職場の悩み

今すぐ逃げて!社畜あるある5選と社畜から抜け出す5つのステップ

希望を持って入社した会社が、とんでもない会社だったらあなたはどうしますか?ただ「忙しい」「厳しい」というだけではなく、人としてひどい扱いを受ける毎日が待っていたら…「そんな会社すぐに辞める」と答えられるなら、あなたは今健全です。

でも、「辞めていいのかな」と答えを迷うようであれば、あなたはすでに自分のことを「社畜」と思っているのかもしれません。

今回は「社畜として働いている会社を辞めたい」と考えている人へのお話です。「社畜」という言葉を知っているだけの人と、実際に経験した人の考えは大きく異なります。

社畜って何?「仕事がツラい」と思い続けるのは社畜の証?

「社畜」という言葉自体は造語の一種です。会社の良いように扱われる、まるで家畜のような生活を半ばバカにするような言葉と言えるでしょう。

最近はこの「社畜」という言葉が広く、かつ気軽に使われるようになっています。仕事でツラいことがあっても頑張らなくてはいけない、という状況を「社畜」という言葉で自虐する人も多いようです。

この「社畜」にこれと言った定義はありません。強いて言うなら「ブラック企業で働く社員」のことと考えるとわかりやすいですね。

職場はどこでも、働き続ければ良いところと悪いところを見つけることになります。どれもこれも自分に都合が良い会社というのは無いのかもしれません。しかし「何か一時的なことが原因で仕事がツラい」ではなく「慢性的に仕事がツラい」としたら、それは確かに「社畜」である可能性があります。

社畜の「ツラい」は、普通の「ツラい」とここが違う

たとえば「今度の取引先は細かいことに厳しくて、どんな小さなミスも決して許されない。だから神経をすり減らして頑張っている」というツラさがあったとします。これは社畜でしょうか?

自分が神経を擦り減らして接することで、お互いに得る利益が生まれているのであれば、それは「通常の仕事」と考えて良いでしょう。実際に、その取引先と接していない時はストレスからもある程度解放されているでしょうし、何らかの事情でその取引先の担当があなたから別の人に代れば、そのツラさを感じなくて良くなります。

社畜の「ツラい」は手がけている仕事だけでなく、その会社に所属していること自体がツラいのです。「この会社にいる限り、八方塞がり」という状態は社畜と言っても良いでしょう。

当てはまったら要注意!社畜あるある5選紹介

では、実際にはどんなことが「八方塞がり」と感じさせるのでしょうか?誰か特定の人と上手く行かない、仕事のことで叱られる、というだけでは八方塞がりとは言いにくいですよね。

他の人と上手くやっていけているのであれば、それは人間関係の悩みの一つですし、仕事についてもやり方を教えてもらったり、訓練を繰り返すことでできるようになることもあります。

「社畜」とは「その会社の体質」が「社員の人格を否定する」「当然の権利を行使させてもらえない」など倫理に関わる弊害を受け続けることです。

夢は「定時退社」!残業しないなんてありえない

「社畜」と言われる人の代表的なツラさは「残業をしなければならない」ということです。「残業をする」でも「残業になる」でもなく「しなければならない」というのは、異常です。

世の中では「働きやすい会社」「ワークライフバランスの重要性」が取り沙汰されていますよね。しかし、社畜が働く会社では「無理にでも残業をさせる」「残業してやることがなくても残業を強いられる」つまりは「帰らせてもらえない」が日常です。

「今日の仕事が終わったのなら、残業して明日の仕事もやれ」「成績が悪いのだから、残業くらいしろ」など、毎日クタクタになるまで働かせます。定時退社なんてできるわけもなく、体力の限界を迎えることが帰宅時間の目安となるのです。

「有給休暇」は会社に寄付 休みたければ無給で休め

一定の期間働けば「有給休暇」を取得することできます。これは正社員でなくても同じです。契約社員やアルバイトでも有給を取得して、お給料の全部または一部をもらって休暇を取るという権利があります。

しかし「社畜」は有給休暇を取れないことが多いようです。有給はもちろん付与はされています。しかし使うことができないのです。

有給を使いたいと思って申請しても「理由は何?」「そんなの仕事が終わってからすればいいでしょ」などと受け付けてもらうことができません。本来有給の取得に理由は不要です。

