職場の悩み

状況別に見る苦手な人との上手な接し方4選!少しの努力で大きく変わります

この世界には自分以外に多くの人が生きていて、自分とそれらの人達が関係し合うことによって自分の人生を形成していきます。

しかし、そんな自分以外の人達というのはそのすべてが自分にとって好意的な存在ではなく、苦手な存在ということも考えられるでしょう。それは避けがたい事実であり、私達はそれをわかった上で生きていかなくてはなりません。

ですが、そうした苦手な人と上手に付き合っていくことができれば、私達の人生はより豊かで過ごしやすいものとなるはずです。今回はそんな苦手な人との接し方についてご紹介させていただきます。

もくじ

タイプ別で考えるあなたにとって苦手な人とは?

この世界にはあなたにとって苦手とする人が必ずいるはずです。しかし、その苦手な人というのも様々でその人の性格からなるもの、その人の行動からなるものとによって複数のタイプに分かれると考えられるのではないでしょうか。

ここではそんな苦手な人とされがちな人のタイプを複数ご紹介させていただきます。皆さんの周りにいる苦手な人と比べてみながら、ご自身がどんな点を苦手だと思うのかも考えてみてはいかがでしょうか。

プライバシーなし!距離感が近くて苦手

一般的に多くの人達から苦手認定されてしまうのが、「プライバシーを考えられない人」、「距離感が近い人」といったタイプです。

これらのタイプの人達は気楽に接することがコミュニケーションであり、多くの人達と仲良くするコツだと考えているケースが多いのですが、実際はそうした距離感の近さを鬱陶しく思われることに気付いていないことが多いでしょう。

そして知らず知らずのうちに踏み込んではいけない領域にまで首を突っ込み、人の気分を害したり、傷付けたりしてしまうのです。

こうしたタイプの人達が厄介なのが、先程も申し上げた通り自分の接し方が誤っていると気付いてないこと、罪悪感を抱かないことです。こちらが不快感を示しているケースでも、彼らはそれに気付くことができません。悪気がないためこちらが強く注意することもできず、一方的に気分を害されることが多いです。

接し方がわからない!大人し過ぎて苦手

距離感が近い人とは対象的な「大人し過ぎる」タイプの人も苦手と思われることが多いです。大人しい人達は前項の距離感が近い人とは違って自己主張も強くなく、トラブルを引き起こしにくいのですがその大人しさが仇となってしまうことがあります。

周りからすれば自己主張が少なく自分の意見を言わないことでコミュニケーションがとりにくいと思われることが多いのではないでしょうか。つまりは周りに気を遣って自己主張していない場合でも、周りからすれば自己主張してもらえないせいでかえって付き合いにくいという印象が持たれることになるのです。

自己主張をしないというのは周りを気遣うことには必ずしもなりえず、逆効果になることがあります。人間はコミュニケーションをしなくては集団生活を送ることができませんから、あまり大人しいというのも考えものということになってしまうでしょう。

一体何様!?いちいち先輩風を吹かせてくるのが苦手

どんな業界においても必ず上司・先輩という存在がいます。こうした存在は年齢だけでなく、その業界における経験年数などによっても左右されるものですが、皆さんの職場にもきっと何かしらの先輩がいるでしょう。彼らは先輩であるがゆえに、部下・後輩にはある程度の権限を持っているのが普通です。

こうした権限によって部下や後輩が気分を害されることも時にはあるでしょう。ただこうした権限によって苦労するのは当然のことであり、あまり不快に思う方も多くはないのかもしれません。

では、「いちいち先輩風を吹かせてくる」という場合ではどうでしょうか?しかも、その上司・先輩にその先輩風を吹かせるだけの実力・経験が伴っていない場合はどうでしょうか?おそらく気分の害されようは半端なものではないのではないと思います。

こうした先輩風というものは先輩として扱われるべき人が吹かせるから良いのであり、吹かせるべきでない人が吹かせるのは喜ばれるものではありません。しかし、それに気付かない上司・先輩というのは数多く存在しているのです。

今すぐ試しておきたい苦手な人との上手な接し方4

それでは苦手な人との上手な接し方について4つご紹介させていただきます。

自分にとって苦手だと思う人と接する場合でも、これらの接し方を心掛けることで気分を害されることを減らせたり、気分の害されるようなことがあってもそのダメージを減らしたりすることが可能になるでしょう。

