職場の悩み

部下の成長は上司次第で変わる?部下を潰す上司が持つ4つの特徴

部下の成長は上司次第と言えるところもあり、どのような上司の下で仕事を行うかは部下にとって切実な問題となるでしょう。中には、部下を潰してしまう上司の下で働いた経験により、仕事に対する情熱や意欲を失ってしまったという人もいるかもしれません。

この記事では、部下の立場としてはなるべく避けたい部下を潰す上司の特徴や、逆に部下の成長を促してくれる上司の特徴等を見ていきたいと思います。部下は上司を選ぶことができないからこそ、組織にとって上司の役割は大きなものだと言えるでしょう。

仕事はチームで行うもの。そのため、部下の成長は上司次第という面も

仕事というのはチームで行うものですので、自分の努力は勿論ですが、サポートの有無や任される仕事の範囲によって自身の成長度合いも変わってくるのではないでしょうか。いつまでたっても簡単な仕事しか任されなかったり、難しい仕事を任されている割にはサポートを受けられないといった場合に適性な成長を望むのは難しいでしょう。

そのため、部下が成長するかどうかは上司次第とも言えそうです。上司というのは部下にとって非常に大きな存在であり、良くも悪くも部下に大きな影響を与えます。

良い上司に恵まれれば適切な仕事量、仕事のレベル、サポート等を受けることができ、仕事を通しての成長が見込めるでしょう。

反対に、悪い上司に当たってしまうと、膨大な仕事量や責任の無さ、最悪な場合はパワハラ、セクハラ等によって仕事に対する情熱を奪われてしまう恐れがあります。

こんな上司は避けたい!部下を潰す上司の特徴って?

上司次第で部下の成長度合いが決まってしまうこともあるため、できれば良い上司に当たりたいものですが、まずは部下を潰してしまう上司の特徴を見ていきましょう。

部下を潰してしまう上司というのはひとえに言うと仕事のデキない上司であり、上司と部下という関係をあたかも主従関係のように捉えている上司です。

そのような上司に当たってしまうと不明瞭な指示の下で仕事を行わなければならず、仕事に充実感を感じるどころか徒労感を感じてしまうでしょう。では、その辺りをもう少し詳しく見ていきたいと思います。

部下のスキルや特性を把握せず、その場しのぎの指示を出す

部下を潰してしまう上司は、部下の持つスキルや性格特性を把握せず、その場しのぎの指示を出してしまうという特徴があります。

人間というのは個々のスキルレベルや性格傾向、向き不向きが異なるため、その人に適した業務を割り振るのが組織として効率の良いやり方になるでしょう。

しかし、各人に適切な業務を割り振るためには、一人一人のスキルや特性といったパーソナルデータを把握しておかなければなりません。それには日頃から部下に興味を持ち、その仕事ぶりを観察したり、適切なコミュニケーションを取っておく必要があるでしょう。

部下を潰してしまう上司はそのような努力は行わず、指示した事柄が達成できないのは部下の責任だと捉えている節があります。

それでは個人の生産性も上がらず、ひいては部署全体の生産性も落ち込んでしまう一方ではないでしょうか。

上司と部下という関係をあたかも主従関係のように捉えている

部下を潰してしまう上司は、上司と部下という関係をあたかも主従関係のように捉えています。上司と部下というのはあくまでも会社内で割当てられている役割の一つであり、上司には上司の、部下には部下のやるべきことが設けられているにすぎません。

しかし、そこに主従関係を当てはめてしまうと、上司の言うことは絶対であり、部下はまるで奴隷のように扱われてしまう恐れがあります。本来、部下という存在は上司のサポートの下で仕事を行い、それを通し成長して会社の戦力とならなければなりません。

部下を潰してしまう上司にはそのような意識はなく、部下は自分の我儘で振り回しても良い存在だと認識しているようです。それはある種会社に対する背任行為と言える部分もあり、そもそも部下の雇い主は上司ではなく会社だということを忘れているのではないでしょうか。

能力や周囲からの信頼ではなく、コネや立ち回りで今の地位にいる

部下を潰してしまう上司は能力や周囲からの信頼ではなく、コネや立ち回りの上手さで今の地位を築いていることも多いようです。コネや立ち回りの上手さが全て悪であるとは限りませんが、能力や器に見合わない人がポジションに就いていると、大抵の場合多くの人が迷惑を被ってしまうのではないでしょうか。

そもそも、地位というのは会社からそのポジションにふさわしいと見なされたから与えられるものです。それがコネや立ち回りという若干歪な形で与えられている場合もありますが、本来はその地位にふさわしい人格や能力を持っているから与えられるものでしょう。

