あなたの周りにも仕事しないやつっていませんか?
能力が低く一生懸命してるのにうまくいかないのではなく、時間や予定が空いているのにも関わらず全く仕事や雑務をせずダラダラしている人達の事です。
「何もしない」ということに信念すら感じる人が、ある程度人数のいる職場では1人は必ずいるでしょう。
そういう人がいる職場では1人以上の人に必ず負担が集中しストレスを抱えています。
もしかしたらこの記事を読んでいるあなたがそうかもしれませんね。
もくじ
仕事をしない人の心理を理解しましょう
仕事をしない人も感情や考えのある人間です。
その心理をちゃんと理解してあげないと変わってはくれません。
仕事をちゃんとしている人からすれば非常にめんどくさい話だとは思いますが、そこは快適な職場を作るためなのでグッとこらえましょう。
仕事をしない人にも大まかに分けて次の3つのタイプがあります。
あなたの職場にいる人はどのタイプですか?
・何もしないダメ人間タイプ
・命令だけする王様気取りタイプ
・自分の仕事だけはちゃんとする隠れハイスペックタイプ
仕事ができないだけじゃない「何もしないダメ人間タイプ」
仕事だけでなく何事にも無気力でのために仕方なく職場に来ているだけのダメ人間タイプです。
自分が仕事をしないだけでなく暇だから他の人に話しかけたり、ちゃんと話を聞いてなくてやり直しを回りがしないといけないなど他人の仕事を邪魔してくるのがこのタイプです。
悪気がない場合もありますが、自分が何かするのが嫌なだけの場合がほとんどです。
やることには必ず自分が納得する意味や答えが欲しいが、自分で意味を見い出したりはしません。
このタイプはいかに自分が楽をするかを優先します。
しかも数少なく自分がしたことに対して指摘をされるのを極端に嫌がりますね。
やり直しなどは指示するときは、優しく伝えないとやらなくなる恐れもありますよ。
後述する方法2がピッタリです。
命令だけで自分は何もせず文句はハッキリ言う「命令だけする王様気取りタイプ」
いやな上司の代表格であれをやれ・これをやれと周りに言うだけで、自分は何もしないダメ人間タイプが権力を持ってしまったタイプですね。
しかしその命令の全ては自分が何もしないことを念頭においているだけで、とんちんかんなことが多く部下になった人からするとたまったものではないですね。
ただその組織に長くいるだけということで権力を持っていることが多いように感じます。
「自分の方が先輩(年上)だぞ!」や「上の立場の人間にその言い方は何だ!」と年齢、職歴、言葉使いなどを指摘したがるのも特徴ですね。
このタイプは自尊心が高いので自分のメンツを壊すようなことをされると、収拾がつかないことになりかねません。
下の立場からどうにかするのは難しいでしょう。
かといって上の立場の人には表向きは従う振りをしますが、裏では悪口を言うというのも扱いづらい点ですね。
とりあえず後述する方法1を試してみましょう。
実は一番扱いが難しい「自分の仕事だけはちゃんとする隠れハイスペックタイプ」
自分の担当と決まったものはテキパキとこなしますが、職場にはいろいろとやることや手伝ってほしいことは多いのに、それには一切手を出さず残りの時間は自由気ままに過ごすタイプですね。
当人からすると周囲の人が仕事のできない人のように感じ、代わりにいろいろなことをすると自分に負担が課せられているように感じますし、さらにそれは何の評価もされないのが嫌で雑用や他の人の手伝いをしたくないのです。
このタイプの人は周りが仕事している中自分が自由に何をしていても平気で、仕事を頼もうと思ってもキッパリ断れる鉄のハートを持っています。
ただ単にお願いをしてもなかなか首を縦には振らないでしょう。
その人だけでなく周囲の人も変わる覚悟が必要で、職場のルールも見直しそれぞれがやることを明確にするのがいいですね。
仕事をしない人を仕事をする人に更生させる3つの方法
仕事をしない人を更生させるのは非常に難しいです。
会社で管理職をしている人なら痛いほどわかると思います。
人材育成の中でも特に難しいものの一つだからです。
ましてこの記事を読んでいる人は仕事をしない人が職場にいて困っている人で、その相手が必ずしも下の立場の人間とは限らないからです。