どうかなるべく早く試すことで自分の苦手な人と上手く接することができるようになってください。そうすればあなたの生きる世界は今よりももっと明るく実りあるものとなるはずです。

自分を守れるのは自分だけ!自己防衛のために距離を置こう

自分が苦手だと感じた人がすぐ近くにいる場合、その存在によって自分の気分を害されることはある程度承知しておかなくてはなりません。

しかしそれは、そうした人達の横暴のすべてを甘んじて受け入れれば良いということではありません。1番に守るべきは自分の気持ちであり、それを守るためであればその「苦手な人達との距離を置く」ことが大切です。

ただ、その距離を置くということはあなた自身によってしか実現できません。苦手な人達はあなたの気持ちとは無関係に距離を詰めてきます。

こちらが気分を害していることを伝えない限りは何度も近付いてくるでしょうし、気分を害していることを伝えるようなことになれば次は新たなる問題を引き起こしかねません。だからこそ、過度にコミュニケーションをとることは避け、徐々にその人の標的とならないように心掛けましょう。

探してみよう!その人の良い部分でカバーできるか考えよう

自分が苦手だとする人達はもしかするとあなたがまだ見つけられていない魅力があるかもしれません。

それらの「良い部分で苦手な部分をカバーできるか考えてみる」ようにしてみてください。それができればあなたはその人の苦手な部分を苦手とは感じつつも、良い部分を認めることによって付き合いやすくなる可能性があります。

誰しも良い部分は少なからず持っているものです。その部分を意識して探してみる姿勢を持つことは人付き合いの上で大切なことではないでしょうか。

もっとも苦手な部分と良い部分とを天秤にかけても、苦手な部分の方が比重が大きくなることも考えられるでしょう。

そんな時は良い部分を認めつつも、前項のように距離を置くなどの対処が有効かもしれません。

それもキャラクター!その人の性格ある程度受け入れよう

苦手な人を目の前にした時、あるいはその人から距離を置くことが難しい時、「キャラクターだと思ってその人の性格をある程度受け入れる」ということも有効な接し方です。

苦手な部分すべてを受け入れるとこちらの気分がひどく害されるため、受け入れるのは一部分だけでも構いませんし、認めなくても構いません。それをキャラクターだと思って受け入れられれば十分です。

そのためにはそうした苦手な人達にある種の哀れみを持って接するのも1つの手です。人間というのは色々なタイプがいて、そもそもすべての人達が円満な関係を築くのはとても難しいことなのではないでしょうか。であれば哀れみを持ってだとしても、コミュニケーションをとることができれば万々歳といえます。

最後に忠告!覚悟ができているなら注意してしまおう

もしあなたが今いる環境(職場など)を変える予定がある場合には、「今まで自分の気分を害していた苦手な人達に忠告・注意する」というのも1つの手です。

その人達は自分が苦手がと思われている事実、苦手だとされる理由に気付いていないことがありますから、それに気付かせてあげるのです。もっともそれを告げることによってトラブルになることも考えられますが、あなたが転職するようであれば大きな問題にはならないでしょう。

後味は悪くなってしまうかもしれませんが、あなたがそれを告げることにより告げられた側は態度を改め、他の人達が気分を害することを減らすことができるかもしれません。

誰かが声をあげることによって、環境は今あるものよりも改善することができるのです。

まとめ

周りに苦手な人だと思われる人というのは「プライバシーをわきまえない」、「大人し過ぎてコミュニケーションがとりにくい」、「先輩風を吹かせる」といった特徴を持っています。

これらの特徴によって周囲は気分を害されたり、コミュニケーションを円滑にとることを阻害されたりします。

しかも、その事実を苦手な人だとされる側は気付かないのも問題点でしょう。私達はこうした人達と上手に付き合っていかなくては、この社会で生きていくことはできません。

「距離を置く」、「良い部分に目を向ける」、「キャラクターとして受け入れる」といった方法を試してみることが有効です。これらを実践すれば苦手な人ともある程度の節度を持って、賢く付き合っていくことも可能でしょう。

ただ、時には「注意する」ことによって新たな被害者を出さないようにすることも1つの手段です。色々な方法を試してみながら自分なりの苦手な人との接し方を見つけてみましょう。

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