ふさわしくない人間が地位を得てしまうと、その下にいる人間はたまったものではありません。自分がふさわしくないことを自覚して大人しくしていてくれれば良いのですが、多くの場合「自分は凄い」ということをひけらかすために様々なことを企てるでしょう。

見通しが甘く、長期的な視点を持つことができない

見通しが甘く、長期的な視点を持つことができないというのも部下を潰してしまう上司の特徴です。仕事というのは常に一寸先は闇という状態ですが、少なくともある程度は長期的計画を立てた上で進める必要があります。

それはプロジェクトの進捗もそうですし、部下の育成に関しても言えることでしょう。上司というのは部下を適切に育成する役割を担っていますので、本来はしっかりとしたプランに基いて部下の育成を行わなければなりません。

しかし、部下を潰してしまう上司はそのようなプランを持っておらず、いきあたりばったりで様々なことを決めてしまいます。

そのため、部下のレベルに見合わないような仕事を振ることもあれば、思いつきで「◯◯を勉強しておけ」と言うようなこともあるでしょう。

それが功を奏せば良いのですが、多くの場合そうはいきません。見通しが甘い上司の下で働いてしまうと、部下は自分で自分を育成しなければならず、それは時に仕事以上の負担がかかってしまうのではないでしょうか。

こんな上司の下で働きたい!部下の成長を促す上司の特徴は?

それでは、次に部下の成長を促す上司の特徴を見ていきたいと思います。部下の成長を促す上司は、前述した部下を潰す上司とは対照的な存在であり、何事にも長期的計画を持ちつつじっくりと取り組むことができます。

また、部下のことをよく把握しているため適切な指示や適切な仕事を振ることができたり、部下と対等な人間関係を築くこともできるでしょう。その辺りをもう少し詳しく見ていきたいと思います。

部下のことをよく把握しており、適切な指示を出すことができる

部下の成長を促す上司は部下のことをよく把握しているため、適切な指示を出したり適切な仕事を振ることができます。部下の成長に必要なのは本人の努力も勿論ですが、普段どのような仕事を任されているのかにも依るのではないでしょうか。

それは、当人にとって難しすぎても簡単すぎてもいけません。難しすぎると負担が大きくなってしまい潰れてしまう可能性がありますし、簡単すぎると負荷が軽すぎるため本人の成長を促すことができないでしょう。

デキる上司はその辺りをしっかりと見極め、当人のスキルレベルや性格傾向に合わせた仕事を上手く割り振ることができます。そのために日頃から部下をよく観察し、各人のパーソナルデータを把握するよう努めているのではないでしょうか。

部下と対等な人間関係を築くことができ、周囲からの信頼も厚い

部下の成長を促す上司は部下と対等な人間関係を築くことができ、周囲からの信頼が厚いという特徴があります。そのような上司は部下をちゃんと一人の人間として扱い、彼らが不快なことや嫌がるようなことは率先して避けてくれるでしょう。

その姿は部下からの信頼に繋がり、周囲から高い評価を得ることにもなります。部下の成長を促す上司はそれを以て周囲の人達と良い関係を築くことができ、結果として周囲のサポートを受けつつ難しい仕事をこなすこともできるでしょう。

本来的には上司も部下も一人の人間であり、会社から与えられている職責こそ違うものの、対等な付き合いを行うにこしたことはありません。信頼というのはそこから生まれるものであり、部下の立場からしても信頼できる上司の言うことは素直に聞くことができるのではないでしょうか。

まとめ

部下が成長するかどうかは原則本人の意欲や努力等に起因しますが、環境面が無関係と断言するわけにはいかないでしょう。良い上司の下で伸び伸びと仕事を行うことができる部下は成長が期待できますし、そうでない場合は思ったほどの成長が見込めない場合もあります。

部下を潰してしまうような上司の下で働く場合、逐一上司の機嫌を伺いなから仕事を進めなければなりません。ただでさえ仕事自体の負担も大きいのに、それに加えて上司の機嫌や物の考え方、プライド等を尊重しなければならないのは非常に効率が悪いと言えるでしょう。

もしかしたら、その経験によってコミュニケーション力が大きく向上するようなこともあるかもしれません。しかし、多くの場合は仕事に対する情熱を失ってしまったり、精神が疲弊してしまう等悪い影響があるのではないでしょうか。

上司も会社から与えられている役割の一つである以上、部下を適切に育成し、会社及び社会に貢献するという職務を果たすことが求められるでしょう。

あわせて読みたい!