職場の悩み

会社を衰退させる無能な社長の特徴とは?社長にはついていくべき?

企業の最高経営責任者である社長はその責任も大きく、会社を繁栄させるか衰退させるかはその手腕にかかっていると言っても過言ではありません。そのため、自社の社長が有能であるか無能であるかは非常に重要な問題であり、自身のキャリア形成等に影響を及ぼす可能性もあるのではないでしょうか。

この記事では、無能な社長と有能な社長の特徴、そしてもし無能な社長の元で働いているのであればその対処方等を見ていきたいと思います。両者には大きな差がありますので、見分けるのはそう難しいことではないでしょう。

会社を衰退させてしまう無能なワンマン社長の特徴とは?

社長という言葉を聞くと、どうしても組織の最高責任者という立場から有能な人を想像してしまいますが、中には無能な社長も存在するようです。会社を経営するというのは非常に高度なスキルが必要であり、当然ながら無能な人がやっていけるほど甘い世界ではありません。

ですが、ビジネスというのは個人の能力よりも時代が味方してくれるかどうかによって成否が分かれてしまう場合も多いため、無能な社長でもたまたま時流に乗って成功するといった例もあるようです。あるいは、創業者は有能だったが、後を継いだ二代目三代目社長は無能で社員が困っているといったケースもあるでしょう。

なるべくであれば無能な社長が経営する会社には入りたくないのが人情というものですので、ここではそんな無能なワンマン社長の特徴を見ていきたいと思います。

ワンマン社長は資金についての感覚が甘くだまされやすい

無能なワンマン社長は資金についての感覚が甘く、悪い輩に騙されやすいといった特徴があります。会社を経営するというのはヒト・モノ・カネ・情報という資源をいかに上手く使い利益を上げるかといった部分が大事になるのですが、無能な社長は当然の如くこれらを上手く使いこなすことができません。

特に、ビジネスというのは事業で得たお金をどのような投資配分で動かすのかといった判断が非常に重要です。当然いくら優秀な経営者でもその使い方を失敗することはありますが、それでもリスク管理をしっかりと行い会社が傾くレベルの損失は出さないでしょう。

ですが、無能なワンマン社長は自社の資産を自分の資産と勘違いしている節がありますので、事業の発展のためではなく、自分が良いと思ったものに反射的にお金を使ってしまうことがあります。そのため、投資をしようとしている事業の本質よりも話を持ちかけてきた人間が自分のお気に入りかどうかで判断してしまい、結果偽物を掴まされてお金を失ってしまうこともあるのではないでしょうか。

組織改革を起こそうとして実力不足で失敗することが多い

また、ワンマン社長は無能であるため組織改革を実行する力がありません。会社という組織は放っておくと様々な部分が停滞してしまい、すぐに社会から取り残されてしまいます。それを防ぐために時流を読み、時代に合った組織を構築する必要があるのですが、無能な社長は時流を読む能力もなければ、実際にそれを実行する能力にも欠けています。

組織を抜本的に変えるというのは様々な反発を生みますので、能力のある社長でも難しい案件です。ですが能力のある社長はその時代に沿った改革が絶対に必要であるという信念の元に行いますので、いつしか賛同者も増え、最終的にはプランを完遂させることができます。

ですが、無能な社長は組織改革の動機がただの自分の思いつきや誰かの受け売りだったりしますので、誰かの賛同を得ることもなく、反発だけを招いて計画が廃案になってしまうといったことも少なくはないでしょう。

危機管理能力は低いがプライドだけは異様に高い

そして、無能な社長は危機管理能力は低いが、プライドだけは異様に高いという非常に厄介な特徴を持っています。危機管理能力というのは、自社が契約しているクライアントが倒産したら、若しくは現在要職に就いている誰かが辞めたら、等といったネガティブな条件をシミュレーションし、その対策を事前に講じる能力のことを指します。この能力に欠けていては、最悪の事態に陥った際の対策を何も講じることができず、有事の際には即会社が傾くといった事態になってしまう恐れがあります。

そして、プライドが高い人間というのはとにかく他人のアドバイスに耳を貸しません。自分の知見と価値観が全てであり、自分がこの世の中で一番偉い人間だと勘違いしていますので、当然人からは距離を置かれますし、いざという時に助けてくれる人もいません。それにより、会社の業績は落ち続け、最終的に倒産という結果に終わってしまうことも多いようです。

会社をさらに大きくする有能な社長の特徴は?