「私事都合」で充分なはずなのに、干渉された上に拒否されます。「どうしても休みたいのであれば欠勤、もちろん無給」というのが会社や上司の最大の譲歩です。結果、有給は使用期限を迎え、消滅してしまいます。

雇用契約なんて無視「聞いてない?でも決めたから」

正社員として入社するのであれば、契約書にはある程度広い範囲の業務をすることになる、という内容が明記されていることが多いでしょう。しかし、契約社員やアルバイトの場合は、ある程度絞った業務内容が記されているものです。

ところが、いざ働き出すと「あれもやって」「これもやって」とさまざまな業務を言いつけられることも社畜となりやすい環境でしょう。たとえば「電話を掛ける」という契約で入社したのに、「かかって来た電話に出るように言われる」という、一見許されそうなことも雇用契約違反です。

しかし、その会社で電話を掛ける仕事をしている中で、その本人から申し出たり、上司などから本人へ相談をした結果、出ることになるということはあります。

しかし、それを本人の意思や相談もなしに強要するのはNGです。「電話に出るという約束はしていない」という申し出に対して「それもやってもらうことに決めた」などは、あってはならないことです。

「仕事のためなら人をだます」良心は仕事に要らない

営業職などに多いことですが、一般的に考えて「これはいけないことではないか?」と良心が痛むような仕事をさせられることも社畜となりやすい環境です。

たとえば、何か物を販売する会社に営業として入社した場合には、売るためのセールストークがあります。セールストークは、あくまでも「相手の気持ちを購買に向けるため」のもので、かつ嘘があってはいけません。

しかし、会社や上司によっては「できないことも、契約するためにはできると言え」など、人をだますような営業を強いることがあります。「後はどうなっても知らぬ存ぜぬで通す」ということがまかり通っている会社では社畜となってしまうでしょう。あなた自身がお客様に嘘をつかなければならいという環境はあなたの心をひどく痛めます。

人格否定「オマエの気持ちなんて聞いてない」

仕事をする上で、あなた自身の良心が痛んだり、自分の要望を受け入れて欲しくなった時に、上司へそのことを申し出ても意見を聞いてくれるどころか、「そんなことは求めていない」などと頭ごなしに拒否をされる環境も社畜となりやすいものです。

「自分はこう思う」という意見を述べる自由は誰にでもあります。もちろん、会社として全ての意見や要望に応えることはできないかもしれません。しかし、どうしてそれを受け入れられないのか、という説明を受ける権利はあるはずです。

説明も無く、意見を突っぱねたり、意見をしたことに関係の無い人格否定までされるようなことはあってはならないことです。これが度重なると「言っても無駄」という気持ちを持つようになり、自分の意見や要望を押し殺すことが通常となってしまいます。

社畜となってしまったら?辞めるまでの5ステップ

では「自分は社畜だ」と自覚をしたら、どうすれば良いのでしょうか?答えは簡単です。「辞める」ことを考えましょう。

社畜となってしまった人は、ある意味洗脳されているようなものです。上司などからの「ここを辞めても行くところはない」などという言葉を真に受けやすくなっています。そうやって視野が狭くなると正しい判断ができなくなり、自分の感情を後回しにする癖が付いてしまうのです。

自分の感情を後回しにしてしまうと、この先の人生で必ず後悔する時が来ます。「あの時勇気を出していれば」と悔やまないために、社畜を抜け出すための方法を知っておきましょう。

「自分がどう感じるか」に集中して考える!人にはわかってもらえない

「自分は社畜だ」と感じた時、家族や友人などに相談をするという人は多いでしょう。自分が受けている不当な扱いを事細かに話し、共感を得ることで「背中を押して欲しい」という気持ちになりやすいからです。

しかし、あなたの周りにいる人が、全員あなたの気持ちを正しく理解してくれるわけではないかもしれません。人によっては「誰でもそういう経験をして働いている」など、「それが当たり前」という意見を押しつけてくるでしょう。

