職場の悩み

会社に居場所がない…状況別、日々を充実させるための取り組み5選

「会社で居場所がない」という悩みは、本人にはとても深刻です。ワーク・ライフ・バランスと言われても、平日は一日の大半を会社で過ごすもの。家族や恋人よりも、上司や同僚の顔を見ている時間の方がずっと長いのです。

「居場所がない会社なら、転職すればいい」というのも一つの考え方ですが条件の下がらない転職先がスムーズに見つかるとは限りませんし、今の会社と別の問題があるかもしれません。転職活動の面接で退職理由を聞かれた時に「会社で居場所がなくて」と答えるのはマイナスです。

「もう会社にいることが耐えられない」というほどであれば別ですが、「居場所がない」「なんとなく居心地が良くない」というくらいであれば、ちょっとした意識と行動を変えるだけで、居場所が見つかるかもしれません。その方法を紹介します。

自分のポジションが見つけられていない

会社に苦手な人がいるとか、意地悪な人がいるというわけではなく、いい人たちばかり。人間関係では問題がないけれど、チームで仕事をしようとすると、自分のポジションだけがふわっとしている。いてもいなくても同じような気がしてしまう。という場合に「居場所がない」と感じることがあるでしょう。

こうした場合で原因として考えられるのは、いくつかあります。まず、あなたが与えられた役割よりもオーバースペックであるか、反対に与えられた役割にスペックが達していないケース。前者は周囲の扱いや態度とあなた自身に違和感ができますし、後者は萎縮してどちらも居心地が悪くなっていきます。他にもあなたと役割が被ってしまう人がもう一人いて相手の方が押しが強い場合などもあります。

解決方法は、どんな方法でもいいので「チームの一員」と認めてもらうことです。与えられた役割に達していないなら、努力して求められるポジョンに届くようにするか、または別の長けている部分で認めてもらう。簡単な役割しか与えられてなくてモチベーションが上がらないなら、まず簡単なことで認めてもらう。そして自分とポジションが被る人がいて力を発揮できないなら、その人にはない強みで認めてもらう。

方法は一つではなく、チームの中のポジションは決まっているようで固定ではありません。どんな方法、どんな立ち位置でもいいので「この人がいると目標達成に近づく」と認めてもらうことが早道です。

スキル・経験が足りなくて仲間に入れない

日本の企業は「仕事ができること」よりも「協調性」を重視する傾向にありますが、昨今のベンチャー企業などではドライな実力主義でスピーディーに人を判断する場合もあります。 「まずは会社の理念に共感してくれればいい。スキルは後でついてくる」といった考え方もありますが、現実問題、周囲の人々よりスキルや経験が劣っていたり、最初にそう言ったレッテルを貼られてしまうと居場所がないと感じることもあるでしょう。

この場合は人間関係の問題よりもシンプルです。一朝一夕にいきなりスキルや経験をつけることはできませんが「スキルや経験をつけようと頑張っている」だけで、十分周囲の見る目は変わります。なぜなら仕事ができる人は、誰もが発展途上中に努力をしてきた人です。だからいきなりできなくても「近づこうと頑張っている人」は受け入れますし、助力を惜しみません。ただし見せかけだけ「頑張っているふり」をしても見透かされてしまうので、本気で頑張ることが肝心です。

コミュニティの雰囲気に合わず浮いている

会社の同僚と話をしていて何か噛み合わない。周囲の意識が低く感じる。価値観が合わない。人の噂ばかりしていて何だかなあ。女性であればシングル、既婚、子育て中などでライフステージが合わず、話も合わないなど。

こうした場合は「仕事に来ている」と割り切って、必要以上に馴れ合わなくても困りはしないという考え方も一つです。それでは寂しいというのであれば、いきなりできている輪に入るのはハードルが高いので、まずは比較的「話しかけやすい」「気が合いそう」という人と二人になった時に個別で話しかけてみましょう。グループで話す時は大抵、一番幅を利かせて中心になっている人の雰囲気に皆が合わせていることの方が多く、全員がそれを居心地がいいと思っているとは限りません。個別で二人の共通の話題で盛り上がれば、その周りに一人二人と広がっていくこともあるでしょう。なじめないと感じる「今の雰囲気」が全てではないので、溶け込むきっかけは十分にあります。

社風・経営理念になじめない

入社前に外から見た社風と違っていた。フレンドリーな社風だと思っていたのにピリピリしていた。実力主義でバリバリできるかと思ったら、のんびりしていて悪い意味で平等主義の会社だった。また聞いていた経営理念と異なっている。人間関係や自分のスキルといったものではなく、会社そのものとのアンマッチで居場所がない場合。これは最も難しいでしょう。特に社長の考え方が好きになれない。社長の理念と合わないなどの場合は、むしろ早めに転職した方がいいケースです。

そうではなく、会社として掲げている理念には共感けれど、現実の社員たちが真逆だというケースであれば、むしろ堂々と振る舞うべきます。会議などのオープンな場で疑問を投げかけるのもよいでしょう。

このまま会社にいた時の自分の将来像が見えない

「先輩や上司を見て…自分の5年後、10年後が見えない」

こう思ったままでは仕事のモチベーションも上がらず、居心地が悪くなってますます会社に居場所がなくなってしまいます。今は伝統的な大手企業でも変革を求められている時代。そのセクションにいることで将来性を感じられないなら、会社の制度によっては異動願を出すこともお勧めです。

大きい会社ではなく、先進のベンチャーきぎょうであれば、なおさら日進月歩。むしろ先輩や上司と同じでは、そのまま会社では活躍できないようになっていきます。5年後の自分、10年後の自分がどうなりたいかを見据えて、情報を吸収して、行動するようにすると、社内の狭いコミュニティのことは気にならなくなるでしょう。むしろ社外でネットワークを作るようにすると、意識の高い社内のメンバーもあなたに関心を示して、社内リレーションが広がっていくでしょう。

まとめ

会社での居場所を作る方法を紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。一般職の女性の場合はまた別かもしれませんが、基本的に「会社に居場所がない」と感じる時に無理に周囲に合わせたり、中心になっている人に心にもないことを言って取り入っても、余計にストレスになってしまい解決はしないでしょう。

会社として成り立っているからには全員でなくても、優秀な人、意識の高い人、コミュニケーション力の高い人、何かの才能を持っている人は必ずいます。全体を見た時に「似たような人ばかりで合わない」と思っても、一人一人を見ればそんなことはないはず。本気で「この会社で頑張りたい」と思えるなら、意識とこうどうで必ず居場所はできるでしょう。

むしろ困難であるのは「居場所もないし、この会社にいたいと思わない」「辞めたいけれど妥協して仕方なくいるだけ」「生活のために我慢をしている」といったケース。こういう時は居場所を作ろうというモチベーションもわかないと思いますし、無理にして合わせてもストレスになるだけでしょう。

まずは「居場所を作りたい」と思える会社の魅力を一つでも探すことが第一歩でしょう。どの会社も自分にとってのメリットやデメリット、好きな面や苦手な面はあると思います。職場の中心になっているような「居場所のなさ」の悩みとは無縁に見える人でも、会社やメンバーのいいところ、好きになれるところを探して溶け込んだ結果です。

「他人は変えられないけれど、自分は変えることができる」

会社に居場所を作るために、今すぐ変えられる「自分の意識」一つで好転するもの。「この会社では無理」と諦める前に行動してみてはいかがでしょうか。

あわせて読みたい!