上の立場の人間がその相手ならかなり厳しいものになりますが、そんな人にも対応している方法をお伝えしていきます。
1上司・先輩から仕事しない人を指導してもらう
同期やましてや上の立場や年上の人に注意するのは気が引けますし、効果が低いかもしれません。
やはり仕事しない人の先輩や上司から注意・指導してもらう方が自然かつ効果的です。
それで確実に改善するとは言えませんが、それくらいのことで改善してくれるならとてもありがたいことです。
しかし気を付けないといけないのは告げ口されたと変に逆恨みされることです。
ハッキリ言って逆ギレなんですが、車でクラクションを鳴らしただけで人を刺してしまう人もいます。
上司にも協力してもらってあなたが言ったということは伏せておきましょう。
職場の環境によってはあなたが言ったと相手に悟られることもあるので、その時は以下で紹介する他の手段を使いましょう。
2仕事をしない人に仕事を任せていき反応を見ましょう
これはあなたと立場が同じか下の人に特に使いやすい方法ですが、職場の雰囲気やその人との人間関係によっては相手が立場が上でも使うことができます。
仕事をしない人は自分から積極的に仕事を見つけ出してこなしていくということが苦手、もしくはしたくない、気づかないふりをするという人が多いです。
その人には仕事を任せて期限も同時に告げておきましょう。
そしてやり終えてくれたら「ありがとう、助かった」と言いましょう。
お礼を言われて嫌がる人はいませんし、またあなたからの仕事を引き受けてくれやすくなります。
あなたの心中は穏やかでないかもしれませんが、これは犬のしつけと思いましょう。
この方法の利点は職場の雰囲気が壊れにくいという点です。
時間はかかりますがうまくいけばいい雰囲気のまま働きやすい環境になってくれます。
3最終手段は仕事しない人と面と向かって話し合うことです。
世の中にはストレートに言わないとわからない人がいます。
あなたの立場が上なら1対1でもいいですし、もし必要なら3人以上で話し合うことも必要です。
内容は場合によるのですが、最終着地点はその人がやることを決めてあげることです。
「気が付いたらやる」や「時間が空いていたらやる」といった感じで決めてしまうと、「気が付かなかった」「時間がなかった」といつも通りのウソをついてしまうので注意しましょう。
これは即効性がある方法ですが、これで改善しない場合はどうしようもないということと、職場の雰囲気が悪くなりやすいということです。
さらにこの類の話し合いは仕事をしない人が、なぜか自分が被害者・いじめられていると思ってしまうことが注意点です。
相手がうつ病までになると、あなたが加害者となってしまうので注意しましょう。
仕事をしない人がずっといるのは会社に責任があるかも
仕事をしない人がそのまま居続けられるのは会社の教育システムや給与制度、上司の指導力不足が原因かもしれません。
教育システムがちゃんとしていないから仕事をしなくてもいいという考えでもやっていけたり、一生懸命にやってもサボっていても給与が変わらなかったりすれば仕事をしなくなる人は必ず出てきます。
そもそも仕事をしなくても平気でずっと居続けれるのは上司による指導が不足している、少なくとも行き届いていないことは間違いありません。
あなたがいくら頑張ってもこれは変えることが難しいことです。
できることといえば仕事をしない人はいないものとして、今以上仕事が増えないように上司に掛け合うか、仕事をしてくれる人を補充してもらいましょう。
まとめ
仕事をしない人がいても頭数で仕事は割り振られるものなので、あなたが2人分の仕事をしないといけなくなってしまいます。
そしてもしミスがあればそれはあなたの責任になります。
何もしない人よりあなたの評価は下がってしまうのは理不尽の極みですよね。
どうしても仕事をしない人に改善が見込めない場合は人事に相談して部署を変えてもらうか、仕事しない人がいるので人員を補充してもらうように上司に掛け合ってみましょう。
あなたに負担が集中している現状を伝えることで、改善してもらえるかもしれません。
あまりに辛すぎる場合は本当に不条理ですが、あなたの心身が壊れる前にあなたが違う部署に異動するか、会社を変えるのが賢明です。