職場の悩み

ミッドライフクライシスに直面しないために生きがいを見つけよう

「ミッドライフクライシス」という言葉をご存知でしょうか。そのまま訳すと、中年の危機という意味になるのですが、早ければ30代後半から50代くらいにかけ、今までの自分の人生に疑問を抱き、それを解消するために様々な依存症等になってしまうリスクのことを指します。

40代にもなると、ある程度安定した生活の基盤を築くこともでき、人によってはそれなりの地位に就いていることでしょう。ですが、その年代というのは、本当にそれで良かったのか、もっと違う人生があったのではないかと改めて問い直す時期でもあり、人によってはそのまま道を踏み外してしまうこともあるようです。

それを防ぐためのキーワードは「生きがい」という言葉です。生きがいを持ち、生き生きと人生を歩むことができれば、ミドルライフクライシスに惑わされることなく、豊かな人生を送ることができるのではないでしょうか。

見つけ方がわからない…生きがいって一体何なの?

「生きがい」という言葉を辞書でひくと、「生きるに値するもの」「生きていくはりあいや喜び」といった意味になります。生きがいのない人生もそれはそれで価値がないわけではありませんが、本当に何も喜びがないのであれば、上述したようなミドルライフクライシスのようなリスクが待ち受けていることでしょう。

人生というのは、信用と同じく積み重ねるためには多大な労力と時間を要しますが、崩れれる時は一瞬です。ですので、そのようなことにならないためにも、自分の人生にしっかりとした生きがいを見出し、はつらつとした毎日を過ごしたいものです。

生きがいとは価値のある人生を送るための楽しみ!

「自分はこのために生きているんだ」というような明確なものから、「生きてて良かった」と思うような些細な喜びまで、生きることを楽しいと思わせてくれるものであれば、大凡は生きがいという言葉の意味に含まれるでしょう。本来的に人生というものに価値があるかどうかは分かりませんが、少なくとも本人が生きがいを感じていればいるほど、自分の人生には価値があるのだと感じやすい傾向があるのではないでしょうか。

生きがいとは、価値のある人生を送るための楽しみであり、逆に言うと自分の人生を価値あるものにするための貴重な存在です。それだけに、生きがいというものはそう簡単に見つけることはできませんが、もし少しでも楽しいと思う物事があったとしたら、それを大事に育てていくことをお薦めします。

夢を追いかけることや目標に向かって進むことも生きがいになる

夢を追いかけることや目標に向かって進むことも十分生きがいになるでしょう。人間、何かしらの目標や夢に向かって進んでいる時ほど充実感を感じられる時はありませんし、その夢や目標が自分で決めたものであれば尚更です。「◯◯歳までに世界一周旅行をする」や、「今年の夏までに◯◯kg痩せる」等でも人によっては十分生きがいになるでしょうし、それを見事達成できた時の喜びは計り知れません。

生きがいというのは、そのように単調になりがちな毎日に刺激を与えてくれ、ミドルライフクライシスだけではなく、健康維持及び老後のボケ防止等にも効果を発揮してくれます。趣味や交友関係の多いお年寄りは年齢を重ねても非常に楽しそうに見えるのがそれを証明していることでしょう。

社会や人、家族のために尽くすことも立派な生きがい

そして、自分のための行動だけではなく、社会や人、家族のために尽くすことも十分生きがいになりえるのではないでしょうか。自分のために行う行為が生きがいである場合、それはそれで素晴らしいことですし、十分に人生をポジティブに過ごすことができます。ですが、自分以外の存在のために頑張ることを生きがいに設定した場合、それは自分に対する心地よさだけではなく、他人からの感謝も与えてくれることでしょう。

他人から感謝されて悪い気持ちになる人はまずいないと思いますし、それが自分の大切な人であれば尚更です。そう考えると、生きがいとは具体的な趣味や行動だけではなく、誰かとの関係性においても育まれるものなのではないでしょうか。そして、それに生きがいを感じることで、周囲の人との関係はますます良くなり、そこに更なる生きがいを感じられるといったポジティブスパイラルを形成することもできそうです。

40歳から楽しい人生を送るために!実践してみたい生きがいの見つけ方は?