無能なワンマン社長が経営する会社は時代が味方してくれなくなった瞬間に即傾いてしまいますが、それでは真逆の存在である有能な社長の特徴を見てみたいと思います。有能な社長はとにかく謙虚で素直といった点が目立ちます。謙虚で素直な人間は社長という肩書がなくても皆に好かれますので、必然的に応援してくれる人が増えるでしょう。

そのように社内外問わずファンが多い社長が経営する会社は、余程のことがない限りは成功する可能性が高いのではないでしょうか。

アイデアが斬新!社内の組織改革を積極的に行う

有能な社長は斬新なアイデアを考えるのが得意であり、それに沿って社会の組織改革を積極的に行います。有能な社長はそのようなアイデアを思いつきで口にしているわけではなく、時流を読み最新トレンドに触れることで得た情報を根拠として様々なアイデアを形にしています。

そのため、有能な社長が口にする斬新なアイデアは時代の最先端に沿っていることが多く、その時に理解するのは難しくても、後になって「社長の言っていた事は正しかった」と気付くこともあるのではないでしょうか。

また、有能な社長は自分のアイデアに絶対の自信を抱いていますので、それに沿って意欲的に組織改革を行います。組織改革はどうしても社内の反発を招いてしまうものですが、元々社内にも社長のファンが多いため、普通の会社よりは改革はスムーズに進捗するようです。そして、組織改革によって働きやすくなった社員はますます業績を上げることができますので、より社長への信頼が高まることでしょう。

若手や上層部の意見を大切にする!コミュニケーション能力が高い

有能な社長はコミュニケーション能力が高いため、社員も安心して胸の内を曝け出すことができます。無能な社長であれば改善提案と自己への批判の区別がつきませんので、社員は社長を怒らせないよう肯定意見以外は言えなくなることもありますが、相手が有能な社長であればその心配はありません。

有能な社長は自分が完璧な存在ではないということを熟知していますので、とにかく実際に働いている人の意見を尊重しようとする姿勢を持っています。そして、実際に働いている人が感じていることの中にビジネスのヒントが隠されていることも十二分にありえますので、それを探すべく、若手や上層部と積極的に意見交換を行うよう心掛けています。

実際、現場というのは最も顧客に近い立ち位置ですので、従業員が不満を抱えていると、顧客も自社の事業に不満を抱えてしまうことでしょう。ですが、従業員と積極的にコミュニケーションを図ることで、その芽を摘むこともできるのではないでしょうか。

精神力が強い!プレッシャーに打ち勝つバイタリティーを持つ

有能な社長は精神力が強く、非常にタフなことも特徴の一つです。前述したような無能社長のプライドの高さは逆にいうと打たれ弱いということにもなりますので、ことさら精神力が強いというわけではありません。しかし、有能な社長は本当の意味でメンタルが強く、多少の逆境であれば意に介することなく乗り越えられる存在です。

そのバイタリティーの強さは、特に事業が不調の時に有効であり、暗いムードに包まれる社内に良い意味での激を飛ばす等、様々な方法で社員を勇気づけてくれることでしょう。自分が苦しい時というのは他人も苦しい時だという言葉がありますが、有能な社長が率いる会社は、その苦境を乗り越え、同業他社に先駆けて不況を脱出し、逆境すらシェア獲得のチャンスに変えてしまうこともあるのではないでしょうか。

無能社長こそ育てて伸ばせ!あなたの一言が会社を救う!

上述したように、無能な社長と有能な社長の間には大きな差があり、できれば有能な社長の元で働きたいと多くの人が願っているのではないかと思います。ですが、社長という職種も他と同じく経験を積みながら成長するものであり、なかなか一朝一夕で優秀な社長になれるわけではないでしょう。

そのため、社長の成長も社員の成長同様長い目で見る必要があるのかもしれません。しかし、場合によっては社長の至らないところを見ながら自分が経営に関する知識をつけ、徐々に発言力を増すことで経営に近い業務を行う機会が得られるのではないでしょうか。

無能社長でも数字を出してくれ且つ自分の敵ではない部下は得難い存在ですので、認められれば収入アップのチャンスに繋がる可能性もあります。

ですが、あまりにも社長が頼りなく、このままでは会社は倒産し自分の身にも厄介事が降り掛かってくると感じた場合は転職を検討するのも一つの手です。その際はしっかりと経験を活かし、なるべく経営者が有能な職場を探しましょう。

倒産の前兆も紹介していますので、こちらもぜひ参考にしてみてくださいね。

まとめ

例え自社の経営者が無能だとしても、付き合い方次第では自分のキャリアにプラスになることもあります。上述したように、社長が頼りない場合は自分が代わって経営に近い業務を行える可能性がありますし、もし転職をする際にはその経験を活かしてより良いポジションを獲得できる可能性もあるでしょう。

有能な社長の元で働く場合、組織としては安泰なのですが、どうしても社員が行う業務が社長の戦略を元にした定型業務になってしまい、場合によってはあまりアピールできるキャリアが積めないこともあります。

どちらが良いかというのは本当に人によるところが大きいのですが、もし将来転職を考えていたり自分で事業を起こすことを視野に入れている場合は、敢えて無能な社長の元で働くといった選択肢もあるのかもしれません。

どのような会社で働くかは、自分の目指すキャリアや人生設計をよく考えた上で決定するのが良いでしょう。

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