職場の悩み

自分が嫌いな人の心理状況や特徴とは?克服する方法とは?

自分が嫌いに思ってしまう心理には様々な原因があります。多くの場合は生まれつきの容姿、幼少期の嫌な体験、理想が高く完璧主義などの性格に起因している場合が考えられます。

自分が嫌いになると常に自己嫌悪に陥っている状態となりますので、精神的にも辛くお悩みの方も多いかと思います。このような状態では何事にもネガティブになりがちですので、しっかりと改善したいですね。今回はこの自分を嫌いに思う心理をどうやって改善するかについて書いてみます。

もくじ

自分が嫌になってしまう主な原因は心理的な要因が多い

自分が嫌いな人は先天的、つまり生まれながらにしてそうなったのではなく、後天的に起こった心理的な出来事に起因していると言われています。よくありがちな原因は容姿に対するコンプレックスを持っている場合です。特に思春期頃には容姿に対して過度な反応を示してしまうことが多く、この時に生まれたトラウマなどにより自分を好きになれないまま大人へとなってしまっています。

また、強く否定された経験なども時分を嫌いになる心理に陥りやすく、劣等感となり苛まれます。ある程度年齢を経ていれば様々な対応を取ることも可能なのですが、子供の頃は自分自身の守り方を知らないため心の傷となって残りやすいです。

理想が高く完璧主義の場合にも理想が高い上にその理想を達成できなかった時には自分を追い込みやすく、理想の自分と現実の自分との乖離により自分を嫌いに思うこともあります。理想が高い場合はそれだけ達成することも難しく、その理想を達成するために努力を重ねますが、失敗した際には心理的なダメージも大きくなります。

また、他の人は素晴らしいのに自分は何て駄目な人間なのであろうか、と成功している人たちとついつい比較してしまい、その差に劣等感を持ってしまいます。

自分が嫌いな人の心理と特徴はどういうものか

自分が嫌いになる原因は様々ですが、自己嫌悪のために自分に自信が持てず、どうせ自分なんてと投げやりになってしまい積極性が欠如してしまいます。このため、勉強でも恋愛でも仕事でも積極的になれない場合や、自分を追い込んでしまい一度の失敗をずっと引きずってしまっている場合も多いです。

特に過去のトラウマや失敗などに起因して自分が嫌いになっている場合は受けた心の傷も深く、また繰り返すことを恐れて消極的になってしまいがちです。つまり、心がすでに傷ついている状態ですので、この状態で責められると傷ついた心に追い打ちをかけることになり、過度にネガティブな反応を取ってしまう場合が多く見られます。

このような心理状態ですので、逆に褒められても自分自身が嫌いで自身の価値を周囲の評価よりも低く考えてしまっていて自分はそんな称賛に値する人間ではないと思いすぐに否定してしまいがちです。

また、物事を極端に考えてしまうケースもあり、少々のことで落ち込み、逆に自分を守ろうと攻撃的にもなりがちです。そしてその過度の反応をしたことにより、さらに自分を追い詰めるというスパイラルに陥りなかなか抜け出せていない状態とも言うことが出来ます。

自分が嫌いな心理の克服方法は自分を受け入れることから

自分が嫌いになると何をやっても楽しく感じない、常に心に劣等感を抱いているなど人生において悪い影響を与えてしまうようなネガティブな心理になってしまっています。人生をよりポジティブに生きるためにはこの心理をしっかりと克服したいですね。自分が嫌いということは心の問題でもあるので一度壊れてしまうと元に戻すためには時間がかかります。

このため、常日頃より克服しようと強く心に思い続けることがまずは大切になります。克服の第一歩は自分が嫌に思っている自分を受け入れてあげることです。自分自身と向き合って自分が嫌いという心理によりこれまで辛い思いをしてきたと自分を労わってみてください。

さらに、自分が嫌いと考える暇がないくらいに何かに打ち込むことも大切な克服方法です。これまでのネガティブな心理に陥らないようになるべく自分が嫌いという意識を遠ざけてあげます。また、誰かに相談することも大切で、自分の悩みを打ち明けると心が軽くなる場合が多々あります。

もちろん、心の悩みは繊細ですので相談する相手は選ぶべきであり、身の回りの信頼できる友人や悩みを親身になって聞いてくださる方などに相談することも有効かと思われますが、専門家ではないので適切な対応がなされるか不安が残ります。一方で専門分野には専門家がいらっしゃいますので、心理カウンセラーなどの専門家に相談すると良いと思います。

まとめ

自分が嫌いになることには人それぞれの原因があります。この自分が嫌いな心理を改善するためにはまずこの原因を明確にすることが大切です。

自分が嫌いになってしまう原因として、ある人は幼少期の出来事により、またある人は仕事での劣等感を感じて、さらには完璧主義で理想通りに行かなかったり、よくあるケースが生まれつきの容姿に劣等感を持っていたりなど様々であり、これらの原因により自己嫌悪に陥ってしまっています。

原因が明確になったらその自分を優しく受け入れてあげましょう。自分が嫌いと思いつめても状況は改善しませんし、状況は悪化する場合もあります。自分を嫌いと思い続けて生きるのは辛いことですので、しっかりと改善したいですね。

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