職場の悩み

諦める前に要確認!自分の意見を言えない人の3つの特徴と改善法

話をしたくても、うまく自分の意見を言えなくて、悲しい思いをしていませんか?

何をどう話していいかもわからず、意見を求められても声すら出せないこともあるかもしれません。意見をスラスラ言える人を見ると、羨ましく思ってしまうでしょう。

実は、自分の意見を言えないことを悩んでいる人はとても多くいます。

この記事では、自分の意見を言えなくなってしまう代表的な理由と、意見を言えるようになるための対処法についてご紹介をします。意見を言うことを諦める前に、ぜひ試してみてください。

もくじ

なぜ自分の意見を言えないのか、思いあたる原因は?

自分の意見を言えなくなってしまった原因は、人それぞれ異なります。

一つの原因がひっかかっている場合もありますし、いくつもの原因が絡み合っている状態の場合もあります。気づかないうちに、自分で原因を作ってしまっていることもあるかもしれません。

こういった原因を残したままだと、いつになっても自分の意見を言えるようになりません。まずは、自分の意見を言えなくなってしまった原因を取り除くことからはじめましょう。

ここからは、自分の意見を言えない原因の中から代表的なものを3つご紹介します。

1.周りからどうみられるか不安で言葉が出ない

誰かを傷つけるような酷い言葉を口にするわけでもないのに、誰かに嫌な思いをさせてしまうのではないかと不安に思い、自分の意見を口に出せなかったということを経験したことはありませんか?

こういった経験は、周囲の人の視線を気にしているために起こります。

一度周りの目を気にすると、その先もずっと周りの目を気にし続けることになってしまいます。どんどん言葉が出しずらくなり、言葉を発することができなくなってしまう可能性もあります。

意見を求められたときに何も言えない状態が続くと、周りからは「いつも意見を言わないから話を振っても無駄」と思われてしまい、自分の意見を言える機会が減ってしまう懸念があることを理解しておきましょう。

2.どうせ採用されないだろうと諦めている

「自分の意見はもっているけれど言わないだけ」と主張をする人もいます。

もし、「どうせ意見を言っても採用してもらえないから」と諦め、自分の意見を言わなくなっているのであれば、残念ながら自分の意見を言えないのと変わりありません。

人は一度諦めてしまったら、その後もずっと諦め続けるクセがつきやすいからです。

仕事では、みんなで意見を出し合い、話し合って方向性を決めていくのですから、全ての意見が採用されることはそうありません。たくさん意見を出したのに一つも採用されなかったら、「もう意見を言いたくない」と投げやりになってしまう気持ちもわかりますが、ずっと言えないままだと、いつまでもモヤモヤとした気持ちで仕事をしなければならないかもしれません。

3.考えたことを整理して話すのが苦手

自分なりに色々と考えて、「こういう感じかな?」という曖昧な意見はあるものの、うまく説明ができない人も多くいます。頭の中で考えたことがきちんと整理できず、どこから言葉にしていいのかがわからないのです。

「どういう順番で話をすればいいのか」「どう言えばうまく伝わるのか」などと考えていると、どんどん混乱してしまい、余計に意見がまとまらなくなってしまうこともあります。

うまく説明しなければいけないというプレッシャーを自分にかけ、言わない方が良いという自己暗示をかけているのです。

頭の中で考えをまとめ、わかりやすい話の組み立てができるように努力をしなければ、いつまでたっても自分の意見を言えない人から卒業することはできないでしょう。

自分の意見を言えるようになるにはどうすればいい?

ここまで、自分の意見を言えない代表的な理由を3つご紹介してきましたが、当てはまるものはあったでしょうか?

しかし、わかっただけでは先に進むことができません。

言えなくなってしまった原因を取り除き、自分の意見を口に出せるようになるために、普段から練習をすることが大切です。練習というと大変そうなイメージがありますが、心配はいりません。

ここからは、日常的に行える簡単な練習法を3つご紹介しますので、参考にしてみてください。

1.声を出すことからはじめてみよう

いざ意見を言ってみようと思っても、声が出なかったり、話し出すタイミングがつかめなかったりと、結局何も言えないまま思って割ってしまうこともあります。

日がたてばたつほど、言葉を発することに抵抗感が出てしまうからです。

まずはあれこれ考えすぎず、声を出してみることからはじめましょう。

きれいにまとめて話そうとしなくても大丈夫! 「確認したいのですが」や「ちょっと気になったことがあります」など何か声を出してみれば、誰かが耳を傾けてくれ、話をする機会を与えてくれるはずです。

どんな些細なことでも、自分の意見を声に出せたというのは、強い自信につながります。

次からはあまり身構えなくても、自分から意見を言えるようになるでしょう。

2.仕事のことをじっくり考えてみよう

自分の意見を言うためには、まず自分の考えを持たなければなりません。

まずは、仕事についてじっくり考えてみましょう。

会社が目指していることは何か、何のためにこのプロジェクトを動かしているのか、など基本的な部分を再確認し、それに対して、自分ならどうするかということを考えていくのです。

考えるクセを付けていくと、課題ごとに自分なりの考えが浮かぶようになってきて、その考えをもとに自分の意見をまとめられるようになります。会議中でも即座に考えられるようになりますので、意見を求められても安心です。

いざ自分の意見を言う時には緊張するかもしれませんが、どんな意見でも正解や間違いはありませんので、臆することなく話をしてみましょう。

3.周りの目を気にしすぎないようにしよう

話をするときについつい気にしてしまうのが、周囲の人たちの目です。

「呆れられるかもしれない」「余計なことを言ったら嫌われてしまうかもしれない」と思うと、どんどん委縮してしまいます。一度気にしだしたら、日常的に周りの目が気になってしまうこともあるはずです。

しかし、周りの人はあなたのことを、そんなに注目しているでしょうか? 意外かもしれませんが、実は、あなたが思っている程、周りの人はあなたのことを気にしていないことが多いです。

周囲があなたを気にするとしたら、全く自分の意見を言わないことが続いてしまっている時です。「やる気がみられない」「プロジェクトに参加する気がない」など、マイナスイメージで気になるというパターンです。

周りの目を気にしすぎず、堂々と意見を言ってみてください。

失敗するのは当たり前!次に活かそう

せっかく意見を言おうとしたのにうまく説明ができなかった、と落ち込むこともあるでしょう。「もう意見を言いたくない」と投げやりな気持ちになってしまうかもしれません。

しかし、一度失敗したからと言って、意見を言うことを諦めないでください。

誰でも失敗することはありますし、完璧な人間なんていません。失敗してしまったのなら、次はうまく話せるように努力をすればいいだけの話です。

自分の意見を上手に話している人がいても、その人も自分なりの努力をしながら、意見を言えるようになったはずです。初めからうまく言えなくても気にする必要はありません。

努力をしていけば、必ず結果は実ります。失敗は糧として、積極的に意見を言うようにしてみましょう。

まとめ

自分の意見を言えないというのは、働く上でデメリットの方が多くなってしまいます。

嫌な仕事でも断れなかったり、目的と違う方向に企画が進んでしまっても止めることすらできません。いつまでも誰かの言いなりになっていては、どんどんストレスが溜まってしまいます。

自分の意見を言えるようになるために、まずは自分が意見を言えなくなってしまった理由を洗い出し、それに理由に対処をしていきましょう。

どんな理由があったとしても、キッカケがあれば意外と早く解決することもあります。

あまり人の目をきにしすぎず、些細なことからでも声を出すようにしてみてください。

何度も繰り返していれば、何も意識することなく自分の意見を言えるようになるでしょう。

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