でも、毎日その会社で不当な扱いを受けているのはあなたですよね?あなたが決めて良いのではありませんか?もしかしたら、社畜ということが思い違いかもしれません。

でも、あなたが「社畜だと思う」のであれば、社畜なんです。誰かに「あなたは社畜です」と認めてもらわなければ辞められないわけではありませんよ。

欠勤してでも職を探す!決めてしまえばこっちのもの

社畜でなくても「会社を辞める」というのは抵抗があることです。「この先やって行けるのか?」という不安を持ったままでは、会社を辞める勇気が出ないのも当然です。

しかし、社員を社畜にしてしまうような会社では、あの手この手で離職を防ごうとします。それに負けないためには「行かなければならないところが決まっている」という状態を持つことが最も有効です。

まずは仕事を探しましょう。仕事が終わってからの時間が取れない、体力が尽きている、というのであれば、欠勤をしてでも職探しをします。理由は何でも良いのです。体調不良、家庭の事情、など嘘をつくことに抵抗はあるかもしれませんが、これはこの先のあなたの人生を決めるとっても大事な嘘です。

退職を申し出る「同僚に迷惑がかかる」は慰留の常套句

転職先の目星が付いたら、上司に退職を申し出ましょう。この時に「退職をしたいのですが・・」ではなく「退職をさせていただきます」と言い切ることも重要です。期日もあらかじめ決めておきましょう。

「勝手ながら、○月○日を持って退職をさせていただきます」と言い切ることで、上司は慰留が難しいことをある程度悟ります。もちろん、しつこい慰留は覚悟しなければなりません。でも、怒鳴られても泣かれても、辞めると決めておくのです。

また、「今あなたが辞めると同僚の○○さんにしわ寄せが行くことになる」など、同僚への被害をほのめかす上司もいます。

しかし、その○○さんも社畜として耐えているのであれば、あなたのしわ寄せが行くことが決定打となって退職に踏み切る勇気が出るかもしれませんよ。「同僚に迷惑がかかる」は慰留の常套句として覚えておきましょう。

本当に心配をかける人には事後報告を 知らせないことの親切

社畜として働いて来たあなたのことを大切に考えてくれている人がいたとしたら「心配をかけたくない」と強く思うのではないでしょうか?そうすると、つい「自分が我慢すれば良いのかも」と感じてしまいがちです。

あなたが社畜であることは、あなたの大事な人に心配をかけていますが、大きな迷惑はかけていないでしょう。でも、本当にあなたのことを大切に思っている人は「迷惑は掛けられていいけど、心配は掛けて欲しくない」と思っているのではないでしょうか?

「会社を辞められないかもしれない」という心配をかけそうなら、思いきって辞めてから事後報告をしてみましょう。「しばらく迷惑かけるかもしれないけど」と言えば、きっと支えてくれますよ。

振り返らずに前に進む!自分がダメだったところを探さない

社畜として働いてきた会社を辞めたら、その過去は忘れましょう。いつまでも引きずっていても何の得もありません。その会社で言われた言葉や、やってしまった失敗を振り返ったり、反省したりすることはありません。あなたは異常な世界にいたのですから、異常なあなたがしたことを正常なあなたが反省しても仕方が無いのです。

転職した先では、文字通り新しい気持ちで前に進んでいきましょう。時間が経てば「自分がした思いを他の人にさせてはいけない」という気持ちが、あなたの在り方を大きく変えていきます。

他の人より心が強くなっているかもしれないし、人の気持ちに敏感な人になっているかもしれません。そうなった時に初めて「あの会社に居たことも無駄ではなかった」と思えるのです。

まとめ

「社畜」という言葉がフランクに使われすぎて、「本当の社畜」は自分の置かれている立場を正しく把握することができなくなっています。

人はどんな状況であっても慣れてしまうのです。慣れたことで「居心地が良い」と感じることができれば、それはあなたに合っている場所でしょう。でも「慣れた結果、やっぱり受け入れられない」と感じるのであれば、それはあなたに合っていない場所です。

今、「社畜を辞めたい」と考えているのであれば、辞めることを選ぶべき時ということです。今があなたの今後の人生で一番早い取りかかりですよ。どこに居たって時間は過ぎていきます。同じ時間を過ごすなら、あなたが少しでも「居心地が良い」と感じるところで過ごしたほうが良いのではないでしょうか?

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