職場の悩み

仕事合わないのかストレスが溜まってる…このままだとどうなりますか?

仕事が合わないと多大なるストレスを感じてしまいますね。仕事自体が合わない、同僚と合わない、上司と合わないなど様々な理由があるかと思います。仕事で溜まったストレスを解消せずにそのままにしておく次第に心と体に悪影響を及ぼしてしまいます。仕事が合わないためにストレスを感じるようでは転職も考えてしまうと思います。今回は仕事が合わないときに感じるストレスと、その場合にどうすればいいかについて書いてみます。

もくじ

仕事が合わないことでストレスが溜まる原因はこれ

好きなことを仕事にすることは理想ですよね。今の会社に入社した時には理想をお持ちだったかもしれませんが、入社後には現実を見て理想とその現実のギャップに悩んでしまう場合も多いかと思います。一見華やかそうに見える仕事でも泥臭い場合が多いですし、なかなか理想通りの仕事というのは見つけにくいものです。この場合にもストレスは溜まりますよね。実際に社会の荒波を経験し、生き抜いてきた方々の中にはせっかく入った会社でやりたい仕事ができない程度で感じるストレスはストレスの内には入らないという方もおられるかも知れません。

一方で、仕事が合わない場合に感じるストレスではどうでしょうか?仕事が合わないと感じる原因も様々ですので、原因によっては非常に強いストレスを感じる場合があります。例えば拘束時間が長い場合はどうでしょうか?残業が多く終電で帰宅し、始発で出勤すると言った日々も実際にあります。さらに休日が短い場合ではどうでしょうか?これらの場合は仕事ばかりの人生となりもはや人間としての最低限の生活が出来ていない状況ですのでのんびりしたい方にとっては合わない仕事で強いストレスを感じます。また、単調作業や社員の男女比など様々な合わない要因があり、さらに人によって相性がありますので、相性が悪い仕事に就いてしまうと強いストレスを感じる原因にもなります。

仕事のストレスが蓄積していく段階を知りましょう

今現在されているお仕事がご自身に合わない場合には大きなストレスを感じることでしょう。ストレスにも段階があります。軽症となるような一晩寝れば忘れてしまうストレスから、心が深く傷ついてしまい立ち直るまでかなりの時間を要するような重度のストレスの蓄積などストレスのレベルにおいて、心と体に与える影響は大きく異なります。ストレスは一度蓄積してしまうとなかなか取り除くことが出来ません。ですので、しっかりと取り除くためにもご自身に溜まっているストレスの段階を知ることが大切です。

仕事が終わった後にストレス解消ができてるうちは軽症?

ストレスが軽度の場合はそれほど気に留めることはありません。むしろ、少々のストレスを感じている方がだらけずに仕事にも集中できる場合が多いです。仕事中にストレスを感じていても適度のプレッシャーとなっており、緊張感となって仕事に臨んでいる場合です。このような場合では、ミスをしないように、または納期に間に合うように少しでもアウトプットを上げるために仕事に集中できている場合です。逆に全くストレスがない職場ですとやはり注意力散漫になりがちになる場合が多いので、仕事には多少のストレスが必要であり、多少のプレッシャーを感じながら仕事をする方が性に合っているという方も多くおられます。

また、人間関係で多少嫌なことがあった、仕事でミスをして上司から怒られたなどの場合にもストレスを感じてしまいます。しかし、このような出来事は仕事をしていく上では誰にでも起こってしまうものです。もちろん、程度にもよりますが、日常的にあり得るトラブルは時間とともに忘れてしまいますのでそれほど大きなストレスではありません。一方で、このような日常的に起こり得るようなトラブルが頻発する場合や、怒られる程度がいびりやいじめなど通常の業務の範囲を超えてしまうと多大なるストレスを感じるようになります。

ストレスが溜まりすぎると鬱になる?