そのように多大なメリットを持つ生きがいですが、ではどのように見つければ良いのでしょうか。前述した通り、生きがいというのはなかなか探そうと思って見つけられるものではありません。人間の好き嫌いや快不快といった感情は自分でコントロールできるものではなく、まるで天から与えられているかのような偶発的な相性というものが存在します。

ですが、見つけるのが難しいからといって探すのを諦めてしまうのは大変に勿体無いので、下記のようなヒントから生きがいを見つける手がかりを探ってみてはいかがでしょうか。

昔の夢を思い出す!やってみたいことに挑戦する

まず、昔夢に描いていたことを思い返してみましょう。子供の頃でも良いですし、学生の頃でも構いません。誰しもその時分には何かやりたいことがあったり、実際に熱中していたものが一つくらいはあったのではないでしょうか。

そして、昔を懐かしみながら思い出したことにチャレンジしてみましょう。夢の内容にもよりますが、現在はテクノロジーの発展も著しいため、昔は難しかったことでも今は簡単にできるようになっているかもしれません。そして、昔はお金がなくてチャレンジできなかったことでも、今であれば道具を買い揃えて思う存分挑戦できるということもあるでしょう。

上手にできるできないや年齢的な問題は一旦抜きにして、昔感じていた初期衝動を思い出し、一度新鮮な気持ちで触れてみることをお薦めします。もしかしたら、そこには新しい人生が待っているかもしれません。

何でもいいので趣味を作る!興味のあることを始める

また、とにかく自分が興味のあることを片っ端から始めてみるという方法もお薦めです。前述した通り、人間の好き嫌いといった感情は自分ではコントロールできませんので、興味があるというのはそれだけで自分と相性が良いといえるでしょう。

実際、今は大人から始めるピアノやギターが人気を博しています。昔弾いていたけど辞めてしまった、あるいは興味があったけどなかなか触れる機会がなかったという方が多いのかもしれません。音楽は人間に心地の良い時間を提供してくれますので、始める年齢に関係なく、生涯を共に過ごすことのできる生きがいになるでしょう。

勿論、音楽に限らず、絵画や文筆といった芸術方面、そして釣りや旅行といったアウトドア方面、そしてそれ以外の分野でも自分が興味のあることには臆せずチャレンジしてみるのが生きがいを見つけるコツになります。

生きがいにつながる仕事をする!転職も一つの手

そして、仕事そのものを生きがいにしてしまうのも一つの手です。とはいえ、仕事というのは基本的には大変なものであり、なかなか人生を充実させてくれる存在にはなりにくいかもしれません。

ですが、世の中には星の数ほどの仕事が存在し、その中にはもしかしたら自分の生きがいになってくれる仕事が存在するかもしれません。ミドルに差し掛かる年齢で転職するというのは少々リスクの高い行為かもしれませんが、もし「これだ!」という強い確信を頂いた場合は転職を検討してみるのも良いでしょう。

人間、何歳になっても新しい環境にチャレンジし、その度に柔軟な姿勢で物事を吸収することができれば、そう悪くない人生を送ることができそうです。

毎日がハッピー!生きがいを見つけて輝く父親になる

生きがいを見つけることにより、メリハリのある毎日を送ることができるようになります。それは自分自身の人生に良い影響を与えることは勿論ですが、その姿を見た子供にもポジティブなイメージを与えることでしょう。

子供は親の背中を見て育つとも言いますので、どれだけ耳障りの良い言葉を言ったとしても、父親が疲れた顔をして毎日を過ごしていると説得力がありません。逆に、何かを言葉にしなかったとしても、父親が毎日をポジティブに楽しそうに過ごしていれば、その姿は無言の説得力を子供に与えるのではないでしょうか。

そのように、言葉ではなく、背中で語ることのできるようなカッコイイ父親を目指すというのも、また価値のある生きがいになりそうですね。

まとめ

ミドルライフクライシスを防ぐために人生に生きがいを持とうということをお話させて頂きました。ミドルライフクライシスは主に40〜50代に発生することが多く、多くの人はそこで人生がストップしてしまいそうな感覚に陥るようです。

ですが、昔ならいざしらず、現在は男女ともに平均年齢が80歳を超える社会になっています。それを高齢化社会と嘆く声もありますが、逆に考えれば40〜50代というのはまだ人生が半分程度終わっただけとポジティブに捉えることもできます。ですので、歳をとってしまったからと弱気にならず、しっかりと自分の人生の主導権を握り、生きがいを見つけ、毎日を楽しく過ごすことを心掛けましょう。

世の中は広く、40〜50年生きてきたとしても、自分が見聞きしてきたものはほんの一部でしかありません。生きがいを見つけることで、その世界観が広がり、人生がより輝いていくのではないでしょうか。

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