職場の悩み

ここで見極める、あなたが辞めるべき会社の3つの特徴

年功序列制度が当たり前だった頃は、「1つの会社に全力を注ぎ、人生を共に歩んでいく」ことが尊ばれ、それこそが働くということの大前提でした。しかし、その年功序列制度が崩壊し、様々な労働問題の顕在化、働く業界やスタイルがしつつある今、1つの会社を勤め上げるというのは普通ではなくなりました。仕事を辞め、複数の会社で務めることも普通の選択肢となりつつあり、辞め時を考えることが常態化している方も多くなっています。そこで今回は「あなたが辞めるべき会社の4つの特徴」をご紹介します。辞めようかどうか悩んでいる方はぜひご覧ください。

あなたが辞めるべき会社の3つの特徴とは?

それでは辞めるべき会社の特徴を3つご紹介していきます。今回ご紹介していく特徴では、ご覧になる方によって当てはまるものとそうでないものとが出てくるはずです。当然のことながら当てはまるものが多い方は辞めることを考えることを強くおすすめします。その一方で当てはまるものが少なかったという方でも、「他の2つは当てはまらなかったけど、この3つ目だけはとても強く当てはまる」という場合は、やはり辞めることを考え始めた方が良いでしょう。

そのため、ご覧になる方それぞれで、「強くあてはまる」、「すこしあてはまる」、「あてはまらない」といったようにチェックをつけながらご覧いただくのも良いでしょう。

仕事と給与と福利厚生のバランスがとれていない

仕事はお金を稼ぐためにやるものです。日本ではやりがいのために働かれている方も多くいらっしゃいますが、やはり生きていくにはお金が必要で、現在の仕事でどれだけのお金がもらえるのか、今後どのように昇給していくのかといったことは知っておく必要があります。また、こうした給与は「自分の仕事に見合った金額がもらえているか」、「福利厚生が充実しているか」といったこともしっかりと考えておかなくてはなりません。確かめる方法としては、自分よりも長く働いている信頼できる上司に聞くのが1番です。

もちろん、皆さんそれぞれでどれに重きを置くかは違ってくるわけですが、どれもあなたの合格ラインに達していないようであれば、辞めることを考えた方が良さそうです。仮にどこかが欠けていたとしても、あなたが非常に満足できている部分があるのならば辞めることを考える必要はないかもしれません。ただ、会社の給与も福利厚生を年々変化していくおそれがありますから、こまめに見直す必要はありそうです。

また、若い頃は「福利厚生が充実していなくても給与がしっかりしているから大丈夫」と思っていた方でも、歳を重ねるに連れて体調を崩す可能性があることはわかっておかなくてはなりません。そのために年齢を重ねるに連れて福利厚生がより充実している会社へ転職するというのも1つの賢い選択となってくるでしょう。

人員の確保にリソースをさけないのが当たり前の会社

会社でやり取りさせる業務においては、業務それぞれに役割分担がなされるのが普通ですよね。ただ、その役割分担においては複数の業務を兼任される方もいれば、どう考えても人員不足な業務に割り振られる方もおり、過重労働を強いられるケースが問題となっています。普通、このようなケースでは業務に支障をきたし問題化するのですが、世間の多くの方は無理をされてでも業務を遂行する方が多く、会社は問題を認識できないままでいます。

もちろん、問題を認識していることもあるのでしょうが、「業務が問題なく進んでいるのなら、改善の余地はない」との判断を下し、問題を放置するケースもあります。このようなケースが普通になっている会社は辞めるべきでしょう。「問題が起きていないうちは問題ではない」と判断するような会社は、誰かが壊れるまでこのスタイルを取り続けます。それでいて人員を確保することにリソースをさけないのならば、なおさらです。問題は改善されないまま、社員の無理によって会社はこの先数年、数十年とまわされていくのです。

このような会社はすでに何社か事件となっていますよね。当たり前という名の下に1人に多くの業務を課し続け、使い倒すような社風…。このような風潮を黙認する会社を許す必要はありません。

入社から1年経っても自分がやりたいことができない

「入社から1年経っても自分がやりたいことができない」という場合も会社を辞めるべき1つの特徴といえるでしょう。業界によっては数年単位で経験を積むことが当たり前とされる可能性もありますが、1年経っても自分のやりたいことの片鱗にふれることさえできないのは問題です。そのままではやりたいことができないことへのストレスが募るばかりか、成長する機会さえ与えられない可能性があります。

