職場の悩み

関係性を崩さない職場のバレンタインマナー!抑えるべき6つのポイント

2月14日は何の日でしょうか?この質問に答えられない人はいませんよね。そう、バレンタインデーです。もともとはローマ皇帝に禁止された若者同士を密かに結婚させた「聖バレンタイン」というキリスト教聖人の名前です。キリスト教からローマ国教への改宗に応じなかったバレンタインが処刑された日を「愛の日」と決めてお祝いをしたのが起源と言われています。

日本でも「好きな人へ想いを伝える日」として馴染みのあるイベントですが、いつからかそのイベントが社内でも行われるようになりました。今回はその「職場でのバレンタイン」についてのお話です。日頃お世話になっている仲間や上司へ感謝の気持ちを伝える日として最適と思われたバレンタインも、時代の流れと共にさまざまな問題も持つようになっています。「何をあげたらいいの?」「迷惑にならない?」など心配なことをあらかじめ解決して、職場のバレンタインをお互いにとって楽しいイベントにしましょう。

職場のバレンタインが面倒と感じる男女それぞれの理由は?

毎年やってくるバレンタインに頭を悩ませる女性社員は多いのではないでしょうか?「誰にあげるか、全員にあげるなら何個必要か」「買い出しは休みの日に行くのか」「全部でいくらかかるのか」などと考えていると「職場のバレンタインって本当に面倒」とうんざりしてしまうものです。「日頃の感謝の気持ち」とはいえ、業務外のことでお金や時間を使いたくないという人は少なくないでしょう。

また、もらう側の男性社員からも「お返しが面倒」「気を使わせるのが申し訳ない」などの理由で、バレンタインを面倒に思うという声が多くあがるようになりました。もちろんコミュニケーションを深めるイベントのひとつとしてバレンタインデー・ホワイトデーを楽しみにしている男性社員もいますが、場合によっては思わぬトラブルに発展することもあり、職場でのバレンタインの是非が問われています。

チョコ準備の前にバレンタイン禁止についての確認が必要

そんな社員の声を反映してか、企業によっては「職場のバレンタイン自体を禁止」としていることもあります。これはほとんどが「部下や同僚、上司への義理チョコは不要」という意味で、個人的に恋愛感情を持って特定の人へバレンタインチョコを渡すことを禁止しているものではないようです。

そのような背景もあって「仕事のお礼は仕事で返す」という人も増えています。企業が禁止していなくても、職場へのバレンタインチョコを配らないようにしているという人も多いでしょう。反対にせっかくチョコを準備したのに「実は会社がバレンタインを禁止していた」「受け取ってもらえなかった」ということもあるので、女性社員は事前に会社や個人へ確認をしておいた方が良いでしょう。

新婚、社内恋愛中の男性や渡し方によっての迷惑

もちろん「バレンタインはやっぱりチョコを配りたい」という女性社員も多くいます。日頃のお礼や感謝の気持ちを仕事以外の形で表すということを喜んでくれる男性社員も多いでしょう。しかし、バレンタインデーにはセットでホワイトデーがあることを忘れてはいけません。「ホワイトデーに期待しています」という態度や言葉を出すことは相手への迷惑となりますし、押しつけがましいと受け取られてしまったら元も子もありませんので、注意しましょう。

また、新婚の男性や社内にお付き合いをしている女性社員がいる男性などは、あらぬ誤解を招く原因にもなりますので、慎重に対処した方がお互いのためです。全員に配るものの中のひとつとして渡すのであれば良いですが、特にお礼の気持ちを強く伝えたい場合は別の機会に違った形でお礼をします。

さらに、近年では潔癖症の男性も多くなりましたので、手作りのお菓子などは慎重に贈った方が良いです。事前に「他人が作ったものを食べることができる人か」を調べておかなければ、結果として相手に迷惑をかけることになります。

職場のバレンタイン相場は1人500円~1000円またはパーティーパックで盛り上がる

職場のバレンタインで困るのは「お金がかかる」ということですよね。職場のバレンタインの相場は、ひとりにつき500円~1000円と言われています。1つ500円のチョコであっても、30人に配れば15000円ですし、500円のチョコだけを見つけるというのも大変でしょう。相手へ贈るからには高すぎても安すぎてもいけない、というのが困るところです。

またはたくさん入っているパーティパッグのチョコを購入して「みなさんでどうぞ」とすればひとり当たりの金額は下げることができます。人数が多い部署へ勤めているのであれば、この方法でみんなでワイワイ盛り上がるのも良いですし、みんな平等ということがわかりやすく、もらう方も抵抗が少なくなります。