仕事が合わない場合もそうですが、特に上司と合わない、同僚と合わないなど人間関係が悪くなると精神的に非常に辛くなりますね。仕事では嫌でも毎日上司や同僚と顔を合わさなければならないのでストレス解消が追い付かずに次第に心と体に蓄積していってしまいます。さらに仕事ですので給料や将来的なキャリアなど様々なことがありますので、職場の人間関係が辛いからといって、または自分には合わない職場であると言っても辞めるという選択肢は簡単には出てきません。ですので、強いストレスにさらされながらも頑張って仕事をしていかなければなりません。

そうすると、数日程度の休日では解消できないような大きなストレスが常に心と体に存在している状況が続いてしまいます。人間が強いストレスを毎日感じていて正常でいられるはずもなく、次第に心を蝕んでいき中には仕事でのストレスが原因でうつ病になってしまう方は多くおられます。一度うつ病になると治りにくい上に、一度治っても再発してしまう恐れもありますので、うつ病にはならないに越したことはありません。ですので、強いストレスに常にさらされているような環境は長い人生を幸せに歩む上でも好ましくなく、部署移動名などを踏まえてしっかりと対策を立てることが大切です。

合わない仕事を頑張り続ける先に待っていること

仕事がご自身に合わない場合には強いストレスを感じてしまいます。ご自身に合わず強いストレスを感じる場合にはその仕事を辞めるという選択肢も致し方ないかと思います。一方で、その仕事をやり続ける先に何があるのかについついても考えてみましょう。一般に仕事は3年続けるべきである、という趣旨の話を聞くかと思いますがこれは多くの仕事で一人前に仕事がこなせるようになるのに3年程度かかるという意味です。マルコム・グラッドウェル氏が著書で記した1万時間の法則という言葉を聞いたことがある方も多いかと思いますが、スポーツや仕事などを1万時間続けるとプロフェッショナルのレベルに到達する、という趣旨です。

3年間仕事を続けますと、大体1万時間弱を仕事に費やすことになります。昔から言われている一つの仕事は最低でも3年間続けろ、と言うのは一人前になるために必要な時間ということでもあります。3年未満で辞めてしまうことはせっかく始めた仕事を一人前になる前、つまり仕事が出来るようにならないうちに辞めてしまうということなのです。逆に3年間続けますとそれは立派な職歴として転職する際にも評価される場合が多いです。また、仕事が出来るようになると周囲から頼りにされますし、仕事を始めたばかりのころと比べると状況は大分変わっていることでしょう。また、現場での作業は若いうちだけの場合が多く、管理職になると現場作業から離れることが大部分ですのでこの際にも状況は大きく変わります。つまり、仕事を頑張って続けて行く先には出世などによる環境の変化や昇給など様々なことが待ち受けているのです。

合わない仕事を辞めることは果たして逃げているのか

合わない仕事を辞めることは別に逃げではありません。また、ストレスが溜まりすぎて仕事を辞めることも同様です。なぜなら自分に合った仕事をした方が、またはストレスが少ない仕事をした方が幸福に生きられるからです。人は何のために生きているか、と問われると多くの方々は幸福になるため、と返答することでしょう。ですので、ご自身が幸福と思えるような仕事を選ぶことは幸せな人生を歩むためには大切なことですので、そのために合わない仕事を辞めることは当然と言えば当然です。

また、仕事は実際に一度経験してみないとわかりませんので、仕事を選べる間は様々な職を経験しつつ、自分に合った仕事を見つけることも大切なことなのです。しかし、転職歴が多いと次第に人事にも敬遠されてしまい、書類選考の段階で落とされてしまう場合があることに加えて、社会的な風潮として転職を繰り返すと辛いことがあればすぐに逃げる、合わない仕事だとすぐに辞めてしまうなどネガティブな見方をされてしまいますので、転職回数はなるべく抑えたいところです。

その一方で、非常に大切なことに、合わない仕事を自分に合うように仕事の中に面白さを見つけていくことがあります。どの仕事にも利点と欠点があります。欠点ばかり見てしまうとどの仕事もつまらなく感じるでしょう。しかし、利点を見つけ出し、そこに面白さを見出せるとその仕事はあなたにとって魅力的な仕事となることでしょう。このようなプラスの発想ができる方はどの仕事でも必要とされる人材です。

まとめ

仕事が合わないとストレスが溜まってしまいますね。ストレスが溜まると適度に解消する必要があります。ストレスの解消が上手くできていないとそれは知らず知らずのうちに心と体に悪影響を与えてしまいます。また、ストレスが溜まりすぎるとうつ病など心の病を発症させてしまう恐れもありますので、ストレス解消は日常的に行いましょう。一方で、合わない仕事を続けていくかどうかについても重要な問題です。どうしても耐えられないと思えば辞めるという選択肢も考えられますが、一方で少しでも続けていく余裕がある場合は辞めずに仕事を頑張り続ける事も将来的に利益となってあなたに帰ってくることでしょう。この問題には正解はありませんのでしっかりと考えた上で決断し、その決断が幸せな人生につながることを願っております。

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