いて「疑わしい…」と感じる人も多いでしょうが、そういった人こそ試してみてください。朝は頭が疲れておらずクリアな状態であるため、知識の吸収力も違いますし、アイデア出しなどのクリエイティブな作業にも向いています。

それに、朝からやるべきことを済ませておけば、日中も余裕を持って活動ができるでしょう。仕事を終えても家事や勉強が残っている状態と、仕事が終われば趣味の時間という状態、どちらが気分良く仕事に取り組めるかは明白です。

日中の活動力も向上!仕事も勉強も効率的に

理想の生活リズムを作るということは、体内時計を整えるのと同じこと。体内時計を整えることで、日中の作業効率もアップする効果が期待できます。

というのも、私たちが空腹を感じたり、眠気を感じたりするのは、身体が体内時計をもとに食事や睡眠の時間を脳に知らせている状態。ですので、朝早くからしっかり起きて活動することで、食事の時間に空腹を感じ、寝る時間に眠気を感じるようになります。

つまりは、体内時計を理想の時間に整えられれば、日中の活動中に空腹を感じたり、眠気を感じたりする機会が減り、効率が上がる効果が期待できるのです。

しかし、体内時計をしっかり整えても、日中に眠気に襲われることも…。その場合、30分~1時間程度であれば、昼寝を取っても問題はありません。ただ、あまり夕方付近で昼寝を取ると夜の寝付きに良くないめ、昼寝をする場合は“15時ごろまで”にするようにしましょう。

まとめ

おそらく、多くの人は「理想的な生活リズムを手に入れたい!」と望んでいます。しかしその一方で、夜更かしをしてしまったり、遅い時間に何か食べてしまったりしているはずです。

もちろん、それらの誘惑に打ち勝つ“気持ち”の強さも必要ですが、もっとも大切なのは体内時計を整えること、といえるでしょう。体内時計を調節して理想の生活リズムが手に入れば、健康面で良い効果が期待できるのはもちろん、朝の時間を有効活用できたり、日中の作業効率も上がったりすることも期待できます。

ただ気をつけたいのが、生活リズムを変えるのには相応の時間が必要になる、ということ。いくら「生活リズムを整えたい!」という思いがあっても、急激に変化するのはむずかしいと理解し、少しずつ理想の生活リズムに近づけていきましょう。

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