チョコ以外でも本当に喜んでもらえるおすすめのバレンタイン

職場のバレンタインでは、男性社員がたくさんのチョコレートをもらいます。甘いものが好きな人であってもあまりに多いチョコレートは食べきれません。そこでチョコレートだけではなく他のお菓子も候補にあげてみましょう。甘いものが好き、しょっぱいものが好き、お菓子は食べない、など好みがわかっていれば、あげる方も選びやすいですし、相手にも喜んでもらえるでしょう。一般的に「お酒が好きな人は甘いものが苦手」と言われていますが、現在ではお酒も甘いものも好き、という人が増えています。特にワインを好む人は、「チョコレートを食べながら飲む」ということもありますので、一概には言えません。

バレンタイン時期の百貨店にはさまざまなタイプのお菓子が置かれています。甘いものやしょっぱいもの、お酒が好きな人に喜んでもらえそうなものなど、バリエーション豊かな商品が並んでいますので「何をあげたら良いかわからない」という人は、とりあえず売り場へ行ってみるということも方法の一つです。

部下や同僚へは気軽で役立つバレンタインがおすすめ

部下や同僚へのバレンタインには、比較的安くて相手が恐縮しないようなものが良いでしょう。チョコレートの他にもクッキー、マシュマロなども気軽に食べられるものがおすすめです。甘いものが苦手な人へはしょっぱいお菓子のギフト用なども喜ばれます。

またはコーヒーが好きな人なら、職場で気軽に飲めるスティックタイプのコーヒーが喜ばれます。いつも頑張っている人へは栄養ドリンクを贈るのも良いでしょう。お酒が好きな人にとっては、お酒が一番ですが職場で渡すバレンタインには相応しくありませんので、お酒に合うおつまみなどを選ぶと良いです。

同僚や部下の間で贈るものに差が出てしまうと、気分が良くない思いをする人も出てきますので、できるだけみんな同じもの、または同じランクのものを用意するようにしましょう。特にお礼を伝えたい人やみんなと同じものをあげたくない人へは人目の無いところで、みんなとは違うものを渡すと良いですね。

上司へのおすすめバレンタインは見栄えと家族重視で株を上げる

上司へのバレンタインは、あまり安すぎるものや雑多なイメージのものは相応しくありません。ある程度の値段と、ある程度の見た目の良さが大事です。必ず高価なものでなくてはならないわけではありませんが、もらった上司が「自分はこの程度と思われている」とさみしい気持ちにならないものを選びましょう。中身が上等でなくても、ラッピングを少し派手にしたりするだけでも良いです。要は、傍から見たときに「いいな」「うらやましい」と思われるようなものであれば良いのです。

また、上司との関係によっては好みを知ることが難しい場合もあります。そんな時はチョコやマカロンなど「一般的に人気があるもの」を選びましょう。上司の場合は奥様やお子さんがいらっしゃることが多いので、上司本人が食べなくてもご自宅で家族の方に喜んでもらうことができます。男性にとって家族に喜んでもらえるというのはとてもありがたいものです。上手くいけばあなたの株を上げることもできますよ。

ホワイトデーのお礼についてはあらかじめ辞退かリクエストを

職場でバレンタインのチョコをもらえば喜んでくれる男性社員は多いですが、ほとんどの人がもらった瞬間にお返しのことを考えています。男性は女性ほど買い物が上手ではありませんし、体裁を気にして良いものを買おうとするのでお金もかかります。もらったものが自分好みだったり、気持ちに感謝をするほど、お返しについての悩みは大きくなるものです。

そこで男性社員にバレンタインの贈り物を渡す時に「お返しは要りません」「みんなにあげているので、気を使わないでくださいね」など、一言添えてあげると相手は安心することができます。本命であればそうはいかないでしょうが、義理であればそのくらいハードルを下げておいた方が親切です。本当にお返しをしない人もいるかもしれませんが、ほとんどの人は「要らないって言ってたくらいだから、このくらいのものでいいだろう」とちょうど良いものをお返しに選びやすくなります。

また、相手によっては「次回出張に行った時に○○のお菓子を買ってきてくださいね」など、安価なものを具体的にリクエストすれば、悩む手間が省けますし、必要以上の気遣いをせずに済むのでとても喜ばれます。

まとめ

職場のバレンタインは「チョコレート」「高価なもの」「相手が好きなもの」と狭い視野で考えると、とっても難しいものです。職場でのその人しか知らないのであれば当然ですね。結果としてとてもお金がかかったり、手間がかかったりしてしまいます。そうすると「こんなに頑張ったんだから、お返しはしっかりもらいたい」という気持ちになりやすいものです。

でも、要領良く、広い視野で職場のバレンタインを考えることができれば、お金も手間もそんなにかけず、かつ喜んでもらえるものを選ぶことができるので、あげる方に余裕が出てきます。そうすれば「喜んでもらえたなら良かった」と考えやすくなるので、お返しへの執着も少なくなります。

年に一度のバレンタインを上手く使って、「いつもありがとう」「こちらこそありがとう」と日頃言葉にしない感謝の気持ちを伝えましょう。そうすれば、選んだ贈り物の価値以上の良質な関係を築くことができますよ。

あわせて読みたい!