特にやりたいことが見つからず、同じ会社でお金さえもらえれば良いというのなら話は別ですが、目標がある以上はそれに向かって精進していかなくてはなりません。そのためにはあなたがやりたいと思う仕事を少しずつでも経験し、成長しなくてはいけません。成長さえできてしまえば、新しい会社への転職もしやすくなります。そういった機会が与えないのなら、せめてできるだけ早く辞めることで、心機一転してやり直すべきでしょう。自分のためにならない会社に居続けるメリットも義理もないはずです。

近年はこうした転職のスパンを短く捉える方も増えてきました。「3年と言わずに1年で転職」という方も多くなり、皆さんそれぞれでご自身が本当に働ける職場を探しています。私達は高校や大学を卒業して約40年もの間働きますが、その長い期間においては自分がどう働きたいのかを常に考えることが必要不可欠です。「とりあえず3年やってみてからというのも結構ですが、自分の人生を思い描いた上で適していない要素は積極的に排除・改善を行っていくべきでしょう。その選択肢の1つが転職なのです。

会社を辞めるリスクと辞めないことのリスク

一般的に会社を辞めることは大きなリスクと捉えられがちです。ことに傍からみれば充実しているような業務内容や大きな会社である場合はなおさらで、仕事を辞めない方向の助言をされることも少なくないでしょう。さらにご自身の将来や家族のことを考えると、なおさら会社を辞めることは罪であるかのような感覚にも陥りやすいと思います。人生の分岐点にもなりますし、難しい問題ですよね。

しかし、会社を辞めるリスクよりも、会社を辞めないことのリスクが大きい可能性があることも私達が知っておくべきです。上記で挙げたような辞めるべき会社の特徴は、今後数十年に渡って続く可能性があるものであり、社員であるあなたを苦しめるものに違いありません。そんな会社に居続けることは、あなたの人生の大切な時間を無駄にするだけでなく、家族のためにも頑張らなくてはならないあなたの心や体を蝕むものです。

会社を辞めることを考えることには、もっとラフになるべきでしょう。そして、辞めればどうなってしまうのかというデメリットばかりを考えるのではなく、辞めればどうなることができるのかというメリットの方を重点的に考えるべきです。私達が理想とする生き方を会社が阻む権利などどこにもないのですから。

会社を辞めることを考えるのは転職を考えることと同義

会社を辞めることを考えるということは、転職を考えることと同義です。なぜ自分がその会社を辞めるのかを考える際の「〇〇だから嫌だ」の裏返しは、「〇〇だったら良いな」だからです。ですから、会社を辞めることを考えた時には、その裏にある自分の希望についてしっかりと考えてあげる必要があります。自分の希望にあった転職先をイメージし、転職活動を少しずつ進めていきましょう。

その一方で、「理由はないけどなんとなく辞めたい気がする」という方は、辞める理由よりもこれから希望する会社の理想像や自分のやりたい業務そのものに着眼点を置くようにしましょう。辞める理由はなくても、「やりたい」という強い気持ちさえあれば人は転職に向かって積極的になることができるはずです。転職におけるモチベーションがなく、なかなか思うようにいかない方も、同様の考え方で転職活動に励んでいただければと思います。

また、転職を考えたことがないという方も、これから数十年先も同じ職場で満足に働くことや、そもそもその会社が存在し続けられるかどうかはわかりません。そのため、転職という手段があること自体は理解した上で働くことは大切といえるでしょう。

会社への不満と自分の理想を重ね合わせて考えよう

会社を辞めることおよび転職を考える際には、現時点で働いている会社への不満と自分がこれから理想とすることとを重ね合わせて考える必要があります。給与や福利厚生への不満、人員不足により充実した環境で働けないことへの不満、自分のやりたいことができないことや成長の機会がないことへの不満。その不満を解消することで見えてくる、自分の理想の人生を思い描くことがとても大切です。この理想像なくして、幸せな人生の実現は難しいかもしれません。どんな小さな理想でも良いので、常に考え続け少しずつでも行動することを忘れないでください。

また、会社を辞めることのリスクは確かにありますが、会社を辞めないことのリスクがあるのもまた事実です。これからの人生を切り開いていくためにも、ご自身が理想とする生き方を少しずつ達成していくためにも転職を考えてみてはいかがでしょうか。

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